おはようございます。
水野です。

さて今日は、22,23日に参加してきた横内塾の合宿セミナーで
学んだことを,皆さんとシェアしたいと思います。

では、早速参りましょう!



● 横内会長、火事に遭遇す


たびたびこのメルマガでも取り上げさせて頂いております、
世界一のギターメーカ、フジゲンを創業した、横内裕一郎
会長の合宿セミナーに参加して参りました。


今年で3度目の参加になりますが、毎回同じ話を聞いている
にも関わらず、いつも新しい学びを頂く事が出来ます。

ということで、今回、改めて私が感じ入った話をひとつ
ご紹介しましょう。


ひとつは、工場が火事になってしまったときの話。

あるとき、フジゲンの工場が火災になってしまいました。

もちろん、火災保険に入っていたので、保険金を受け取る
ために、被害の報告書を作成することとなります。


その時、知り合いの経営者達から、色々名入れ知恵を
もらいました。

「火事の焼け太り」っていう言葉がありますが、
知恵の働く人は、火災にあったとき、被害にあった
うまいこと金額を水増しして、儲けるような輩が
少なくなかったとのこと。

横内会長も、当時は赤字が4000万円もあり、
さらに火事の打撃もあったため、水増し方法の
入れ知恵を,ありがたく聞いていたそうです。


さて、その後、保険会社との最初の打ち合わせが
ありました。

横内会長は、どうやって水増ししようかという策を
色々考えながら,その打ち合わせの場所に向かいました。

会社に到着すると、不安そうな顔をした従業員が
集まっているところに出くわしました。

常日頃から、「世界一の会社を作ろう」と従業員に言い
聞かせて、彼らもそれに向かって頑張っていましたが、
今回の出来事は、さすがに彼らも不安に感じている様子。

そんな彼らに、会長は励ましの言葉をかけながら、ふと

「自分はこの会社を世界一の会社にすると宣言した。

では、もし世界一の会社だったら、今回の出来事に
対して、どういう判断をするだろうか?」

という問いが頭に浮かびました。

それまでは被害の水増しばかり考えていたんですが、
この問いかけによって、考え方が大きく変わりました。


そして、保険会社との打ち合わせに入ったとき、
横内会長は、こう言ったそうです。

「私は、火災の被害にあった方の模範となるような
被害届のモデルになるような報告書を作りたいと
思います」

つまり、あれこれ画策して被害額を水増しするような
ことはせず、きちんと、正確な被害を申請することを
宣言した訳です。

そして、その宣言通り、3500万円の被害であった、
という報告書を作成して提出しました。



● 振り込まれた保険金額が……


後日、保険会社から保険金が振り込まれてきました。

しかし、横内会長は、その入金額を見て驚きました。

なんと、申告した被害額3500万円より、2000万円も
多い、5500万円が振り込まれていたのです。

何かの間違いかと思い、保険会社に連絡すると、

「フジゲンさんは、他社の模範となるような報告書を
作ると言ってくれました。

普通なら、水増し請求するのが当たり前の時に、
そこまでのことを言い、実際にモデルになるような
報告書を作ってくれました。

2000万円は、そんなフジゲンさんを応援する
気持ちも込めての金額です」

という答えが返ってきたのです。

横内会長は、大いに感謝して、そのお金をありがたく
頂き、赤字の半分を、その金額で帳消しにしたそうです。




今日のトーク術・まとめ

世界一になるためには、日々の決断こそが重要



この話を

「正直に生きると素晴らしいことが起きる」

といった形で受け取っても良いかもしれません。


でも、私は、これを聞いて大いに反省したんですよね。

私たち凡人は、「○○になりたい」と思うと、ついつい

「どうやったらそうなれるだろうか? その方法は?」

というところに気持ちが向いてしまいがちです。

そして、ちまたには、たくさんの方法論が溢れており、
玉石混合ではあるものの、有効な方法論も、ただに近い
金額で手に入れる事は、今の時代は可能です。

おそらく、勉強熱心な方なら、たくさんの方法論を
すでに学んでいることでしょう。

であるなら、たくさんの人が○○になっていてもおかしくない。

しかしながら、そうなっている人がそれほどいないのはなぜか。

その理由が、このエピソードに含まれていると、
私は思います。


横内会長も、火災に遭ったとき、周りの経営者から

「火事で儲ける方法」

を伝授されました。

そして実際に、会長自身もそれをやってみようという
気持ちに駆られました。

しかし、最終的にとった方法は、全く逆のもの。

その理由は、

「もし世界一の会社だったら、どのような方法を選択するか?」

という、自らに対しての問いかけにありました。


もし「○○になりたい」と思うのであれば、そうなる方法を
追い求めるだけでなく、

★ 日々の行動を「もし○○だったら」という視点で決断する

ことをしなければいけないんですよね。

こういう意識を持って決断する習慣を身につけていかないと、
うわべの方法論だけ中途半端に実践し、あとはその時その時の
気分で行動を決めてしまうことになってしまいます。

そうしたら、目指すべき所に人生が向かうことがないことは
当たり前のことなんですよね。

そのあとのエピソードでも、横内会長は、社員達みんなが、
出前のどんぶりをきちんと洗って返していて感激した、という
話を近所の定食屋から聞いたという話もしていました。

出前のどんぶりを返すという、些細なことひとつとっても、
「世界一の会社はどう行動するか?」という気持ちで、
向かい合う。

これこそが、世界一になる秘訣なんだろうと思い、私自身、
日々の決断の甘さを、大いに反省したのでありました。


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● 編集後記


ということで、合宿セミナーに行ってきた訳ですが、
今回は仕事の都合で最初から参加することが出来ず、
夜の懇親会からの参加となってしまいました。

穂高からタクシーに乗ったのですが、車で15分
ほどのところだということで、まあ2000円くらいかな、
と思っていたんですが、走り始めてびっくり!

メーターが20秒ごとに上がっていくんですよ。

しかも100円単位で。


東京でのタクシーと違い、道が空いていて、スピードも
結構出せるせいか、東京都比べてメーターの上がり具合が
ハンパじゃありませんでした。

で、結局3200円で到着。

まあ、想定していた金額より千円ほど多くかかった
だけの話ではあるんですが(笑)

それでも、目の前で想像以上の早さで、支払金額が
つり上がって行くのを見ているのは、想像以上に
しんどかったのでありました。

まだまだ小さいなぁ……

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