化粧品開発者のひとりごと

many things about skincare


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前回の皮脂の話しの延長線になっちゃいますけど、

皮脂はテカるし、
ニキビの原因になるし、
保湿力はないし、

厄介モノじゃん!!っと思ってしまいますよね。

でも、皮脂は大切な役割をしているという考えもあります。

皮脂は肌の表面にいる最近「皮膚常在菌」によって、
脂肪酸とグリセリンに分解されます。

まず、脂肪酸は肌の表面を弱酸性に保ち、
病原菌の繁殖を抑えて、
感染症を防いでいると言われています。

そして、グリセリンは化粧品によく使われる、
水溶性の保湿成分です。
皮脂自体には保湿効果はないけど、
皮膚常在菌によって分解されると、
保湿効果のあるグリセリンに変化するということです。

ただし、この皮膚常在菌の中には、
善玉の細菌もいますが、
ニキビの原因となるアクネ菌も含まれます。
また、脂肪酸も多すぎると、
毛穴を詰まらせたりしてしまいます。


なので、皮脂にしても皮膚常在菌にしても、
大切な役割を担っているんだけど、
バランスを崩すと突如厄介モノになってしまう。
微妙な存在なんです。

よく、
「油とり紙で皮脂を取ると、余計に皮脂がたくさん出る。」とか、
「乾燥すると皮脂がでる。」とか言いますけど、
科学的な真偽はよくわかりません。
もし、これを裏付ける研究結果とか論文とか、
知っている人がいたら、ぜひ教えてください。

自分の知っている範囲だと、
皮脂量は食べものでしか、
調整ができないと思っているんですけど・・・。

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