佐々木美佳、はじめました。

「人前に立つくらいだったら死んだ方がマシ。」

ずっと口をつぐんで生きてきた人間が、ひょんなことから芝居を始めたら、まともに呼吸ができるようになりました。

わたしがわたしに戻っていく物語の、はじまりはじまり。


テーマ:
つらつらと続きだよー

前回のお話 リンク ○時間堂スペシャルトーク『城を持ったアーティスト』を聞いてきたよ(1)

↑こちらには、原典ツイキャスリンクと、前提をちょこっと書いていますので、ご覧になってね


しかしえらい長くなったわ…(1)より長くなった…


★入手する際の資金の問題

スルガ銀行が資金を貸してくれたそうだよ…!(得丸さん情報)
あとやっぱ信金が起業する際にいろいろ助けになってくれる模様。地域のことは信金に訊け。(倉迫さん情報)
得丸さんは創業助成金をスタジオつくるのに使ったとか。


★助成金問題

いい悪いは別として、助成金は、獲ろうと思えば獲れる。(広田さん談)
「役人語」を使えればね。うまく立ち回れる能力。
あと、会社だと取りやすい…?
問い合わせたら、「取りやすい傾向にはある」と言われたそうで。
そしたらまぁ、会社つくるよねぇ(笑)役人語の翻訳能力…笑


★運営費問題

運営費っていうか、劇団資金繰りの話。

得丸さんのところは、ワークショップ代。
シニアワークショップが3クラスあって、それぞれ3か月に1回発表会だそうだ。
チケットも売る発表会。

竹田さんのところは、団費あるらしいんですが、なんで払ってくれてるかわかんないって。
でもそこに劇団員の方もいらしていてですね。
楽しいから。竹田さんの書くものは絶対おもしろいと思っていて、もっとみんなに知ってほしいから。
ですって…!
愛だわ…。

時間堂さんは、大森さんとせりさんが会社の社員で、2人が制作やら作演やらで得た収入は100%会社に入れて、そこからの月給制。
他のメンバーは、劇団の仕事した時間に応じて支払い。

広田さんのところは、いまは団費はないって言ってた。
ギャラは、役者としてのギャラで、一部を除いてその他の劇団の仕事に対する対価はないそう。
それは役者さんがそう決めたんだって。
自分たちは役者だからって。

それはわかるな。
でも、わたしがやるとしたら、時間堂方式かなぁ。その方がわかりやすいし、スマートかなと。
時間=お金、という観念に染まってるからかもしれないけれども。
でも若い人もそういう人は多いと思うので、納得はされやすいかも。
劇団の仕事を増やせばお金もらえるーっていう論法を使う役者はいないだろうという性善説ですわ。

広田さんのとこの役者さんは、硬派だなぁ。


★演劇はお金がかかる問題

芝居は食えないよって、よく言われましてね。

わたくし、芝居を始めたのは最近で、
新卒で10年以上会社員をしてまして。

だからなのか、単純に、なんで食えないのかしらん?と思いまして。
で、去年1年文学座の研究所にいましてわかったのは、

あはー、コストどんだけかかんねん!

っていう(笑)

具体的な数字はわかんないんだけど…
fringeさんは神だと思った)
(↑いま見直してたら、一番下にさらっと「興行場法」がどうのってあった…いろいろあるのね…)

とりあえずさ、人件費がさ。
役者だけ考えたって、単純な拘束期間だって、稽古期間1か月とかと、本番でしょ。
それだけでも無理って思う(笑)

ほかにも外部スタッフさんとかね…
劇場代とかね…
大道具小道具衣装代とかね…
稽古場代もだね…

それチケット代だけで回収しようと思ったらどんだけ高額になるんですかね。計算したことないですけども。

お金回そうと思ったら、コストさげて収入増やさないといけないんですが。


そこで得丸さんは、

人がたくさんいるからお金がかかるんだよね

ってことで、

ひとりでやってるらしい…!

何それその発想はなかった…!

