なんかえらい問題が起こっていたらしい。
      ↓
毎日WaiWai新聞問題

Webで日本に関する捏造記事発信だとか。
女性や子供を貶める猥褻な内容は
具体的に書くことを憚られます。


朝日新聞2ちゃんねる書き込み問題

勤務時間に差別発言の書き込み乱発だとか。
これも内容を書くことを憚られます。

「F-Secure(エフセキュア)在籍中に元社員が大量の個人情報漏洩で炎上」

業務上に得られたと見られる個人情報を故意に流出とか。

       ↑
。いしらたいてっこ起が題問いらえかんな


☆☆☆最近の気になること☆☆☆

「YAHOO! JAPAN」にて
「3.11」で検索すると
10円を復興支援のために寄付できるとのことです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



ZEPHYR
のページ

現代詩フォーラム
のページ

HP:Rainy Garden


Odd Mathematics
開設。役に立たない数学問題を上げていきたいです。



こんな曲書いてます。

饗宴(ピアノ)
琵琶と天女(インスト)
子守唄(弾き語り)
永久機関(バンド風)
New
collage of siren(カオス)
id(自演)


「童話の風景」拝呈曲


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2017-03-28 00:09:00

堕天使のイデア16

テーマ:雨宮紳一郎

           ※

 

 雨宮から「水川女史は被害者を殺し、敷地にナイフを埋めた」と聞かされたとき、真野は信じられなかった。遺体だけではない。凶器をもこんなに身近なところに隠すなんて、行動心理から反している。
 しかし、実際に樹里はここに歩いてきた。雨宮に「ナイフは掘り出された」ということを吹き込まれ、それが本当かどうかを確認しに来た。捜査員たちが、樹里の立ち止まった木陰の地面を掘る。間もなく、「ありました!」という声とともに、雨宮の読みが正しかったことが示された。
 絵に描かれていたナイフだ。
「これを検査すれば、血液反応がでるでしょう。水川さん、あなたは凶器のありかを知っていたんです」
 雨宮が告げる。樹里は何の反応も見せない。魂の抜けたような顔をして突っ立っているだけだ。
「別宅の絵を拝見しました。女性の上半身を描いたものとナイフを描いたものがありました。これはここ二ヶ月で制作されたものですね。四月いっぱいで女性を描き、五月いっぱいでナイフを描いた。あなたは一枚の絵に一ヶ月程度かけるとおっしゃっていたから、計算は合う」
 樹里の恐怖の企みが徐々に明らかになってくる。
「そして、女性の絵のモデルは、この庭から発見された佐々田麻美さんです。彼女を殺したのはあなたです。問題は動機。モデルとのあいだで諍いが生じたのでしょうか。わたしは可能性は高いと踏んでいましたが、数々の状況証拠により、それは違うという結論に至りました。被害者の死亡推定時期は約一ヶ月前。ところが、彼女の体内からは、死亡したのは約二ヶ月前という証拠が検出されました。どうやってこの矛盾を解決するか。わたしが考えたのは、死亡推定時期が狂っていたのではないかということです。死亡推定時期の算出には、死体の腐敗状況が大きく関わってきます。つまり、一時的に腐敗を止めれば、死亡後の経過時間は実際よりも短くはじき出される。具体的には、死体は一ヶ月のあいだ腐敗を免れる状況下にあった。水川さん。ここの建物には冷凍室がありますね」
 樹里は表情を変えない。
「冷凍室で死体を一ヶ月のあいだ保存していた。そうすれば、被害者は二ヶ月前に殺害されたということで計算が合います。同時に、あなたの動機が見えてきます。佐々田さんをモデルにした絵は四月中に描かれましたが、そのとき彼女はすでに死んでいた。冷凍庫で保存されていた。あなたはその様子を、冷凍庫の覗き窓から描き出したのです。あなたは『死』を描こうとしたのです」
 絵に描かれた女性が佐々田麻美であると知ったときのことが思い出される。外観は麻美とかなり違っていたのに、雨宮はモデルが誰かということを見抜いた。また、真野もそれにつられて、絵の女性が麻美と認識できるようになった。樹里は『佐々田麻美』を描いていたのではない。あくまでも『死』の様子を表現しようとしていた。だから、モデル・イコール・被害者という図式で、真野は「モデルと死」との関連性に思い当たり、「麻美がモデル」ということでなく「死者がモデル」ということに無意識に反応していたのだ。刑事だからこそこれに気づけたという雨宮の言葉は、恐らく、人一倍、死者と向き合っているということを意味していたのだろう。

 


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2017-03-27 00:01:00

取り合わせ

テーマ:俳句・川柳

俳句を作るときの季語に

いつも苦労しています。

 

