スペインの家には天上にすずらん形のライトが付いた扇風機を二台取り付けて、これがゆっくり回っていると結構涼しいのね。天窓を開けておくと40度越える気温でも、漆喰とレンガと石タイルの部屋だから滅多に冷房はいらない。湿気がないって大きいのよね。

     

 南国のリゾートでは見かけるけど、日本にはなんで無いんだろう。ホームセンターにはあるのかなぁ。

 色々とご心配を頂いてありがとうございました。やっとおきて多少のことはできるようになりやした。

 余程の重篤な病でない限り、人の抵抗力や免疫力というのはなかなかに強靭なもんで。病気は気を病むので、ストレスってのはバカにならない。離婚したり家族と揉めたり仕事のトラブルが病の引き金になる事は、思っているより多いんだよね。

 前の記事でも書いたとおり、涼しい静かな病院で三食用意して貰って、好きなだけ寝ていられるって情況で、散歩したり本を読んだり気儘に過ごせると回復するってことね。そりゃね、痛みがあったり苦しかったり、こんな休んでいられない、仕事がぁ、家族が、金がと気になってゆったり出来ない場合もあるんだけど。

 ベトナムの自然医療の大家のヤン先生は、スイスに自然療養村を作った。広い森の中に病院と療養できる施設、薬草風呂やマッサージとか動物もいたり。そこはお金持ち用で滞在費は高価なの。それでその費用で、同じような療養村を貧しい地域にも作って、貧しい人たちにも療養を受けられるようにしたんだよね。

 昨日は呼吸器内科に通院で、息子に付き添ってもらって出かけたんだけど。薬を減らしたいって言うと医者は大体怒る。過去に診て貰った医師では、蒲田の食事療法内科の医師と、京都の病院の医師だけがちゃんと患者の話を聴いてくれたけれどね。とにかく、整形外科だ内科だ呼吸器だ皮膚科だとあちこち行くのは病人にはかなり苦痛よね。

 これだけ医療も進んでいるのに、全体医療をすべきって総統医学の多田先生が嘆いた頃とそう変わらない。症状が治まっても薬を一生飲み続けるのには抵抗があるよね。

 東洋医学系の医師や治療師は西洋医学を否定しない、むしろ共に利点を補って病者にいいように考える方が多いのに、西洋医学の医者は自然医療をオカルトって扱う方が多いように思う。カウンセリングや自己手当てを教えてくれる総合病院も多くないしね。

 ネットの友人が病院の待合室で。「泣き騒ぐのが子供」論が定着し始めている昨今だが。目の前のガキンチョ兄弟の奇声に耐えてる。ストレッチャーで運ばれてきた患者を指差し「ねぇ〜ママ〜、この人死んでるの?」と。いやはやまことに子供らしい素直な疑問。でも…でも…そろそろキレてもいいですか?って呟いていて笑ったけど、あるあるでしょ。

 子供を叱らない親が8割ってアンケートもこないだ見たけど、すぐ怒る親はきっと増えてるんじゃね。親のストレスも高い世の中だし。自分が怒っちゃあかんのよね、叱るは必要でもね。そういう自分もさ、己のイライラから子供に怒りすぎたりはあったんだけどね。野口整体の「叱りかた褒めかた」って本など読んで、いたく反省したもんです。最近は叱られる側になっていますが;

 オリンピックもそろそろ静かになってくれそうだけど。選手の活躍はキャーキャー騒ぐ事はないけどよかったなぁとは観るのよ。愛ちゃんってけなげだなぁとか、ウサインボルトの走りって豹みたいだなぁとか。各国の選手が互いに讃えあったりってね。あまりに、日本ニホンが鬱陶しいだけで。日本の心を讃えるのが他国の心も尊重するになるといいんだけど。

 1968年という年は。4月にマーティン・ルーサー・キング・Jr.牧師が、その2か月後の6月にロバート・ケネディが暗殺された年だね。ベトナム戦争に対する反戦運動が高まり米国のいたる所で戦争反対、人種差別反対のデモや暴動が起きた。

 その年のメキシコオリンピックで、陸上でメダルを取った二人の黒人選手が、表彰台でアメリカ国家と国旗が上がる中、項垂れたまま黒い手袋の片手を突き上げた。銅をとったオーストラリアの選手も同調した。ブラックパワー・サリュート(黒人差別に抗議する示威行為だった。同調したオーストラリアでも先住民族の排斥があった時代。

 スポーツに政治を持ち込むな、音楽に政治を持ち込むなとか、よく批難されるよね。けれど今のオリンピックそのものが利権まみれ、国家高揚で純粋なスポーツの祭典とは言い切れないよね。本来は戦争の代わりに競技で、の平和への願いからはじまった祭典だよね。

泣ける話だった<ニシムの記事>

 ギリシャのアテネで恒久的に催せばいいという意見には同意する。各国がGOPなりに応じて、主催国に施設費用を支払うとか。ギリシャ経済や観光にも付与できるだろうしね。

 まぁ、寝ながらファイアーエンブレムも二度目をクリアしたし、ぼちぼちと臨戦態勢っていうか、終末活動ならぬ週末活動をしないとね。