November 28, 2005 05:37:19

  Japon

テーマ:La Vie de Ami

最近、ルームシェアを共にしているManu ( マニュ 21歳 フランス人 )が日本の文化に興味を持ち出した。


                    不思議なものだ。今頃になって・・・


              以前の彼は、そこまで日本に興味を持っていなかった。


   唯一、興味を持っていたのは、彼の趣味である日本製のTVゲーム( PS2 )などだ(苦笑)

         今まで僕と一緒にパン屋の上に、住み込みで約二年共同生活をしてきたが


  日本語を教えてもすぐ忘れるし。日本食は口に合わないと言うし。所謂、典型的なフランス人だった。


   ( 典型的なフランス人とは、フランス文化が世界で一番優れていると言う文化優越主義者 )


                そんな彼が、何故日本に興味を持ち出したか?


                    答えは実に単純明快だった(笑)


             それは、Japon をフランス語のwebサイトで研究していたのだ。


    ( リンク先のフラッシュ映像を見てもらえれば、何故なのか解ってもらえると思います。)

             

      今回の出来事で、日本に興味を持つフランス人の切欠や心理が理解できた。


 本当に海外から日本を見ると、奇天烈で不思議な国。外国人がこの国に興味を持つのも頷ける話。


             彼らには未知の世界なのだ。そしてマニュにとっても・・・


                                                        Monde

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November 24, 2005 04:41:54

  珈琲時光

テーマ:La Vie de Pansee

                        静かなる冬の到来。 

 

             毎日、重々しいグリ色の雲が巴里の屋根の上を覆っている。


 ポン・デェ・ザールから眺めるエッフェル塔は、鉄塔の上部が霞がかり、半分無くなったように見えた。


    北風は皮脂を突き刺し、脳髄に直撃。おかげで少しは脳が活発化してくれるだろうか?


                       そう願いたいものだ !!


          だが、やはりこの時期はシャッポ(帽子)が必要。風邪を拗らせ易い。


            『ヨーロッパの冬。そして風を舐めてかかっちゃいけない・・・』


 ヨーロッパ滞在一年目の冬。或るフランス人の老人に言われたのだ。酒やけした声が頭を駆け巡った。


 あまりの寒さに筋肉が張り、まるで誰かが僕の背中の窪みの秘孔を突いたような感じだ。激痛が走る。

 

              痛みをこらえながらの散歩。体に良いのか悪いのか?!


               そんなどうでもいい事を考えながら、周りを見渡すと


  人々は厚手の外套を気重ね、心の奥まで覆い隠し、カシュネ(マフラー)を口元まで巻いている。


     そして、『希望が落ちてないか?』という感じで下を向いて黙々と早足で歩いていた。


            毎年、冬になると、何処の土地でも見られるありきたりの光景。


      薬局の緑のネオンや、煙草屋の赤いネオンなんかが毒々しい発光をして目が眩む。


 しかし、カフェのネオンは暖かさを感じさせる。人々は夜光虫のように吸い込まれてゆく。そして僕も・・・


   店内は客が一人いた。すみの方で常連らしき男が、TVのフット・ボールを観ながら戯れていた。


                     店の主人は洗い物と格闘中。


               僕はそのままスタンドに身を任し、店内を見回した。


      足元に落ちているタバコの吸殻から見ると、今日この店の客足は思わしくないらしい。


          カフェで体を温めようとダブルヴェ・エスプレッソを一杯頼む事にした。


              『ムッシュー・アン・カフェ・ダブルヴェ・シルブプレ』


      店の主人の視線だけが僕に注がれた。そして、何も言わず黙々と作る準備をしている。


             さっきまで冷気にさらされた為、手の感覚が麻痺している。


   なので、両手を少し摘んだりして手を慣らしてみた。だいぶ青ざめた手に赤みが増してきた。


   一服しようとポッシュからゴロワーズの葉っぱを取り出し、巻きタバコを作りながら待つ事にした。


             約40秒で二本巻き終え、一本目を口に加え火を着けた。


吹き出された煙は、室内ランプの下で舞いながら抽象的な絵を描いていた。まるで惑星ソラリスのようだ・・・


 そうしてる内に、主人は湯気を立てたダブルヴェ・エスプレッソを無造作に置き、元の場所へ戻っていた。


      そして、洗いかけのグラスを濯ぎながら、肩に垂らしている布巾でコップを拭いている。


洗い場の蛇口から水滴の音が『ポタ、ポタ』と滴っていた。おせっかいだが蛇口の弁がヘタっているのか?


