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2017-01-10 14:00:00

お茶講習会やります

テーマ:火曜14時:創業145年 下総屋茶舗

 

皆様、こんにちは。

おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。 

 

今年最初の投稿になってしまいました。

 

今年もよろしくお願いいたします。

 

平成29年最初の連休は、成人の日でしたね

 

【新成人おめでとう♪】ということで

地元では、今日が成人式でした
 

嬉しいことに式典の帰りに

お得意様とお嬢様が
【下総屋】に寄って下さいました。

 

きれいな晴れ着姿が観れて幸せな気分です。

せっかくなので
お茶を点てておもてなしさせていただきましたよ😃

 

 

ついでに簡単な作法もレクチャー

 

おせっかいですが
日本人として美しく在って欲しい
そんな気持ちです。

 

お茶をおいしく淹れられたら

大切な人やたくさんの人を笑顔にできちゃいますよ

それに、ちょっと尊敬もされるかも

 

あなたの人生をより豊かにする

教養として、知識を身につけてはいかがでしょうか。

 

そんな訳で《予告》です。


2月8日(水)、12日(日)、22日(水)、26日(日)
午後2時~3時半
市民ブラザかぞにて
【おいしいお茶の淹れ方教室】
開催予定です。参加無料。
ご興味ある方は、メール:simosaya@hotmail.com
もしくは📞0480-61-0215にお電話くださいね

 

お茶の選び方や、茶葉ごとのおいしい淹れ方のコツ

ブレンドの楽しみ方、保存方法、健康効果など

お茶のことがよくわかり、おいしくお茶を淹れられるようになりますよ♪

 

 

 今日も日本の伝統と心康に感謝。

 

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2016-12-20 14:58:48

お寿司には熱い緑茶!

テーマ:火曜14時:創業145年 下総屋茶舗

 

 

皆様、こんにちは。

おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。 

 

ご無沙汰してしましいましたね

 

昨日、今日の関東地方は

風も静かで日差しもあり、穏やかなお天気ですね

 

昨日は、定休日だったので

愛妻の緑ちゃんと都内にお出かけしてきました。

 

のんびり朝食のフレッシュジュースを飲み

あてもなく電車に乗りました。

ランチをどうするか車内で考え

昼少し前に、築地市場に到着

 

 

さすがに築地は場外から

たくさんの買い物客や観光客で

ごったがえしていました。

 

あちこちで飛び交うのは

中国語と韓国語

声が大きいから気になるのかな

 

 

しかし、おいしい食を求めるのは

万国共通ですね

有名店の前は大行列です

 

 

ネットで調べたお店に行って

お目当てのおいしい【生うに定食】をいただきましたよ

木箱に入った新鮮なウニと付け合わせ

絶妙にほのかな酢飯

甘くてとろっ~としたウニが本当にうまい!

これで1500円は、コスパ高いですね

さすが食の築地です

 

ランチをいただいたお店では

温かい麦茶が出ました

 

お寿司や生ものの後は

濃くて熱~い緑茶がいいですね

 

熱々の緑茶「あがり」には

茶カテキンがたっぷりと入っています

 

カテキンは殺菌力・消臭力が強いので

生ものを食べた後の口の中をさっぱりとさせてくれ

生臭みを消すと同時に

食当たり予防効果も期待できるのです。

 

 

だから、昔から

お寿司屋さんでは「あがり」に

熱い緑茶でしめくくるんですね

日本人の生活の知恵なわけです

 

せっかく鮮度の良い

おいしい食事をいただいたのに

わかってねーなー

って、ちょっと残念に思いました。

 

もしかすると、鮮度がいいからわざとかな?!

 

その後、銀座・日比谷公園から

有楽町を散策して

浜離宮を歩いて

黄昏かけた隅田川を水上バスで浅草に行きました

 

 

草寺は、羽子板市で賑わっていましたよ

 

夕食は、38年も前から

お世話になっている名店「カツ吉」さん

こちらでは、急須にいれた

おいしい緑茶が食前から出されました

 

 

歩き疲れた客に

まずは喉を潤してっていう心遣いでしょうか

 

 

こちらは、料理屋としての

もてなしの心を感じさせてくれて

名物の「みそとんかつ」のうまさといい

お店の真心がしっかりと伝わってきました

 

他席の外人客も

おつりをチップに渡してたくらいですよ

受け取り方も実にスマートで

さりげなくちょっとしたお土産を差し出して

握手とお見送り。

 

おみごと。

 

ただ、料理がおいしきゃいいって訳じゃないですね

これも味わいのうち

 

 今日も日本の伝統と心康に感謝。

 

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2016-12-08 08:00:00

彫刻家 片桐宏典さん(再放送)第10回 ~アートは人生を讃えるものです

テーマ:木曜8時:みんなの学び場美術館

 

みなさま こんにちは。

彫刻工房くさか 日下育子です。

 

今日は素敵な作家をご紹介いたします。

彫刻家の片桐 宏典さんです。



片桐 宏典さん
ケイト・トムソンさん
お二人とも彫刻家であり、ご夫妻でもいらっしゃいます。

 

以下、2014年8月の再放送でお届けします。
前回の日下育子からのリレーでご登場頂きます。
     第1回  第2回  第3回  第4回  第5回  

 

片桐 宏典さん  

    第1回 ~三陸のリアス海岸が原風景にあります~ 

           第1回続き 略歴のご紹介

    第2回  ~彫刻でコミュニティーと関わってきました~ 

    第3回  ~芸術家の共働制作で「宇宙」を表現しました~

    第4回  ~アートをプロフェッショナルにやっています~

    第5回 ~制作テーマ①  ストリームラインのシリーズについて~
    第6回   ~制作テーマ②  サウンドインスタレーションについて~ 

    第7回  ~制作の素材と想い、 舟の作品について~

    第8回  ~制作の素材と想い、階段状の作品について~

    第9回  ~社会との接点について アートイベントUK98について~

           第9回リンク UK98カタログより

        

    

    

第10回で最終回の今日は、片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんからのリレー作家の紹介と
今後の活動予定、そして最後に「あなたにとってアートとは?」の質問にお答え頂きました。

お楽しみ頂けましたら幸いです。

 

 

************************

 

 

 


波打つ愛へのノスタルジア


 「波打つ愛へのノスタルジア」
宮城県産玄武岩
本体寸法 80x50x1800cmH
東京都飯田橋
千代田富士見ザタワー 一階ホール
千代田富士見ザタワー・アート計画
2014

 



 

スBjin 2010


「Streamline-Bjin」
スウェーデン産黒御影石
50 x 25 x 220cm
2010

 



 

眠る心臓07ー05

「眠る心臓 2007-05」
宮城県産玄武岩
35x9x40cmH
2007



 

 


「よみがえる港」
宮城県産玄武岩
幅90x厚15x高25cm
2004


 



 



 




七つの旅1

 


七つの旅2

 南郷プロジェクト
「七つの旅」
青森県八戸市南郷区図書館
(片桐宏典+ケイト・トムソン:共働製作)
 2004

メモ

この作品は、人間の知的好奇心と柔らかな精神が、
世界に広がる文化的多様性と叡智に触れる驚きと
喜びから生まれる「知的果実」を求めて、
理想と現実世界を駆け抜ける精神の旅を象徴しています。





 


2002ラシャ-ナ

「The Towers」
レバノン産ライムストーン
高さ2.5m
ラシャーナ国際彫刻シンポジウム
2002





 

1997岩手シンポ

 

岩手町国際彫刻シンポジウム

1997
岩手町立浮島小学校

「浮島の夢~蜃気楼」
岩手町産黒御影石
高さ3m




 




「コスモス」

1.[ビックバン広場」 モノリス

 



「コスモス」

1.[ビックバン広場」


 

 




「コスモス」

1.[ビックバン広場」

 

 

 


「コスモス」

2.「現在の時空広場」

 

 




「コスモス」

2.「現在の時空広場」

 

 


「コスモス」

2.「現在の時空広場」

 

デザイン及び制作
片桐宏典、ケイト・トムソン、用澤修、吉田昇、ルボミア・ヤネチカ、
アンディー・アルプ、岩村俊秀、清本真右、坪井常男

 

岩手産白御影石、 遠野産黒御影石

本体寸法 

1.「ビックバン広場」6.2mH x 30m x 25m
2.「現在の時空広場」 2mH x 30m x 25m

宮城県仙台市若林区元茶畑  宮城県仙台第一高等学校内
デザインから制作まで全て芸術家の共働制作によるプロジェクト
1993







「春雷」
玄武岩 
60×8×25㎝H

1996

 


1991浮かび上がる悲しみ

「浮かび上がる悲しみ」
スコットランド産赤御影石
直径45cm
1991



 


 

日下
さて、片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんお二人からの
リレー作家をご紹介いただけますでしょうか。

 

 

片桐 宏典さん 
ケイト トムソンさん

彫刻家の山本哲三さんを紹介します。
彼は京都にいる彫刻家で、一番最初の頃のサンクト・マルガレーテンの彫刻シンポジウムに
参加している伝説的な彫刻家です。
僕は大阪のシンポジウムのときに彼と初めて御一緒しました。

 


日下
ありがとうございます。
山本さんへのインタビューを通して、彫刻シンポジウムについて、
もっとおうかがいできましたら、とても面白いと思います。
今の20代頃の作家はあまり彫刻シンポジウムについて、ご存知ないかもしれないので。

 

一番最初の頃のサンクト・マルガレーテンの彫刻シンポジウムに参加された
伝説的な彫刻家といいますと・・・・。
そのシンポジウムはどのような内容で開催されていたのでしょうか。

 

 


片桐 宏典さん
国際刻シンポジウム運動がオーストリアのサンクト・マルガレーテンでスタートして、
何回目かではあるのですが、シンポジウムで初めてコラボレーション(共働制作)を行なった、
特別な回に参加された作家です。

 


日下
共働制作と言いますと、何人かで一つの作品を制作されたのですね。


 

片桐 宏典さん
日本人だけ5人での共働制作でした。
毎年、彼は国内で個展もやってるし。

彼の場合はあまりスタイルにこだわらずにユニークな作品を発表されています。

 

 

日下
そうですか~。とっても楽しみですね。
ありがとうございます。
さて、片桐さんの近年の活動内容、今後の発表予定などを
お聴かせいただけますでしょうか。

 

 


片桐 宏典さん
今は2カ月か1ヶ月おきに、岩手とスコットランドを行ったり来たりしています。

今年の夏、スコティッシュ・スカルプチャー・ワークショップ ((※) で

久しぶりに滞在制作することにしています。

 

  ※ 施設概要の紹介ページリンク

 

それはハイランドのど真ん中に小さな町にある、
昔のお菓子工場を80年代に改造した集合アトリエで、
いろいろな素材の加工設備と宿泊施設を備えています。

 

要するに彫刻家がちょっと行って、
料金さえ払えば、何日でも何ヶ月でも制作しながら滞在できるんです。

 

 

日下
そういう施設はアーティストにとってとても貴重なものですね。
日本には、あまりそういうところはそうそう無いように思います。

 


片桐 宏典さん
僕は昔、80年代に毎年半年はそこに行って制作していました。
一枝ちゃん (※)も行ったこともあります。
  ※ 佐藤一枝さん

 

以前はそこでも、石の仕事のための道具や設備が揃っていたんだけど
そのうち、いつの間にかやる人がいなくなって、道具とか無くなって。
また再整備したいので、ちょっと来て手伝ってくれって言われて。

 

すごいんですよ。昔はただの倉庫アトリエだったのに、
いまでは冷暖房完備、美術館みたいなアトリエになっているんです。
外の作業場は相変わらずなんですけど。

 

