August 27, 2005 04:32:21

流離う人々

テーマ:La Vie de Cinema

皆さんご無沙汰です。BLOGの更新サボってしまいました。本来なら職場が2週間のバカンス休暇だったのですが、突然中止になりました。そして色んな意味で疲れが溜まっています。なんだかこの調子だと愚痴を書きそうなので、話題を変えよう(苦笑) 


            こんな気分の時はふらっと何処か見知らぬ土地へ行きたい・・・


僕は数あるロード・ムービーの中でも、この映画が脳裏に浮かびます。 タイトルは『ニノの空』この映画を観たのは5年前で東京に住んでいた時、近所の三軒茶屋シネマでした。

                        


愛と幸せ探しのロードムービー。しんみりとして、しみじみと心暖かくなる。フランスの西の果てブルターニュ地方を舞台に、はじめはどこか胡散臭く情けないニノが人間臭い魅力を放ってゆく。M・ポワリエ監督の詩情とユーモア。語りすぎず、情に偏りすぎずのバランスがいい。海の彼方、欧州の田舎町にニノのような男が生きているかもしれない。ストーリーはと言うと・・・


          

 

パコ(セルジ・ロペス)は靴のセールスマン。或る日ヒッチハイカーのニノ(サッシャ・ブルド)を車に乗せたのが彼の運命を左右する。ブルターニュの見知らぬ町で絶望に陥っている時、地元の女性と出会い気が付いたら2人には愛の炎が灯っていた。しかし、パコの小さな嘘が2人の間に溝を生む。


「3週間離れていて、もし本当に愛しているなら、もう一度やり直しましょう」。女は一緒に暮らしていたパコにこう申し出る。がっくり気落ちしたパコに、風来坊のニノが旅に誘う。自分の車を盗んだニノを、一度はこっぴどく殴りつけたパコだったが、ふたりの間には奇妙な友情が生まれつつある。ニノもまたフィアンセに裏切られ、愛に飢えた2人は行くあてもない3週間の旅に・・・


骨太のパコはカタルーニャ系スペイン人。風吹けば飛んでいってしまいそうな痩せっぽちのニノは、イタリア系ロシア人。フランスに暮らす、異邦人の身の置き場のない状況をスパニッシュ・ギターの音色が美しく、侘しさを誘う。エンドロールでは製作に関わったスタッフの両親の国籍を意味した旗が印象に残る。改めてフランスとは移民大国なのだと思いながら観たものでした。


そして、現在フランスに住む自分と彼らを重ね合わせてしまう。海外に住む事は、結構日本人の憧れの対象であるが、そこに住む以上現実があり、決して楽しい事ばかりじゃない。時には辛い時、寂しい時もあるものだ。だが、悲観的に浸っていたら異国で生きていくのは困難だと思う。常に『自分の空』を見ていないと!!


人は問う。自分は幸福か?不幸か?自分が幸福だと思っていても他人には不幸に写り、他人からは幸福だと思われても、実は本人には不幸に思える。ようは『思い込みの才能』こそ、幸福か不幸かを決定するのではないか?そして最後に、案外幸福と不幸は紙一重のような気がするのは僕だけだろうか?

                                                           Monde

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August 15, 2005 04:23:10

グワシンボル

テーマ:La Vie de Pansee

 いや~!日本は8月15日は終戦記念日ですね。そして、お盆といえば『火垂るの墓』by野坂昭如が脳裏に浮かびます。一方、フランスはと言うとAssomption(祝日)です。なので何故かグワシしたくなりました!!ところで「グワシとは?」と言う人たちの為に説明しますと・・・


