2010-11-15 23:00:49

ツールド沖縄 熱帯の風になれ!

テーマ:メディア
ツールド沖縄2010

去年から初日タイムトライアル、2日目ロードレースになりレースの展開もガラリと変わったツールド沖縄。

週間天気予報は土曜、日曜ともに雨。
日曜日の200kmコースが変更になり、210km。コースもアップダウンが増えてより厳しいコースになった。
今回、作戦らしい作戦を立てずレースの流れから勝ちパターンに持って行くといった感じでレース前ミーティングをした。

というのも初日のTTは自分の7位が最高で、総合優勝を狙うとしたら展開を見方につける必要がある。自分の前にはおなじみの兄ちゃんこと福島晋一選手がいるからだ。
総合逆転を狙うのであれば、逃げきりで総合上位をおいて行かなければならない。スプリンターとしての自分の脚質だと、なかなか難しい。

レース当日
前日までの雨は止み、気温も例年よりは2~3度高く感じる。
スタート地点では補給食、オイルを足に塗る横を飲み終えて朝帰りする人の姿も見れるツールド沖縄ならではの光景だ。
レースはスタートしてすぐにアタックがかかり、集団は長くなる。
毎年半島を1周する直前でアタックが決まるのがお決まりだが、、、やはり今年もそうだった。35km地点で飯野、長沼、ドラパックの3人が逃げる。
集団はドラパックが先頭に出て、和やかな雰囲気を作り前との差はみるみる広がって行く。

こうなると、総合2位につけている愛三が追いかけはじめないとレースが動かないが、愛三は15分まで差を広げる。
ここまで広げてしまうと、総合3位のBSや4位のクムサンに一緒に追うリスクの分配を頼みにくくなる。もちろん、終盤になってくれば各チームそれぞれの展開を考えなければならない、しかしこのシーズン終盤にキツイ展開を望むチームは少ない。
このタイム差を見兼ねたラポムが75km地点の1回目のダムの上りの後から、辺戸岬までをペースアップして差を7分まで縮める。


各チーム140km地点、安波の上りでレースが動くまで待機がいつもの流れだ。それだけに1DAYレースからステージレースになった事で、レース前半の展開が締まりの悪い流れになってしまっている。
メイン集団はは大きく分かれることなく7分の差をキープしたまま2度目のダムの上りを抜けた。
安波の上りでミヤタカ(BS)がペースアップすると、集団は一気に小さくなり、30人ほど。今日の勝負はここの中の何人かだ。
海沿いのアップダウンをアタックを繰り返しながら集団は進む。
自分も先行優位と思っていたので、何度かアタックをするも、マークがキツくなかなか抜け出せない。
最後の上りを5人以上で抜けたくないので、そこまでにキツイ展開の中で前に今日勝負に絡む淳哉と和郎を入れたかった。
途中後手を踏んでしまい、前を追いかける展開になることもあったが追いつくと同時に勝負を仕掛けるアタックも試みた。
しかし決まらない。

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実は辺戸岬辺りで今日の作戦を思いつき、テーマは「楽にスプリントの展開を作る」を今日の作戦にした。(自分以外は)
自分の体調がよかったことと、このコースに自信を持っている晋一、ミヤタカ選手と勝負するにはスプリントの展開が一番勝つ可能性が高い。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


集団は源河の入り口を左に行き、新しいコースに入った。
2kmの上りが2回、400mの上りが2回、平坦を走って最後の上りが3km。

2kmの上り2回終わったところでアタックがかかり、和郎、淳哉が前に入った。が、晋一、ミヤタカ両名も入った。
さぁ、ここからが今日の勝負。
前に入った2人は積極的に行く事は考えず後ろから追う集団を待つ動き、逆に後ろに残った第2集団は前に追いつきたいチームを使って、上りの入り口辺りで先頭集団との差を10秒差位の展開を作りたい。

そう、今日は楽して勝たなければならない。


第1集団の和郎、淳哉は楽に走り、後ろに追いつかれる事を良しとする気持ちで楽に走れば良い。他のチームはなるべく差を広げたいと思い走るが思ったほど集団のペースが上がらない、、、そこで精神的なダメージを与える。
第2集団は一度スローペースになったが、自分のアタックでペースを上げて中島を先頭交代に加え前を追いかける。


"しかしこの時、前では予想もしない展開になっていた。"


晋一、ミヤタカの2選手がアタックして逃げていたのだ。
和郎、淳哉は前に入れず追いかける展開になっていた。後ろも前もNIPPOが追いかける悪い展開になっていたのだ。
最後の上りの入り口で差は25~30秒追いつくには厳しい展開。
それでもペースを上げて前を追いかけ、上り中ほどでシマノ、愛三が前の集団から遅れているのが見えた。
集団には畑中、品川がいたので先頭を追いかける大義ができた。
この2人と協力して3人で追いかければ追いつく!と思いペースを上げるも切れてしまった。。
もう1人で行くしか無い!

ギアをアウターに入れて一気にペースを上げて追いかける。
トンネルで15秒ほどの差、前の選手には気づかれたくない。なんとか報道のバイクの影に隠れながら進む。トンネルを抜け左に曲がると勾配のキツイ上り、前では和郎が切れた。
よし!
和郎!「後ろを見ろ~、後ろを見ろ~!」
なんとか念を送るも、前に追いつこうと必死で和郎にそんな余裕は無い。
自分が叫べば良いが、先頭集団に聞こえたらたちまちペースアップされてしまう。
アップダウンの中、ようやく和郎が自分に気づいて合流。
一気に下りで引いてもらう。

もう先頭集団は目の前、上り返しで一気にアタックをかけると前がみるみる近づく。
下りを利用して追いついた!
とおもったら、最後の上り返し!!!

うわー!!!!!

もう足に入る力が無い。
BSの伊丹が自分の存在に気がついていて、アタックを仕掛ける。
集団が遠のいて行く。。。
その後の下りと平坦では前に追いつくことができず(前も追いつかせないように走る)、逆に後ろから来た集団に飲み込まれゴール。

5位という結果になった。
淳哉は前で精一杯走ったが、4位でゴールした。



悔しかった。。。。



自分の冷静さを欠いた追走での焦り、コースを下見していたにもかかわらず大事な場面のコースの詳細が頭に入ってなかった。
チームNIPPOのキャプテンとして、今日このメンバーと走る最後のレースはチームが貫いて来た戦略的なレースで勝つ!
それを分かち合いたかった。

そして、それぞれが今後のレース活動の中で、少しでも自分の考える「ロードレース」を踏み台により一層ステップアップして行って欲しいと願う。


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コメント

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2 ■お疲れさん

凄い読み応えのある臨場感に感動しました。

新天地でも頑張って凱旋帰国を待っています。

1 ■お疲れ様でした!

お疲れ様でした!
またすぐ広州ですが、少し休んで
頑張ってきてください。

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