【ジブチ時事】アフリカ・ソマリア沖アデン湾で海賊対策に当たっている海上自衛隊の派遣部隊は17日(日本時間同日)、ソマリア隣国のジブチの港を拠点に活動する護衛艦の様子を日本の報道陣に公開した。昨年3月の任務開始から約10カ月。護衛した民間船舶は五百数十隻に達し、うち同7月の海賊対処法施行で新たに保護対象に加わった外国船舶が急増し半数を占める。
 現地で任務に当たっているのは護衛艦「たかなみ」(4650トン)と「はまぎり」(3550トン)。3次部隊として昨年11月に派遣された。
 海自部隊は保護対象を日本関係船舶に限った海上警備行動下では、41回にわたり計121隻を護衛。一方、同法下では約50回で400隻余りを護衛しており、1回当たり3隻程度だったのが、現在では10隻を超えることが多く、船団が10キロ以上に及ぶこともある。
 同法では停船命令に従わない海賊船への船体射撃が現場判断で可能になった。現時点では近くの外国船団からSOS無線を受け、不審船を追い払ったことはあるものの、武器を使用する場面には直面していない。 

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