沖縄返還協定批准に反対する71年11月のデモの際、機動隊員が死亡した「渋谷暴動事件」で殺人罪に問われ、81年から精神的な病気のため控訴審の公判が停止されている元高崎経済大学生、奥深山(おくみやま)幸男被告(61)について、「訴訟能力がある」との鑑定結果が出ていたことが分かった。東京高裁(若原正樹裁判長)が公判を再開する可能性が出てきた。弁護団は22日会見し「裁判ができる状態ではない」と反対する考えを示した。

 高裁が依頼した鑑定医が7日に意見書を提出した。84、94年には「訴訟能力はない」との鑑定結果が出ており、弁護団は「1鑑定だけで公判が開始されるのは問題」と主張し、今後、鑑定医の尋問を求める方針。

 事件は、中核派が主導する学生、労働者ら約150人が渋谷の繁華街で機動隊と衝突し、機動隊員(当時21歳)が死亡した。奥深山被告は79年、東京地裁で懲役15年の判決を受け控訴。公判停止が長引いているため、弁護団は有罪・無罪の判断を示さずに裁判を終了する「免訴」などを求めていた。【銭場裕司】

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