仏教にだけある四沙門果を、お釈迦さまは一つずつ称揚していきます。
 

比丘たちよ、何が第一の沙門でしょうか。

比丘たちよ、ここに比丘がいて、三結が滅して預流者になっています。

真理から堕ちません。

これか第一の沙門です。
 

第一の沙門とは、悟りの第一段階・預流果に悟った預流者のことです。

預流者には、たった三つの煩悩(結)が滅しています。

しかしそれらの三結は、悟りへの道を塞いでいた決定的な煩悩だったので、それが滅した今、もう、悟りへの道が通じたのです。

真理から堕ちることはもう決してありません。

最終の解脱・正覚にまで達することが決定しています。

これだけでも、大安心なのです。

 
 
預流果というのは、諸行無常を知的・体感的に理解したという状態だそうです。
 
この状態に至ると、もはや必ず悟りの道に進むことになるので、いつかは最終的な悟り(解脱)へと到達するそうです。
 
ここに至るまでも、きっと大変な道のりがあったのでしょう。
 
生まれ変わりながら、少しずつ成長し、悟りを求めるような境地になっていったのです。
 
 
(出典:『悟りの4つのステージ 預流果、一来果、不還果、阿羅漢果』藤本晃著 サンガ刊)
 
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