January 29, 2006 08:32:48

R ・U ・R

テーマ:La Vie de Pansee

             約3年間のフランス生活で、共に過ごした相棒がいる。


     奴とは共にパンを作る作業をした。それにしても、奴って言うのはなんか可哀想だな~


                そこで、今更だけど名前をつけてやろうか?!


      その前に、このBLOGを読んでくれてる人々にタイトルの意味を説明しないと!!  

              

            


 チェコの小説家カレル・チャペックが、1920年に発表した戯曲「R.U.R.」の中で使用したものが広まり


     一般的に使用されるようになった。なお、R.U.R.に出てくるロボットは機械人間ではなく


      今で言う人造人間である。語源はチェコ語で労働を意味するROBOTAとされている。


  「ロボット」という言葉を作ったのはカレル・チャペック自身ではなく、彼の兄で画家のヨゼフである。


                チャペックがR.U.R.のあらすじをヨゼフに話し


            彼にどのような名前にしたらよいだろうかと聞いてみたところ


 ヨゼフは口に絵筆をくわえていた為、もごもごとした口調で「ロボット」はどうだろうかと答えたという。

                                    

                                   民明書房刊『オイラロボタ』より参照

   


                    チェコ生まれの言葉 『ロボット』


          人間は古来より神に成りたいが為に、人に近いものを創ろうとしていた。


        ロボットと言えば、フランケンシュタイン博士が作り出したモンスターを思い出す。


               そして、数々の映画の中で観客たちを恐怖に陥れた。


     原作 『Frankenstein~or the modern Prometheus』 1818年 メアリー・シェリー著


       


      そう言えば、ギリシア神話に登場するプロメテウスは人間を造ったことで知られている。


                 実は、この小説はギリシャ神話がモチーフでもある。


作品を読めば解るのだが、フランケンシュタインは人造人間を作った科学者であり、怪物の名前では無い。


           



だが、『ミツバチのささやき』と言うスペイン映画の中では、一味違うフランケンシュタイン像を垣間見れる。


     映画のワンシーンで主人公アナと姉のイサベルは、この様な会話のやり取りをしていた。


           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 スペイン内戦の時代。主人公のアナはイサベルと共に、村の公民館で『フランケンシュタイン』を観る。


                   その日の夜、アナはイサベルに問う。


   アナ 「なぜ、怪物(フランケンシュタイン)はあの子を殺したの?なぜ、怪物も殺されたの?」


                       そこでイサベルは嘘をつく。


   イサベル 「怪物もあの子も殺されていないのよ。映画の中の出来事はぜんぶ嘘だから。


         あの怪物は生きてるのよ。実は、村のはずれに隠れて住んでいる精霊なのよ。」


             ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       


              毎度の事ながら、文章が映画話に脱線してしまったっ・・・


                        EXCUSEZ !!


   そう言えば、奴の名前をつけるって話でしたね。考えたのですが、誰か名付け親になって下さいな。


                 それでは紹介します。三年間共に働いた奴です。


       


         毎日のように奴は、手の二股に分かれた部分で小麦粉を混ぜている。

   

    それにしても、このマシーンを設計した人物は素晴らしい。このユーモアのあるデザイン。


     きっと、カペル・チャペックの『R・U・R』でも読んだに違いないと勝手に解釈しています。


  会社名や何年代の代物なのかは謎だが。常に、こんな感じで遊び心のある仕事をしたいものだ。


                                                          Monde

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January 22, 2006 05:54:30

  女神

テーマ:La Vie de Musique

                   冷たい小雨が降り注ぐ金曜の夜。


   僕の思考は、ギリシャ神話の神々やエーゲ海をイメージしながらモン・マルトルへ足を向けた。


                  


              何故かというと、ギリシャのDivaの歌声を聴く為に・・・


 会場はPigalle(ピガール)から歩いて約5分の場所。LA CIGALE (ラ・シガール)料金は30ユーロ。

        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


  Diva(ディーヴァ)=ラテン語の「女神」に由来する言葉で、オペラなどの「歌姫」を指すことが多い。


   本来の意味は光り輝くほどに美しい聖なるもの。神々しいという英語のdivineと同じ語源を持つ。

 

  上記の画像はアメリカ映画界の鬼才 。John Waters(ジョン・ウォーターズ)の映画の常連女優?