自分の頭ではまだ

「○○という季語は寂しいイメージを持つ」

とか

「××という季語は威力がある」

とか

それぞれの言葉を言葉で説明できないので

ざっくりとしたイメージで

「この季語がいいかなあ」

とか感覚・勘で選んでいます。

 

句会で出句して批評していただき

「この季語は動く」

(他の季語(言葉)で置き換えても成立する、ということらしいです)

という評を頂いたあとに

じゃあ何が合うのだろうとここでまた悩む。

 

置き換えたあとに

修正前より質が落ちてはなりません。

こういうときに自分の理解度の低さが引っ掛かります。

言葉の理解度とか

ストーリー作りの理解度とか

センスの理解度とか

やっぱり方向性が独り善がりになります。

 

かれこれ10年くらいビギナーズラック邁進中。

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2017-03-26 00:06:34

「不思議のほこら」

テーマ:音楽

最近ピアノで

 

「馬車のマーチ」(DQ4)

 

の練習を始めました。

 

加えて

 

「不思議なほこら」

 

という曲の練習も始めました。

 

 

「祠(ほこら)」って

ゲームの中でよく登場するように思います。

意味を調べると

「神を祀った小さな社」

だそうです。

 

英語では

「a small shrine」

が該当するそうです。

「聖堂」「聖廟」「聖地」「神殿」「厨子」

などの意味だそうです。

 

 

元々の曲はファミコンの音源で

3音で作られている曲です。

小さな頃には実際にピアノで弾いていました。

 

その後オーケストラ編曲の曲を聞いて

それに準拠したピアノ譜を見て

このたび練習し始めました。

 

とても落ち着く曲です。

短い曲なのに構成がすごくしっかりしている。

心が透明になっていくようで涙が出てきます。

 

 

 

エレクトーンで演奏されている方がいます。

やっぱり響きが泣ける。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Vs5cy6GjFhw

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2017-03-24 00:01:00

堕天使のイデア16

テーマ:雨宮紳一郎

           ※

 

 病院にいるあいだは落ち着かなかった。手元に絵がないというだけでこんなに気がむすぼれるものとは思わなかった。
 唯一の慰めは、恭子の存在だった。彼女からの愛を胸の奥にしまい、樹里はあの絵をしあげることを改めて誓った。
 退院の日、病院の玄関には黒い影が佇んでいた。刑事だ。きょうはひとり。背の高いほう。雨宮といった。
「お元気そうになられてなによりです」
「そう」
「藤原女史はおいでになっていないんですね」
「仕事」
「つれないとは思いませんか」
 なんてことを云うのと心のなかで毒づいた。樹里は怒りを抑え、声を絞り出す。
「信じてるから」
「そうですか。あ、そうそう、事件のことですがね、あとはナイフを調べるだけとなりました。翡翠の柄から何か検出されれば万々歳です」

「え」

 

 え

 

 何て云ったの。

 

 

 刑事はそれに答えることなく背中を向ける。車に乗り込み、淡として去っていく。
 ナイフが 見つかった?
 見つかった。
 だめ。
 うそ。
 今は見つかっちゃだめなのに。
 あの絵はまだできていないのに。
 うそ。
 樹里はタクシーに乗り、自宅へ向かった。さいわいにも運転手は話しかけてこなかった。
 門を潜り、早足で敷地を横切る。建物への道をそれ、小さな茂みのある区画へと足を進める。また雨が降ったのか、木々の緑が鬱陶しく輝いている。
 木陰で足を止めた。
 足元を見る。

 

「そこに埋めたんですね」

 

 遠くから声がした。振り返ると、人の群れがこちらを取り囲んでいた。

 


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2017-03-23 00:08:29

在り処

テーマ:ブログ

足の裏を揉んだら痛く感じるところがあって

「足つぼマットでも買おうかなあ」

と思いましたが

よく考えたら

どこで足つぼマットを売っているのか

即答できない。

 

ホームセンター?

薬局?

スポーツ用品店?

 

 

「地球儀欲しいなあ」

と思っても

どこで売っているのか

即答できない。

 

玩具屋?

インテリアショップ?

文具屋?

 

 

今は便利な宅配があるからなあ。

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2017-03-22 00:01:00

「KAZEの道」

テーマ:ブログ

児島市民創作ミュージカル

 

「KAZEの道」

 

を観てきました。

 

 

電車で片道1時間ちょい。

 

 

 

あらすじ

 

「昭和21年、フィリピンから復員する引揚船の中にいた探偵小説家・山田小太郎は、戦友・松井一郎を看取った直後、現代の日本の児島へとタイムスリップしてしまう。

 そこで彼は、すでに90歳となった松井の妹である咲子と、彼女の三人の孫娘たちと巡り合う。そして彼は、児島で謎めいた事件に遭遇する。

 巻き込まれる関係者たち。その確執、猜疑。行方不明になる中学生たち。山田にとってはユートピアとも思えた現代の日本は、人が信じあえぬ偽りに満ちた社会だった。

 山田は事件の謎を解き、未来の子どもたちを救うことができるのか――。

 悲しみの『風の巻』救済の『花の巻』2日で結末も犯人も変わる、かつてないミステリー・ミュージカルを、ダブルキャストが演じる!」

 