 そんな店の主人を目で追いながら、『メルシー』と囁くような小声で伝え、カップを手に取り脳に注いだ。


   琥珀色の液体は冷え切った脳を溶かし、喉を潤しした。そして、胃の辺りで渦を巻いていた。

 

                     また、僕の思考も渦を巻きだす。


  カフェインの効能が思考を覚醒し、どうでもいい事を考えさせた。本当にどうでもいい事だと・・・


     あえて何を考えていたかは書かないが、規則的に約20秒に一回吐き出される煙は


                     その思考を物語っていた。


   そして、遠くから鳴り響くフット・ボールの中継に、興味あるようなそぶりを見せながら眺めた。


    試合はフランス対イングランド。


             僕にとって、どっちが勝ってるかなんてどうでも良かった。    


       TVの近くには観戦しながらピーナツをかじっている太った中年の男が一人。


         口にから聞こえる『ニチャニチャ』と言う音が、彼の存在を証明していた。


    その側で、必死にグラスを磨いてる主人。そこから3メーターぐらい離れたとこに僕はいる。


  蛇口からの水滴音。僕が吐いたタバコの煙。店の窓の向こうは厚手の外套を気重ね行き交う人々。


                  巴里の全てが調和している瞬間だった。


            過去にこの店で、このような時間が幾度と過ぎただろう・・・


          そんな事を考えながらも、タバコの煙は相変わらず絵を描いていた。


        気がついたらカフェも飲み干し、2本目の巻きタバコも吸い終わる頃だった。


   僕はポッシェから小銭を取り出し、カフェ代をスタンドの上に置き。店を出る身支度をしていた。


         ふと、視線を主人に向けると、いつの間にか早々とコップを片付けている。


                 素早い。きっと早く家族の元へ帰りたいのだろうか・・・


 相変わらずTVの前では、太った中年の男がピーナツをかじりながらビエールを流し込み観戦していた。


 そんな主人を気の毒には思もいながら、『メルシー・オーボワァール』と早口で言いながら店を跡に。


    外は相変わらず肌寒かった。ピ-コートの襟を立てながら足の任せるままに歩き続ける。


                 気がついたら、セーヌ川の辺を歩いていた。


        川を眺めながら歩いた。水面に移る外灯の光が滲みながら揺らいでいる。


    何故か『巴里の空の下セーヌは流れる』と言う映画の、モノクロームの映像が思い浮かんだ。


              それにしても僕は何処へ向かって歩いているのだろうか?


                                                           Monde

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November 20, 2005 05:27:54

  無駄

テーマ:La Vie de Pansee

                    さて、今回は何を書こうかな~?


                  書きたい事は探せば山ほどあるのだが


          肝心の文章が頭に浮かばない。最近、デジカメも壊れたし何てこったい・・・


                こんな時は過去のBlog でも読んでもらいたい。


             何処の国にでも食や職に餓えている人がいるのものです。


       そして日本はと言うと、衣・食・住は満たされても、精神的に餓えている人が・・・


  ところで今、日本では『萌え喫茶』なるものが流行っているようだが、実はフランスにもあります。


        って言うのは嘘です。やばい !! 危うくデマゴーグを流すところでした(苦笑)


     それにしても、世の中の不必要な無駄に絶対『萌え喫茶』は個人的に登録しています。


      どなたか『萌え』または『萌え喫茶』の必要性を説いてくれる人はいらっしゃいますか?


         或るフランス人に、その話をしたら『日本人はHENTAI だ』と言われました。


              嗚呼、フランス人に『変態』と言われる日が来るとは !!


