千葉県松戸市で昨年10月、千葉大4年・荻野友花里さん(21)が殺害されマンション自室が放火された事件で、別の強盗致傷容疑などで逮捕されている無職・竪山辰美容疑者(48)が、荻野さんを刺し、部屋に火を付けた、と認める供述を始めたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者らによると、竪山容疑者は、昨年10月21日、荻野さん宅に侵入し、被害者のキャッシュカードを奪い、現金自動預け払い機(ATM)から現金を引き出したことを認めた上で「包丁で少し切り付けたら、もみ合いになり、刺してしまった」と供述した。

 一方で、「荻野さんに『わたしを刺して自分も死ねばいい』と言われたのでやった」との趣旨の話もしているという。また、金を引き出した後、翌22日に再び荻野さん宅に侵入すると、荻野さんは既に死亡。部屋に火を付け、「ドアをドンドンたたく音がしたので、窓から逃げた」とも供述している。

 包丁は供述通り、現場近くの千葉大園芸学部そばで発見された。松戸署捜査本部は包丁の付着物の鑑定を進めている。また、致命傷となった左胸の傷は心臓付近まで達するほど深く、もみ合ったとする同容疑者の説明と一部食い違うため、慎重に経緯を捜査している。

 同容疑者が火を付けて逃げたと供述した22日は、連絡が途絶えたことを心配した荻野さんの友人が午後8時ごろマンションに駆け付けており、部屋から出火しているのを発見し、通報していた。ドアには鍵がかかっていた。


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