わたしはちょっと、ひとりでは無理……


じゃあ次に考えるコスト削減方法って、

・出演人数を絞る(2人~4人芝居あたり)
・稽古期間の長さの回収をするために、同じ演目をずっとやる
(つまりはロングランかレパートリーシアター)

になるかと思うんだけど、
人数絞るんなら、レパートリーシアターの方がよいかなと思うんですよね。

で、時間堂はレパートリーシアターやるらしいですよ。

あと演劇の残念な点としては、こちらが指定した時期に来てもらわないといけない。
映画やドラマだと、割と都合のいいときに観られるじゃないですか。
その点でも、レパートリーだと多少は来てもらいやすくなるんじゃないかなと。
観たいなと思った時に、ふらっと気軽に観られたら、いいよね。


で、次に削るとしたら、大道具小道具衣装よね…

わたし個人的に、ラーメンズ方式、好きなんですよね。

ラーメンズは舞台コント屋なんですが…YouTubeで検索してみてください。(小声)

1回の舞台で何本もコントやるんだけど、
舞台は1色(白とか黒とか緑とか)で、板と箱がある、くらいの。
それをいろいろなシチュエーションで使い回し。

衣裳も1色で、ずっと同じの。
多少腕まくりとか、小道具とかはあるけど。
基本マイムかな。(小林さんマイムうまい)

別に、これでいいじゃないかと。
伝わるよね?
お客さんの想像力をお借りして。
もちろん、それを喚起するのに、スキル要りますけども。
セットや道具の力を借りられないわけですからね。

時間堂の試演も、こんな感じでやってた。
今後どうするのかはわかんないけど。


で、上はコスト削減の話しかしてないので、
全体の採算がどうなるのかはこれだけではなんとも言えないんだけれど、

どういう演劇がやりたいのかにもよるんだけど、
わたしはそういうのでもいいと思っていて、
いやむしろそういうのが好き。会話劇。
スペクタクルどかーん!とかは、別に。


だから、食えないってほんとかしらと思っていて。
たぶん、やりようは、あるんだと思う。
わたしが最初に出会った役者さんがみんな、そもそも食えないって発想を持っていない人たちだったからかもしれないけれど。
儲けるんじゃなくて、食うならね。
儲けたいなら、芸能界めざすか、別の業態だよね。


★やるかやらないか問題

広田さんのところには、
演劇で食べられればそれでいいし、食べられないならほかでお金を稼げばいい
という考えの方がいるそうなんですが、

わたしもそれだなぁ、と。
食えなきゃやめるの?って言われても、それは違うというか、関係ないというか。
ただ、「わたしは芝居をやる」っていうだけ。

まぁ家庭持っちゃったりするとね、いろいろとね…特に男性は30歳すぎるとねぇ…
わたしはもう、30歳過ぎてから始めましたからね、
30歳クライシスとかもう通り過ぎてるわけで(笑)

わたしは3年前に芝居を始めて、
これは…!と思い、仕事にしたいわと本気出しまして、
それで文学座受けたんですよね。
まったく経験なかったし、ひとりでやってるよりはと。
ちなみになぜ文学座だったかというと、年齢制限がなかったからだよ。

で、文学座を出る段になって、いろいろ考えたのですが。
仕事にしたいというのはつまり、人生の中心に置きたかったのですよね。
「正」社員じゃ、そっちが中心になってしまう。
正社員やりながら、1日8時間+通勤時間を会社に使いながら、それでも芝居を中心にできるほど、わたしは器用じゃないのね。精神的に。

でね、じゃあたとえば、不動産で不労所得が得られるとか、宝くじが当たったとか、
実は大金持ちの血縁で遺産が転がり込んできたとかで収入があるとして、
それでも芝居でお金を稼ぎたいかというと、
いや?別に、芝居の時間がたくさん取れればいいわ?
と思って。

なんだ、芝居とお金あんまり関係なかったわと。
必ずしもお金という形の評価でなくてもいいんだわと。
共通言語だから、説明はしやすいんだけどね、おかね。

もちろん、時間を割いてることで稼げれば、いちばんいいんですけどもね。
今すぐには、現実問題、そうはならないので。

じゃあ短時間で効率的に収入を得られればいいのか。
てことは自分の能力フルに使えばよいのだなと。
イマココ。

割とシンプルな話だったわ。

あ、というわけでお仕事募集中なのです。
Windows系プログラマー&システムエンジニアです。
WEB事務が得意よー
(ブログ管理、メール返信、顧客管理、サイト管理、メルマガ配信などー)
言われれば割と何でもできるよ。デザイン以外。
WEB事務は現在2件継続で承っておりますよー