鉄や木材はもちろんのこと、ガラスやセラミックやら、
ブロンズや鉄のキャスティンもができるんですよ。
ブロンズはどこでもやっていますけど鉄の鋳造が出来るのは凄いことです。

 

今年はそこで鉄とブロンズの鋳造作品を作ろうと思っています、
もちろん石もやるけど。


  

 

日下
本当に精力的な活動で素晴らしいですね。

 

片桐 宏典さん
それから来年の5月に3人で展覧会をする予定です。
3人というのは、僕とケイトともう一人、文化人類学者の女の子なんですが。
共働制作にするかどうかはわかりませんが、面白いことが出来ると考えています。

 


日下
そうですか~。とっても楽しみですね。
では最後に「あなたにとってアートとは?」にお答えいただけますでしょうか。

 


片桐 宏典さん
空気みたいなものですね。
いつもべったり一緒にいるということかな。

人生がアートだという考え、
アーティストがやれば、何をやってもアートというのは、
ヨーゼフ・ボイス (※)以降のすごく新しい考えですが。
僕は人生は人生だからちょっとそれはどうかと思います。
 
アートはなくてはならない空気みたいなもの、
あるいは光みたいなものどっちかだよね。

 

 

日下

そうですか~。

 

 

片桐 宏典さん

先日、二人で主催しているPOST CARD TO JAPAN の展覧会を釜石郵便局(※)で行いました。
 
  ※ 学び場美術館 展覧会紹介

 

そのカタログにも書いているのですが、
「芸術は付加価値や気休めでは決してない、人間にとってなくてはならないもののはずなのだ。
人間が芸術を必要とする真の価値が問われている。
冷徹な現実を見据え、傷ついた心を癒し、疲弊し衰弱した信念に情熱を取り戻す。
人生の可能性を信じ、またもう一歩踏み出す勇気を与える。
たった一枚の絵が人生を変える。そんな素晴らしい経験を
こういう時こそ多くの人に体験してもらしたい。」
と思っています。


日下
はい、この言葉に私はとっても感銘を受けました。
なかなかこういう言葉をはっきり明言されるアーティストは少ないので
出会えて嬉しい言葉でした。

 

片桐 宏典さん
ケイト トムソンさん
ありがとうございます。

 


日下
今回は、たくさんの充実したお話をお聴かせ頂きまして
本当にありがとうございました。

 


「Streamline」
インド黒御影石
168 x 20 x 60cmH
東京都高輪台プラウド
2014

****************************************

編集後記
 私が片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんに初めてお会いしたのは、
私が大学の副手1年目の冬に、お二人の住む岩手県岩手町にある㈲浮島彫刻スタジオを
訪問した時でした。 大自然と言えるような広いスタジオに姫神産の巨大な原石が置いてあり
「大学の石彫場とはスケールが違う!」と感動したのを覚えています。

 

 片桐 宏典さんは私が学生の頃から、地元の美術関係者の中では、
「宮城教育大学の在学中から彫刻に夢中になって、そのままヨーロッパに渡って活動している人がいる」
と有名な存在の方でした。

 

 今現在は、1年の半分がイギリス、半分が日本での活動とのことで、
2カ月か1ヶ月おきに行ったり来たりされているそうです。

 

 私が今回お二人とお会いしたのは、イギリスから昨日帰って来たばかりという日の午前中、
時差感覚が戻ってらっしゃらないところでしょうに、仙台市内の片桐 宏典さんのご実家に
お伺いしてお話をお聴かせ頂きました。(ご親切なご対応ありがとうございます!)
片桐 宏典さんにはほぼ7年ぶり、ケイト・トムソンさんには10年ぶり位でお会いしました。

 

  お二人のインタビューでは、本当に国際的に、プロフェッショナルとして活動していらっしゃる
彫刻家の内容の濃い貴重なお話をお聴かせくださいました。特に社会と具体的に関わった実践を
たくさんお話頂いて、私にとって大きな学びになりました。
私が若い時にお世話になったお二人に、今回、満を持してご登場いただくことができて
とても光栄に思っています。

 

片桐 宏典さんの作品は日本国内、岩手町や東京を中心にあちこちで
ご覧頂くことができるとおもいますので、皆様も是非、ご覧になって見てはいかがでしょうか。

 

***********************************

 

◆片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんのホームページ
 浮島彫刻スタジオ 

 

 

 

スターリング大学(イギリス)での展示
 片桐 宏典さんの紹介ページ 

 スターリング大学 Corridor of Dreams  (「夢の回廊」 インタビュー動画)

 (全23分中、お二人と作品が映るのは11:30~15:30頃です。)

 

 スターリング大学 アートコレクション 片桐 宏典さんの紹介ページ 

 スターリング大学のFacebook ⇒Art Collection at the University of Stirling

                     ⇒片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんの作品写真

 

 

◆展覧会情報 (現在は終了しております。)

IMAGINATIVE LANDSCAPE 3人展
「片桐宏典+ケイト・トムソン+上門周二」

− 「風景」をテーマにした彫刻とドローイングによる三人展 ー

会期:2016年11月24日(木)〜29日(火)
会場:プロモ・アルテ・プロジェクト・ギャラリー
時間:11:00〜19:00 (最終日のみ17時終了)/会期中無休
      プロモ・アルテへのアクセスはこちら:http://www.promo-arte.com/galeria2/map_images/galeria_ArtsMap.htm
   
   プロモ・アルテギャラリー
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目51-3ガレリア2F
Tel. 03-3400-1995  Fax.03-3400-9526
info@promo-arte.com
www.promo-arte.com

 

片桐宏典
「環境と造形芸術」をテーマにヨーロッパと日本を中心に普遍的な造形を目指す作家活動はもとより、国際彫刻シンポジウム運動による公共空間での実験的なアーティスト同士の恊働制作プロジェロトや地域性と連携した様々な特色あるアートイベントの企画運営を次々と手がけている。浮島彫刻スタジオを日本1991と英国2014にケイト・トムソンと共に設立。シンプルな抽象的構成の黒御影石や玄武岩による作品。

 

ケイト・トムソン
ケルト文様や神話をモティーフとした大理石の抽象的彫刻を中心に手がける。代表的な作品として駐日英国大使館、大手町ファイナンシャルシティ、グラスゴー・ゴーブルズ・オートランド地区再開発事業モニュメントなどがある。グラスゴー・スカルプチャー・スタジオ共同設立1986、UK98アートフェスティバル1998企画運営などスコットランドと日本を中心に世界各地でアートプロジェロトを広く手がけている。

 

上門周二
鹿児島県種子島生まれ。春は森でヤマモモと野いちご捕り、夏は珊瑚礁の海で魚たちと戯れ、川エビ捕りに勤しみ、冬はサトウキビ畑で収穫を手伝い、強烈な自然体験と原風景を胸に東京へ出る。1985年株式会社アネトス地域計画を設立しランドスケープ・アーキテクトとして独立。自然と人間との共生をテーマにランドスケープ・コンサルティング及び設計に関わり、日本及び東アジアを中心に世界各地のプロジェロトを手がけている。今回「Creative Landscape」をテーマとしたドローイング作品を初めて発表する。

 

 

 

 

日本・石の野外彫刻―ストーンアート写真集
  藤田観龍 著(写真)  本の泉社

 

 片桐 宏典さんの作品写真と手記「石彫というジャンル」(318ページ)
 ケイト トムソンさんの作品写真が掲載されています。


 

彫刻家 片桐 宏典さん 第1回続き 略歴のご紹介

 

 

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

★☆ アーカイブス ☆★


学び場美術館登場作家リスト
学び場美術館登場作家リストⅡ
学び場美術館 登場作家リスト Ⅲ ー2014

 


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2016-12-01 08:00:33

彫刻家 片桐宏典さん(再放送)第9回~社会との接点とアートイベントUK98について~

テーマ:木曜8時:みんなの学び場美術館

 

 

みなさま、こんにちは。

彫刻工房くさか 日下育子です。

 

今日は素敵な作家をご紹介いたします。

彫刻家の片桐 宏典さんです。



片桐 宏典さん
ケイト・トムソンさん
お二人とも彫刻家であり、ご夫妻でもいらっしゃいます。

 

以下2014年8月の再放送でお届けします。
前回の日下育子からのリレーでご登場頂きます。
     
第1回  第2回  第3回  第4回  第5回  



 

片桐 宏典さん  

    第1回 ~三陸のリアス海岸が原風景にあります~ 

           第1回続き 略歴のご紹介

    第2回  ~彫刻でコミュニティーと関わってきました~ 

    第3回  ~芸術家の共働制作で「宇宙」を表現しました~

    第4回  ~アートをプロフェッショナルにやっています~

    第5回 ~制作テーマ①  ストリームラインのシリーズについて~
    第6回   ~制作テーマ②  サウンドインスタレーションについて~ 

    第7回  ~制作の素材と想い、 舟の作品について~

    第8回  ~制作の素材と想い、階段状の作品について~

 

 

第9回目の今日は、片桐 宏典さん、ケイト トムソンさんが1998年に
岩手県で企画・実践された岩手アートフェスティバルUK98を糸口にアートと社会との関わり
についてお話頂きました。

最初、盛岡市の大通り何カ所かのショップを使って展示をしようというささやかだったプランを
県内の小さな美術館やギャラリーの大きなネットワークを組み、また小岩井農場を組み入れて、
大々的にやってみようというプランに展開された精力的な取り組みについてお聴かせ頂きました。

アートの持っている力を社会で発揮された貴重な事例だと思います。

 

お楽しみ頂けましたら幸いです。

 

***********************

 

 

 

ウオーターマーク

「ウォーター・マーク ~北上川の四季」
スウェーデン黒、岩手産白花崗岩
本体寸法   700x700x800cmH
いわて沼宮内アートロード計画 「シンボル・モニュメント」
岩手県岩手町いわて沼宮内駅前
2003



 

 


シンフォニア

「シンフォニア(交響曲)」
岩手産白花崗岩、クリ
450x180x900cmH
岩手県二戸郡奥中山いわて子供の森
県営テーマパーク施設のシンボル・モニュメント
2002


 

 


岩手町国際彫刻シンポジウム2003

岩手町国際彫刻シンポジウム
(片桐宏典:共働製作)
2003

 





「ホワイト・リーフー白き岩礁ー」


 




「ホワイト・リーフー白き岩礁ー」 ボール

 


「ホワイト・リーフー白き岩礁ー」 ベンチ
 


 


「ホワイト・リーフー白き岩礁ー」

岩手産白御影石

本体寸法  50mx50mx2m

青森県階上町

青森県階上町道の駅ふるさとにぎわい広場広場彫刻

1994

メモ

階上町道の駅ふるさとにぎわい広場の噴水を中心とした石の環境空間的作品。

海をモチーフにした様々なオブジェ、ベンチが組み合わされている。

北三陸の穏やかな海岸と臥牛山の裾野に広がる丘陵地帯。泉から湧き出る水のリズムは生命の脈打つエネルギーであり、そのまわりの表情豊かな石の数々は、海の岩場/岩礁 (Reef) を象徴しています。
岩礁は、自然の生命を育むのに最適な棲み家で、したがって、大いなる自然の象徴とも言えます。

われわれはこの自然の恩恵を享受し、慈しみながら、人間社会の活動を営んでいるのです。
自由なかたちの石のまわりで、想像の翼に身を託し、さまざまな物語にひとときの想いを馳せて下さい。

 

 

 

 



 