                その名はdivine(ディバイン)*実は男性です。

        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 話が無駄に反れてしまいましたが、今回紹介したいのは。Angelique ionatos (アンジェリク・イオナトス)

    下記の画像は、彼女の今までリリースしたCDの一部。(公式ホームサイトより画像を拝借)


      


      

            今回、LA CIGALE (ラ・シガール)に入館して驚いたのは

        外観が、ごく普通のコンクリート打ちっぱなしって感じの味気ない建物だが


    室内はバロック建築様式で二階建ての天井桟敷。オペラ座をミニマムにしたような空間。 

   外観と室内のギャップが面白い。調べてみると実は歴史のあるThéâtres(ティアトル)らしい。

               さすがパリ。歴史的建造物が至るところにある。

     客と歌い手の距離が程好い感じだ。この様な空間が客をスペクタクルに誘い込むのだ。

       * LA CIGALE をクリックしてもらえば、どの様な劇場か解ると思います。

          劇場内での写真は禁止。僕は撮りたい思いを堪えながら席に着いた。


           開演して席もだいぶ埋まり、室内のざわめきも最高潮に達した頃。

    劇場の奥からギリシャの女神 『Angelique ionatos (アンジェリク・イオナトス))』 は現れた。

              舞台の中央に、ポツンとスポットライトが彼女に向けられる。

              そして、ギリシャの女神は流暢なフランス語で囁き始め

            ギリシャ語のアルファベットを書いた紙切れに息を吹きかけた。

                   紙吹雪は宙を舞い、客席に降り注ぐ。

   こんなイントロダクションから始まった演奏は、観る者を夢の世界、又はスペクタクルへ誘い込む。

                    女神の歌声は低めの滑らかな音声。


      往年のエディット・ピアフやジュリエット・グレコのような同質のタラント(技能)を感じる。


    そして、驚いた事に彼女はギターまでこなすのだが、これが又素晴らしいテクニックの持ち主。


         曲調によって歌い上げる歌詞は、ギリシャ語、フランス語、スペイン語を駆使。


      ギリシャ語で歌う時、リズム的には奇数拍子(5拍子や7拍子)のメロディー。


         ギリシャ音楽は、アラブ世界の影響を受けているのが頷けた。


   楽器編成は、ヴァイオリン・コントラバス・バンドネオン・ギタール・ドラム(打楽器全般)


   聞き慣れないギリシャ語の歌やメロディーが、不思議と耳を通して心に突き刺ささる。


        もし、彼女の歌声を聴いてみたい方はTV5 をクリックしてもらえれば視聴できます。


           女神の歌を耳にしながら、夢心地な気分で至福の時を過ごした。


        最後に、アンコールでは伴奏無しで、ギリシャ詩人の詩をソロで歌い上げる。


                       そして、幕は閉じた。


   やはり、上質の音楽を聴いたり、スペクタクルを観るのは、心の洗浄にとても必要な事だと感じた。


     劇場を後にする時、ふと、女神がイントロダクションで息を吹きかけた紙が気になった。


       そこで、舞台の最前列を散策したら、ギリシャ語の書かれた紙が落ちている。


    

    僕は無心に、ミレーの 『落穂拾い 』 の如く、その色彩豊かな紙を一枚一枚拾い上げる。

           * 上記、左側の画像はギリシャ語の書かれた紙とチケット。

                     そして、劇場を後にした。


                  Pigalle(ピガール)は大人の歓楽街。


     路地裏では、娼婦らしき年増の女性が挑発的な姿をし、薄闇の中で客引きしていた。


        だが僕は、水溜りに映ったSEXショップの蛍光ネオンに眼を晦ましながら


                女性など気にせずに夢心地気分で歩いた。


          


        何故か、J・J・べネックス監督の『DIVA』という映画が思い浮かんだ。


    それから余談だが、日本ではマス・メディアがやたらと『DIVA』という言葉を連呼する。


本当にその言葉に相応しい、真のDIVAが存在するのだろうか?


             これじゃ言葉の価値を平気で下げるようなものだ。


          そして、その日の夜は、女神の歌声が脳内を駆け巡りながら


      『もう少しでこの街(パリ)から引き揚げるのか!?』と心の中で独り言を呟いた。


                                                          Monde

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January 15, 2006 06:33:53

メトロポリス

テーマ:La Vie de Ami

                 子供が子供の頃。つまり僕が幼い頃。


         夢の一つに、『世界中の人々と友達になりたい』と言う想いがあった。

   それは今思い返せば、昔TVで観た『すばらしい世界旅行 』と言う旅番組の影響だろうか・・・


        それから今現在に至り、僕の夢は様々な文化が交じり合った国際都市。


                移民の街パリで幸い叶える事が出来た!!


       話は変わるが、メキシコの友人がパリに遊びに来たので久々に再開した。


               名前はJerome et alma(ジェーロームとアルマ)

                   


    二人とは、去年の6月に日本へ一時帰国した時、スイスエアーの機内の中で出会った。


 その時の詳細は、2005年6月2日 の記事に書いてありますので、興味ある方は覗いてみてください。


 今回、二人がフランスに来た経緯は、アルマがアフリカの有名なコンテンポラリー・ダンスの舞踏家の元で


       約二週間、スタージュ(研修生)を過ごした帰りに、フランスに寄ったとの事だ。


          ジェーロームの方はミュージシャンで主にギターを得意としている。


  そして最近は、日本に感化されたのかメキシコの日本語学校に通い、日本語の勉強をしている。


        二人共、日本への想いが強く、何時か住んでみたいという夢を持っている。


               


上の画像は日本人風におどけてピースサインを決めている。ジェロームとアルマにカルロス(一番左側)。


         そして、同居人でmon frere de franceのマニュ(右から三番目)


   メキシカンな彼らはいつも笑顔を絶やさず、Latina(ラティナ)特有の陽気さを振りまき


        見ているだけでとても微笑ましい。そんな二人からプレゼントを貰った。

               


         僕が頂いたのは、メキシカンデザインでコットン100%のボーダーシャツ。


あと、前回二人は日本滞在中、僕の友人のH君の家にお世話になったので、彼にはメキシカン風のベルト。


          本当にありがたいことだ。そんな二人も昨日無事にメキシコへ帰国。

              Muchas gracias, Adios amigo Hasta luego !!

