久しぶりの更新です。
さて、今日は、身近に起こった、医療ミスの話です。
母親が手術のために、入院していました。
なんでも、膀胱が下がって、トイレがかなり近かったようです。
原因は、加齢とか。
手術自体もそう難しくなく、一週間もすれば退院できると聞いてたので、
あまり気にもしてませんでしたが…
結局、一か月入院していました。
同じ症状で入院した人たちは、一週間くらいで退院していきました。
原因は、手術中に、関係ない血管を傷つけてしまったため、
抜糸後に出血したり、体内に膀胱大の血塊ができたりしたのです。
この血塊がなくなるまで、暫く時間もかかりそうで、
退院してきても、難儀しながら、毎日を送っています。
医者の言い分は、
『こんなことは、500人に一人いるかいないかで、
私もこのようなことは初めてだ。血塊はなくなるので、
辛抱してほしい。』
申し訳ない、と一回言ったきりで、
両親の話だと『あなたは、貧乏くじを引いてしまった。諦めなさい。』
と聞こえたそうです。
病院は、福岡県筑紫野市の高山病院。泌尿器科・内科をやってて、
最近、増築工事が終わったばかりの病院です。
賠償も何もなし。それどころか、余分に入院した期間の分も、
しっかりと請求が来ていました。
母は、いつになったら、普通の体になるのか…と、
いつもの元気もなくなってしまいました。
そんな母を見てると、僕も辛くなり、
ここのところ、実家から、足が遠のいています。
やっぱり、『貧乏くじを引いた』と思って、
諦めるしかないんでしょうかねぇ。
このことを考える度に、怒りがこみ上げてきます。