地下鉄、松本両サリン事件や坂本堤弁護士一家殺害事件など、計11事件で殺人罪などに問われ、1、2審で死刑判決を受けた元オウム真理教幹部、新実智光被告(45)の上告審判決で、最高裁第3小法廷(近藤崇晴裁判長)は19日、「犯行で命を失った被害者は26人に及んだ。刑事責任は重大で、死刑を是認せざるを得ない」として、新実被告側の上告を棄却した。死刑が確定する。

 一連のオウム事件で死刑が確定するのは10人目。3被告が死刑判決を受けて上告中。

 同小法廷は「被告は教団の古参幹部として、大部分の犯行で積極的な実行者として関与した」と指摘。さらに「被害者や遺族への謝罪の言葉は口にするが、独自の宗教観で自己の行為が正当であると述べ、非を真に認めようとしていない」と述べた。

 昨年11月の弁論で、弁護側は「教祖の指示に従うしか選択肢がなかった。死刑を当然として受け入れており、刑罰として死刑を科すことに意味はない」などと訴え、検察側は「極悪非道な反社会的犯行」として上告棄却を求めていた。

 1、2審判決などによると、新実被告は教祖の麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚(54)らと共謀。平成元年、横浜市の坂本さん=当時(33)=宅で一家3人を殺害、6年には長野県松本市でサリンを散布した。東京の地下鉄車内でもサリンを散布し、12人を殺害するなどした。

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