札幌市で会社員丹波幹雄さん=当時(52)=を刺殺したとして、殺人罪などに問われた元暴力団組員影山克也被告(44)の裁判員裁判で、札幌地裁(井上豊裁判長)は15日、無期懲役の求刑に対し、懲役20年の判決を言い渡した。
 判決は、影山被告が丹波さんとの交通事故の民事裁判の判決に納得せず、話し合うため丹波さんに会ったと認定。殺害目的で会ったとする検察側主張を退け、「同種事案との均衡や計画的犯行でないことに照らすと、無期懲役を科すべきではない」とした。
 審理は13日からで、15日午前11時すぎに結審。その後、裁判員と裁判官で評議をし、判決言い渡しは午後5時半ごろだった。30代の女性裁判員経験者は記者会見で「もう少し話し合う時間があってもいいかなと感じた」と述べた。
 判決によると、影山被告は昨年6月、札幌市厚別区のマンション駐車場で丹波さんの胸などを出刃包丁で10回刺し、殺害した。
 札幌地検の米村俊郎次席検事の話 裁判員の理解を得るべく最大限の努力をしたが、量刑が求刑を下回った。判決内容を検討し適切に対応する。 

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