遅くなりましたが、今年のGPSスケート・カナダ大会の会場となる「ハーシー・センター」についての記事です。
なお、記事内の情報は私の個人的な見解が盛り込まれていますので、あくまでもご参考程度に。
ご自分で調べるなり、旅行会社に問い合わせるなり、この大会の観戦のためにはるばるカナダまでいらっしゃるのですから最終的な判断はくれぐれも慎重になさってくださいね。
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ハーシー・センターはトロントの隣町、ミシサガ市にあります。
トロント国際空港から非常に近く、直行便のある日本から観戦に来る、となるとここ数年では最高に便利な立地条件だと言えます。(2013年のセントジョン、2014年のケロウナ、そして2015年のレスブリッジなどと比べると、ホンマ、ありがたい)
検索してみると、どんなルートを通っても空港から11キロメートルほどしか離れていないことがわかりますね。
公式HPによるとアリーナ自体は5500人の収容キャパがあるようです。(コンサートの場合はもっと多くの座席を設置することができるらしい)
実際、このアリーナで何度か客席に座ったことがありますが、たいていどこにいてもリンクは良く見えました。
サイト内にバーチャルツアーができるページもありますが、この頃はグーグルマップを駆使すれば、会場の中をみることもできますよね。ぜひ試してみてください。
さて、周辺情報ですが、
私は息子が小学生から高校生の時期にかけて、ハーシー・センターのお向かいにある「アイスランド」という別のリンクに頻繁に通っていたこともあり、このあたりの土地勘はけっこうあるつもりです。
その結果、言えるのは
「周りになんもない」
(徒歩圏内では、の話です)
ということです。
念のため、お友達のMさん(スケート選手のママでもある)に確認してみたのですが、彼女も「本当になーんもないですよね」とおっしゃってました。
グーグル・アースで検索してみると、白っぽいグレーの屋根の建物がハーシーセンターのある総合スポーツ施設で、青い屋根の建物がアイスランドです。高速道路とか、企業とか、工場とか、そういったものしか目につかないことが分かるかと思います。
まあ昨年のレスブリッジ大会でもアリーナの周りには何もなかった憶えがあるのですが、今回はさらに歩かないとレストランとか店はありません。
グーグルマップでも確認したんですが、1キロ以上は歩かないと飲食店はなさそうです。
遠方から観戦にいらした方々はいったんホテルを出ると、試合中は会場以外で飲食をすることができないんじゃないかしら。
しかも周辺のホテルでさえも、けっこう閑散としたところに建っているので、車がないとなかなか食べに出ることもままなりません。
どこに移動するにもタクシーを駆使することになるのかな?
なお、トロント空港からは近いですが、トロント市内まではかなりの距離(30キロメートル以上)があります。ラッシュアワーはもちろん、ほぼ何時でも交通渋滞がひどいので、トロントに宿泊して会場に通う、ということはあまりお勧めしません。
ミシサガからトロント市内に出るにはGO Transit という電車やバスの交通網がありますが、
空港からだとUP Express という電車がつい最近、開通して便利です。
これに乗れば空港からまっすぐトロントの都心まで行けます。
なんだかこれだけ書いているとさもミシサガ市には何もない、という風に思われるかも知れませんが、実は巨大なショッピングセンターがあります。
SQUARE ONE といって、私などは入り込んだら迷うのではないかと避けていますが、いつも大勢の買い物客でにぎわっています。観戦の合間にショッピングや食事に行くには車(タクシー)ですと10分ほどなので、良いと思います。
ただ、タクシーを呼ぶのもけっこう面倒なんですよね。会場に随時、待機しているとは限りませんので。。。
今のところ、思いつくのはこれくらいなので、また質問があればお寄せください。
このところ物騒な事件ばかりが相次いで、海外旅行もみなさん、億劫になられているかも知れませんね。
スケートカナダは普段、とってもアットホームで雰囲気の良い大会なのでもしもこういった世情が影響を及ぼすとなれば本当に残念です。
皆さま、どうかお気をつけてお越しください。