        今じゃ『変態』はフランスでも立派な日本経由の外来語になりつつあります。


       だが、『萌え産業』と言う言葉があるように、社会的に必要性があるのだろうか?!


          そこで、意味あるようで無いようなものですが、僕なりに考えて見ます。


                   はっちゃけ !! はっちゃけ !! はっちゃけ !! ・・・


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                           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                      

                   

                    *  はっちゃけてる途中のイメージ。


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                         はっちゃけた !! 


              って、だいぶ古いネタ使ってしまってスミマセン(苦笑)


         たぶん『はっちゃけ !! 』なんて言葉。知らない世代もいらっしゃるでしょう。


     あれはSEX産業と同じように、健常者向けの精神的な福祉と定義すればいいのか?!


               だが、よく考えてみたらどうでも良い事なのだが。


      やっぱ今日は冴えてないので、これからおとなしく『L’ ART BRUT BIS TRO』に


               ヴァン・ショー(ホット・ワイン)飲みに行ってきま・・・


                             あっ!!


  これ伝えるの忘れてました。 は皆さん知ってます?


              実はフランスでは『ルパン3世』の事をエドガーと言っています。


  それから、僕の聞き間違いかも知れませんが、五右衛門の事を『Samurai』と言うのは分かりますが


                 何故か『Yakitori』とフランス語で言ってたような・・・

 

 


         『ルパン3世』をフランス語で観ても、全然違和感ないのが良いですね。


      そして、その昔『ルパン8世』っていうのも実はありましたね。知ってる人いるかな?!


                             Salut !!


                                                        Monde

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November 15, 2005 05:30:32

酔いどれ船

テーマ:La Vie de Musique

             L’ ART BRUT BIS TRO(ラート・ブリュッ・ビストロ)


               ココでは様々なドラマツルギーが溢れている。


        そして、僕の行きつけの飲み屋であり、フランス語の学び舎でもある。


   ココで流れる音楽は喧騒の中を響き渡り、空間を弾ませアルコールを美味しくさせる。


                 


        スタンドで葡萄酒を煽りながら、流れる音楽とアルコールに酔いしれる。


  全てから開放された気分になる。とても居心地がよい。酒が美味い。鼻歌も歌いたくなる。


                   所謂、音楽酒場とでも言うべきか?!                           


エミール・クストリッア のサントラからトム・ウェイツTetes raides (テッド・レッド)にパスカル・コムラード


         

        


      JAZZだったらJ・コルトレーン、H・ハンコック、J・ラインハルト、C・コリア ets・・・

 

        ホントにココのパトロン(経営者)のミランとは音楽の相性が良い。


        結構、外国人同士で音楽の趣味が合う人みつけるの苦労するんですよね。


                しかし考えてみれば、日本人も一緒か(苦笑)


   最近、ココで聞いた音楽で、僕の音楽魂に火を点けてくれるフランスのミュージシャンを見つけた。


                その名はLa rue Ketanou ( ラ・リュ-・ケタヌゥ )


       

因みに、このCDジャケットを手掛けているのは、過去ログ『パリの壁画 』で紹介したJerome Mesnager。


 

             * 上の画像はラ・リュ-・ケタヌゥのホームページより参照


           主にギタールにアコディオンとコントラバスからなるトリオ編成で


  ジタンのメロディーにロックや民俗音楽を混ぜ込み、なおかつ呟きのようなフランス語の歌詞。


     日本で知られているのかは分からないが、僕はこのバンドに凄く興味を持っている。


                そう言えば最近、彼らのライブを観に行った。


               


