先週末の日曜日、第一志望ではないのですが長女の私立高校の入試がありました。
その日、長男の野球は早朝に集合しての遠征練習試合。
今年から役員になった嫁も車出しで帯同です。
私は低学年チームの練習が午後からでしたので、嫁と代わって私が車出しをして嫁が長女の送り出しをする事も考えたのですが、
長女に聞いたら
「どっちでもいいよ」とあっさりした返事
嫁少しショック・・・
受験の日の朝にお母さんがいなくても大丈夫なの??
聞いたら、
長女が雑誌か何かで読んだ受験体験談に共働きの両親を持つ受験生が受験当日も特別な事をせず、いつも通り一人で仕度して戸締まりして試験に向かったら落ち着いて試験を受けられたと書いてあったそうです。
長女もこれまで模試などに行くとき、嫁が野球の当番などで不在なこともあったので、受験当日といっても特別に予定変更などしなくていいとのことでした。
それで私が送り出す事になりました。
朝食は長男達用のお弁当の余りがあったので、それを食べさせて普段学校に行くよりは余裕をもった時間で送り出しました。
残った私と次男は二人で久しぶりにのんびり
頼まれていた買い物にスーパーへ行って、頼まれてないけどしいたけのつめ放題98円があったので二人でわいわい言いながらギューギューして
帰ったらゲームをしたりアニメのDVDを観たり、多少洗濯や掃除の真似事を一緒にやったりして過ごしました。
試験は午前中に終わるはずなので、お昼の仕度だけして次男に少しお留守番をしてもらって私は長女の帰りを待たずに練習に向かう予定でした。
でも、なんか胸騒ぎがしたんですよね
不安というか
それは幼稚園の次男を留守番に残すことに対するものだと思ってたのですが、次男は「平気だよ」とテレビを観てます。
でも、なんとなく気になったのでユニフォームに着替えたものの、監督に少し遅れて参加しますと連絡、娘の帰りを待つことにしました。
しばらくすると
「ピンポ~ン」 とドアホンがなり長女が帰ってきました。
ガチャ
「ただいま・・・」
「お帰り!って、その足どうした???」
試験会場に行く途中、自転車をこぎながら制服の袖口を直していたらバランスを崩して転んでしまったそうです。
待ち合わせをしていた同じ中学校の子の家で応急処置をして行ったのですが、高校に着いてもまだ出血がとまらないので保健室で治療してもらったそうです。
春にこの高校に入学するとしたら1年生の保健室利用第一号です。 ハイ、なんの自慢にもなりません。
幸い試験開始時間に遅れることなく、受けられたそうですが
「問題難しかった…、 痛くて集中できなかった…」 そうです
でも案外元気そうでしたので一応嫁にもメールで報告、朝、応急手当をしてくれたお友達の家にお礼の連絡を入れさせて、私は練習に向かいました。
夕方、嫁が家に帰ってくると、長女は私の前では気丈に振舞っていましたが、女親のではさすがに我慢できなかったのか涙をこぼしていました。
「大丈夫、保健室でもきちんとした態度で名前もしっかり言えたんでしょ」
「本命はこの次なんだから、本命の時転ばなくて良かったじゃない」
言っている方も聞いている方もむなしいのは分かっているのですが、そんな言葉しかかけてあげれませんでした
そして昨日、
結果通知が届きました。
「合格通知」でした。
長女の顔にも笑顔が戻りました。
まだヒザは痛いみたいだけど
とりあえず、ヨカッタ、ヨカッタ。
これで余計なプレッシャーを受けずに本命の試験を受けられます。
本当に良かった。この話を笑い話に出来て
もし不合格だったら、ブログには書けなかっただろうな