 

大作でした。

犯人の動機に関して胸に迫るものがありました。

これが「結末の違う2度の上演」ということに

うまく結びついています。

 

この世界を変えられるのは

今現在の自分自身しかいない。

 

前回の「ヤオヨロズ」で

ヒーロー(?)を演じた女性の方も

ますます素晴らしくなって好演されていました。

 

 

すごいなあ。

すごいなあ。

 

 

 

ちょっとだけ「出てみたいなあ」と思ったけど

自分にはとても無理です。

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2017-03-20 00:01:00

堕天使のイデア15

テーマ:雨宮紳一郎

 真野は、改めてその絵に目を移す。いったん見てしまうと、その魔力のあまり、まばたきもできなくなる。
 おや……?
 真野はあることに気づいた。
「このナイフ――、どこかで見たことがあります。確か、水川さんの別宅に、こんな柄の形をしたナイフの絵が一枚あったような……」
 これを聞くや否や、雨宮は凄い形相になった。
「何だと? 間違いないのか」
「え、ええ」
 その気迫に、こちらがたじろいでしまう。
「この絵ではいびつに描かれていますけど、別宅では、かなり整った形に描かれたものがありました」
 緑色の柄。象嵌されたアクアブルーの宝石。少し反った刀身。かなり似たものが間違いなく存在していた。
「こっちの女性はどうだ」
 雨宮は、溶解しつつある女性を指す。
 その悪魔のような瞳に囚われ、記憶の糸に閃光が走る。
「あ――、なんとなくですが……、雰囲気の似ている女性の胸像があったようななかったような……」
「確かめるぞ」
 何を思い立ったのか、雨宮は真野を引っ張って、樹里の別宅に連れてきた。理由を聞かされないまま、真野の見た二枚の絵を確認させられる破目になる。
 ふたつともすぐに同定できた。ナイフの絵はひとつしかなかったし、人物画は複数あったが、アトリエの絵の女性の面影は見紛うことはなかった。雨宮は、「六号くらいの大きさかな」と漏らした。
 改めて見ると、ぞっとする絵である。ナイフの佇まいには、まるでいくつもの傷を作ってきたような静謐な狂気が籠められている。一方の女性は、その存在自体が虚ろである。
雨宮もそれを食い入るように見つめていた。顎を撫で、顔を近づけ、ぽつりと漏らした。
「真野くんさあ、この女の人、被害者の佐々田さんに似てない?」
「え?」
 まさか。そんなことが……と思いつつ絵を顧み、真野は驚愕した。
 佐々田麻美だ! ついさっきまで気づかなかったのに。輪郭も目もまったく彼女と重ならなかったのに。雨宮に言われた今では、間違いなく佐々田麻美に見える。
 一気に目が覚めた。見えなかった糸がと繋がった。
 樹里と被害者を結ぶ線。当たり前のことゆえに見逃していた。画家とモデルだ。
 それにしても……、
「雨宮さん、よく気がつきましたね」
「きみもちゃんと見えたじゃないか」
「そこが不思議なんです。どうして気づかなかったんだろう」
「気づかなかったのは不思議じゃあないよ。モデルの面影はほとんどないんだから。普通、気づくほうがヘンだ」
「はあ?」
「わたしたちが刑事だから、このモデルは被害者だと判ったんだよ」
 雨宮の言葉の意味がまったく理解できない。
「ともあれ、樹里と被害者に面識があったことは確認できた」
「でも、これ、証拠になるでしょうか」
「決め手にはならないね。水川女史が否定したら何もならない」
「それに、ふたりに関係があったとしても、肝心の動機は何ですか。それに水川さんはどうやって被害者をモデルとして採用したんでしょう。ふたりが会った形跡はないんでしょ?」
「モデルとしての仕事は、藤原女史が仲介したんだろう」
「どうしてそんな面倒なことを」
「もちろん、水川女史は被害者をモデルとして雇ったことを知られたくなかったんだよ。さて、真野くん。二点ほど確認してもらいたいことがある。最近、水川女史がこの絵にあるようなナイフを購入しなかったか。それから、彼女の邸宅にある冷凍室には、覗き窓があるかどうか」
 どこから思いついたのか想像もつかない注文だ。ただ、雨宮の横顔には確信が満ちていた。

 

