元厚生事務次官宅連続襲撃事件で、殺人罪などに問われているさいたま市北区、無職、小泉毅被告(48)は10日、さいたま地裁(伝田喜久裁判長)であった公判で「動物虐殺を法律で正当化している厚生官僚の大罪を絶対に許さない」と最終陳述した。弁護側は最終弁論で死刑を回避するよう求めた。公判は結審し、判決は3月30日の予定。検察側は死刑を求刑している。

 弁護側は「35年前に保健所に殺処分された(と被告が主張する)飼い犬のあだ討ち」は動機として奇異。妄想性障害による心神耗弱の疑いがある▽自ら豊かな人間性を押し込めようとしている--と述べ、「裁判所が死刑を選択する最後の一歩を踏みとどまる理由はある」と訴えた。

 最終陳述で、小泉被告は「私は誰よりも心身ともに健康です」と大声で述べた。さらに「輪廻(りんね)転生を繰り返して、皆殺しにして無念を晴らしたい」と声を張り上げた。【飼手勇介】

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