             * 楳図かずお氏の公式ブログより文章と画像を拝借しました。

楳図かずお氏がテレビ出演時にグワシやっている姿はおなじみです。そして、ライヴや講演会等の会場でも観客にグワシをやらせることは定番となっています。楳図かずお氏を「グワシのおじさん」と呼称するNHKアナウンサーもいます。城島後楽園ゆうえんちの楳図人形は365日24時間グワシをし続けています。楳図ファン同士が顔を合わせれば、「グワシができるか」という話題は避けられません。そのくらい、楳図氏といえばグワシなのです!!そんなわけで、ここでは、グワシの歴史を紐解きつつ、多彩なグワシワールドに触れてみましょう。下記の画像は初代グワシです。まことちゃんだけがエグエグしていますが・・・

                     

楳図かずお氏は或るコメントで、この様に答えました。「いや~、みなさん、これができないとですね、ヨーロッパに行けないんですよ。」何故かと言うと「手で「4」を表すとき、日本では親指を曲げますが、フランスでは小指を曲げるそうです。日頃からグワシをして小指を曲げる練習を積んでおけば、フランスに行ったとき役に立つというわけです。」そこで皆様にフランス生活で役立つグワシを伝授しましょう。

                 

          単なるグーじゃありません。楳図かずお氏はコレをグワシ四級と言っています。

                    

                    耳に当てれば電話のジェスチャーにもなります。   

                     

            いわゆる初代グワシ。楳図氏曰く、「アメリカではやらないよう」にとの事です。

                     

                      いわゆるグワシ戦闘機。 かっこい~!!

        二級グワシと見間違えやすいので、やっぱりアメリカではやらない方が賢明でしょう。 

                     

 二段グワシ。他指の力を借りず小指を曲げることができるか否かが、グワシの成功・不成功を決めます。

                    

        そして、これがオフィシャル・グワシ。一番難しいのは初段グワシだという説もあります。


                      

ちなみに僕の友人が編集しているTokionに、『楳図かずお特集』が組まれておりますので、詳しくはマガジンを読んでみてください。この様にグワシが出来ればフランス生活も薔薇色の人生が送れます。僕は右手ではグワシ出来ますが、左手は出来ません(苦笑)


そして今回の記事の真意はシンボリズムについてです。 楳図かずお氏のグワシ+紅白のボーダーシャツがシンボルであるように、人にはそれぞれシンボルとなるものがあるのでは?!ヨーロッパの人種間は特にシンボルが溢れています。そして個人でも!!さあ、我々もオリジナルのシンボルを見つけようではないか!!

                                                           Monde

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August 12, 2005 05:54:13

   18

テーマ:La Vie de un Miracle

 それは巴里の人々が深い眠りにつき、夢の世界に戻っている真夏の夜の出来事。そして、私もそんな夢の世界に戻っている時、突然、安静と至福の中にある自室の扉が激しく開いた。すると、ルームメイトのmanu(マニュ)が、寝静まっている薄暗い私の部屋に入ってきたのだ。そして、私の体を激しく揺すり「起きろ、Monde !!」と叫ぶのだった。今までの共同生活で、こんな事はなかったので、私は眠りを妨げられた不快と疑問で、渋々眠い顔を擦りながら、「何?」と低い声で私は問いた。ついでに目覚まし時計をチラッと横目で見てみると、時はAM3:00を指していた。

そうしている内に、マニュの後から見知らない人物が入って来て「今すぐ外へ出てください !!」と言っているではないか。「何、言ってるんだ?この人は」そんな事を考えながら、この薄暗い中でその人物をもう一度良く見てみると、その人物は女性だった。そして、Police「(ポリス)警察」の制服を着ていたのだ。さすがに私も慌てふためき、渋々とベットから這い上がった。そしてマニュの顔を見ながら、(何なんだ?この警察は?)と顎を振りながら無言の質問をした。だが、マニュも(分かんない)という感じの首を振るリアクションをするだけで、現状が把握できなかった。なので、(何故、警察が来たのか?まさか不法移民者の手入れ?)思い当たる事を考えてみた。しかし、現在はVISAを所持しているし、特に思い当たる節は無かった。そうすると(過去の件?)そんな事を考えながら、部屋をウロウロしていた。すると、警察の女性は「早く、靴を履いて表へ出てください !!」と言うだけで、質問するにも出来ないような状況であり、私達は急き立てられるように部屋を後にしたのだ。