「Streamline Coordinate」

インド産黒御影石

114 x 15 x 50 cm H,

2013

 

 

 

 

 

エクリプス2011

「Eclipse- Prominence 2011-e3」
スウェーデン産黒御影石
59 x 18 x 59 cm high
2011

 

 

 

 

覚醒する風景2011

"覚醒する風景ー邂逅"
インド産黒御影石
50 x33 x 330cmH
2011


 


 

スTorso2011
 

「Streamline-Torso」
スウェーデン産黒御影石
48x11x10.5cmH
2011





スBjin 2010

 

「Streamline-Bjin」
スウェーデン産黒御影石
50 x 25 x 220cm
2010





スTorso3 2009

「Streamline-Torso3」
スウェーデン産黒御影石
193 x 22 x 20 h cm
2009






春雷」
玄武岩 
60×8×25㎝H

1996





 

日下
15年ほど前に私が片桐さんに
「何かをするときに誰と自分一人の力で出来ない時に、
 誰かとつながって協力してやれたらいいけれども、
 誰と繋がったらいいのかも分からない」とお話したことがありました。

 

その時、片桐さんは「誰と繋がるかという問題じゃないんだよ。」
と仰ったことが印象に残っています。
私は、それは彫刻家・芸術家の側から社会に対して企画提案を行うことが
ちゃんと出来なきゃいけないよとか、物事を推進する実行力を身に見につけなきゃいけないよ
という意味で仰ってらっしゃるのだと受け止めました。

 

そして、プロフェッショナルに活動されている方は違うな~、と強く印象に残りました。
そういう実践面でのお考えをお聴かせ頂けますでしょうか。

 


片桐 宏典さん
誰かと繋がるかというよりも、具体的な事例をお話します。
ケイトと佐藤一枝さん と三人で企画して行なったUK98 というアートイベントがあります。
あれなんかは、はっきり言って非常に無謀とも思える企画でした。


 

日下

無謀といいますと?


 

片桐 宏典さん

ケイトと一枝さんが話していた最初のプランというのは、
盛岡市の大通り何カ所かのショップを使って、
そこで展示をしようかというささやかなプランだったんです。

 

けれども、お金集めなどいろんな効率を考えた時には、基本的に大きい方がやりやすいんですよ。
それで、県内の小さな美術館やギャラリーぜんぶの大きなネットワークを組んで、
それから小岩井農場も組み入れて、大々的にやってみようというプランになりました。

 

あの当時は、中心となる岩手県立美術館がまだなかったのです。

 

公会堂アートショウ(※第6回 に掲載)の最初の頃もそうなんだけど
ステージ関係のコンサートとか喫茶店まで含めて、トータルな社会的な現象として
多角的にアートを提示するという企画です。

 

もちろん展覧会だけではなく、イギリスから作家を呼んでの講演会、ワークショップ、レジデンスなど
盛りだくさんでした。それにパーティも。

 

 


日下
そうですか~!すごいことですよね~!?
それだけ大きくすると資金面も含めて運営が大変になるのではないでしょうか?

 


片桐 宏典さん
だって、企画が良ければ良いほど、みんな一緒にやりたがる訳だから。

 

 


日下
ああ、なるほどそうですね~。(感心)


 


片桐 宏典さん
そうすると作家の質も上げられるし、お金も集められるものなんです。
その企画では、結局4千万円ぐらい集めたと思います。


 

日下
すごいですね~!(驚嘆!)

 


片桐 宏典さん
イギリスで実行委員会を別に立ち上げて1千万以上集めて、日本でも2千5,6百万。
当時はまだ県などで予算をわりと持っていて、それがギリギリ間に合ったんですね。


 


日下
本当にUK98 は岩手県盛岡市を中心に、エリアも広範囲にわたっていましたし、
なにより、岩手とイギリスの優れた現代アーティストを一堂に見ることが
できたのがとっても素晴らしかったですね。
アートと岩手をじっくり楽しみながら旅行できるような充実した内容でしたね。

 


片桐 宏典さん
ずっとシンポジウムに関わって30年、大抵のことはもう実践したと思ってます。
街にでかけて、コミュニティーに飛び込んで行って、
共働制作やって、石彫教室もトークは勿論のこと、遊び場も創ったし。
とにかくもう彫刻にまつわる実験は大なり小なり、ある意味やり尽くしました。

 

だから今、どこかでアートのプロジェクトをやっているのを見ると、
彫刻じゃなくても、いわゆるトリエンナーレとかでもすぐに問題も可能性も分かります。
ただ社会自身が変わってきているので受け容れ方が少しずつ違ってきている。

 

いまはアートのエンターテイメント性が強く求められていて、
僕らが実践してきた大切なシンボルを創るような、コミュニティーの根っこと関わる部分が
今、ワークショップの方に移ってきているんですよ。
作品じゃなくて、子供たちと一緒に何かワークショップをしましょうとか、
パフォーマンスアートみたいなのがあったりとか。

 

でもやりたいことはいつも同じで、部分が変わってきていると言うだけの話。
石の作品じゃなくて、子供たちと一緒にワークショップで制作をやったりというのが
もっと重要、直接的になってきたということがあります。

 

だから、とにかくいろんなレベルでいろんな形で関わっていくほど
アートってすごい力を持ってきていて、本来の力を発揮できるんじゃないかなと思います。

あるいは、作品一個だけのシンボルを置くみたいな。
それこそ、神殿のいい所に壺を一個納めるみたいな。

 

 


日下
神殿のいい所に壺を一個納めるといいますと・・・。


 


片桐 宏典さん
それは、神殿があって、聖域があって、何かそこに置くとしたら
「あなたなら何を置きますか? かたちは何になりますか?」
という答えを考えてみる。

 

あるいは神殿のまわりのマーケットまで含めて、
お祭り的に贅沢にアートで全部関わりたいとか。
そのぐらいアートで啓蒙しないと人間は変えられない、みたいなことでしょうか・・・。

 


日下
ああ~、そうですね~。深いですね~。


 


片桐 宏典さん
僕が仙台一高 という高校に行って良かったのは、進学校から良い学校に入るという面だけじゃなくて
僕らの時は、やっぱり安保闘争の末裔だからそういう社会性を考える部分がすごく強かったんです。
(越後妻有アートトリエンナーレ、アートディレクターの北川フラムさん と話している時に感じるのは、

彼は完全に全共闘世代 なんですよ。直接の運動はしていなくても、社会に対する姿勢が。

だから他の人と違って、
彼にとってアートとは社会を変えるための手段なんですよ。

 

だからこそ、越後妻有アートトリエンナーレが単に普通の展覧会じゃなくて
アートがコミュニティーや社会を牽引するような、ああいうかたちに行くんですよ、彼の場合は。
そこがやっぱりすごい。

 

そして、やっぱり信じているんだね、アートで変えられるんだということを。
本当に変えられるかな~と思うかもしれないけど、変えられるんだよ、あそこまでやれば。
というところじゃないかな。上手く言えないけど。

 

 


日下
すごいですね~。

ありがとうございます。

 


片桐 宏典さん
僕もケイトと一緒にやっていて、やりやすいのは
彼女もそこら辺を目指しているからだろうし。
YES,WE CAN! みたいな。

 

 


日下
彫刻家としての制作活動も私生活も、ケイトさんと同じ理念で一緒に活動出来るということは
本当に素晴らしいことですね!!
今日も素晴らしいお話をありがとうございました。





 

"Wave Ship"


「 Wave Ship 」
カラーラビアンコ大理石
300x60x75cmH, 250x50x45cmH
みなとみらい中央街区42地区所蔵
2011


 

 

****************************************


編集後記

 

 私が片桐 宏典さん、ケイト トムソンさんに初めてお会いしたのは、
私が大学の副手1年目の冬に、お二人の住む岩手県岩手町にある㈲浮島彫刻スタジオを
訪問した時でした。 大自然の中の広いスタジオに姫神産の巨大な原石が置いてあり
「大学の石彫場とはスケールが違う!」と感動したのを覚えています。

 

 片桐 宏典さんは私が学生の頃から、
「宮城教育大学の在学中から、そのままヨーロッパに渡って彫刻家になっている方」として
有名な存在の方でした。
今現在は、1年の半分ずつをイギリスと日本を行き来しながらの活動をされているそうです。

 

 今回のお話で私に響いた事は二つあります。

一つは、大きい企画ほど運営が困難になるのかと思いきや、良い企画ほどみんなが一緒に

やりたがるし、それによって資金も集まれば、質もより高められるということ。
もう一点は、片桐さんの言葉で、『神殿があって、聖域があって、何かそこに置くとしたら
「あなたなら何を置きますか? かたちは何になりますか?」という答えを考えてみる。』

ということです。

 

 どこを神殿と考えるかは、その時々の個別の案件に寄るかと思いますが、

彫刻家にとっては永遠の宿題のような問いかけだと思いました。

 

 次回は、リレー作家の紹介、今後の活動予定、

そして興味津々の「あなたにとってアートとは?」の質問にお答えいただきます。


どうぞお楽しみに。

 

***********************************

 

 

 

◆片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんのホームページ
 浮島彫刻スタジオ 

 

 

 

スターリング大学(イギリス)での展示
 片桐 宏典さんの紹介ページ 

 スターリング大学 Corridor of Dreams 「夢の回廊」 インタビュー動画)

 (全23分中、お二人と作品が映るのは11:30~15:30頃です。)

 

 スターリング大学 アートコレクション 片桐 宏典さんの紹介ページ 

 スターリング大学のFacebook ⇒Art Collection at the University of Stirling

 

                        ⇒片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんの作品写真



 

 

◆展覧会情報 (現在は終了しております。)

IMAGINATIVE LANDSCAPE 3人展
「片桐宏典+ケイト・トムソン+上門周二」

− 「風景」をテーマにした彫刻とドローイングによる三人展 ー

会期:2016年11月24日(木)〜29日(火)
会場:プロモ・アルテ・プロジェクト・ギャラリー
時間:11:00〜19:00 (最終日のみ17時終了)/会期中無休
      プロモ・アルテへのアクセスはこちら:http://www.promo-arte.com/galeria2/map_images/galeria_ArtsMap.htm
   
   プロモ・アルテギャラリー
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目51-3ガレリア2F
Tel. 03-3400-1995  Fax.03-3400-9526
info@promo-arte.com
www.promo-arte.com

 

片桐宏典
「環境と造形芸術」をテーマにヨーロッパと日本を中心に普遍的な造形を目指す作家活動はもとより、国際彫刻シンポジウム運動による公共空間での実験的なアーティスト同士の恊働制作プロジェロトや地域性と連携した様々な特色あるアートイベントの企画運営を次々と手がけている。浮島彫刻スタジオを日本1991と英国2014にケイト・トムソンと共に設立。シンプルな抽象的構成の黒御影石や玄武岩による作品。

 

ケイト・トムソン
ケルト文様や神話をモティーフとした大理石の抽象的彫刻を中心に手がける。代表的な作品として駐日英国大使館、大手町ファイナンシャルシティ、グラスゴー・ゴーブルズ・オートランド地区再開発事業モニュメントなどがある。グラスゴー・スカルプチャー・スタジオ共同設立1986、UK98アートフェスティバル1998企画運営などスコットランドと日本を中心に世界各地でアートプロジェロトを広く手がけている。

 

上門周二
鹿児島県種子島生まれ。春は森でヤマモモと野いちご捕り、夏は珊瑚礁の海で魚たちと戯れ、川エビ捕りに勤しみ、冬はサトウキビ畑で収穫を手伝い、強烈な自然体験と原風景を胸に東京へ出る。1985年株式会社アネトス地域計画を設立しランドスケープ・アーキテクトとして独立。自然と人間との共生をテーマにランドスケープ・コンサルティング及び設計に関わり、日本及び東アジアを中心に世界各地のプロジェロトを手がけている。今回「Creative Landscape」をテーマとしたドローイング作品を初めて発表する

