輸入を検討している海外メーカー2社の新型インフルエンザワクチンについて、厚生労働省は15日、国内販売を正式に承認することを決めた。同日開かれた厚労省の薬事分科会の答申を受け、長妻昭厚労相が判断した。承認は20日付。

 承認手続きを簡素化した「特例承認」が初適用された。19~64歳の健康な人を主な対象に、2月中旬にも接種が始まる見通し。また、国産ワクチンに余裕が出始めていることから、今月29日出荷分から自治体の判断で優先対象者以外も接種が可能とした。

 承認されるのは英系「グラクソ・スミスクライン」とスイス系「ノバルティス」のワクチン計9900万回分。国産ワクチン5400万回分と合わせると全国民が接種可能だが、流行が収まりつつあることから、大量の在庫が発生することも指摘されている。

 輸入ワクチンには国産には使われていない効果を高めるための成分が含まれており、安全性が懸念されていたが、同日の薬事分科会は「承認することが適当」と判断した。

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