結局、何が何だか分からないままアパルトマンの外に出ると、何か焦げ臭い匂いがした。(まさか?)と思いながら周りを見渡すと、そこには人だかりがあり、パトカーや消防車が並んでいた。そして、その(まさか?)は的中したのだ。私達は人だかりが見詰める先に視点を移して見た。それは隣のアパルトマンであり、様は私の働くパン屋の並びで営業しているgrec「(グレック)グレック屋」(グレックとはギリシャの事。ギリシャ料理で、サンドウィッチ・ゲバブに似た食べ物を置いている店)から、黒煙を撒き散らしながら、激しい炎が荒れ狂っている。私達は肌寒い真夜中の中で、ただ呆然とその場を見つめていた。そして、ほんの少しだが炎の熱気が皮膚に伝わってきた。それにしても、フランスのpompiers(ポンピエ)「消防士」が炎と戦っている姿には凛々しさが漂い、中世の騎士の名残を持ち合わせているように思えたものだ。


 ①      ② 


*上記の写真①はグレック屋の看板。写真②③は消火活動が終わり、残り火が無いか確認しているところを写真に収めた。炎が激しい時は、カメラなんてその時は持って出なかったので、事が納まってから再度外出し写真に収めた。どっちにしろ、さすがに現場には近づけなくて写真に収められないだろうが!!写真④は消防車や警察が撤去した後に撮影したもの。建物の右は、筆者が勤めるパン屋兼住居のアパルトマン。


そして、私達と同じようにアパルトマンの住民が、外に押し出されているのに気づいた。皆様々な思いで、この真夜中の火事を見つめていた事だろう。それから(何故警察が火事のことを伝えなかったのか?)それは後になって分かった。いきなり「火事だ!!」と騒ぎ立てると、住民にパニックを巻き起こす恐れがあるからではないか?そんな事を考えながら炎を見つめていた。そして、燃え盛る炎は消防士が放射する水と激しく格闘している。人間とは純粋な元素の前では、ただ無力さを感じさせられるものだ。しかし、消防士は立ち向かう。それは名も無き使命の為に・・・


それにしても改めて私の住んでいるアパルトマンは多国籍である事に気づかされた。特にアフリカ系・マグレブ系・東ヨーロッパ系が目立つ。ちなみにアジア系は私一人だった。純粋なフランス人はごく僅かであろう。それもそうだ。この地区は移民が多い地区なのだから。そして後一つ気づいたのは、普段接点が無い隣人同士も、この様な共通の問題が起これば、国籍を超えた団結意識が芽生えるのに気づいた。さらに一つ。フランスの消防士は結構思ったより優秀である事。こんな場違いな事を考えつつも、消火活動は迅速に進み、AM4:45頃に火事は鎮火した。それから火事の被害は最小限に止められ、死亡者や怪我人は出なかった。警察の話によると、「火の不始末ではないか?」という事だった。そして、我々も外に出て約1時間半後には各自アパルトマンに戻る事が出来たのだ。


  ③    ④ 


私自身この様な被害の当事者になるのは始めてである。しかも、フランス生活で体験するとは考えもしなかった。そして、この光景は一生忘れないだろう。本当に人生とは何が起こるか予測不可能だ !! 他にも書きたい事は探せば山ほどあるが、今日はこの辺にしておきたい。最後にタイトルの『18』とはフランスの消防局の直通局番である。もし、この記事を読んだあなたが同じような被害に合われた時、又は火事を発見した時はこの『18』に電話してください。この様に毎日、巴里を炎から守っている彼らにMerciを送りたい。そのような訳で、アパルトマンの住民そして私自身も、また夢の続きを見る事が出来るのだ。 眠れ巴里 !! 

                                                             Monde                      

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August 06, 2005 04:28:39

嗚呼 我が祖国 

テーマ:La Vie de Pansee

     

     最近、友人に教えて貰ったのですが、日本はこの人物がマスコミを賑わしているようですね!?


