アニマルライツセンターさんからです。

http://www.arcj.org/animals/sacrifice/00/id=659


藤崎八旛宮秋季例大祭の馬追 - 馬への虐待行為について

2015/09/02

毎年熊本市で行われている、藤崎八旛宮秋季例大祭の馬追について、動物虐待と思われる行為がありますので、熊本市動物愛護センターに指導を要請しています。

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熊本市動物愛護センター御中


平素より、市の動物愛護行政を担 われご多忙なことと存じます。
お忙しい中、昨日は電話にてご対応いただき、ありがとうご ざいました。

私たちは動物の保護活動をしているNGOです。

私どもの元に、 熊本市民から藤崎八旛宮秋季例大祭における馬の利用について、「あれは虐待ではないか」との通報が数件寄せられました。
そこで、昨年の例 大祭参観者への聞き取りや、ネット上にアップロードされている例大祭の動画の確認をしたと ころ、たしかに動物愛護管理法の第四十四条第二項の罰則対象だと思われる行為が見られました。
ご多用中恐縮ですが、藤崎八旛宮秋季例大祭の関係者の皆様に事実関係をご確認いただき、よろしくご指導いただけますようお願い申しあげます。

虐待と思われる行為は下記の二点です。
・過度な心理的恐怖を与えている
・過度な肉体的苦痛を 与えている。

被食種である馬は、蹴りをいれる、逃げるなどで身を守ろうとする動物です。そのため 外部の刺激に敏感で、恐怖を鋭く察知し ます。見慣れぬ風景や音に繊細に反応し恐怖します。
その馬を市中数時間 に渡って「ドーカイ、ドーカイ」という大きな掛け声と鳴り物とともに引 き回し連れ歩か せています。
そして、後ろ蹴りさせるために馬の背後からわざと囃し立てたり、勢い良 く見せる目 的で、馬の意思に反して手 綱を右に左に引っ張ることで馬の抵抗を故 意に引き出しています。
これらは環境省に よる「虐待の定義」における「積極 的(意図的)虐待 - 心理的抑圧、恐怖を与える」(*1)に該当するものと思われます。

また馬の抵抗を引き出すために行われている意図的に乱暴な手綱使いが、馬に肉体的 苦痛を与えています。
手 綱はハミと繋がっており、金属 のハミは馬の口に入っていま す。馬の口腔は、解剖学上最も 敏感な部分の1つであり、 その部 分に圧力をかけ 苦痛を与 えて馬 を制 御す るためにハミ と手綱は使用されています。ハミ自体が虐待的な悪影響を及ぼすという研究者もいるほどで(*2)、本 来ならば優しく、扶助的に扱わなければなりません。しかし、この馬追では馬の逃走反応や闘争反応を引き出すために、故意に苦痛を与えるために、乱暴に使 用されてい ます。
昨 年の藤崎八旛宮秋季例大祭でも、手綱を強引に右に左にと引っ張りまわす所 作があ りました。またハミによる苦痛が気になるのか始終口をクチャクチャと動かしている馬も散見されました。
これらの扱いは環境省による 「虐待の定義」における「積極 的(意図的)虐待 - 暴 力を加える」(*1)に該当す るものと思われます。


以上です。


大変お手数ではございますが、この件について、どのようにご対応いただけるか書面(郵便またはFAX)あるいは電子メール(宛 先:sato@arcj.org) にてご連絡いただければ幸甚です。
何卒、よろしくお願い申し上げま す。

敬具


*1 飼育改善指導が必要な例(虐 待に該当する可能性、あるいは放置 すれば虐待に該当する可能性がある と考えられる例)について
(環 自総発第 100205002号 平成22年2月5日)
*2 ロバート・ G・クック博士(タフツ大学獣 医学部獣医外科学名誉教授)
著書「ハミ付き 頭絡の及ぼす虐待的な悪影響」ほか


~転載以上~



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