               上記の画像は、その日のライブ風景を撮影。


   ちなみにココのライブハウス兼飲み屋は、レズビアンの溜まり場でその筋の方には有名です。


   しかも無料。何故かと言うと、フランスのライブハウスはチケットなど買わなくても聞ける場所がある。


                 麦酒だけ頼んでライブは無料という所が多い。


       これでもラ・リュ-・ケタヌゥ はフランスのラジオ局FIPでも結構流れているのだ。


  興味ある方は、過去ログ 『ブログを書きながら聞いてください 』 にアクセスしたらFIPが聞けます。


ようは飲み屋がミュージシャンを雇い、その日の売り上げのパーセンテージをギャラとして支払う形だろう。


                 それからMam (マム)も是非お勧めしたい。


     主にMusette(ミュゼット)をベールにジャズ・民俗音楽をフュージョンしたグループである。


                こちらも日本で知られているか分からないが・・・


          しかもミュゼット界の大御所。フランソワ・パリジも特別参加しているのだ。


        『パリ・ミュゼット・①』と言うコンピレーションアルバムに参加してるアーティストで


                  ミュゼットファンは知っている方もいるだろう。

       ココをクリック してくれれば視聴が出来ますので、興味ある方は聴いてみてください。


                     お勧めは7曲目のAlcantara


       ヴィヴィアンがアコーディオンを弾きながら歌うスキャトは、聴いていて心が弾みます。


                                 

 

     彼らの新作アルバム『 Jazz in my Musette 』は、下記の写真左のような楽器編成。

               ヴァイオリンにアコーディオン二人からなるトリオです。

    以前は写真右のようにカルテット編成だったのだが、音楽性の不一致で二人抜けたみたい?!

            だが、前作も名作だと思います。ちょと民族色が強いかな !!


    

                * 上の画像はMamのホームページより参照


             実はMamも、約二年前だがライブ演奏を聴いた事がある。

そして、やっぱり音楽は生演奏に限る。彼らの軽快なサウンドが、体内リズムを刺激させる。耳に心地よい。


    最後に、このリンク をクリックすれば、フランスのミュージックシーンが垣間見れると思います。

         そんな感じで、フランスの現在進行形のミュージックシーンを開拓しながら


       または、お気に入りの酒場で音楽を聴きながら、酔いどれ船に揺られる日々です。

                                                          Monde

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November 11, 2005 05:53:14

革命か?反抗か?

テーマ:La Vie de Pansee

                    まいど !! ワイや、Mondeや !!

   今な、『お好み』食いたい気持ちを抑えながら、フランスで起きた事について考えてんねん。

今回の件は、移民2世や3世がフランス社会への不満を暴動と言う形で起こしたと新聞やメディアは

     伝えておるけどな、ワイはあまり暴動と言う言葉は個人的に使いたくないんねん。

 勿論、暴力はあかんけどな、サルコジのおっさんに「ごろつき」(racaille)呼ばわりされたちゅーって

                

               車燃やしたちゅーのが原因とは腑に落ちんな。

        ほんで、事がフランス全土またドイツ・ベルギーまで飛び火が点くなんて

  ただ事じゃないと思うわ。そいで、新聞やメディアが伝えるには16歳の煽動者がBlogを通して

                  呼びかけたと書いておったわ。

       これはある意味な、移民2世・3世の革命やと思うんとちゃうんかな~?!

               

           そもそも、革命と反抗 (暴動)の違い、または定義てなんやろう?

        やってる事は一緒やんか。今回の件も政治的理由やとおもうんやけどな。

白人が暴動したら革命なんか?移民が暴動したら反抗なんか?知識人がいーひんから暴動なんか?

              これじゃ革命の国。トリコロールの国旗が泣くわ !!

               

   実はな、つい最近フィリップ・ガレルの『Les Amants reguliers 』というシネマを観たんやけど・・・

                

                  

                        Mai 1968

  いわゆる、五月革命って奴を題材にしてるんやけどな。やっている内容は今回の暴動と一緒や。

 ストーリーはと言うと革命後の倦怠、エナジーと愛の喪失、虚無感、こんな言葉がキーワードやな !!

    他にも五月革命をテーマに扱っているシネマは、こんなんがあるんで興味あったら観てや。

   

      そう言えばな、OVNI(オヴニー)ちゅうフランス滞在者向け日本語新聞のWEB版に

                    こんな記事 が載っておったわ !!

