現代中国「食」事情 vol.2
地球的熱波に襲われている今日この頃
みなさま、如何お過ごしでしょうか 。(´д`lll)
熱中症対策に水分補給は必須ですが、
冷たい飲みモノばかり飲んでると、
胃液が薄まって食欲減退の原因に (T▽T;)
そこで本日は、現代中国「食」事情の第二弾
暑気払いアンド暑中見舞いを兼ねまして、
『水菓特集』 とさせていただきます m(・ω・)m
中国の一般的なレストラン(ファーストフード店を除く)でお食事されると、
最後のデザートはお決まりのフルーツ類
出てくるのは大体薄~くスライスしたスイカばかりで、
あまり美味しい果物を食べたことがないという旅行者の方々も居られますが、
長~い間あちこちウロ付いておりますと、
その季節、その土地でしか食べることが出来ないレアモノに出逢うこともアリ
例えばこの季節
特にオススメしたい 「華東の横綱」 がコチラ!
无锡 阳山特产の 『水蜜桃(shui mi tao)』 :*:・( ̄∀ ̄)・:*:
先日老板もおこぼれに預かる機会がありましたが、
外側にも関わらず、
一皮剥くとこれでもかとジューシーな果汁滴るコチラの桃 o(^▽^)o
桃源郷の如く柔らかく馨しい香りも魅力のひとつデス
比較的歴史は浅いようですが、
この季節、蘇州・無錫方面に行きますと、
駅、空港や高速道路の料金所周辺で山のように積んで売られています
ただご存じのように産地を語ったニセモノ売りも横行していますので、
舌に自信のある方は、是非試食後の購入がオススメ
最初から切って置いてある試食用はホンモノで、
積んであるのがニセモノというのはよくあるケース
ガセネタを掴まされないための対策としては、
積まれている桃のうち、
試食するモノをこちらで 「指定する」 のがミソ b( ̄ー☆
試食指定をするのが恥ずかしいというプライドの高い方は、
一個買って食べてから決めるのも手でしょう
因みに試食したいときは、
以下の一言で通じますので一度お試し下さい
「嘿!,可不可以试一下、就这个 (*^ー^)p」
(hei!ke bu ke yi shi yi xia, jiu zhe ge)
最後の 『就这个(jiu zhe ge)=コレよ、コレッ p(-_☆)』 を、
決してお忘れにならないように
万が一にも拒否されたとき・・・
それはニセモノ、または場違いなときです ( ´艸`)
さて続いては 「華南の横綱」
亜熱帯地域に属する華南地方はフルーツの宝庫
少し前だと 「茘枝(li zhi)=ライチ」、
今なら 「芒果(mang guo)=マンゴ」、「莽吉柿(mang ji shi)=マンゴスチン」、
「榴莲果(liu lian guo)=ドリアン」 が最盛期
それら数多ある甘い誘惑、
いやいや甘い果物を退けて、老板が選んだイチオシはコチラ ('-^*)p
ビタミンCを多く含み、水溶性食物繊維の豊富な 『火龙果(huo long guo)』 (´∀`)
いわゆるドラゴンフルーツです
元々南米・中南米の砂漠地帯で採れるこの果実
台湾で品種改良されたのちに大陸に渡り、
今では広東省南部、広西壮族自治区や海南省の特産品に
ビタミンCの量は一般的なリンゴの約3倍、
また果物にはめずらしい植物性タンパクも多く重金属などの解毒作用があり、
美白作用も期待できるという優れモノ
その名のとおり、龍の吐く燃えさかる火の玉のような独特の外観ながら、
中は目も覚めるような白い果肉に、
小さな黒い種子・・・というのはよく見かける 『白火龙果』
最近特に流行っておりますのは、
中を割っても 「燃えよドラゴン m(*`∧´)/」 の 『紅火龙果』
白火龙果よりも爽やかな香りが立ち、甘さは増すがクドくないのが魅力
写真で見ると可愛らしいスイカのようですね (^ε^)♪
暑気払いには持ってこいのこのフルーツですが、
剥くとビックリするぐらい真っ赤な汁で手が染まりますので、
血気盛んな方はご注意が必要です b(`∀´)
※ 汁がついたままの手で触るとこうなるんで気~つけてちょ by パンダスタッフ
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