 

日本・石の野外彫刻―ストーンアート写真集
  藤田観龍 著(写真)  本の泉社

 

 片桐 宏典さんの作品写真と手記「石彫というジャンル」(318ページ)
 ケイト トムソンさんの作品写真が掲載されています。


 

彫刻家 片桐 宏典さん 第1回続き 略歴のご紹介

 

 

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

★☆ アーカイブス ☆★


学び場美術館登場作家リスト
学び場美術館登場作家リストⅡ
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2016-11-24 08:00:00

彫刻家 片桐 宏典さん(再放送)第8回~制作の素材と想い、階段状の作品について~

テーマ:公式ブログプロジェクト

みなさま こんにちは。

彫刻工房くさか 日下育子です。

 

今日は素敵な作家をご紹介いたします。

彫刻家の片桐 宏典さんです。

 



片桐 宏典さん
ケイト・トムソンさん
お二人とも彫刻家であり、ご夫妻でもいらっしゃいます。

 


前回の日下育子からのリレーでご登場頂きます。
     
第1回  第2回  第3回  第4回  第5回  

 

片桐 宏典さん  

    第1回 ~三陸のリアス海岸が原風景にあります~ 

           第1回続き 略歴のご紹介

    第2回  ~彫刻でコミュニティーと関わってきました~ 

    第3回  ~芸術家の共働制作で「宇宙」を表現しました~

    第4回  ~アートをプロフェッショナルにやっています~

    第5回 ~制作テーマ①  ストリームラインのシリーズについて~
    第6回   ~制作テーマ②  サウンドインスタレーションについて~ 

    第7回  ~制作の素材と想い、 舟の作品について~


 

 

 

第8回の今日は、階段状のモチーフの作品についてお話をおうかがいしました。


片桐さんがレバノンのシンポジウムに参加されて、そこで見たイスラム圏の階段状の文様についてと、
ヨーロッパ圏、アジア圏、イスラム圏の文化の違いについて感じられたことなどをお聴きしました。


また、階段状のモチーフの作品でも特に青森県弘前駅前モール修景彫刻について
制作の意図をお聴かせ頂きました。

 

どうぞお楽しみ頂ければ幸いです。

 

 

*************************************

 

 

1997岩手シンポ


「浮島の夢~蜃気楼」
岩手町産黒御影石
高さ3m
岩手町国際彫刻シンポジウム

1997
岩手町立浮島小学校


 



 


1991浮かび上がる悲しみ

「浮かび上がる悲しみ」
スコットランド産赤御影石
直径45cm
1991

 

 


 


1990マルタ大島

「虚数空間都市」
大島産白御影石
高さ3m
マルタ大島国際彫刻シンポジウム
愛媛県宮窪町石文化公園
 

 

 

 

 

 


2002ラシャ-ナ

「The Towers」
レバノン産ライムストーン
高さ2.5m
ラシャーナ国際彫刻シンポジウム
2002



 


 


向白神
 

「向白神(むかいしらがみ)」
岩手産白御影石
本体寸法  700 x 150 x 500 cmH
青森県弘前市駅前通ダイエー向かい
弘前市駅前通りモニュメント計画

1998
メモ 
世界遺産「白神山地」のなかの向白神岳をイメージする。
JR弘前駅から商店街に伸びる約2kmの遊歩道に
全7基設置されたうちの2番目のモニュメント。
道路を隔てた向こう側にある3番目の作品「白神の箱」と共に
白神山地をテーマとし、白神岳と向白神岳という対になる地域の
中心的な主峰をシンボリックに表現し、心理的に両側の空間の一体化を意図する。

 

 

 

 

 


1997恋する因果律

「恋する因果律」
岩手県姫神産白御影石
35x35x高55cm
1997
個人所蔵

 

 

 

 

 

 


1993Egg & Tower

「恋する因果律-Egg & Tower」
遠野産黒御影石
高さ120cm/50cm
1993

 

 

 

 


101
「見知らぬ隣人たち #101  」

鉛筆 ロクタ紙(手漉き紙)

300×150cm

2000

 




 


102

「見知らぬ隣人たち #102  」

鉛筆 ロクタ紙(手漉き紙)

300×150cm

2000

 

 

 


 


103

「見知らぬ隣人たち #103 」

鉛筆 ロクタ紙(手漉き紙)

300×150cm

2000




 


104
 

「見知らぬ隣人たち #104 」

鉛筆 ロクタ紙(手漉き紙)

300×150cm

2000

 

 



 

 

日下
彫刻でも、ロクタ紙を使った大画面のドローイングでも
「見知らぬ隣人たち」という題名の作品群で、
階段状の彫り込みがある作品をたくさん制作されていますね。

 

彫刻もドローイングも聳え立つような上昇感覚のある
スケール感のある作品で、とっても印象に残っています。  

 


片桐 宏典さん
この階段状の作品というのは、建築的なスペースというか。
単純な階段だから。

 


日下
これらの高くそびえたっている、下から見上げる感じの彫刻というのも
唐桑の岩場の風景(※第1回巨釜半造(おがまはんぞう )が反映されているのでしょうか。

 


片桐 宏典さん
あれはヨーロッパの建築のディテールから取ったフォルムです。
弘前駅前モール修景彫刻のモニュメントは、
その階段状のモチーフと石のラフな部分を活かした作品です。

 

レバノンで制作した「Two Towers」という作品も
同じテーマで、同様のテクスチャーのコンビネーションのある作品です。
レバノンのシンポジウムに行った時、ある程度作品プランは決めていたのですが、
はじめあちこちの遺跡を見て回りまったときに、とても印象に残った遺跡がありました。
小高い山の上に立ち並ぶお城のような建築群、とても彫刻的で興味をそそられました。

 

それと、この作品を創った頃は、ちょうど2001年の911事件があった直後だったので
ツインタワーのイメージと無意識的にもオーバーラップしていたかもしれません。

 

シンポジウムは公開制作なので、製作中にいろいろな人が見学に来るのですが、
来る人みんな、これは911か?ツインタワーから煙が出ている彫刻なんじゃないか?と言うので
問題になってました。

 

 

日下
ご自身で意識はされていたのでしょうか。

 


片桐 宏典さん
あの時はあわててちがうよと言ったのですが、でもやっぱり実はそうだったんだろうな、
みたいな感じがあります。

 

創る時は自分では具体的に意識して制作してはいなかったのですが
出来上がる頃に、自分でも段々これツインタワーっぽいなと感じ始めました。
無意識に何かしら影響を受けていたのかなと感じました。
でもそういうのって必ず出ますよね。

 

僕らがいたところはレバノンのキリスト教圏の比較的自由な空気のところで、
イスラムとはいっても女性の肌の露出も自由でおおらかだし、他のヨーロッパと変わりありません。
でもちょっと行ったところにはもう典型的なイスラム教の人たちが住んでいる世界が隣同士でありました。
お互いに「違う人間」と言っていたのがとても印象的でした。

いま思えば、レバノンの人たちは、911を僕らがどう捉えているかとても知りたがっていたんでしょうね。

 

 

ケイト・トムソンさん 

丁度、9.11の1年後でしたね。

 


片桐 宏典さん
それと、このときレバノンというイスラム圏に初めて行って制作したのですが、
イスラムは、今まで行っていた西洋圏やアジア圏と全然文化が違うから
僕にとって、すごく新鮮で面白いところでしたね。

 

造形表現されたものがすごく抽象的で幾何学的なんです。
イスラム文様の世界は、とても面白いのですが僕は全くついていけませんでした。

 

というのは、イスラム文様は構築的で階段的なものが多いんです。
でも自分が作品で制作している階段状のモチーフよりも
イスラムのものはもっとめちゃくちゃ複雑です。
体質的なものかもしれませんね。

 

 

ケイト・トムソンさん 

イスラムは人間的なモチーフは駄目ですから、
抽象的な、階段のイメージなどをすごくたくさん使います。

 


片桐 宏典さん
そう、具象は一切駄目なんですよ、禁止されているから。

 

 

日下
ああ、偶像崇拝になってしまうということでしょうか。

 

 

ケイト・トムソンさん 

はい、神様が人間と動物を創りましたから、
人間が神様の真似をして人間を作るのは駄目なんです。

 


片桐 宏典さん
だからそういう意味で、すごく面白くて、ゾクゾクします。
イスラム圏では、僕の階段だけでは、単純すぎて使えないな~、と思えてしまうくらいです。
イスラムの階段文様は、僕の作品よりももっと複雑で緻密で、すべての空間の装飾なので
作品としては建築空間にピッタリ合うんですよ
合い過ぎて逆に作品にならないという・・・。
面白いですよね。

 


日下
レバノンのシンポジウムでの制作で、何か日本、ヨーロッパと異なる
印象に残ったこと、エピソードなどはありましたか。

あるいは、イスラム圏ということで制作、及び滞在全般で気をつけたことなどありましたでしょうか。

 


片桐 宏典さん
イスラム世界に初めていったインパクトはとても大きかったですね。
ヨーロッパやアメリカ、アジアはある程度まわって知っていたので、世界はだいたいこんなものか、
という意識がありましたが、シンポジウムのあとにエジプトにも行ったりして、
イスラム世界の、一部ながら自分の眼で見て回って肌で感じて、
それまで漠然と感じていた世界のグローバルさみたいなものが徹底的に崩れ去ったという気がします。
情報としては知っていたのに。

 

それはどういうことかというと、違う文化は違う人間が生み出すもの。
世界には芸術のメインストリームというのはあるかもしれないけど、
個別の文化が必要とする芸術はその文化ごとに全く異質なものです、
人間はやはりそれぞれ決定的に違う存在で当然文化も個別なものですよね、
だからそんな違った文化がぶつかる時、お互いに影響しあうものはとてつもなく大きいのかもしれない、
ということです。そんな意識が自分の中で再確認されたというか。

 

僕が初めてヨーロッパ、オーストリアに行ったときのことを少なからず思い出しました。

 

僕らが行ったレバノン・シンポジウムは、
バスブスという地元の有名な彫刻家の一家が個人的に運営しているものでした。
父親とその弟たち二人、その息子たち三人が彫刻家、孫や親戚は映画監督、画家など、
まさに芸術一族です。

 

かれらは内戦で破壊され尽くした自分たちの町を見て、壊すのはもうたくさん、
これからは美しいものを作っていくんだと、国際彫刻シンポジウムを始めたんです。

 

ベイルート市街にはまだ銃痕が至る所に残っていますし、鉄道網も破壊されたままでした。
多くの素晴らしい古い文明と美しい自然や街並があり、食べ物も西と東の融合で、とてもおいしい!
こんないいところが、また戦渦に巻き込まれたことは悲しみに堪えません。

 

 

日下
そうですか。
片桐さんが実際に滞在されて実感されたお話をおうかがいすると、
何かリアリティーをもってイメージされてきます。

 

さて、階段状の作品でも、弘前駅前モール修景彫刻は特に大作ですね。
階段状のモチーフと石の割れ肌を活かした絶妙なコンビネーションがとても素晴らしいです。

その制作コンセプトや駅前という街中の空間に設置されることで
意識されたことをお聴かせいただけますでしょうか?