      この記事書いてるのフランス人なんやけど、やっぱり彼らもそうおもってるみたいやわ。

  ワイはフランスに住んでいて感じるんやけどな『自由・平等・博愛』なんてしょせん言葉なんや・・・

   そして差別 と言うもんは無くならないもんやと、つくづく思うんやけど。コレは理想論やねんな。

 ほんまフランスはと言うかヨーロッパは、白人至上主義や階級制度が、けっこう根強く残ってんねん。

  それは、ワイが現実に露骨な差別を経験した事もあるし、外国人の友達から聞いたりするねん。

     だけどワイは、『差別された』って泣き言を言うような被害者意識は持ちたくないわ。

       ここは自分の国やない。フランス人の国。それだけは忘れたらあかんのや。

    無論、ヨーロッパ人の全ての人がその様な差別的な考えを持っているとは思わんけど。

                  事実の一部ではあるんやわ。

    ついでに、日本 でも何処の世界 にも当てはまると思うのやけど、よそ者はよそ者なんや。

               そやけど、それは当然のことやねんと思うわ。

   ようは『好みの問題』を民族レベルで扱うと差別と言う言葉が使われる。

                  それだけの事だと思うんやわ~。

             『差別を無くそう』って人権団体がようやってるけど

         そんなの建て前だけや。『戦争を無くそう』って言うのと同義語や。

          事実、何時の時代も繰り返し言ってるだけで何も変わらん。

                   ようは人間の性やねんな。

     奇麗事は言ってられへん。わいは建て前、または偽善的な考えはヘドが出るわ。

       そいで、ナショナリズムと言うものがある限り、この問題は解決せんと思うわ。

    なんかで読んだけどな、宇宙から人類共通の敵が現れない限り、民族は団結せんと !!

                    皮肉なもんや・・・

    多分こんな考えはペシミズム的な考えやと思うけどな。現実とはこんなもんやとワイは思う。

          こんな事を書くと、ワイの人間性を疑われるかもしれんな!?

やけどな『自由・平等・博愛』が、ほんまフランスに全世界に訪れる日を待ちわびているのも事実やで。

             どうや?矛盾してるやろ。コレも人間の性なんや(苦笑)

                   あかん、やってもうた !!

            なんか、気ぃ~ついたら正味な事書いているやんけ。

     そやけど、なんでパリにラーメン屋がよ~さんあって、お好み焼屋ないんやろな?

                                                 Monde

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November 06, 2005 06:11:42

  憎しみ

テーマ:La Vie de Pansee
       今、フランスでは怒れる移民の若者達が暴動を起こし社会問題になっている。
   
         このBlogの読者。mireineさん の住んでいるパリ北郊サンドニ県で
 
                   暴動の火種は着火したのである。
   
   彼らの大多数がフランスに移民してきた2世、3世であり、スミッグ(低所得者)の家庭出身だ。
   
      その多くの若者達は非行に走る。フランスでは不良の事をRacaille(ラカイ)と言う。
              
            そこで下記に新聞の一部をコピーしたので読んでもらいたい。
          
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                       11月4日毎日新聞より
  
 北アフリカ系移民などが集中して住むパリ北郊で、10月末から若者の大規模な暴動が続いている。

        

        夜炎上した車は計897台、逮捕者は約250人と一夜で過去最大規模に達した。


                ドビルパン首相は2日、カナダ訪問を延期し


      サルコジ内相もパキスタン、アフガニスタン訪問を中止する事態となっている。


    きっかけは、10月27日夕、パリ北郊サンドニ県で少年2人が警察の職務質問を受け


           変電所内に逃げ込み、誤って高圧部分に触れ死亡した事件。


  以来、1週間にわたって周辺の移民系若者が車100台以上を放火するなど暴動を繰り広げ、


               機動隊数百人が出動して対立が続いている。


   ある地域では地下駐車場の車数十台が放火され、住民数百人が避難する騒ぎとなった。


        

                5日、パリ北部の通りで燃え上がる車=○P通信
             
              繊維工場倉庫2棟と車会社のショールームも燃やされた。

         若者らは逃げ去っているため、機動隊との直接衝突は少なかったという


                 暴動はパリ市内には及んでいないが


     連日テレビに映し出される映像は仏国民に改めて移民問題の深刻さを思い知らせている。  

 