         

                    

この手の記事に反応したのが何だか悲しいかなと思いつつも、やっぱりタイトルが引き付けるし凄いよな~!! 

   

        「スクープ独占入手。これが問題の全裸カルト集団SEX儀式。ビデオ&写真だ!」 


男なら観たくなるもん(笑)フランスのタブロイド誌Choc(ショック)にもこんな感じの視出しで書いてあるのかな?!僕は、フランス語の読み書きは苦手なもので(苦笑)きっと書いてあるんだろうな~!?


それにしても、この現代のドン・キ・ホーテこと、伯魔壬旭(本名:小島紀武) 俗 名:伯壬旭/万師露観/小島露観。様々な名前を持っているようですが、明らかに電波系ですな!!ちょっと調べてみたところ、この様な経歴の持ち主らしい。

  

1940年5月2日生れ。東京大学土木工学科卒。1年間のサラリーマン経験の後、現代文明の歪みと限界を見抜き、世界革命を決意、二千年期のあるべき姿を求めて思索、研究生活に入る。あらゆる哲学・宗教・学問を渉猟し、チベット密教に基礎を置く神智学に出会う。


ホームページのプロフィールなので信憑性は無いですが!それにしてもインテリって言うのは本当に面白い事をやらかしますね!!


                 

        http://www.zyne.jp/               http://www.torihada.com/intro.htm


僕が思うに、この人も鳥肌実のようにお笑いとして売り出せば良かったのに。真面目にやればやるほど他人には滑稽に写り、笑いを誘う。しかし伯魔壬旭こと(本名:小島紀武)は、株式会社ザイン なる会社を経営して、商業戦略としてこの様な事をやらかしているのだったら、隅に置けない人物だ !! そして日本にはこの様な危険思想を持つ変人が、ゴロゴロしているのだろう。そして、中途半端な知識は罪を創りだす!!


              


(写真左)は軍服やチャイナドレスでコスプレした参加者は軍隊式で敬礼。(写真右)は妻(左端)と広告塔の美女2人を従え、「中国は死人の国」と発言する伯魔氏。


真意は時が教えてくれるだろうが、改めて我が祖国はカルト王国だと感じた。こんな日本を他国の人々にはどう写っているのだろう?そして日本は何処へ向かうのだろうか・・・

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August 04, 2005 03:40:17

パリは燃えているか

テーマ:La Vie de Pansee

             

                 昨日、人生で初めて口から炎を吹いた。それも3回ほど・・・


                     


              上記の写真は自分じゃないですが、こんな感じで炎を吹いたのです。

             切欠はPont des Arts(ポン・デ・ザール)で出合った彼・彼女達でした。

         


右はMaeva(マエバ)ちなみに女性です。左はAlban(アルバン)鼻にスプーンを突っ込んでおります。かなり近寄りがたい感じに見えますが、とても親切で面白い仲間です。そして、マエバはスタイリスト。アルバンは刺青師。彼らの写真を撮っているうちに、凄く炎を吹きたい気分になったので、そこでアルバンに「炎の吹かしかたを教えて?」と聞いたところ「OK!!」なので炎を吹くことに!!それにしても燃料アルコールは不味い。口の中が気持ち悪いのだ。しかし炎を吹く為仕方がない!!


         


         


      炎を吹く日が来るとは予想しなかったが、これも人生。一芸増えたと思えばいいか!

               二人からも『結構、良いセンスしてるね!!』と言われた。

            正直言って嬉しかった。炎を吹く人生もなかなか悪くはないだろう・・・

      そう言えば日本では夏休み前に通信簿を貰うけど、良く書かれていたな~「好奇心過剰」と。

                 しかし、こればっかりはどうしようもないんですよ。先生!!

    ただ、生きている以上『様々な可能性に挑戦したい』そんな事を想う『うたかたの夏』でした。 

                                                            Monde

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