 雨宮の求めた確認はすぐに裏が取れた。樹里は間違いなく宝剣を購入していた。篠塚貿易という会社と、三ヶ月前に取り引きをしていた。また、水川邸の冷凍室には、真空断熱を利用した覗き窓が設えられていた。
「この調査、どんな意味があるんですか」
 真野が首を傾げると、雨宮は苦笑した。
「まだ解らないの?」
「解りません」
「凶器は恐らくあのナイフ。画伯は被害者をモデルにした絵とナイフをモデルにした絵を描いている。被害者はなぜか水川女史の所有する敷地に埋められていた。さらに、彼女は土砂崩れで現れた死体を見ても、埋めなおそうとはしなかった。もうひとつ。検死による死亡推定時刻は一ヶ月前なのに、死体の体内には二ヶ月前に死亡したということを仄めかす痕跡が残されていた。これを繋げれば動機が見える」

 

 


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2017-03-19 00:01:00

専務か

テーマ:ブログ

おしごと場の近くのスーパーで

 

 

「スタッフ大募集」

 

 

の貼り紙をしていたのが

 

 

「スタッフ犬募集」

 

 

に見えて

「どんなあざといことをするんだろう」

と思ってしまったでござる。

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2017-03-18 00:01:00

伝えるおしごと

テーマ:ブログ

何かを教える仕事をしている以上

生徒さまに理解していただければ

生徒さまの努力の賜、

理解していただけなければ

教える側の力不足と

肝に銘じておかないといけない。

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2017-03-16 00:01:00

堕天使のイデア14

テーマ:雨宮紳一郎

           ※

 

 奇妙な事件である。
 また不可解な点が浮かび上がった。
 鑑識からの報告で、被害者の鼻腔や口腔、咽頭からスギ花粉が検出された。
 こう聞かされただけでは、何が不自然なのかは解るまい。現場周辺のスギ花粉の飛散は、四月上旬で終わる。遺体が発見されたのは、六月上旬。殺害時期を逆算すると、五月上旬となる。五月にはもう花粉の飛散がほとんどなくなっており、体内に花粉が残ることはありえない。
「被害者が亡くなったのは、二ヶ月前ということですか」
 真野は混乱した。死後一週間以上経った場合の死亡推定時刻を絞ることが困難なことは知っているが、一ヶ月もの誤差がでるとは考えられない。
「被害者が失踪してから一ヶ月間、ずっと息を止めていたのかもしれないよ」
「バカなことは云わないでください」
「上司に向かってバカとは何だね」
 ともかく、死亡推定時刻と花粉の飛散時期という食い違いが生じる。
 頭を抱えているところに追い撃ちがかかった。
 樹里が倒れたという報せが届いた。邸宅を見張っている巡査からだった。
 発見の際に一役買ったのは、またも加田である。駅ビルでのイベントの件で改めて話し合いをしようと訪れたところ、チャイムを押しても返事がない。不審に思って巡査に連絡し、結果、イーゼルのそばの床に体を投げ出している樹里を確保した。
 樹里はすぐさま救急車で病院に搬送された。どうやら栄養失調らしい。
 事件と関係があるかと、真野と雨宮は病院に向かったが、樹里は当分安静が必要だという。樹里のそばには、恭子がぴたりと寄り添っていた。
 奇しくも真野は、樹里の描きかけの絵を拝見することになった。
 全身が溶けそうになっている女性と、禍々しいナイフがこちらを狙っている、じつに不気味なものだった。真野は彼女の別宅でさまざまな絵にお目にかかったが、こんなに凶暴なものはなかった。
「これに没頭して食事を忘れていたのかな」雨宮が問う。
「そうかもしれませんね」
「確かに惹き込まれる絵だ」
「ぼくは怖いですよ。こんなものを仕上げるのに食事を抜いてしていたなんて、芸術家の考えは解りません」
「誰の考えだって解らないものだよ」
 このセリフは妙に胸に残った。わけの解らない人間という点では、雨宮は樹里と同じである。
「でさ、真野くん」
「はい」
「水川女史、今回の絵ではモデルを使っていなかったみたいだねえ」
「どうしてです?」
「だって、加田さんがここに来るまで、彼女が倒れたことを報せるものがいなかったじゃないか」
 ああ、確かにそうだ。
「まあ、こんな幽霊みたいに描かれたい女性はいないでしょうね」
「真野くんはさ、たとえば絵のモデルをするとしてさ、仕上がりが自分っぽくなかったら、文句を云うかい」
「へたくそ、とは云うでしょうね。こんなふうに、亡霊みたいに描かれたら怒ります」
「亡霊のためにモデルをしてくれ、と云われたらどうする?」
「そんな話は断ります」
「とぼけたことを云うんじゃないよ。きみにモデルを頼むひとなんていない。例えばの話だ」
 真野はムッとした。
「例えばの話でも断ります」
「どうして」
「だって、わたしは亡霊じゃありませんし」
「ふうん」
 雨宮はそれきり黙ってしまった。

 


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