2010-06-28 11:03:37

全日本選手権2010

テーマ:レース

まずは結果から 優勝しました~!!

応援していただいたみなさんに、良いニュースを届ける事ができてとてもうれしいです。


全日本選手権レポート


レーススタートは雨の予想が外れたが、なんとも蒸し暑い。

最悪のコンディションは免れた状態でスタートラインに並べた。


チームメイト6人のわがチームNIPPOの目標は1つ。優勝だ。


このレースの為に10日間で2000km以上乗り込み&キツイ練習をしてきた選手には緊張のスタート前。

皆で円陣を組んで気持ちを高めた。


スタート後レーススピードは速く、頻繁にはアタックはかかるものの決定的な逃げの動きではない。

NIPPOとしては淳哉とまさあきを逃げに乗せることが課題。

自分は レースの展開うんぬんよりも、この速いペースの中で

いかに力を使わずに走れるかを考えていたあまり、展開はチームメイトにまかせきりになってしまった。

そんな中、淳哉、まさあき、なかじが先頭集団に入り、

1人しか送り込めなかった愛三がメイン集団をコントロール。

各チーム序盤は様子をうかがう動きなため、ここは愛三にコントロールをまかせる。

前は19人。思ったよりも前の集団の人数が多かった。

速いペースで引く愛三は早い段階で前を捕らえたいという意思を感じる走り。


集団は吸収され、振り出しに。


60地点で2人が逃げシマノ1、日大1。メイン集団は容認すると思われたが、

愛三が引き始めたのでNIPPOは後半に向けての作戦会議。

前を追いかける集団は、メインではなく、チャンスを作る集団でなければならないと判断し、

追撃を淳哉に作るように攻撃を展開していく。

前半からの淳哉の動きは警戒しているチームや幸也も追いかける場面があって、

色々な意味で良い攻撃だったと思っていた。

このアタックも何回もすることでまた逃げを決める事ができた。

正確には追撃だが、動きとしては逃げを作る動きだった。

メイン集団は容認する選手と追いつきたい選手の動きがあり、微妙に心理戦が展開する形になった。

アタックする選手も単発になる為、効果的な動きができていない。

そんな中、残り60kmで兄ちゃん(福島晋一)がアタック。

自分がこの動きに乗りたかったが、幸也の動きを見てしまい一瞬ためらってしまった。

しかしこの時、集団の心理状況や今日の幸也の体調が見えてきた気がした。

(もう自分自身が、前、前に動かなければならない)


先頭集団からの情報で、淳哉の調子が悪い事も伝わっていた。

しかし、スタート前に「キツくても走っていれば楽になる、

自分たちがやってきた練習はそうゆう練習だったから!」と話していた。


俺は淳哉を信じ、後ろの集団を積極的に引く決断をしなかった。

そんな中、淳哉が前の集団からさらに前へ入り一安心。

メイン集団では、兄ちゃんがアタック!

