24日の沖縄県名護市長選で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の同市辺野古への移設反対を訴え初当選した稲嶺進氏(64)は25日、同市で記者会見した。稲嶺氏は「手始めに議会と協力して反対決議、あるいは意見書を決議してもらい、しっかりと政府や県に対して市民の意思を伝えたい」と述べた。

 鳩山由紀夫首相が移設先について「ゼロベースで国が結論を出す」と述べたことについては「今回の選挙(結果)は13年前の(移設反対が過半数を占めた)市民投票と同じで、これまで(の市長選)と違う。そのことをしっかりとくみ取っていただきたい」と強調した。

 政府内で同県伊江島や下地島など辺野古以外の県内移設案が浮上していることについては「全国の米軍基地の75%が沖縄に集中する中で、なお県内で普天間の代替施設を確保するのは無理がある」と指摘。さらに、政府内の一部で模索されている、同市辺野古のキャンプ・シュワブ内に統合・移転する陸上案については「陸だから良いということにはならない」と述べ、海上案と同様に反対する姿勢を明らかにした。【阿部周一】

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