劇場鑑賞



解説
ブラッド・ピットが製作陣に名を連ね、さまざまな映画祭・映画賞で
高評価を得たドラマ。
マイアミの貧困地域に生きる少年が成長する姿を、三つの時代に分け
て追う。
監督は、短編やテレビシリーズを中心に活躍してきたバリー・ジェン
キンズ。
『マンデラ 自由への長い道』などのナオミ・ハリス、『グローリー/明日
への行進』などのアンドレ・ホランドらが出演。
逆境の中で懸命に生きる主人公に胸を打たれる。



あらすじ
マイアミの貧困地域で、麻薬を常習している母親ポーラ(ナオミ・ハリス)
と暮らす少年シャロン(アレックス・R・ヒバート)。
学校ではチビと呼ばれていじめられ、母親からは育児放棄されている彼は、
何かと面倒を見てくれる麻薬ディーラーのホアン(マハーシャラ・アリ)と
その妻、唯一の友人のケビンだけが心の支えだった。
そんな中、シャロンは同性のケビンを好きになる。そのことを誰にも言わな
かったが……。



シャロン(アレックス・R・ヒバート)は

周囲の子ども達からもいじめられ、母親からはネグレクトされ、

唯一の心の拠り所が麻薬地帯のディーラーのホアン(マハーシャラ・アリ)

とその妻であった。

彼らはケビンには優しかった。

家に呼んでご飯を食べさせてくれたり、泊めてくれたりした。

学校で唯一心を許せた友人はケビン。

シャロンは自分が同性愛者であることに少なからず気づき始めていた。

あるとき同性のケビンと関係を持ってしまう。

そして学校でケビンと同席してランチを食べるはずだったが、同級生の

いじめっ子がケビンのケンカ相手にシャロンを選び、ケビンは断れずに

シャロンをたたきのめすのであった。

シャロンはそのことがショックで、ある日、そのケンカを持ちかけた

いじめっ子にひどい暴力を振るうことになる。

大人になったシャロンは、少年院の時の付き合いで、麻薬の売人に

なっていた。

母親は更正施設に入っていて、シャロンが訪ねたとき、これまでひどい

ことをしてしまった事を謝る。

そしてずっと音信不通だったケビンとの再会。

ケビンは料理人になって、自分の店を持ち、子どもがいるささやかな幸せ

の中にいた。

シャロンはケビンお勧めのメニューをごちそうになる。

時が過ぎても久々にあった二人はかつての関係をまた取り戻すことに

なる。

美しいエンディングは必見である。

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