        

                   警察官に連行される若者ら=○P通信

 

また同様の暴動は、小規模だが南部のトゥールーズ、ニース、北部リール、北西部レンヌなどでも発生。


          フランスでは50年代から移民受け入れ策の一環として主要都市近郊に


   事実上移民用となる大規模団地を建てており、パリの暴動が各地に飛び火した形となっている。


    内相は首相との会談後の4日深夜、パリ西部警察指令センターに突然現れ、警察幹部らに


 「逮捕こそがカギだ。組織化している中心人物を洗え」と改めて命じたため、暴徒の逮捕者が増えた。


        ドビルパン首相と与党・国民運動連合党首で治安トップのサルコジ内相は


         4日夜緊急会談を行ったが事態は泥沼化。収拾のめどは立っていない。


             ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐


               この様に、事態は深刻な状況に差し掛かっている。


 今後、政府の対応が気になるところだが、フランスに住んでいる人々は事を深刻に受け止めている。


 ただでさえ失業率が高いフランスに、外国人の働く職場は限られてくるので、彼らの不満は溜まり


    自由・平等・博愛をスローガンのフランスも、この問題の対応には時間を掛け過ぎたようだ。


       実際、私の勤めているBoulanger(パン屋)でも多くの移民が働いている。


           彼らはスリランカ出身で、政治亡命としての移民者なのだ。


       そして、私の住んでいるパリ10区も、多国籍な移民達が根を下ろしている。


 なので今回の事態は、フランスに住む移民の今まで社会から妨げられててきた怒りが暴発した形だ。


私は自分の目で移民達の暮らしを目の当たりにしているので、今回の事態は他人事では無い様に思える。


         何故かと言うと私自身、この国ではl’Etranger(外国人)なのだから・・・               


下記にフランスの移民の若者をテーマにした映画を紹介するので、興味あれば参考にしていただきたい。

                 

        

         


   今回の事件を機に、私は改めて移民国家の深刻な問題を考えた。非常にナイーブな問題だ。


             そして、この問題は日本にも当てはまるのだと思う。


  マイノリティーな存在である在日韓国人、在日中国人、在日ブラジル人、アイヌ人琉球人  ets・・・


               彼らは民族のアイデンティテーを訴えている。



      それと同時に、日本に訪れる外国人の犯罪増加 。年々増加傾向にあるようだ。


         パリ、ニューヨーク、ロンドン、レベルの複数民族国家じゃないが


    日本も単一民族ではなく、複数民族国家なのだと再認識する時期なのかもしれない。


                                                          Monde

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November 01, 2005 07:45:59

存在の耐えられない軽さ

テーマ:La Vie de Art

        悪性の風邪を引きずりながら、セーヌ川周辺を散歩しているときの事。


      ノートル・ダムから鳴る鐘の音が耳を突き刺し、微熱を患う体内に鳴り響いた。


 グウォ-ン、グウォ-ン、グウォ-ン、グウォ-ン、グウォ-ン、グウォ-ン、グウォ-ン、グウォ-ン・・・

 

                 


         今日、仏蘭西はFerie(祝日)。何の日かは調べてないから分からない。


                  単調な低音の音色は、気分を重くさせる。


             鐘の音が空間を、又は僕の身体を支配しているのが分かる。


      だが、その時の僕にはそんな事どうでもよかった。とにかくこの鐘の音が耳障りだ。


             僕は疲れた身体をセーヌ川沿いの石垣に腰掛けた。


                          目が眩む・・・


       この鐘は僕に呪いでもかけているのか?そんなくだらない事を考え始める。


    そうしている内に、今度は単調な低音の鐘に混ざって高音の軽い鐘の音が鳴り始めた。


                  


