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2017年05月16日(火)

育児と子どもの発達を考える会 設立までの物語 4

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4)noblesse oblige 精神分析的発達論 分子整合医学 の融合

 

精神分析的カウンセリングと栄養療法を同時に行っている医師は世界的に見てもごく少数ですので、

今では全国から患者さんが来てくれるようになりましたが、精神分析的カウンセリングも、栄養療法も、

健康保険が使えませんので、みゆきクリニックの治療はお金がかかります。

しかしこの治療を必要としている人は、経済状態に関わらず、相当数いるはずだと考えるようになりました。

 

急増する発達障害児の中には、鉄や亜鉛の不足から行動障害を起こしている例が

数多く含まれています(全てではありません)。

 

多動や容易にパニックして大騒ぎする傾向の為に、学校で厄介者扱いされ、毎日怒られてばかり、

自尊心も傷つき、「どうせ自分は何をやってもダメなんだ」と心が傷つき、拗ねてしまい

ますます扱いにくい子どもになりがちです。

 

パニックしやすい子どもに必要なのは、薬ではなく、パニック時の気持ちを共感的に受け止め、

怒りや混乱を自ら抱えられるように支え、不足する亜鉛や鉄やオメガ3系脂肪酸やビタミンB群を

補充するサプリメントを処方することです。

 

また、栄養療法を実践する中で、育児拒否、育児放棄、子供へ虐待、ネグレクトは、

貯蔵鉄量の減少により増悪し、ヘム鉄の服用で改善するという事実に気がつきましたが、

先行研究の殆どない分野ですので、みゆきクリニックでこつこつとデータを集め、

発表していきたいと考えています。

 

貧困家庭の母親や子どもたちに無料又は低価格でヘム鉄を始めとするサプリメントを

提供していく活動の必要性を痛感し、一般社団法人育児と子どもの発達を考える会を設立しました。

 

noblesse oblige

精神分析的心理発達論 

分子整合医学 

 

この3つが一般社団法人育児と子どもの発達を考える会の基礎です。

 

 

一般社団法人育児と子どもの発達を考える会 代表理事 

塙 美由貴

 

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2017年05月15日(月)

育児と子どもの発達を考える会 設立までの物語 3

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3)分子整合医学との出会い

一方、1990年代から夢の新薬と喧伝された薬が次々と発売され、

精神医療は薬物治療に大きくシフトして行きました。

私自身、海外の文献で夢の新薬の効果を聞いていましたので、新薬の発売を心待ちにしており、

数年間はかなり積極的に使っていました。

 

しかし、当初夢の新薬により解決されるはずだった精神疾患の改善効果はさほどでもなく、

古い薬に比べ新薬の価格は数十倍に高騰したにも関わらず、効果は横ばい、

場合によっては古くて安い薬の方が効果のある場合すらありました。

最も深刻だったのは、アクテイベイトという重篤な副作用が少なくないということです。

 

薬物治療に限界と疑問を感じていた頃に、人の生体内に存在する栄養素のインバランスに注目し、

不足している栄養素をサプリメントで積極的に補うことによって、精神疾患を治療しようとする栄養療法、

分子整合医学に出会いました。

実践してみると、その効果は予想以上に優れたものでした。

 

2008年まで東京みゆきクリニック、名古屋はなわクリニックとふたつのクリニックを運営していましたが、

同年秋に名古屋のはなわクリニックを閉じ、東京みゆきクリニックだけに専念し、

医療用サプリメントを使った栄養療法を始めた頃は、サプリメントは健康保険が使えないこともあり、

まったく理解されず、再び年収は暴落し3分の1に減りましたが、

しかし栄養療法の本質的な効果を実感してみると、やはり後悔はありませんでした。

 

日本の医療は健康保険制度のもと薬物治療が中心であり、子どもといえども薬物が処方されます。

薬物は疾患によっては非常に有効であり、決して薬物治療を否定するものではありませんが、

薬の必要のない、あるいは薬の効果が期待出来ないケースにまで薬が安易に処方されている

ことが問題なのです。

 

残念なことに、殆どの医師は、精神分析学も乳幼児の心理的発達論も栄養学も、知りません。

教えられる教官が医学部にいないのです。

私は精神分析といい、栄養療法といい、人のやろうとしない医学の傍流にばかり興味を持つようです。

しかしそこに真実があると信じているので、迷いはありませんでした。

 

実際にこの栄養療法を行いながら同時に精神分析的カウンセリングを実施してみると、

治療困難な患者さんたちも実に良くなるケースがたくさん出てきました。

 

続く・・・

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2017年05月13日(土)

育児と子どもの発達を考える会 設立までの物語 2

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2)精神分析学&乳幼児精神医学の巨人たちとの出会い

 

