みなさん、お正月明けで頭スッキリですか?
それともまだまだお正月モードですか(笑)

先日、友人に
「宮澤さんは普通に道路で練習をされてるんですよね?」
と聞かれ
「もちろん、みんなと一緒ですよ。」

という話をしていた。
友人は、自分がもの凄い速さで練習をしていると思っていたらしく、ちょっと色々思い出してみた。
荒川や、多摩川でも、凄いスピードで走っている人をよく見るが、自分は普通に30kmほどが通常ペースで、人が多い時や場所はゆっくり走るよう心がけているのでそれほど速くない。

ペースをあげる場所は信号機の無い場所を選んで周回コースにするが、よっぽどの事が無い限り何キロも信号機が無いところじゃ無いと練習が出来ないという事はない。


最近はパワートレーニングが主流で、多くの選手がパワーメーターを使用している。
毎回の練習の中で一喜一憂しながら練習をするわけだが、強くなるためにはきちんと良いところに乗せてあげられないと自転車は前に進まない。
よく、150kmくらい走った最後にフッと全然力を使ってないのに、サーっとスピードに乗れていくらでも走れる状態になるときがある。
いわゆる「踏みどころが出ている」状態だ。
無意識のうちに体が一番効率の良い踏むポイントをつかんでいるのである。

それが出来て初めて強度の高いトレーニングをする事で、効果的に新記録を出して行く事が重要。

何が言いたいかというと

練習中は「踏みどころ」を探す作業がほとんどで、常に速く走っているわけでは無いのだ。
いわゆる骨で踏め!ってやつね。


ウエイトトレーニングでも、ヲーミングアップそこそこでいつも重いウエイトを上げようと重いウエイトばかりしている人ほど、あまり伸びていない(成長)もので。
的確に、軽いウエイトで確認作業をしっかりして、新記録を狙うウエイトの1回に集中している人ほど伸びて行く(成長)ものです。
自転車もゆっくりペースで当たりを出して、効果的な練習をしてみてください。
以外と伸び悩んでいる事が解消される事もあります。
ゆっくり=練習にならない。
ではなく
ゆっくり=無駄の無いペダリングスキルを獲得する
になると良いですね。