 

 

片桐 宏典さん
弘前駅から商店街までの数キロメートルを彫刻でつなげるのがこのプロジェクトでした。
その中の一カ所、2番めの場所を担当しました。

 

このプロジェクトをコーディネートした横沢氏(※)の考えは、
7点の作品が密接に関連してトータルな空間的造形を目指すというものです。
作品のテーマの密接な関連性、共通の素材など突っ込んだデザイン的な処理がされています。
私も道路を挟んだ向かい側の場所を担当する鳴海恒夫君と何度か打ち合わせて、
お互いに白神山地をテーマにすることに決めました。
二つで一個の作品、カタチは違っても、物理的には道路で分断されている空間を

心理的につなぐためです。

 

作品の大きさも、ビルに囲まれたまわりの空間に対応するために、
ある程度大きさがなければいけませんでした。
でも、大きすぎてもいけません。10m以下、5メートル以上くらいかな。

 

遊歩道には常に人の流れがあるので、作品も一個ではなく、
三点のセットにしてカタチにバリエーションの変化とムーブメントを持たせました。

 

素材も、出来るだけ地元のものを使いたかったのですが、
青森に御影石はなかったので、岩手の、東北の石を使ったのです。

 

 ※ 横沢英一氏 Ukishima.Net   国際彫刻シンポジウム誕生の経緯(1959年~1970年代)
               私の参加した時代(1978年~2000年まで)参照

 

  

 

 

日下
とっても興味深いお話をありがとうございます。
階段状のモチーフの彫刻も作品自体のスケールもとっても大いものですし、
上へ上へと伸びあがっていく上昇感覚の強いものですね。
かたちと空間の関係性を最大限に活かした彫刻だと思います。


とっても素晴らしいです。
貴重なお話をありがとうございました。

 

 

 

 

 


1988カレッジランズ・シンポ

「日の出を待ちながら」
スコットランド産砂岩
高さ250-70cm
カレッジランズ国際彫刻シンポジウム
1988
ミラー・ホームズ・アーバン所蔵

 

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編集後記

 

 私が片桐 宏典さん、ケイト トムソンさんに初めてお会いしたのは、
私が大学の副手1年目の冬に、お二人の住む岩手県岩手町にある㈲浮島彫刻スタジオを
訪問した時でした。 大自然の中の広いスタジオに姫神産の巨大な原石が置いてあり
「大学の石彫場とはスケールが違う!」と感動したのを覚えています。

 

片桐 宏典さんは私が学生の頃から、
「宮城教育大学の在学中から、そのままヨーロッパに渡って彫刻家になっている方」として
有名な存在の方でした。

今現在は、1年の半分ずつをイギリスと日本を行き来しながらの活動をされているそうです。

 

 今回は片桐宏典さんの階段状のモチーフの作品についてお話をおうかがいしました。
特にレバノンで感じられた各文化圏の違いについては、片桐さんが肌で感じてこられた違いを
率直にお話下さいました。
また弘前駅前修景彫刻でも、景観の中で、彫刻で具体的にどう関わるかの意図についても
とても貴重なお話をお聴かせ頂けてありがたいと思いました。

 

 次回は、片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんらが企画運営をされたアートイベント、
岩手アートフェスティバルUK98を題材に、改めてアートと社会との接点についてお話頂きます。


どうぞお楽しみに。

 

***********************************

 

 

 

◆片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんのホームページ
 
浮島彫刻スタジオ 


 

 

 

スターリング大学(イギリス)での展示
 
片桐 宏典さんの紹介ページ 

 

 スターリング大学 Corridor of Dreams  (「夢の回廊」 インタビュー動画)

 (全23分中、お二人と作品が映るのは11:30~15:30頃です。)

 

 スターリング大学 アートコレクション 片桐 宏典さんの紹介ページ 
 

 スターリング大学のFacebook ⇒Art Collection at the University of Stirling

 

                        ⇒片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんの作品写真


 

◆本日より開催の展覧会です。

 

IMAGINATIVE LANDSCAPE 3人展
「片桐宏典+ケイト・トムソン+上門周二」

− 「風景」をテーマにした彫刻とドローイングによる三人展 ー

会期:2016年11月24日(木)〜29日(火)
会場:プロモ・アルテ・プロジェクト・ギャラリー
時間:11:00〜19:00 (最終日のみ17時終了)/会期中無休
      プロモ・アルテへのアクセスはこちら:http://www.promo-arte.com/galeria2/map_images/galeria_ArtsMap.htm
   
   プロモ・アルテギャラリー
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目51-3ガレリア2F
Tel. 03-3400-1995  Fax.03-3400-9526
info@promo-arte.com
www.promo-arte.com

 

片桐宏典
「環境と造形芸術」をテーマにヨーロッパと日本を中心に普遍的な造形を目指す作家活動はもとより、国際彫刻シンポジウム運動による公共空間での実験的なアーティスト同士の恊働制作プロジェロトや地域性と連携した様々な特色あるアートイベントの企画運営を次々と手がけている。浮島彫刻スタジオを日本1991と英国2014にケイト・トムソンと共に設立。シンプルな抽象的構成の黒御影石や玄武岩による作品。

 

ケイト・トムソン
ケルト文様や神話をモティーフとした大理石の抽象的彫刻を中心に手がける。代表的な作品として駐日英国大使館、大手町ファイナンシャルシティ、グラスゴー・ゴーブルズ・オートランド地区再開発事業モニュメントなどがある。グラスゴー・スカルプチャー・スタジオ共同設立1986、UK98アートフェスティバル1998企画運営などスコットランドと日本を中心に世界各地でアートプロジェロトを広く手がけている。

 

上門周二
鹿児島県種子島生まれ。春は森でヤマモモと野いちご捕り、夏は珊瑚礁の海で魚たちと戯れ、川エビ捕りに勤しみ、冬はサトウキビ畑で収穫を手伝い、強烈な自然体験と原風景を胸に東京へ出る。1985年株式会社アネトス地域計画を設立しランドスケープ・アーキテクトとして独立。自然と人間との共生をテーマにランドスケープ・コンサルティング及び設計に関わり、日本及び東アジアを中心に世界各地のプロジェロトを手がけている。今回「Creative Landscape」をテーマとしたドローイング作品を初めて発表する。

 

 

日本・石の野外彫刻―ストーンアート写真集
  藤田観龍 著(写真)  本の泉社

 

 片桐 宏典さんの作品写真と手記「石彫というジャンル」(318ページ)
 ケイト トムソンさんの作品写真が掲載されています。


 

彫刻家 片桐 宏典さん 第1回続き 略歴のご紹介

 

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2016-11-22 14:28:04

気候風土に合ったお茶

テーマ:火曜14時:創業145年 下総屋茶舗

 

 

皆様、こんにちは。

おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。 

 

今朝は、また福島県で大きな地震がありましたが

前回の教訓が活きてか、被害はすくないようですね。

まだ、余震など油断できないかも知れませんから

油断しないようにしましょう

 

そんなニュースを除けば

11月後半とは思えぬ暖かな陽気の関東地方

 

我が家の黒猫ノアも

ベランダの日向でまったりしています。

 

今の気温18℃です!

先週行ってきた沖縄の最低気温より暖かい!

 

 

実は、9月に結婚した長女夫婦が

沖縄のビーチでウェディング写真を撮影しに行くというので

家族で相乗りしてファミリーダイビング・ツアーしてきました

 

 

天気も良く日中の気温は27℃くらい

私達中年夫婦と長女夫婦で楽しくダイビングできましたよ

クマノミやウミガメなどとも仲良くできたし

最終日には、トライアスロン・スイムの練習で

裸で2000m泳ぎました~

 

 

もちろん沖縄料理もたくさん食べましたよ

で、沖縄でお茶といったら

アレですね

 

さんぴん茶

 

実はジャスミン茶なんですが

中国語でいうと「シャンピェンツァー(香片茶 )」がなまったんですね

よく似た気候の台湾でも良く食後にでますね

 

やはり熱い地方にはその気候風土に合ったお茶が

好まれるんですね

 

やはり、こちらで飲むより自然に感じられます。

 

 

しかし、関東に帰って来たら初冬

しっかり火の入った香ばしめの深蒸し煎茶が

おいしく感じるんですね

 

 

皆さんも、旅先や出先で

そこの風土に合ったお茶を楽しんでみてはいかがでしょう?

楽しさや発見が増えておもしろいですよ

 

 


 今日も健康に感謝。

 

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2016-11-17 08:00:00

彫刻家 片桐 宏典さん(再放送)第7回 ~制作の素材と想い、舟の作品について~

テーマ:木曜8時:みんなの学び場美術館

 

みなさま こんにちは。

彫刻工房くさか 日下育子です。

 

今日は素敵な作家をご紹介いたします。

彫刻家の片桐 宏典さんです。



片桐 宏典さん
ケイト・トムソンさん
お二人とも彫刻家であり、ご夫妻でもいらっしゃいます。


前回の日下育子からのリレーでご登場頂きます。
     
第1回  第2回  第3回  第4回  第5回  

 

片桐 宏典さん  

    第1回 ~三陸のリアス海岸が原風景にあります~ 

           第1回続き 略歴のご紹介

    第2回  ~彫刻でコミュニティーと関わってきました~ 

    第3回  ~芸術家の共働制作で「宇宙」を表現しました~

    第4回  ~アートをプロフェッショナルにやっています~

    第5回 ~制作テーマ①  ストリームラインのシリーズについて~
    第6回   ~制作テーマ②  サウンドインスタレーションについて~ 

 

第7回の今日は、石という素材と、舟のかたちをした作品の
石のエッジの扱いと空間での緊張感についてお話をおうかがいしました。

どうぞお楽しみ頂ければ幸いです。


**********************************

 


「Streamline」
インド黒御影石
168 x 20 x 60cmH
東京都高輪台プラウド
2014



 


「Streamline Coordinate”」

インド産黒御影石

114 x 15 x 50 cm H

2013




 


スト2011座標"

 

「Streamline-2011座標」
カラーラビアンコ大理石
48.5x7.5x6.5cmH
2011

 


 

 

 ス乱気流 2008

「Streamline-乱気流」
スウェーデン産黒御影石
220x20x50cmH
2008

 

 

 


「よみがえる港」
宮城県産玄武岩
幅90x厚15x高25cm
2004


 

 


 

「望郷」
宮城県産玄武岩
幅90x厚17x高18cm
2004

 


 

眠る心臓07ー05

"眠る心臓 2007-05"
宮城県産玄武岩
35x9x40cmH
2007



 


「覚醒する風景ー分水嶺」」
スウェーデン産黒御影石
45x5x60cmH
2008




 


「黒い女のソネット」

「黒い女のソネット」
スウェーデン産黒御影石
8x8x35cm
2007

 





扇

「扇」
大理石、宮城県産玄武岩
36x7x45cm
2007





 


花の旋律

「花の旋律」
赤花崗岩
幅55x厚12x高75cm
2001

 

 


日下
片桐 宏典さんの制作テーマについてお聴かせいただけますでしょうか。

 


片桐 宏典さん
僕の場合、石の素材感を明快なかたちと組み合わせることによって
1+1=3にしたいというのが作品のテーマです。

ふつう、石だとみんなかたちを丸めてしまいがちでしょう。

 


日下
確かにそうかもしれません。


片桐 宏典さん
前回も少しお話しましたが(※第1回 )、
大学時代、地学の先生に「石ってみんな丸いと思っているけど、
結晶をみると完璧な抽象的なかたちの対称形、
それこそ立方体とか平行四辺形とかそういう結晶の塊なのに、
なんでみんな丸くするんだろうね。」って言われて、
「へぇ~なるほどなぁ~、確かに。」と思ってね。

