厚生労働省はこのほど、2008年度末までに運営を開始した全国214か所の救命救急センターを対象とした09年度の評価結果(充実段階)を公表した。08年度の診療体制や患者受け入れ実績などに関する報告結果を基に、充実度の高い方から「A-C」の3段階にランク付けした結果、すべての施設が充実段階「A」だった。全施設が「A」となったのは06年度以降、4年連続。

 救命救急センターの充実度の評価は、1999年度から同センター全体のレベルアップを図るために実施。「空床確保数」「救急専用電話の有無」などの項目ごとに点数が決められており、その合計点数で評価する。充実段階「A」は19点以上、「B」は12点以上18点以下で、11点以下は「C」としている。

 なお厚労省では、同センターのさらなる機能強化や質の向上への取り組みを促すため、09年度の実績に対して実施する10年度の評価から新たな評価方法を取り入れる予定だ。診療の体制面を中心に評価する従来の項目を見直し、消防機関や都道府県による評価項目なども導入する。


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