        パリに住んでいると、日本にいる以上に様々な国の人々と出会う確率が高い。


                 (ニューヨーク・ロンドンも同じだろうが・・・)


               そして、約3年のパリ滞在で様々な国の人と出会う。

  フランス・ドイツ・メキシコ・セルビア、モンテネグロ・スリランカ・カメルーン・イラン・ベトナム・イスラエル


                            ets ・・・

         幼心に抱いていた夢を実現出来た街。それがパリを愛する理由の一つ。

     そして、世界中のまだ見ぬ友よ、君たちに何時か会えることを僕は心から願いたい!!

                                                           Monde

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January 08, 2006 09:09:56

夢の涯てまでも

テーマ:La Vie de Pansee

          最近、moncheribebeさん から『夢バトン』なるものを頂きました。

       

            余談ですが、夢がタイトルにつく映画が脳裏に浮かんだ。


         何故か、ウィム・ウェンダース やエリック・ゾンカの映画を思い出した。



    


          

     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


                     ①小さい頃何に憧れた?


      それは、2005年5月5日~6日の記事 に書いたので興味ある方は見て下さい。


                    ②その夢は叶いましたか?


                  それも記事に書いてありますので・・・


                     ③現在の夢は何ですか?


それは色々ありますが、親父とバイクで二人旅。今から十年前、家の親父が僕に語った夢を実現したい。


     彷徨える人々が集まる空間。そこに自分の写真を展示。そして好きな音楽を流したい。


               映画製作(インディー系)。それからアレもコレも


                           ets・・・


            こんな他愛のない膨大な夢を、年甲斐もなく抱いているが


       僕にとって夢はこの世界を生きる為の起爆剤。夢が無かったら人生は無意味!!


 叶えられる夢は叶えればいい。そして、夢は追い続ければよい。夢を見なくなったら人生は儚過ぎる。


               こんな僕を滑稽だと思われる人は笑ってください。


                   我輩はラ・マンチャの男 なのである。


      


                 ④宝くじで3億円当たったらどうしますか?


                       夢に投資します。


              ⑤あなたにとって夢のような世界とはどんなもの?


            全世界の人々とのコミュニケーション。国境の無き世界。


                    ⑥昨日見た夢は何ですか?


           クレーターのような岩壁に囲まれた小さな集落?にいました。


この土地は湿地帯で、水が地面から沸いてくるので小さな水路を数箇所に作り、水を履けているのです。


      そして、『水を履かないと集落は水没してしまう』と村長らしき老人は語っていました。


                       実に奇妙な夢です。


               ⑦この夢の話を聞いてみたい5人の人は?


             夢を語りたいと思う人は誰でも受け取ってください!!


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


                人生とは長いようで実に短く儚いもの。


            嗚呼、多くの夢を叶える為に時間が止まって欲しい。


         そんな欲望を抱くとき、いつもこの言葉が脳裏に浮かぶのです。       


                


               薔薇の花は 早く摘まなきゃ 萎み 色褪せる・・・  

                                                        Monde

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January 01, 2006 22:35:56

  2006

テーマ:La Vie de Pansee

        皆さん、お久しゅうございます!!


                  年も明けて、2006年になりましたね。


 そう言えば、新年の挨拶してなかったので、パンでBonne annee (あけましておめでとう)と作りました。


          そんな事で、友人からデジカメを借りて、家の近所でゲリラ撮影。


            パリは至る所に映画で使われたロケ地があります。

     

        この場所は、フランス映画『アメリ』のロケーションでも使われました。


       ニノがインスタント写真屋を追っかける時、この階段を駆け上って行きます。


                     その後をアメリが尾行。


                ニノはモトベガン に飛び乗って疾走しながら


            写真のスクラップブックが入ったバックを落とすシーンです。


            映画を観た事ある人は写真の場所に見覚えがあるでしょう?!


            


 今回、撮影中は側を通る人々からBonne anneeと言われたり、又は僕から言ったりしました(笑)


      まあ、こんな感じで2006年も楽しく、激しく、穏やかに過ごして行きたいものです。


        そして、このBlogも気ままに更新してゆこうと思いますのでどうぞヨロシク!!


                


                             追伸


           突然ですが、約3年のフランス滞在も今月の31日で終わりにします。


    2月以降はひょっとしたらポルトガルか?!メキシコか?!何処か?!へヴァカンスの予定


                  日本へは2月中旬から下旬に帰国予定です。


                                                           Monde

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