すかさずなかじがチェックに入り、ここに幸也も合流する動きを見せる。


ここからは積極的に行った者が勝利する。と思い、これに合流。

前との差を考えると、このまま追いつくと自分たちにとっては有利な展開。

なかじを交代に入れるか迷ったが、最後のシチュエーションを考えると

前に淳哉が乗っているという大義があるので、ここは2人に任せる動きをした。


しかし、途中で兄ちゃんが切れてしまいなかじを交代に入れるが 幸也が集団を待つ動きだったので

強引に前へという動きをせずメイン集団を待つ。

集団に帰り、シマノと一緒になかじを先頭交代に入れて前との差を縮めていく。

これはシマノは平塚が乗っているが、後ろにいるフレッシュな選手で勝負する動きに出たと分析。

淳哉のアタックがここにきて敵チームに対して2倍も3倍も圧力をかけている。

なかじは、保険的な動き。

後半の事を考えると、今調子のいい増田を最後の勝負所で効果的に走らせる為にも、

役割分担をはっきりとさせる事が大事だと思った。

中途半端なお見合いをしてはいけないからだ。


残り1周半。

前の集団がつかまり、ついに振り出しに戻った。ここからが本当の勝負だ。

メインストレートでアタックがかかると集団は2つに分かれ、後追いで自分が前に合流。

残り1周、12km。

シマノ野寺、真理、平塚、NIPPOからは淳哉、増田、崇史の3名ずつ。

ブリヂストンからミヤタカ、飯島の2人。

愛三は西谷1人。

シマノは平塚がNIPPOは淳哉が疲労している。

野寺、真理だったらスプリントの展開もありえる。


集団コントロールする事を2人に伝え、先頭集団のスピードを上げる。

コントロールする事によって平塚のアタックや真理さんのアタックを阻止する事ができる上に

後ろとの差を広げる事ができる。

真理さんは去年コース前半の下りでアタックを成功させている。

同じ戦略で自分は10年前群馬のレースで逃げ切りされているから、

最後尾の真理さんを前に出したくてしょうがない。

何度も前に行って!と言うが受け入れてもらえず。

しかし、こちらが警戒していることでアタック無くなんとか集団のまま最後の3段坂へ向かう。


残り4キロ。

最後の3段坂が来た。

坂の下から淳哉がペースを上げると、集団はたまらずバラバラになる。

すかさず淳哉に「もう一回!」と声をかける。

2段目に行く時には5人に。野寺、真理、ミヤタカ、崇史、淳哉だ。

淳哉先頭のまま3段目に。ここでもまた、淳哉アタック!

これには自分もマイッタ。(キツかった) しかし、ミヤタカが切れて勝負は4人に。

いままでの動きを見て、今日のエースは真理さんだと思い淳哉に

「野寺さんと先頭交代!」と 声をかける。

真理さんはスプリントでも勝負できるが、アタックの可能性もある。

野寺さんが引く事を納得したならば、スプリントの展開に持ち込める。

自分は4番手に入ってスプリントに持ち込みたかったが、

真理さんは最後尾からのスプリント勝負を選択。

去年自分が真理さんの後ろからスプリントでサシにいったことがデジャヴィゥーしたくなかったからか。

しかし、これで思い通りの展開に持ち込めた。

最後のコーナーを曲がると4人はどこからでも!といったポジショニング。

ただ、淳哉だけは自分のスプリントに全てを託してくれた。

真理さんがスプリントに入ると思われた瞬間、野寺さんがスプリント!!

思ってもいなかった展開に差が開く。


残り150m、すかさず淳哉が全力で追いかけるが差が広がる淳哉をパスすると

前とは30m とどくかどうか、


そんなことは考えなかった。


ただ、ただ、怒りのような気持ちをペダルにぶつけた。


残り50m野寺さんの姿が一気に目の前に入り、抜いた。

ゴールは目の前、ペダルを踏む足は弱まる事を拒否するかのようにさらに大きく踏み込んでいく。


ゴールラインを通過する瞬間、勝った事を確信した。

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雄たけびのような、言葉にならない思いが口から吐き出された。

ここを1番で通過した、それだけだった。


日本チャンピオンとか、そうゆう事じゃなかった。

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レース後、淳哉が真っ先に祝福してくれた。    淳哉はここ何年かで大きく成長した選手の一人。

今日の淳哉は100%チームの為に、自分の為に走ってくれた。 たぶん一番強かった気がする(笑)

すぐに増田が帰ってきた。なかじも。それぞれに終盤良い動きをしてくれた。

彼らもこれからの全日本選手権を勝ちに行く選手だ。

それだけの力がある上で、自分の為に走ってくれた。

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残念ながら途中リタイアしてしまった和郎やまさあきも体調を合わせることができなかったが、

合宿の疲労をとりきれなかったのだろう。

1レースに向けて体調をあわせることはとても難しい。 特に狙えば狙うほど。

しかし、同じ練習をしてきてみんなで乗り越えた合宿だったから、

次はもっと元気な姿で走ってくれるだろう。


メカニックの西君、自分のワガママを難なく受け入れてくれて、遅くまで作業してくれた。

マッサーの井上君は、ご縁があって公園で知り合った自分が最も信頼できるマッサージ師だ。


本当にたくさんの方々にお世話になって、チームが支えられていると思っています。

今日はレースに集中する為に、スタート前は上の駐車場にテントを張りレースに備えました。


レース前に選手と話したかった方々もいたかと思いますが、私の独断でそうさせてもらいました。


ファンサービスはレース後にちゃんとしたいと思い、

レース後は下のトラックでできる限りさせていただきました。

自分はドーピングコントロールで、あまりできず。。。。。。

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     またチームNIPPOの熱いレースを応援よろしくお願いします。          宮澤崇史

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