 


日下
私が片桐さんの石の作品で、特に印象に残っているのは、
伊達冠石を用いた舟のかたち、皿状の作品です。
 
エッジを丸めない、石を研ぎだしたままのピリピリとしたエッジが残っていて
何か空間に振動を与えるような、とっても研ぎ澄まされたシャープな感じが
強く印象に残っています。

エッジを本当に丸めないで残す片桐さんの感性ってスゴイ!と感じました。
私は触れた時の怪我のことを考えてしまって角を丸めるということがあるので・・・。

 


片桐 宏典さん
あれは本当に、下手に触ると指、切れますよ。

 


日下
これは地学の先生が仰ったという結晶のお話の影響がおありなのでしょうか。

 


片桐 宏典さん
やっぱり見た感じかな、綺麗に面取りしているとインパクトが弱いんですよね。
本当に切れるぐらいの奴じゃないと視覚的なインパクトが弱いと思うので、
それでエッジをとにかくシャープにという。

 


ケイト・トムソンさん

でもパブリックの作品はさすがにエッジを少し取ってますね。


 

片桐 宏典さん
今年、去年の暮れから急に舟の作品がパブリックに出るようになったんですよ。
あれはギリギリで切れないようにしてあります。
展覧会に出すものは本当に指先で触れると本当にピッと切れるんです。

 

 

ケイト・トムソンさん
プライベートに出すのは良いけど
パブリックに出すのは本当に切れると危ないです。

 

先週、ヘレンさんという友人が片桐の小さい舟の彫刻を買いました。
彼女が飛行機で帰るのに、壊さないように手荷物のバックに入れて持って行くと言うので
私は「本当に刃物と同じだからやめて」と言いました。

多分本空港のセキュリティーで通らないと思います。
結局、預け入れのスーツケースに入れて持っていきましたけど。


 

片桐 宏典さん
海外にも面取りしない作家がいますが、見た感じ全然違うんですよ。
これは何が違うんだろうと思って、よく見ると、やっぱり面取りしてないんですよ。

 


日下
ああ~。そうですか。

 


片桐 宏典さん
その仕上げが鋭すぎる為に、欠けてしまったり、
買った人が落として壊してしまったりして直したこともあります。

 

それでも、エッジを丸めないというのは、作品に何を求めるかですよ。
石屋さんの作るものは約束事として、
カドは必ず面取りすることになっているけど、僕らには関係ない。

 

思うに、抽象彫刻、抽象的なかたちの作品というのは、
カタチ自体を突き詰めていって何かを語るということだから、
具象的な作品よりもずっと表現が直接的になりますよね。

 

僕は丸い作品も作っているけど、丸い作品は丸く、四角い作品は四角く
というのが鉄則だから、四角いものは、エッジはどうしても鋭くなっていきますね~。

 

何をやってもいいんですよ。自分の好きなように。
触って切れるんだったら、「触らないでください」って書いておけば良いんだから。(笑)

 


日下
確かに、そうですね。
片桐さんの作品のエッジの鋭さには、

本当に空間に切り込んでいくような緊張感がありますね。


私は自分の作品ではそこまでしたことがなかったので
片桐さんの作品の鋭さには本当に感動を覚えました。


今日も素敵なお話をありがとうございました。


 


「君の時代は来る」
宮城県産玄武岩
高さ240cm
1989
西仙台ゴルフ場所蔵
南仙台カントリークラブ所蔵
せんだい国際彫刻シンポジウム制作作品

 

 

****************************************

編集後記

 私が片桐 宏典さん、ケイト トムソンさんに初めてお会いしたのは、
私が大学の副手1年目の冬に、お二人の住む岩手県岩手町にある㈲浮島彫刻スタジオを
訪問した時でした。 大自然の中の広いスタジオに姫神産の巨大な原石が置いてあり
「大学の石彫場とはスケールが違う!」と感動したのを覚えています。

 

 片桐 宏典さんは私が学生の頃から、
「宮城教育大学の在学中から、そのままヨーロッパに渡って彫刻家になっている方」として
有名な存在の方でした。

今現在は、1年の半分ずつをイギリスと日本を行き来しながらの活動をされているそうです。

 

 今回は片桐宏典さんの舟のかたちをした作品について、素材とかたちのせめぎ合いの表現で
作品に何を求めて制作するかというお話をおうかがいしました。

 

 片桐 宏典さんの作品はどれも、石のかたちが空間に強いインパクトと影響を与える制作をされていて
それが、観る人の心にも何かを想起させる力となっているのだなぁと改めて感じさせられました。

 

 次回は、片桐 宏典さんの階段状のモチーフの作品と、
シンポジウムで訪れたイスラム圏で芸術文化について感じたことなどを


どうぞお楽しみに。

浮島彫刻スタジオ 片桐 宏典さんとケイト・トムソンさん

岩手県岩手郡岩手町浮島

 

***********************************

 

◆片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんのホームページ
 浮島彫刻スタジオ 

 

スターリング大学(イギリス)での展示
 片桐 宏典さんの紹介ページ 

 スターリング大学 Corridor of Dreams 「夢の回廊」 インタビュー動画)

 (全23分中、お二人と作品が映るのは11:30~15:30頃です。)

 

 スターリング大学 アートコレクション 片桐 宏典さんの紹介ページ 

 スターリング大学のFacebook ⇒Art Collection at the University of Stirling

 

                        ⇒片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんの作品写真


 

 

◆近日開催の展覧会です。

 

IMAGINATIVE LANDSCAPE 3人展
「片桐宏典+ケイト・トムソン+上門周二」

− 「風景」をテーマにした彫刻とドローイングによる三人展 ー

会期:2016年11月24日(木)〜29日(火)
会場:プロモ・アルテ・プロジェクト・ギャラリー
時間:11:00〜19:00 (最終日のみ17時終了)/会期中無休
      プロモ・アルテへのアクセスはこちら:http://www.promo-arte.com/galeria2/map_images/galeria_ArtsMap.htm
   
   プロモ・アルテギャラリー
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目51-3ガレリア2F
Tel. 03-3400-1995  Fax.03-3400-9526
info@promo-arte.com
www.promo-arte.com

 

片桐宏典
「環境と造形芸術」をテーマにヨーロッパと日本を中心に普遍的な造形を目指す作家活動はもとより、国際彫刻シンポジウム運動による公共空間での実験的なアーティスト同士の恊働制作プロジェロトや地域性と連携した様々な特色あるアートイベントの企画運営を次々と手がけている。浮島彫刻スタジオを日本1991と英国2014にケイト・トムソンと共に設立。シンプルな抽象的構成の黒御影石や玄武岩による作品。

 

ケイト・トムソン
ケルト文様や神話をモティーフとした大理石の抽象的彫刻を中心に手がける。代表的な作品として駐日英国大使館、大手町ファイナンシャルシティ、グラスゴー・ゴーブルズ・オートランド地区再開発事業モニュメントなどがある。グラスゴー・スカルプチャー・スタジオ共同設立1986、UK98アートフェスティバル1998企画運営などスコットランドと日本を中心に世界各地でアートプロジェロトを広く手がけている。

 

上門周二
鹿児島県種子島生まれ。春は森でヤマモモと野いちご捕り、夏は珊瑚礁の海で魚たちと戯れ、川エビ捕りに勤しみ、冬はサトウキビ畑で収穫を手伝い、強烈な自然体験と原風景を胸に東京へ出る。1985年株式会社アネトス地域計画を設立しランドスケープ・アーキテクトとして独立。自然と人間との共生をテーマにランドスケープ・コンサルティング及び設計に関わり、日本及び東アジアを中心に世界各地のプロジェロトを手がけている。今回「Creative Landscape」をテーマとしたドローイング作品を初めて発表する。

 

 

 

日本・石の野外彫刻―ストーンアート写真集
  藤田観龍 著(写真)  本の泉社

 

 片桐 宏典さんの作品写真と手記「石彫というジャンル」(318ページ)
 ケイト トムソンさんの作品写真が掲載されています。


 

彫刻家 片桐 宏典さん 第1回続き 略歴のご紹介

 

 

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

★☆ アーカイブス ☆★


学び場美術館登場作家リスト
学び場美術館登場作家リストⅡ
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2016-11-03 09:30:00

彫刻家 片桐 宏典さん(再放送)第5回目 ~制作テーマ①ストリームラインのシリーズについて~

テーマ:木曜8時:みんなの学び場美術館

みなさま こんにちは。

彫刻工房くさか 日下育子です。

 

今日は素敵な作家をご紹介いたします。

彫刻家の片桐 宏典さんです。

 



片桐 宏典さん
ケイト・トムソンさん
お二人とも彫刻家であり、ご夫妻でもいらっしゃいます。

以下、2017年7月の再放送でお届けします。


前回の日下育子からのリレーでご登場頂きます。
     
第1回  第2回  第3回  第4回  第5回  

 

 

 

片桐 宏典さん  

    第1回 ~三陸のリアス海岸が原風景にあります~ 

           第1回続き 略歴のご紹介

    第2回  ~彫刻でコミュニティーと関わってきました~ 

    第3回  ~芸術家の共働制作で「宇宙」を表現しました~

    第4回  ~アートをプロフェッショナルにやっています~

 

第5回の今日は、片桐さんの制作テーマの一つから
ストリームラインというシリーズ作品についてお話をおうかがいしました。

それは1930年代の自動車デザインや当時の社会背景まで検証することを通して
創作した作品だそうです。

どうぞお楽しみ頂ければ幸いです。


**********************************


「Streamline Coordinate」

インド産黒御影石

114 x 15 x 50 cm H,

2013




 


スト2011座標"

「Streamline-2011座標」
カラーラビアンコ大理石
48.5x7.5x6.5cmH
2011

 



 


スTorso2011

「Streamline-Torso」
スウェーデン産黒御影石
48x11x10.5cmH
2011




 


スBijin3 2010

「Streamline-Bijin3」
スウェーデン産黒御影石
25 x 22 x 74 h cm
2010





 

スBjin 2010

「Streamline-Bjin」
スウェーデン産黒御影石
50 x 25 x 220cm
2010





 


スTorso3 2009

「Streamline-Torso3」
スウェーデン産黒御影石
193 x 22 x 20 h cm
2009




 


スTorso2 2009

「Streamline-Torso2」
スウェーデン産黒御影石
216 x 14 x 21 h cm
2009





 


ス乱気流 2008

「Streamline-乱気流」
スウェーデン産黒御影石
220x20x50cmH
2008




 


(参考)

1930年の車

タルボット・ラーゴ

 



 


エクリプス2011

「Eclipse- Prominence 2011-e3」
スウェーデン産黒御影石
59 x 18 x 59 cm high
2011

 

 

 

 


眠る心臓07ー05

「眠る心臓 2007-05」
宮城県産玄武岩
35x9x40cmH
2007

 




 


「覚醒する風景ー分水嶺」」
スウェーデン産黒御影石
45x5x60cmH
2008


 


 


日下
今回片桐さん、ケイトさんの浮島彫刻のホームページで
イギリスのスターリング大学(※)での展示について拝見しました。

 

 ※スターリング大学 Corridor of Dreams  「夢の回廊」 インタビュー動画)

  (全23分中、お二人と作品が映るのは11:30~15:30頃です。)

 


片桐 宏典さん
スターリング大学はスコットランドでも有名なアートコレクションを持っています。
いま、イギリスにある僕の作品をそこに預かってもらっているんです。
僕のが14点、ケイトのは4点展示されています、
そのなかには大学が購入したものが2点あります。


