月が先程23時42分にサインのいてに入りました。月は現在いて0度にあります。

天文データ:Stargazer占星暦2016年よりデータ参照

 

古典占星術の世界にはアンティションがあります。黄道の最北端のかに0度と最南端のやぎ0度を結ぶ線を軸に、線対称の黄道座標(黄経)をとる天体をアンティションといいます。

 

例えばしし0度とふたご0度はアンティションです。ここでよくある誤情報を書きます。

 

誤情報: コントラアンティションにはスクエアやオポジットの意味がある。

 

これを正しい情報として習ったので、コントラアンティションはオポジットだと言う人がいるのですが、ぜひ考えて理解していただきたいのです。せめて実際にホロスコープを描いて幾何学な図形を見て考えてください。

 

しし0度のアンティションはふたご0度。ここは60度です。

しし0度のコントラアンティションはふたご0度のオポジットです。場所はいて0度です。

 

しし0度のコントラアンティションはいて0度。

これがしし0度から見て、スクエアやオポジットに見えますか?

 

コントラアンティションが基点となる天体と黄道上90度になるのは、例えばしし15度の時です。しし15度のアンティションはおうし15度、ここからコントラアンティションはさそり15度です。しし15とさそり15度の関係が、あなたには180度のオポジットに見えますか?

 

そもそも基点がコントラアンティションとオポジットになるのは、突き詰めるとかに0度とやぎ0度です。このことから、コントラアンティションにはオポジットの意味は存在しないと考えられます。

 

古典占星術において

ンティションには合のような意味があります。

コントラアンティションにも合のような意味があります。

 

先のしし15度のコントラアンティションはさそり15度です。コントラアンティションとして合のような意味がありますが、この位置の天体は、黄道上は90度です。単に二つのことが重なっているということです。こういうことは古典占星術では山のようにあります。自分ででたらめな創作をしないで分解して考える力を養うことが大事です。いつも基礎情報を丁寧に確認しながら一つずつ丁寧に鑑定していきたいですね。

 

つづく。

 

晴れ 古典占星術通信講座 お月様

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