医師となり大学病院に勤務し、臨床を実践するうちに精神科臨床の最良の治療論である精神分析学の知識の必要性を痛感しましたが、精神分析学を理解できる医師は周囲に一人もいませんでした。

大学に所属しながら別の大学の教官に師事することは許されませんでしたので、

仕方なく当時勤務していた大学病院を退職し、開業して自由の身となり、

日本の精神分析学の創始者の一人である小此木啓吾先生に師事しました。

 

収入は大幅に減り、借金をしながら勉強しましたが、小此木先生の元で学ぶことが楽しくて仕方なく、

少しも後悔することはありませんでした。

 

小此木先生には親身に指導頂き、世界中の国際学会に同行させて頂いて、

精神分析学の歴史を築いた知の巨人たちと身近に接する機会に恵まれたことは、幸運でした。

特に乳幼児精神医学を築いたセルジオ・レボビュッシュ、アニー・バーグマン、ダニエル・スターン等

との出会いは、人の心の成り立ちや乳幼児の心理的発達に目を向ける貴重な体験となりました。

 

続く・・・

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2017年05月12日(金)

育児と子どもの発達を考える会 設立までの物語 1

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育児と子どもの発達を考える会 設立までの物語 

 

1)noblesse oblige

幼い頃から母方の祖父はとてもノブレス・オブリージュな人だったと聞いていました。

父方の親戚は殆どが医師でしたが、母方の祖父はいくつもの事業を経営していました。

優秀だけれども貧しい若者に学費を出してやり、食べることにも窮する人に食事を与え、

祖父の家には赤貧に苦しむ人から、文人墨客はもとより、高貴な身分の方まで、

多彩な人々が集っていたと言います。

 

関東大震災の折、働き手を失って途方に暮れる祖父の会社の社員たちの遺族に、

当時は保険も何もなかったので、私財を投げ打って残された家族に家と生涯困らないだけの生活を保証

してやり、その為祖父の莫大な財力は大きく傾き、更に戦後は長いこと公職追放となり、

失意のまま私が生まれる前に亡くなったと聞いています。

 

祖父と同時期に起業した友人たちの会社が日本を代表する老舗企業に成長していく姿を目の当たりにし、

無念だったことと思いますが、私は一度も会ったことはないけれども、祖父の生き方を人生の手本とし、

誇りに思いながら成長しました。

 

大学を卒業し医師となった時、先輩医師でもある父からは、こう言われました。

「お金を人生の目標にしてはいけない。一生懸命患者さんの為に仕事をしていれば、お金は後からついてくるものだ」

 

続く・・・

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2017年04月05日(水)

子ども外来

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火曜日は子ども外来の日。

たくさんの子どもさんが通ってきていて、待合室はにぎやかです。

 

発達障害と診断されている子どもたちですが

あきらめきれないお母さんたちが、みゆきクリニックへ子どもを連れてきます。

 

5歳の女の子

幼稚園のトラブルメーカーで、母親のところにはママ友たちから毎日のように苦情が来ていて

母親はいつも謝ってばかり、とても困っています。

この子は貯蔵鉄がとても低いので、ヘム鉄を飲んで貰うようにしたところ、少しづつ落ち着いてきました。

 

ヘム鉄はカプセルに入っているので、小さな子どもさんは、喉につかえるといけないので、

カプセルを外して飲んで貰うようにしています。

でもヘム鉄は真っ黒の粉。

ヨーグルトにヘム鉄を載せて 上からジャムをかければ、ヘム鉄の真っ黒な色が目立たないので

子どもさんにも抵抗なく飲んで頂けます。

 

でも、この子は乳製品のアレルギーがあるので、ヨーグルトが食べられません。

その子はなんと、水にヘム鉄の真っ黒な粉を溶いて、そのまま飲んでいるのだそうです。

臭いも味も見た目も、結構キモイものがあると思うのですが

その5歳の子は、いやがらずに毎日自分から飲んでいます。

 

毎日怒られてばかり、お友達からも浮いている。

自分で何とかしたいと、幼いながらに思っているのでしょう。

そしてヘム鉄の効果を自分で実感するから、キモくても毎日自分から飲んでいるのでしょう。

 

えらいね。頑張れ。

お友達と仲良く遊べるようになるといいね。

 

 

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2017年03月04日(土)

育児と子どもの発達を考える会

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一般社団法人 育児と子どもの発達を考える会

代表理事 塙 美由貴

 

3月21日 設立します。

 

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2017年02月28日(火)

健康な子ども

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所用で、ある地方の町を訪れました。

夕刻、町の食堂に入った時のこと。

食事に訪れた親たちに連れられて来たらしい、9歳くらいの女の子二人が、

大人たちの会話に飽きたのか、店の片隅で二人で、

「願い事が叶う水を飲むごっこ」をして遊んでいました。

 