FACE BOOK(※リンク)に写真があります。
作品はキャンパス中にありますが、主に僕のデザインしたJAPANESE GARDEN、
日本庭園の中にまとめてあるんです。(※)


 

 ※ スターリング大学 アートコレクション 片桐 宏典さんの紹介ページ 

  ※スターリング大学のFacebook ⇒Art Collection at the University of Stirling

 

                        ⇒片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんの作品写真

 

日下

スターリング大学 Corridor of Dreams  に映っていたインタビューの場所は、
イギリスのお二人のスタジオなのでしょうか。

 

 

片桐 宏典さん
そうです。
スターリング大学制作の「CORIODOR OF DREAMS」の映像で、
作業場みたいな所は僕らのスタジオです。

僕らのほかに、大学のアートコレクションに入っている5人の作家が出てきます。
作家のスタジオトーク集みたいなものです。


 

ケイト トムソンさん
彼の設置の映像が出るけど、話は私だけしているもの(※)もあります。
 (⇒ ※ スターリング大学アートコレクションのインタビュー

       Interview with Kate Thomson (Sculptor)
  (ケイト・トムソンさんの2分のインタビュー、最初の方に片桐 宏典さんも映っています。)

 


日下
そのスターリング大学の「CORIODOR OF DREAMS」(「夢の回廊」)のインタビューで
片桐さんがこんなことをお話されていました。

 

彫刻家とは特別なものです。興味深いアイデアを探す、
社会、歴史、科学、生きているイメージを調査して、
それをカタチにしていく。実際に何かを作り上げていく。
そのすべてのプロセスが自分のものであって、それが彫刻家の特権です。と。

 

私から見て片桐さんは、以前から

とても全人格的に彫刻を実践されているイメージがあります。
そういった作家の姿勢とか心構えなどについての想い、

信条などをお聴かせ頂けますでしょうか。

 


片桐 宏典さん
インタビューでは、作家の姿勢というより、
「ストリームライン」という作品シリーズについて話しています。
僕はいつも4、5種類のテーマで作品制作をしていますが、そのうちの一つです。

 

「ストリームライン」というのは1920年~30年代の、主に車のデザインで、
スピード感溢れる流れるようなフォルムの流線型デザインのことです。
それがすごく格好良くて、デザインのエッセンスだけ取り出せないかなと
いろいろ当時の車のデザインを探したんですよ。 

 

僕はああいうのが大好きだから。
なかでも特にすごい格好良いのがあってね! 
いや~、タルボット・ラーゴとかさ。1台7億円ですよ!
でも実際は格好だけで、いまの車ほどスピードでないと思うんだけど。(笑)


 

日下
あら~!!すごい素敵なデザインですねぇ~!!(感嘆)

 


片桐 宏典さん
僕が自動車を創ってもしょうがないので、できるだけ車っぽくはしないけど。
要するに、この頃のデザイン感覚というのはスピード感を表現したかったわけでしょう。
それで、なぜスピード感を表現したかったかというと
ある意味で社会の成長願望を反映していて、

30年代って成長していて不況に入る直前と後の状況だから、
社会の全体的な心情をかたちが表しているわけですよね。

 

インタビューでは、いまと社会が状況がとてもよく似ている当時の精神を、
改めて、それは何だったのかなというのをアタマの中で整理するために
このデザインを自分なりに追いかけながら創ってみているということを言いたかったのね。
僕としては。

 


日下
そうだったんですか。

 


片桐 宏典さん
「今を見つけるために昔のそういうものを振り返ってみるのも面白いんじゃない?」という。
一般的な方法論ですね。

 

僕のシリーズ作品の中でも、中を切り取って磨いて外が粗い、円環とか三角の作品だと
もろに石の素材感とかたちのせめぎ合いというところがポイントだけど、
このストリームラインのシリーズというのは
フォルムのエッセンスがどこら辺にあるのか、
スピード感とか加速感とか、僕らの強く感じる部分からそれを突き詰めるという。

 

そういうテーマをこのシリーズ作品で取り組んでいました。

 


日下
そうだったんですか~。
現代を考えるために、過去のデザインを検証して制作するということは
私自身は取り組んだことのない制作ですので、とっても興味深いお話です。


どうもありがとうございました。






 

「Streamline」
インド黒御影石
168 x 20 x 60cmH
東京都高輪台プラウド
2014


 

****************************************

編集後記

私が片桐 宏典さん、ケイト トムソンさんに初めてお会いしたのは、
私が大学の副手1年目の冬に、お二人の住む岩手県岩手町にある㈲浮島彫刻スタジオを
訪問した時でした。 大自然の中の広いスタジオに姫神産の巨大な原石が置いてあり
「大学の石彫場とはスケールが違う!」と感動したのを覚えています。

 

 片桐 宏典さんは私が学生の頃から、「宮城教育大学の在学中から、そのままヨーロッパに渡って
彫刻家になっている人」として有名な存在の方でした。
今現在は、1年の半分ずつをイギリスと日本で行き来しながらの活動をされているそうです。

 

 今回は片桐宏典さんの制作テーマの一つ、ストリームライン・シリーズについて
お話をお聴かせ頂きました。

 

 1930年代の車のデザインから、社会の心情とそれがフォルムに反映されていることを
社会、歴史、科学、生きているイメージを含めて調査して、そこから自分自身で、新しい何かを創る、
というお話でした。

 

 彫刻家は常に、どうしてそのかたちを創るのかを考えていると思いますが、

このような時代とデザイン検証から創作を試みるという手法は、私にとっては未知のことで
とても興味深く勉強になるお話でした。

 

 次回は、さらに片桐 宏典さんの制作テーマの一つである、サウンドインスタレーションについて
お話をお聴かせ頂きます。 

 

どうぞお楽しみに。

 


浮島彫刻スタジオ 片桐 宏典さんとケイト・トムソンさん

岩手県岩手郡岩手町浮島

********************************


 

◆片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんのホームページ
 浮島彫刻スタジオ 

 

 

スターリング大学(イギリス)での展示
 片桐 宏典さんの紹介ページ 

 スターリング大学 Corridor of Dreams 「夢の回廊」 インタビュー動画)

 (全23分中、お二人と作品が映るのは11:30~15:30頃です。)


 

 

◆開催中の展覧会です。
 

IMAGINATIVE LANDSCAPE 3人展
「片桐宏典+ケイト・トムソン+上門周二」

− 「風景」をテーマにした彫刻とドローイングによる三人展 ー

会期:2016年11月24日(木)〜29日(火)
会場:プロモ・アルテ・プロジェクト・ギャラリー
時間:11:00〜19:00 (最終日のみ17時終了)/会期中無休
      プロモ・アルテへのアクセスはこちら:http://www.promo-arte.com/galeria2/map_images/galeria_ArtsMap.htm
   
   プロモ・アルテギャラリー
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目51-3ガレリア2F
Tel. 03-3400-1995  Fax.03-3400-9526
info@promo-arte.com
www.promo-arte.com

 

片桐宏典
「環境と造形芸術」をテーマにヨーロッパと日本を中心に普遍的な造形を目指す作家活動はもとより、国際彫刻シンポジウム運動による公共空間での実験的なアーティスト同士の恊働制作プロジェロトや地域性と連携した様々な特色あるアートイベントの企画運営を次々と手がけている。浮島彫刻スタジオを日本1991と英国2014にケイト・トムソンと共に設立。シンプルな抽象的構成の黒御影石や玄武岩による作品。

 

ケイト・トムソン
ケルト文様や神話をモティーフとした大理石の抽象的彫刻を中心に手がける。代表的な作品として駐日英国大使館、大手町ファイナンシャルシティ、グラスゴー・ゴーブルズ・オートランド地区再開発事業モニュメントなどがある。グラスゴー・スカルプチャー・スタジオ共同設立1986、UK98アートフェスティバル1998企画運営などスコットランドと日本を中心に世界各地でアートプロジェロトを広く手がけている。

 

上門周二
鹿児島県種子島生まれ。春は森でヤマモモと野いちご捕り、夏は珊瑚礁の海で魚たちと戯れ、川エビ捕りに勤しみ、冬はサトウキビ畑で収穫を手伝い、強烈な自然体験と原風景を胸に東京へ出る。1985年株式会社アネトス地域計画を設立しランドスケープ・アーキテクトとして独立。自然と人間との共生をテーマにランドスケープ・コンサルティング及び設計に関わり、日本及び東アジアを中心に世界各地のプロジェロトを手がけている。今回「Creative Landscape」をテーマとしたドローイング作品を初めて発表する。

 

日本・石の野外彫刻―ストーンアート写真集
  藤田観龍 著(写真)  本の泉社

 

 

 片桐 宏典さんの作品写真と手記「石彫というジャンル」(318ページ)
 ケイト トムソンさんの作品写真が掲載されています。


彫刻家 片桐 宏典さん 第1回続き 略歴のご紹介

 

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2016-11-01 16:05:29

簡単なことから、続くダイエット

テーマ:火曜14時:創業145年 下総屋茶舗

 

 

皆様、こんにちは。

おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。 

 

急に朝晩が冷えるようになってきましたね

風邪などひかないように注意しましょうね

 

食欲の秋で食べ過ぎて困ってるって人いませんか?

ハイ、私です。

食いしん坊のDNAが入ってますので・・・

 

好物の柿やサツマイモを毎日何個も食べてたら

糖分が多いのでヤバいことになりそうです

 

そのほかにもお団子や温泉まんじゅうやらを頂き

やたらと誘惑するものが多くて困ってます

 

今の食欲で運動を止めたら

即!糖尿病予備軍入りしそうです

 

ダイエットするほどでは無いですが

ちょっ気きをつけようと思います

 

 

で、最も簡単で効果的なのは?

 

はい、「夜9時以降は何も食べない」

まずこれを確実にしようと思います。

 

本当は夜8時以降としたいところですが

 

現実的で中断なく継続するのが前提なので甘めです

 

実は、以前は実践してたことで

実際にこれだけでも効果が出るのがわかっているんです

 

これが定着したら

次は腹8分目の食事量かな

 

いっぺんに色んな我慢をするより

楽で確実に良い変化を持続させられる作戦です

 

あとは運動量をプラスワンしたり

間したくなったら水を飲むとか

糖質負荷の少ないおやつに変えるとか

 

ちょっとずつ良い習慣を増やすのは大事なことですね

 

ダイエットの語源は

ギリシャ語で「生活様式」って意味ですからね

ある一定間だけやるのでは意味がないわけです


 今日も健康に感謝。

 

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2016-10-27 08:00:00

彫刻家 片桐 宏典さん(再放送) 第4回目 ~アートをプロフェッショナルにやっています~

テーマ:木曜8時:みんなの学び場美術館

みなさま こんにちは。

彫刻工房くさか 日下育子です。

 

今日は素敵な作家をご紹介いたします。

彫刻家の片桐 宏典さんです。

 



片桐 宏典さん
ケイト・トムソンさん


お二人とも彫刻家であり、ご夫妻でもいらっしゃいます。

以下、2014年7月掲載の再放送でお届けします。


前回の日下育子からのリレーでご登場頂きます。
     
第1回  第2回  第3回  第4回  第5回  

 

片桐 宏典さん  

    第1回 ~三陸のリアス海岸が原風景にあります~ 

           第1回続き 略歴のご紹介

    第2回目  ~彫刻でコミュニティーと関わってきました~ 

    第3回 ~芸術家の共働制作で「宇宙」を表現しました~

    

第4回の今日は、片桐 宏典さんが彫刻にプロフェッショナルに
取り組んでいらっしゃる想いについてお話をおうかがいしました。

 

