自民党は27日、夏の参院選比例代表に出馬の意向を示している片山虎之助元総務相(74)の公認を見送る方針を決めた。執行部は、党の内規である比例代表の「70歳定年制」に抵触するベテラン候補者のうち、すでに山崎拓元副総裁(73)と保岡興治元法相(70)の公認も見送ることにしている。片山氏も公認しないことで、有権者に候補者の若返りをアピールしていく。

 谷垣禎一総裁は同日午後、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、比例代表候補の公認について「ルールがまったくの尻抜けになってはいけない」と述べ、定年制を厳格に適用していく考えを表明した。

 午前は大島理森幹事長が党本部で幹事長経験者と会談し、山崎氏らの処遇について「3人とも同じように判断したい」と述べた。また片山氏については「地元の岡山選挙区での出馬を勧めたが固辞された」と説明、「丁寧な手続きを踏んだ上で、時間をかけずに判断したい」と述べた。

 片山氏の処遇をめぐっては、参院自民党の幹事長や国対委員長などを務めた「党への貢献」を理由に、青木幹雄前参院議員会長や参院幹部らが「特例」で公認するよう求めていた。執行部にも一時、公認容認の動きがあったが、中堅・若手らが反発していた。

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