「願い事が叶うお水、私も飲んでみたいな、どうやって飲むの?こんな感じ?」

一緒に水を飲むまねをして、こどもたちに、あなたの願い事は何ですか?と聞いてみました。

 

一人目の女の子

「えーと、、、学校で試験がないことかな」

 

二人目の女の子

「学校のない日がなくなること」

毎日学校に行きたい、毎日学校に行って友達と遊びたい、と言う意味です。

二人とも、「学校が楽しくて仕方がない」 と。

 

ウチの子はちっとも勉強しない、

ウチの子はちっとも親の言うことを聞かない

ウチの子は好きなことしかしない

親は子どもの出来ないことにばかり注目しがちですが・・・。

 

学校が好きで仕方がない

お友達と遊ぶことが楽しくて仕方がない

それで十分ではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017年02月08日(水)

いじめを生むもの

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一人の中学生を集団で暴行している映像がネットで拡散され、問題になっていますね。
某テレビのニュース番組が、その問題を扱っていました。
 
識者と言われる一人のコメンテーターが、こう発言していました。
暴力はいけない、子どもを殴ってはいけない、女性を殴ってはいけない、
そのことを徹底的に、張り倒してでも、わからせる必要がある、と。
 
識者とおぼしきコメンテーターの初老の男性は、
ご自分の発言の矛盾をどうお考えなのでしょうか。
 
暴力を生むのは、暴力です。暴力の連鎖です。
殴られて育った子どもは、暴力への罪悪感が乏しく、暴力を正当化しがちです。
張り倒してでもわからせる、というやり方は、暴力の連鎖を生むものに他なりません。
 
張り倒してでも分からせるという育て方をされた子どもは、
その場では子どもは暴力者の言うことに従いますが、
別の場所で、自分より弱い者に暴力を振るうでしょう。
 
いじめの問題は複雑です。
簡単にはいかないからこそ、テレビのような影響力のある場で、
しかも識者と思われる人による、このような見識の低い発言は、困ります。
 
お笑い芸人やタレントの発言とは、重みが違うのです。
お笑い芸人やタレントさんの発言の見識がないと言っている訳ではないので念の為。
私は笑いの力を信じていますので、お笑いもジョークも好きです。
識者と言われる人の社会問題への発言は、重みが違うと言いたいのです。
 
補足するなら、
張り倒してでも分からせる、という育て方をされた子どもが
成長して、暴力はいけない、子どもを殴ってはいけない、女性を殴ってはいけない、
と思える大人になったとしたら、それは立派なことです。
 
しかし、それは、非常に克己心を持って、自分を制御出来る精神力が必要です。
誰もがそのような強い精神力を持てる訳ではありません。
 
張り倒してでも分からせる、という育て方をされた子どもが大人になって、
立派に自己の暴力性を乗り越え、自分を制御出来る大人になったとしても、
それを自分の子どもや周囲に繰り返したり要求することは、してはいけないのです。
 
暴力が生むものは、暴力の連鎖でしかないのです。
 
 
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2017年02月03日(金)

遠隔診療

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みゆきクリニックには、遠方から通われている患者さんも多く、
離島や海外から予約をされ、飛行機で来院される方もいらっしゃいます。
 
みゆきクリニックに通いたいけど遠すぎる、と言うご意見もよく聞きます。
 
みゆきクリニックと同じような治療を受けられるところはほかにありますか
と言ったご質問も頂きますが、残念ながら・・・・あまりないと思います。
 
遠方の方、家から出られない方の為に
遠隔診療を始めました。
 
みゆきクリニックホームページのバナーからアクセスして下さい。
スマホやパソコンを使って、画面でお顔を見ながら直接お話が出来ます。
 
 
 
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2017年01月27日(金)

野菜を食べたいけど・・・

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みゆきクリニックでは、薬の使用は最小限にし、毎日の生活習慣を改善することで
うつや不安を軽減するという治療方針をとっています。
 
いくら薬を飲んでも、食事の内容に問題があると、症状は良くなりません。
 
現代人はみな炭水化物の取り過ぎで、タンパク質や野菜が足りない食事をしています。
それがうつの悪化に拍車をかけています。
 
しかし・・・
野菜を食べない患者さんたちの話を聞いてみると・・・
 
野菜が高くて買えない
野菜が高価なのでカット野菜を買っている
調理が面倒
 
なるほど、それじゃあ、野菜食べないのも無理ないかなあ・・・と思います。
 
無農薬で、調理のいらない洗ってそのまま生で食べられる野菜で
形が悪いためにスーパー等では売れないけど、食べたらおいしい野菜を
低価格でゆずってもらえないか、今農家さんと交渉中です。
 
決まったら、患者さんたちに紹介したいと思います。
 
野菜を食べましょう。
 
 
 
 
 
 
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