ムネモシュネの贈りもの ~「記憶」をめぐる物語~ -2ページ目

チケットご予約はお早めに・・・

おかげ様で、明日11日(日)と17日(土)、18日(日)のチケットは完売となりました。(当日券についてはお問い合わせください。)

平日はまだ若干余裕がございますので、ご予約はどうぞお早めに!!

いよいよ初日です!

しこみ


いよいよ明日、初日を迎えます。

と、いうのに今日になってもなお台詞が増えたり、動きが変わったり。

日々進化しております「ムネモシュネ」。

このブログを読んで下さっている皆様がもしかしたら気になっている「仰天アイディア」も無事(?)採用されることになりました!

泣いても笑っても明日はもう本番。。。


涙の川崎 6月7日

ファクトリー yudy


ガラシメンバーが生活しながら、稽古場としてもお借りしていた川崎ファクトリーとも本日でお別れ。。。 大変お世話になった渡辺さんご夫婦はじめファクトリーの皆様と涙涙のお別れです。

どうもありがとうございました!

そして、パネルに愛たっぷりのメッセージとサインをしているユディ。

それにしてもガラシメンバーそれぞれ皆個性的で素敵なサインを持っている!

ここでご紹介できなくて残念。。。




川崎日記 6月6日

川崎南高校


6月4・5・6日と、川崎ファクトリー近くの川崎南高校にて公開通し稽古を行いました。 スズナリの実寸で初めての稽古だったのと、だだっ広い空間に戸惑いつつも、なんとか空間にくらいついていく俳優たち。

本番に向け、残り少ない貴重な稽古1回1回が勝負なのだ!


川崎南高校にてバラシ中の1枚。

ガムテープのコブをお尻にくっつけているウウンとフェリー。そしてカメラ目線の大道無門氏。

 



ガラシー俳優紹介 フェリー 「あなたにとって記憶とは」

verry


繊細な魅力あふれるフェリー姉さんです。


「堅実なお姉さんタイプ(by横須賀さん)」

記憶についてのこがれはあまりに沢山ある。 時に私はものを忘れる。と、同時にに、忘れられることに対し苛立ちを覚える。 なぜだかわからない。

この感覚は・・・・・・


Bernadeta Verry Handayani



川崎日記 6月2日

ピンクかつら2人

本日まで何度か通しもやり、かなり順調に進んでおります。「ムネモシュネの贈りもの」。しかし、ユディが「どうしてもまだ弱い」と頭を悩ませていたシーンがあって再びディスカッション。

そこで、以前没になったあの「仰天アイディア」を盛り込んで試しにやってみることに。 すると皆俄然生き生きして、そのシーンに出ていない俳優もどんどんアイディアを出してきて再び稽古場は爆笑の渦に巻き込まれました。しかしユディは「みんなやりすぎ・・・(苦笑)」 

結局やはり没にはなってしまいましたが、また新たな素晴らしいアイディアが生まれかなり面白いシーンになりました。恐るべし、「仰天アイディア」!



川崎日記 5月30日

massage

本日も「fix」作業は続き、なんとかラストまでたどり着きました!バグース!!

しかしユディ曰く「構成が弱いところがある」ということで、一部構成直し。

幾つか動きも追加され、グッと面白くなってきました。

しかし安心してはいられない。これから動きのより細かいところを決めていく段階に入ります。(それはそれで大変そうだ・・・。)


写真は休憩中、美加理による足つぼマッサージで悲鳴をあげているウウン。

でもこの後「私にもやって!」とガラシチームで大評判でした。

ジャワ島地震と『ムネモシュネの贈りもの』について

5月27日朝、テアトル・ガラシの本拠地であるジョグジャカルタ近くを震源としてジャワ島中部を襲った地震の災禍は徐々に明らかになり、第一報からユディ・タジュディン氏たちが予想したよりも大きな被害が出ていることがわかってきました。そのため、28日夕方にユディ・タジュディン氏と宮城聰が会談し、『ムネモシュネ』創作を切り上げてガラシメンバーが帰国するか、それとも予定通り創作をつづけるか話し合いました。

宮城は、テアトル・ガラシの使命として「地域の復興に寄与すること」を作品の上演より優先するという考え方があるだろうと想像し、「ここで『ムネモシュネ』の上演をとりやめるとしてもそのダメージは煎じ詰めれば経済的なことで、それは本質的なダメージではなく、われわれの協力関係は今後も長く続くだろう」と伝えた上で、いろいろな選択肢があるからまずガラシメンバーで議論してくれるよう頼み、彼らの判断を待ちました。そして彼らの出した結論を踏まえ、稽古場全員でミーティングを持ちました。

彼らの結論は、予定通り創作を続ける、というものでした。ユディ・タジュディン氏は、ふたつの側面から考えたと語りました。ひとつは「家族の一員」として。もうひとつは「地域社会の一員」として。


――まず、とぎれていた電話がつながり、全員が家族と連絡が取れて、みな無事であることが判明した。日本に来たメンバーの家は壊れていなかった。そして家族や国の友人に相談したところ、家族や被災したメンバーについては親戚やジョグジャカルタに残った劇団員たちが面倒を見るから、日本での創作を最後までやってきていいよ、と言ってくれた。 6/18までの3週間は短くないが、地震の復興はもっともっとはるかに時間のかかる仕事だ。だから、『ムネモシュネ』を完成させるという仕事をなし終えたあとでジョグジャに戻って地域のために働くことで、地域社会の一員としての責任も果たすことが出来るだろう。自分たちは『ムネモシュネ』にも責任があり、両方の責任を果たせる道を選択したい。――


こうして私たちは『ムネモシュネの贈りもの』を予定通り上演することに致しました。 しかし、テアトル・ガラシの稽古場兼事務所は、地震で倒壊してしまいました。そこでわれわれはガラシのアトリエを再建するために、すこしずつでもお金を出し合おうと考えました。近日「ガラシケイコバエイド」用の郵便振替口座をつくり、そこに集めてゆく予定です。もしそのお気持ちを持って下さいましたなら、ク・ナウカのサイトでも口座をお知らせ致しますので、ご協力いただければと存じます。


ク・ナウカシアターカンパニー http://www.kunauka.or.jp/jp/index.htm

ガラシー俳優紹介 チトラ 「今回のコラボレーションについて」

chitra


みなさま!かわいこちゃんの登場ですよ!


「かわいい顔にだまされて近付くと食われます」(by横須賀さん)

旅行かデパートに出かけると、私は他者と相互に影響を受けあう。自分の外部から何か違うものを学び、なぜ私が他者と出会わなければならないのか、その理由をより一層学ぶのだ。 

自己をさらけ出す、それは時にそうであることがあまりにも難しい魔法の言葉。 このプロセスは私に触れ合いについて深く教えてくれ、またなぜ演劇が人間に必要なのかという問いを投げかけるものだ。

人は媒体として空間、音楽、テクスト、他者と互いに影響を受けあう。 今回のコラボレーションはこれを深く再認識するための、一つの教訓を私に与えてくれる。


Citra Pratiwi



川崎日記 5月26日 

5月26日

利賀から再び川崎へ。

利賀でできたものをベースに、「FIX」段階に入りました。

俳優に細かく動きのアイディアを伝えるユディ。(写真中央)

うーん、やっぱりキレが良い!