☆“DAVID BOWIE ”&“DAVID KIDD ”雷撃電飛伝説!

  


 
 ★★二人のデヴィッド・・・ボウイとキッド!★



     禁:写真コピー転載!


テーマ:

「北京物語」・デビッド・キッド氏を偲ぶ。


ブログ一週間の「ワード検索」で、Dキッド氏「北京物語」がトップでした。

不思議に思いつつリクエストにお応えしてD・キッド氏を偲びながら、思い出を綴ります。


 よみがえる佐川急便-佐川清伝説
The Last days of Old China

旧中国の崩壊と新中国誕生の歴史秘話


 よみがえる佐川急便-佐川清伝説

 革命前、米中最後の交換留学生として北京に赴いたD・キッド氏は最高裁判所長官の四女であるエイミーと出会い結婚する。

 ときあたかも内戦の真っ只中である。

 その後、常勝「共産軍」の北京包囲網と天安門の大虐殺、中華人民共和国の誕生など目まぐるしい動乱の渦に巻き込まれながら「ユゥ一族」として家族・友人たちとの絆を深めてゆく。

 だが、漢民族「明」を倒した始祖ヌルハチの血を受け継ぎ三百年の永きに渡って大中国に君臨した清王朝の血をひく「ユゥ一族」は労働者階級の天敵として狙われるのだった。

 日毎に一族にふりかかる災難、キッド氏にも突然に襲いかかる暴挙や尋問が続いたが彼が屈することはなかった。

 数奇な運命に翻弄されながらも、自己の「内心の権威」を失わなかったのは彼の誇り高く強固な意志である。

 それは、若くして欧米の騎士道精神を宿していたからに他ならない・・・。

 一方、2年前中国東北部で満州国が滅び、ラストエンペラー溥儀が捕らわれ清朝滅亡と、苛烈な人民裁判がはじまっていた。このとき溥儀は「日本の関東軍」に操られたと証言、命だけは救われ余生を北京で暮らし静かに息をひきとった。

 いつの世も、恐ろしいのは人間のエゴである。


よみがえる佐川急便-佐川清伝説
 

絶大な権力を誇示した西太后 1904年


よみがえる佐川急便-佐川清伝説


英語版の「PEKING・STORY」は88年に再版、ニューヨークタイムズ紙が絶賛。

書評は「上海の長い夜」を書いたチエン・ニエン。

またジョン・アップダイクは「・・・伝統文化の前例のない激烈な‘死‘が描き出されている。」と書く。



よみがえる佐川急便-佐川清伝説
目次

「北京物語」訳者は森本康義氏とダンノ・ヨーコ女史。1989年5月10日、世界文化社発行。   

 

 キッド氏は1950年、米国に帰国したものの凄まじいレッドパージの嵐を受ける。

 あの狂った共産党の支配下でなぜ二年も暮らせたのかという疑惑である。共産党のスパイとみなされたのだろうか、ようやく母国に戻った彼は次はアメリカの国粋主義者の嫌疑の渦に悩まされるのだった。

 一方、北京で結ばれたエイミー婦人は共産中国の洗脳に屈せず戦った英雄として扱われ、その才覚からNASAの研究所に招かれるなど二人の運命は光と影が交錯してゆくのであった。


よみがえる佐川急便-佐川清伝説

N.Yアジア研究所にて中国古典舞踊を披露するエイミー。1951


 その後、キッド氏はアジア関係の機関で知遇を得た裏千家千宗室家元の招きで日本へ移住を決意。

 在住四十数年に及び晩年は京都の九条山に暮らした。今はNYの聖ヨハネ大聖堂で永遠の眠りにつく。機会を得ていつの日にかお礼とお詫びを申しあげねばならない・・・。


 さて、北京では至高の中国美術品に囲まれて暮らしオリエンタルアートに魅せられたキッド氏は、争いの絶えないこの魔境の世界から人々をどう導けば良いのか、人類のエゴイズムをいかにして正すのかを模索してきた人だった。

 そして、それを宗教を超えて文化・芸術の世界に見出す。

「文化に国境はない。芸術は人類の偉大な遺産である」という高い理念、そしてこの日本には世界の伝統文化や芸術が、数千年に渡って蓄積され保護されていることの奇跡に感動と驚嘆、そして盲目の輩、世界の狂気からこの人類の遺産を守らねばならない使命を実感する。

 
よみがえる佐川急便-佐川清伝説

芸術を愛する人々に、アジアを愛する人々に、そして人類の平和を願う人々に、この日本の美しい伝統文化、芸術を体験して頂くセミナーとして誕生したが・・・。

 

 京都府亀岡の宗教法人「大本」を舞台に「日本伝統芸術学苑」はD・キッド学苑長が世界中のアーティスト、文化人、学生に声をかけ、多数の応募参加を得てはじまった。

 セミナーは丸々一ヶ月に渡り、茶道・武道・華道・書道・能・仕舞・陶芸・仏教・禅・神道などなど講座は多岐にわたり、一流の講師が指導にあたる画期的なものだった。

 この特訓プログラムを修了した卒業生にはあのライアルワトソンはじめ世界で活躍する著名人も数多いのだが、残念ながら今このセミナーは休校になって久しい。

いつの日にか再開を願うのは私だけではないのだが、最後に生前のキッド博士の言葉を思い出しながら・・・一幕を閉じることにしよう。


よみがえる佐川急便-佐川清伝説

日本の伝統文化は日本人だけのものではありません。世界の人類の貴重な文化遺産として、ともに共有し、また新しい世界文化の創造のために守っていかなければならないのです。

(生前のキッド氏の言葉)




追伸

人が政変という歴史に翻弄されるのは世の常だが、いかなる苦境に立たされようとも「自己の内心」に恥じる行為をしてはならないことをキッド氏は教えてくれた。

「サムライの心」「崇高なる美の見識」を持ち合わせた至高の騎士だった。



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