車ではきちんとした工具セットを揃えていく必要があります。そうでないと時として、メンテナンスで失敗をしてしまう事もありますし、それが車にとっては致命的な損失になってしまうこともあるのです。


自動車整備のベテランが使っているような、高級な工具セットを使う必要は必ずしもありませんが、必要最低限の性能を持った、工具選びをする必要もあります。


何故、安物と言われている工具セットが行けないのかと言いますと、これは、工具の精度が悪いという事が挙げられます。もし車のネジ、もしくは部品などを壊してしまったりしたら、大変なことになりかねませんので、やはり整備工場で修理という事にもなりかねません。お金も余分にかかってしまいます。


車 工具セット


工具セットのなかでも安価なものは、使っている金属の強度不良もありますし、鋳造だけでできているものもあって、また、工具セットが使用時に壊れてしまうということは非常に危険です。工具で車両を傷つけてしまったり、折れたものが飛んできたりしたら怖いものですね。


さて、安心して使うことができる工具メーカーとして、よく知られているところは、KTCや、コーケン、TONE辺りのメーカーがあったりします。外国製メーカーも有名なところはありますが、100円ショップの工具が必ずしも劣悪な商品とは限りません。


ホームセンターに工具セットが用意されているようなこともありますが、こちらもあまり良い商品とは言われていないようです。


しかしながら、意外と使えるものもあるらしく、こうしたことは、実際に使ったことがある人に聞いてみたりすると良いでしょう。


DIYというものは、自分でやるという事ですから、自動車整備のDIYといったら、ご自分の車の整備を自分でやるという事になります。しかしながら当然のことながら、ご自分で作業した行為で発生してしまった、事故、怪我、そして損害といったものは、自分自身の責任という事になります。


それが嫌で、嫌々DIYをするのでしたら、自動車整備は専門家に任せたほうがいいでしょう。ただ、DIYをすることによって、時に経済的な負担を軽減することができます。そしてそれが、有意義な趣味ともなりうるのです。


経済的負担を補うという事も目的ですが、自分なりにカスタマイズをするという意味でも重要な事になります。例えば電源設備などですが、ナビやオーディオ、スピーカー、メーターといった電装品を取り付けるという事も、立派な自動車整備とDIYなのです。


自動車整備 DIY


自動車整備のDIYで重要な電源を紹介しますと、まずは常時電源というものがあります。その名の通り、常にバッテリー電圧がかかっているところで、取り扱いには注意がひつようなところです。鍵を抜いてもバッテリーが外れていない限りは、ショートの可能性があったりします。


ACCは、常時電源と同じくよく使われる電源で、鍵を一段回回した位置で、12Vの電圧がかかるところです。シガーライターソケットなどがその代表的なところであり、アクセサリー電源でシガーライターから分岐させて、電源をとったりするケースは多いでしょう。


IGこと、イグニッションは、走行中の鍵の位置で、12Vが来るハーネスのところになります。IG電源を取るような電装品は、自動車整備DIYでは、追加メーターやセキュリティー、リモコンエンジンスターターなどが挙げられます。