No.195 親子丼事件(泣) | OLは青年海外協力隊になってドミニカ共和国へ

OLは青年海外協力隊になってドミニカ共和国へ

青年海外協力隊(27-1次隊)としてドミニカ共和国で生活した記録。コミュニティ開発。活動のこと・ドミ共の人々&文化のこと・観光情報など、現地に密着したからこそ言いたいこと&伝えたい情報

親子丼は、任地で手に入る材料だけで作ることができる、数少ない日本食です。(醤油やダシなどは首都で調達しないといけませんが…)

任期中には、現地人だけでなく、同じ町で活動する他国ボランティアに日本食を振る舞う機会のある隊員もいると思います。


私もそのひとりでして。
配属先の性質上、他機関に配属されている他国ボランティアと知り合う機会も多いのです。


で。
先日、彼らに親子丼を振る舞ってみました。
彼らは同じアジア圏から来たボランティアで、ドミニカとよりは何かと文化が似ているので、一緒にいるとやはり落ち着きます。親子丼も口に合うだろうと予想していました。

結果。
「おいしい!!」と感動しながら食べてくれました。「カレーよりも好きだ!」と。

が。


彼らが次に手に取ったのがコショウ。
さらに、にんにくパウダー。
さらに、きざみ唐辛子。(七味ではない)

それらを結構かけ、ぐるぐるかき混ぜて食べていました。

味見させてもらったら、それはもはや…


当然、あの優しい味の親子丼ではありませんでした。泣。


同じアジア圏でも色々違うことを痛感。
日本食はスパイスやにんにく、香草をほとんど使わないという点でアジアの中でも特殊なのかな、と思いました。
言い換えると、素材の味を一番大切に料理するのが日本食なんだな、と。

別物になった私の親子丼。

異文化理解って深い。




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☺︎今日のスペイン語☺︎
Comemos arroz sin sal ni aceite.
米は、油と塩なしで食べます