宮崎県の東国原英夫知事(52)が、来年度から全国約100の大学で採用予定の時事英語の教科書に登場する。教科書のタイトルは「ECO―NAVIGATION AND SOCIETY(エコナビゲーション社会)」(南雲堂、1995円)。3ページにわたって知事の活躍ぶりを紹介している。なお、キャッチフレーズ「どげんかせんといかん」は編集段階で「訳しようがない」と判断され、英文にはならなかったという。同書が政治家を取り上げるのは、中曽根康弘元首相、東京都の石原慎太郎知事に続き、3人目。

 出版元の南雲堂によると、東国原知事は全20章のうち3章目に登場。県庁を背景にした挿絵があり、本文でたけし軍団に所属し「そのまんま東」として活躍した芸人時代、知事選出馬、知事になり「宮崎のセールスマン」として活躍していることが紹介されている。

 エピソードも満載で、小学校の卒業アルバムに「コメディアンと政治家になりたい」と夢をつづり、両方を達成したということや、選挙には無所属で出馬し、利権とは無関係でしがらみのないことを訴えたことなども盛り込まれた。「そのまんまマニフェスト」も英文で「Sonomanma Manifesto」と記述されたが、07年の流行語大賞も獲得した「どげんかせんといかん」は、編集段階で「訳しようがない」と判断され、注釈で触れられた。

 この教科書は、私立の東京理科大、法大、明大、国公立大など約100の大学が採用する予定。編集は、東京農大の千葉剛教授(63)ら5人が担当し、毎年改編されており、今回で18作目となった。これまで、昭和歌謡界を彩った美空ひばりさん、野球では長嶋茂雄さん、大リーグで活躍するイチロー、政治家では中曽根康弘元首相、東京都の石原慎太郎知事、作家では瀬戸内寂聴さんら、各界で活躍する著名人を取り上げてきた。

 東国原氏は「教科書に載るのは非常に恐縮だが、ありがたい」と照れくさそうだが、千葉教授は「東国原知事は従来にない新しい政治家。タレントとしての経歴を生かした活躍を見て、教科書に取り上げようと思った」と評価は高い。今後も分野にこだわらず、「時の人」を採用していくという。

 同教科書では、東国原氏のほかに、野球のWBC2連覇、五輪3連覇を達成した柔道の野村忠宏、SMAPの「世界に一つだけの花」、低炭素社会実現に向けた次世代のバイオ燃料などの話題が登場する。

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