堺市堺区の岩本隆雅(りゅうが)ちゃん(1)が虐待死した事件で、同居の無職、古田島昂志(こたじま・たかし)容疑者(23)が隆雅ちゃんの腹にひざをのせ、体重をかけて圧迫していたことが6日、大阪府警の調べで分かった。額をこぶしで殴り、頭突きをしたこともあったという。大阪地検堺支部は同日、古田島容疑者を傷害致死罪で起訴した。

起訴内容は4月8~13日ごろ、堺市堺区中向陽町のマンションで、隆雅ちゃんの腹を手やひざで何度も強く押さえて小腸が裂けるなどの傷害を負わせ、14日午前2時ごろ死亡させたとしている。古田島被告は起訴内容を認めているという。

地検によると、古田島被告は2月ごろに仕事を辞め、3月中旬以降、隆雅ちゃんの母親が仕事で外出している夜間、家に2人でいるときに虐待。最初はかわいがろうとしたが、テレビを見ているときに隆雅ちゃんが泣きやまなかったり、食べたものを吐いたりするのを見て、しつけと称して頭などを平手でたたくようになったという。

古田島被告は次第に「何でおれだけが子供の面倒をみなあかんのか。(母親に)食べさせてもらっているヒモやからか。早く仕事を見つけて出ていきたい」といらだちを募らせて暴行がエスカレート。4月2日夜に額に頭突きするなどして暴行した。

古田島被告は「母親に暴行がばれないように腹を押さえつけるようになった。隆雅には悪いことをした。他人の子供だからやってしまったのかもしれない」と供述しているという。

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