池城美菜子的紐育日記~Minako Ikeshiro' s NY Journal

NY在住の音楽ライター、池城美菜子のblog。ジャンルは音楽ですが、裏話と私事がメインです。あしからず。

レゲエ、R&B、ヒップホップのアーティスト・インタヴューやイヴェント・レポート、ライナーノーツの執筆、対訳が業務内容。連載は、Woofin'にレゲエ情報ページ“Labba Labba Train”を書いています。。 Twitterはminakodiwriter です。

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 更新が久しぶりすぎて、いろいろ手順を忘れています。

 ついでに白状すると、月曜日のメモリアル・デーにあった“Orakabessa Music Festival”では、1時間かけてクィーンズの会場に着いてフォトピットに入ったら、カメラの電池を忘れていました。

 いやー。ビックリしたなー。

 充電器から外して、熱を冷ましてから装着しようとして、そのまま忘れたの。レゲエ・アーティストの写真を撮らせたらピカイチのAjamu大先生が予備の電池を貸してくれて、一件落着(なのか?)。アジャムー先生には向こう5年のうちに何かしら恩返しをしないと。

 今夏一発目のレゲエ・フェスが本当に楽しかったので、その感動を写真でおすそわけしようと思いまして。

 まずは、モヴァード選手近影。
 
 


 カッコいいでしょ。
 
 ステージも良かったぁ。ここ数年、ニューヨークでは、クラブで場がカオスになっているわりに、本人は少し流しちゃっているようなパフォーマンスしか見ていなかったから、2007年あたりのキレッキレな彼を思い出せて感激でした。自分がモヴァード・ファンになった理由を思い出せるようなステージ。

 モヴァードは、決まり文句がカッコいい。

 “I'm on the rock”-俺は岩の頂に立っているぜ(→みんなを見下ろしているだよ!)とか

 “Dem nuh in a my league” (→格が違うんだよ!)とか

 “Money can't buy life”(→金だけじゃいい人生は送れないんだよ!)とか

 詩人。言葉の選び方、言い方にセンスがあって、同じ内容でも心に響く。こういう言葉を書けて、さらっと言えて。モヴァちゃんはやっぱりカッコいい。

 次。ケンちゃんブース。



 この日のMVPでした。オーダーメイドの衣装からして気合いを感じる。この年代のレゲエ・アーティストって、ステージ衣装をきちんとあつらえるから、サイズがぴしっと合っていて素敵です。

 もっと素敵だったのが、登場の1曲目で“Lady with the Starlight”をア・カペラで歌い切ったこと。

 痺れたー。

 ケン様は声量やダンスが衰えるどころか、進化しているような気がします。そのうち、トゥーツみたいに、ジェームス・ブラウンばりに開脚しちゃうんじゃないかしら。しなくていいけど。

 日本のきちんとしたステージに立ってほしいです。

 最後、おまちかねのスーパー・キャット



 もっといい写真もあるけれど、これが衣装全体が一番よくわかるのと、問題の(?)「なんでずっと持っているかな?」な黄金の折りたたみ傘が写っているから。

 ちなみに、雨の予報が外れて、降水確率が0%の時間帯。もういろんな意味でヤバい超猫さん。真っ赤なバラを胸に差しているのよ。ワインレッドと紺色のチェックのスーツよ。それが似合う50代って。

 ニューヨークでは15年振り! という触れ込みは少し違和感がありました。ニューヨークに住んで21年(ゲッ)、コンサートで3回、飛び入り含めたらあと2回くらい観ているもの。屋外のフェス限定の話かな。

 「天才と何とかは紙一重」は彼のためにある言葉かも。紙一重というか、ピッタリ重なっているのがスーパー・キャットだと思う。DJは完ぺき。“Ghetto Red Hot”の頭の畳み掛けるようなモノローグは、20ン年前のレコードよりカッコ良くて、「生きてて良かった」級の仕上がり。超猫さんの魅力は、唯一無二の抑揚。フラットなようで音楽的で、滑舌を犠牲にしているのかと思いきや、ちゃんと何を言っているか分かるという。とても、難しい技のような気がします。

 でも、間のMCは相変わらずワケわからないし、時間が押したらその前に出たケンちゃんを罵るし、司会が“Don Dada”をアンコールに取っておいて袖に捌けたことに気がつかずに次のアーティストを呼び込んだら、飛び出してきてけちょんけちょんに言うし。

 あれは、司会がアホだと思ったけど。キャットが出て来て「ダンダダダダダンダダ🎶」をやらないワケないじゃないー。ファンも待っているんだから。

 えーと、キャットの復活劇(aka 急にダブ仕事を受け始めた理由)には、シャギーと袂を分かって、リユニオンした大物マネージャー/プロデューサーのロバート・リヴィングストンの影響が大きい。

 天才には、大物サポーターを神様が差し向けるですね。

 スーパー・キャットとニンジャマンを同じステージで観たい(シャバ・ランクスもいたら嬉しいけど、それはやっぱりムリだと思う)という、長年の夢もひょっとしてひょっとするかな、と思い始めている今日この頃です。
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