片桐さんは教育大学のご出身でいらっしゃいますが、
教育自体も面白く、かつエネルギーがいる仕事なので、敢えて両立ではなく
彫刻一本だけを選ばれたということでした。

またプロとしてどんな作品を創りたいかをお聴かせ頂きました。

 

どうぞお楽しみ頂ければ幸いです。

 


**********************************


 


現実的意識にないがしろにされた

「(現実的意識にないがしろにされた)ある不確かな響鳴を求めて覚醒する風景」
宮城県産玄武岩
幅12x厚7x高50cm
2003




 


"Wave Ship"

"Wave Ship"
カラーラビアンコ大理石
300x60x75cmH, 250x50x45cmH
みなとみらい中央街区42地区所蔵
2011




 


「覚醒する風景ー分水嶺」」
スウェーデン産黒御影石
45x5x60cmH
2008




 


「黒い女のソネット」

「黒い女のソネット」
スウェーデン産黒御影石
8x8x35cm
2007





 


眠る心臓07ー05

"眠る心臓 2007-05"
宮城県産玄武岩
35x9x40cmH
2007

 

 


 

「望郷」
宮城県産玄武岩
幅90x厚17x高18cm
2004




 


ウオーターマーク

「ウォーター・マーク ~北上川の四季」
スウェーデン黒、岩手産白花崗岩
本体寸法   700x700x800cmH
いわて沼宮内アートロード計画 「シンボル・モニュメント」
岩手県岩手町いわて沼宮内駅前
2003





 


ラシャーナ国際彫刻シンポジウム

ラシャーナ国際彫刻シンポジウム
2002年 レバノン、ラシャーナ





 


向白神

「向白神(むかいしらがみ)」
青森県弘前市駅前通ダイエー向かい
弘前市駅前通りモニュメント計画
1998
メモ
世界遺産「白神山地」のなかの向白神岳をイメージする。
JR弘前駅から商店街に伸びる約2kmの遊歩道に
全7基設置されたうちの2番目のモニュメント。
道路を隔てた向こう側にある3番目の作品「白神の箱」と共に
白神山地をテーマとし、白神岳と向白神岳という対になる
地域の中心的な主峰をシンボリックに表現し、
心理的に両側の空間の一体化を意図する。



 

 


日下
片桐さんやケイトさんのお仕事を拝見したり
こうしてお話をお伺いしたりしていると、芸術でどこを目指してやっていくかを
明快にして取り組まれているという感じがします。

 

それは第2回 のインタビューでもお話して下さっていますが
彫刻、アートでコミュニティーに関わることで地域がより柔軟にいろんなことを話せるようになるとか、
それによって結果、社会が良くなるという役割をとてもフルに活かして活動されていると思います。

 

一方で、これまでの私も含めて、アーティストは、アートそれ自体で生業を立てるのか大変なせいか
何か他のお仕事と兼業をしている方も多いと思いますが
お二人はずっとプロフェッショナルの立場でいらっしゃいますね。

 


片桐 宏典さん
兼業すると逆に大変じゃないですか。

 

僕は宮城教育大学に行って、取りあえずB採用で講師にでもなって
月給を確保した上で好きな事をやれと、親から言われていたし
自分でもそうしようと思っていたけど・・・。

 

先生になってしまうと、もう作家は出来ない、
だからいかに先生や他の仕事をしないようにするかを考えた。

 

仙台で活動をしている、メインのグループの作家ってみんな学校の先生なんだよね。

 


日下
ええ。そういう方が多いですね。

 


片桐 宏典さん
面白い人が一杯いる。
彼らと、一緒に展覧会や飲み会などをしていると、すごく刺激的で楽しかった、
でも、いま考えると、制作や作品に関する姿勢はどうしてもアマチュアのスタンスなんですよね。
特に作品を社会の中でどう位置づけていくかというと問いに対して。

 

僕が学生の時には、プロとして絵を描いている作家をすごく軽蔑していました。
客の好みに合わせた「売り絵」を描いて食べてると。
食うためのことをやったら汚れる。・・・というか、感性が濁るから「売り絵」は絶対ダメだと。


だから、日曜日とか夜中とか、ひたすらしこしこ、仕事とは別に、
展覧会のために作品を創っていく、という人生パターンを考えていたんだけど・・・。

 

それが、教育実習に行って、実際に教育の現場に入ってみると、
生徒一人一人と向き合うのってすごく大変で、
俺はそんな才能もエネルギーもないから
先生をやっていたら制作は絶対出来ないと思って、先生になるのはやめたんです。

 

そしたら親父に、「なんだ、約束が違うじゃないか!」と殴られましたけどね。
でも先生になるのを辞めて本当に良かったです。

 

だって、教育自体すごく面白いんだもの。
制作をしてたらそっちが中途半端になっちゃう。
人間が相手の仕事だから誤魔化せない訳じゃない、教育は。
作品を創っている暇なんか無いわけじゃない。
だから、やっぱりプロしかないかなと。

 

お金はなくとも、時間さえあれば、何とかなるし。
親のスネかじってでも何とかなるでしょ。(笑)

 


日下
私も結婚前まで、本当に親のスネをかじりました。

 


片桐 宏典さん
仕事というのは、いつ、大きな、大切なプロジェクトが入ってくるか分かりませんから
いざという時にたっぷり時間をかけて動ける状況にしておかないと駄目なんです。
自由な時間を確保しておくために、多少の経済的な保証はあきらめるんです。
なんとかなりますよ。

 


日下
はい、とてもよく分かります。

 


片桐 宏典さん
だから、そのためにも他のものをすぐに切れる状況にして、自分をフリーにしておかないと。
そういう意味ではプロとして食べていないと、

作家としてはあまり良い仕事が出来ないんじゃないかと・・・。

 

先生になるのを否定している訳じゃないんですが、
僕には出来ないという話です。

 

プロとして作品を創るなら、
人生を変えるような、すごい作品を創りたいわけですよ。
自分自身すらも変えてしまうようなね。
僕にとっての、作品を創る意味はそのあたりにあるんじゃないですか。

 

立派な美術館ではなく、ロビーに飾るだけの作品にしても、
観た時に「あっ!」というような感じがないとね。
誰かの人生が変わってくれるような作品であれば、どこでも良いじゃないですか。
そうじゃないと、ただのきれいな壁紙でおしまい。
だから、そこら辺が作品の生命線かな、という気がするんですよね。

 


日下
ああ~、それは本当にそうですね~。深いお話ですねぇ~(感動!)

 


片桐 宏典さん
見た目のインパクトだけじゃなくて
どういうエネルギーを作品が持てるかというそれが勝負ですからね。
じわじわっとでも。

 


日下
本当にそうですねぇ~。(感動!)


片桐 宏典さんのプロとしてのお話をお伺い出来て
ピリッと、とっても良い刺激を頂きました。


本当に素晴らしいお話をありがとうございました。



 


シンフォニア

「シンフォニア(交響曲)」
岩手産白花崗岩、クリ
450x180x900cmH
岩手県二戸郡奥中山いわて子供の森
県営テーマパーク施設のシンボル・モニュメント
2002


****************************************

編集後記

 

 私が片桐 宏典さん、ケイト トムソンさんに初めてお会いしたのは、
私が大学の副手1年目の冬に、お二人の住む岩手県岩手町にある㈲浮島彫刻スタジオを
訪問した時でした。 大自然の中の広いスタジオに姫神産の巨大な原石が置いてあり
「大学の石彫場とはスケールが違う!」と感動したのを覚えています。

 

 片桐 宏典さんは私が学生の頃から、「宮城教育大学の在学中から、そのままヨーロッパに渡って
彫刻家になっている人」として有名な存在の方でした。
今現在は、1年の半分ずつをイギリスと日本で行き来しながらの活動をされているそうです。

 

 今回は片桐宏典さんが彫刻、アートにプロフェッショナルに取り組まれているという
お話をお聴かせ頂きました。

 

 ご自身も含めて誰かの人生を変えるような作品を創りたいというお話でしたが、
きっと岩手町をはじめ、日本各地、ヨーロッパ各地の片桐さんの作品をご覧になって
芸術を志す若者がいたかも知れませんし、これからも出てくるかも知れません。

 

 私自身も、若い時に片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんの作品をみて
自分もいつかああいう仕事がしたい!と思った者の一人なのです。


本当に長い間、途切れることなく、活動を続けてこられたことを尊敬しております。

 

 次回は、片桐 宏典さんの制作テーマの一つ、ストリームラインというシリーズ作品を
紹介して頂きます。  

 どうぞお楽しみに。

***********************************

 

 

 

◆片桐 宏典さん、ケイト・トムソンさんのホームページ
 浮島彫刻スタジオ 

 

 

 

スターリング大学(イギリス)での展示
 片桐 宏典さんの紹介ページ 

 スターリング大学 Corridor of Dreams 「夢の回廊」 インタビュー動画)

 (全23分中、お二人と作品が映るのは11:30~15:30頃です。)


◆開催中の展覧会です。
IMAGINATIVE LANDSCAPE 3人展
「片桐宏典+ケイト・トムソン+上門周二」

− 「風景」をテーマにした彫刻とドローイングによる三人展 ー

会期:2016年11月24日(木)〜29日(火)
会場:プロモ・アルテ・プロジェクト・ギャラリー
時間:11:00〜19:00 (最終日のみ17時終了)/会期中無休
      プロモ・アルテへのアクセスはこちら:http://www.promo-arte.com/galeria2/map_images/galeria_ArtsMap.htm
   
   プロモ・アルテギャラリー
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目51-3ガレリア2F
Tel. 03-3400-1995  Fax.03-3400-9526
info@promo-arte.com
www.promo-arte.com

 

片桐宏典
「環境と造形芸術」をテーマにヨーロッパと日本を中心に普遍的な造形を目指す作家活動はもとより、国際彫刻シンポジウム運動による公共空間での実験的なアーティスト同士の恊働制作プロジェロトや地域性と連携した様々な特色あるアートイベントの企画運営を次々と手がけている。浮島彫刻スタジオを日本1991と英国2014にケイト・トムソンと共に設立。シンプルな抽象的構成の黒御影石や玄武岩による作品。

 

ケイト・トムソン
ケルト文様や神話をモティーフとした大理石の抽象的彫刻を中心に手がける。代表的な作品として駐日英国大使館、大手町ファイナンシャルシティ、グラスゴー・ゴーブルズ・オートランド地区再開発事業モニュメントなどがある。グラスゴー・スカルプチャー・スタジオ共同設立1986、UK98アートフェスティバル1998企画運営などスコットランドと日本を中心に世界各地でアートプロジェロトを広く手がけている。

 

上門周二
鹿児島県種子島生まれ。春は森でヤマモモと野いちご捕り、夏は珊瑚礁の海で魚たちと戯れ、川エビ捕りに勤しみ、冬はサトウキビ畑で収穫を手伝い、強烈な自然体験と原風景を胸に東京へ出る。1985年株式会社アネトス地域計画を設立しランドスケープ・アーキテクトとして独立。自然と人間との共生をテーマにランドスケープ・コンサルティング及び設計に関わり、日本及び東アジアを中心に世界各地のプロジェロトを手がけている。今回「Creative Landscape」をテーマとしたドローイング作品を初めて発表する。

 

日本・石の野外彫刻―ストーンアート写真集
  藤田観龍 著(写真)  本の泉社

 

 

 片桐 宏典さんの作品写真と手記「石彫というジャンル」(318ページ)
 ケイト トムソンさんの作品写真が掲載されています。


彫刻家 片桐 宏典さん 第1回続き 略歴のご紹介

 

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