(追記)
最近、なぜだか個人コンサル(その人の本質に近づける)やら、
業務コンサル(システムをうまく使って効率化)のご依頼もいただいておりますー。
ご興味あれば、ぜひ。
お問い合わせフォーム
(追記終わり)


★芸術と資本主義の問題

芸術とお金の問題って、自分の中でまだ答えが出ていなくてですね。

そしたら広田さんが、そもそも資本主義の枠組みに入らないんじゃないか、と。

その発想はなかった…!

でもそうかも?

資本主義ったって、後付けのシステムだからなぁ…
きっと誰かがどこかで得をしてるんだろう(笑)

すべてそこがベース、っていう考えになっちゃってるけど、
そこをいっぺん取り外してみればいいのか。そうか。

パラダイム転換。


★主宰って基本人を巻き込むの得意だよね問題


最初は、拠点を維持するためのメンバーのモチベーション、って話だったけども。

せりさんは、「楽しく」って言ってた。

せりさん考え方が日本人離れしてんなぁ…と思うけど、
でもそれはわたしもそう思うなぁ。
苦しんだらいいものができるわけでもないと思うのよね。
わたしは資質として、ついつい修行しそうになるけどさ。

あと、「大きな目標を掲げる」。
あーたまにさ、こういう発想で、「敵をつくる」とかやるリーダーいるよね。
敵じゃなくて、目標でいいわよねぇ。

目標設定しちゃうとね、自然と叶えるように行動がなると思うんだよね。
時間堂が拠点持ったのだって、それじゃないのかしらん。
単純な話をすれば、目標との距離をはかって、必要なものを段階を踏んでそろえていけばいいわけですよね。
無理そうなら目標の方を調整するとかですね…笑

だから別に、わたしはせりさんがさほど無謀な夢を語ってるとも思わないんだなぁ…
いずれそうなるんじゃない?って普通に思ってる。

せりさんだけじゃないんだけど、
みなさんのことばに、違和感がなかったのよね。
「ん?」って引っかかるところがなかった。
思ってないこと言ってたり、本人が奥底で引っかかってるところがあると、やっぱりすっとことばが通ってこないところがあるものだけれど。
そういうのがない場だったんだよね。

だから、とてもよい場だなって思った。


★モッタイナイ問題

文学座って、公演終わるといろいろ捨てちゃうらしいよ…!
たぶん全部じゃないと思うけども…
捨てる費用<とっとく費用、てことかな。
(地方を回る以外での再演って、たぶんないよね文学座…)

どこの劇団でも、そういうの融通できたらいいよねぇ、
なんて話をNextさんに振っていたので、やってくださるのかしら。わくわく。

そもそもはお客様から、観る以外かつお金以外の支援はできないか?というご質問でした。
お金だとダメなのかな。万能だけど。


★お客さまはどこにいる問題


役者がお互いに見合ってるだけじゃないのか問題。

おっ…
確かにこれは思うなぁ…小劇場系だと。
わたしは外部からやってきたもので、役者のお客さんはあまりいないんですよね。
というか特に若い役者さんにはそんなに積極的に声かけないかも…
チケットも、なかなかするからねぇ…

観劇に興味がある人はもちろんなんだけど、
潜在的なお客様はどこにいるんだろうなーってのは常に思ってて、
いろんな人(観劇業界?以外)に会いに行くようにはしてますね。
劇場へのハードルはどこにあるのかなーとか探りながら。
個人レベルではそんな感じで地道にやってるかな。

あと、団塊世代が劇場に足を運べなくなったらどうするのよとは思いますよね。
かなりのボリュームゾーンですから。
そんな遠い未来ではないと思うんですが。
まだ20年くらいはお元気なのかしらね…?

万難排して観に来てもらえる人になりたいですね。うむ。


以上だよー!

お疲れ様でした。


◆関連リンク

○時間堂トークセッション行ってきた!
○時間堂のスぺシャルトークを聞きにいったら、生きる意味を見つけたかもしれない話


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