クヮァ-ン、、グウォ-ン、クヮァ-ン、、グウォ-ン、クヮァ-ン、、グウォ-ン、クヮァ-ン、、グウォ-ン・・・


    さっきまで聴こえていた重い音に、軽い音が混ざる事によって異質のものに聴こえ出した。


       しばらく鐘が繰り出すハーモニーに耳を傾けながら、或る想いを回想する。


              それは昔、或る友人が僕に、こう呟いた事から始まった。


「これからのArtは表面が軽くなければならない。誰が作者の苦悩に満ちた作品を観ようと思うだろうか?」


            この言葉は、数年経った今でも僕の心に引っかかっている。 


                     表面は軽く。内面は重く。


          無論、物質的な「軽さ=重さ」の事をココでは言っているのではない。


確かに近年のArtがその様な傾向なのは頷ける。またArtに限らず全ての現象に当てはまるかもしれない。


            その頃から僕にとって軽さとは?重さとは?の探求が始まった・・・



  そこで僕は映画から入った。フィリップ・カウフマン監督作品『存在の耐えられない軽さ 』である。


        タイトルを見れば分かるとおり、凄く短絡的かもしれない。だが気になる・・・


          だが、正直言って単なるロマンスな映画は僕にとっては退屈だった。


   しかも、その頃の僕は「プラハの春」と言う言葉ぐらいしか知識が無く、歴史背景が掴めなかった。


               なので、チェコの歴史を知るには為になったが。


    そして、テレザ役のジュリエット・ビノッシュの演技と美貌以外は、殆ど覚えていない。


            アカデミックな映画作りが、何かやたらと鼻に衝いた。


                     それから数年後の今年。


           今更ではあるが、『存在の耐えられない軽さ』の文庫を手にした。


                   ここ数日、この本の世界に浸っていた。


       原作の持つ文章は、映画を超えたイマジネーションの世界に僕を連れていった。


        


この本は単なる恋愛小説ではなく、哲学的な考察と心理学的な鋭い人間描写が読んでいて楽しめた。

        読み終えて思ったことは、まず映画の方は駄作だと言う事が分かった。


          全然、ミラン・クンデラの世界を表現仕切れていないと思うのだ。

                

             そこで気になた文章の一部を下記に抜粋してみたい。


‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐


                        「軽さ=重さ」

 

         この問題を提出したのは西暦前6世紀のパルメニデースである。


                   

                (紀元前500年ごろ?-ギリシアの哲学者)


              彼は全世界が二つの極に二分されていると見た。


              光-闇、細さ-粗さ、暖かさ-寒さ、存在-非存在。


   この対立の一方の極はパルメニデーズにとっては肯定的であり(光、細さ、暖かさ、存在)


        一方は否定的なものである。このように肯定と否定の極へ分ける事は


         我々には子供っぽいぐらいに安易に見える。ただ1つの場合を除いて。


               軽さと重さとでは、どちらが肯定的なのであろうか?


          パルニメデーズは答えた。軽さが肯定的で、重さが否定的だと。


       正しいかどうか?それが問題だ。確かな事はただ1つ、重さ-軽さという対立は


       あらゆる対立の中でもっともミステリアスで、もっとも多義的だということである。


         ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐    


          もし、人生への最初の稽古が、すでに人生そのものであるなら。


                人生は何の価値があるのであろうか?


    そんな訳で人生はスケッチに似ている。しかしスケッチもまた正確な言葉ではない。


          なぜならばスケッチはいつも絵の準備の為の線描きであるのに


  我々の人生であるスケッチは絵のない線描き、すなわち、無のためのスケッチであるからである。


      一度きりの人生。しかし・・・ Einmal ist Keinmal (アインマル イスト カインマル)


                      「一度は数のうちに入らない」          ドイツの諺より。


            ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 


                  話はだいぶ反れ、長文になってしまった。


他にも挙げたい節があるが、この様にミラン・クンデラの文章には読み手へのメッセージが書かれている。


      鐘の音も鳴り止む頃。鳴り始めた当初より、身体が軽やかになったように思えた。


          あんなに嫌悪を感じた鐘の音が、清々しく聖なるものに聴こえてくる。


             やはり何事も、軽さと重さの調和が大切なのだと思うのだ。


 そして、あの鐘は誰が為に鳴る鐘なのかは判らないが、僕にとって「軽さ=重さ」の探求は続くだろう。

                                                 

                                                         Monde

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