弁護士・社会保険労務士の梶永です。
 
はまゆう合格小教室では、演習回では、実際に過去問を15問解いてもらい、その解説及び周辺知識の解説を行っています。また、過去問では出題されていないが、今後出題が予想される点も、合わせて演習の解説の中で触れていきます。
それら解説と講義は、社会保険労務ハンドブックを使用しています。
 
 
具体的には、過去問の出題年度を指摘した上で、ハンドブックにランク付けをしていき、解説を行っていきます。
 
ハンドブックの加工した部分を一部紹介します。
 
 
緑のラインは、条文です。赤色は趣旨です。本試験では、条文の知識が問われますので、その箇所を重点的に解説していきます。
Bとは、ランク付けです。ABCDとあって、Aランクが一番重要です。たまに、Aプラスもあります。たとえば、労一だと、労働契約法がAプラスです。今年は、選択式で問われる可能性が高いので、条文すべてを潰す必要があります。
頁の端には過去問が記載しますので、どの部分が出題されたのか、ひと目でわかります。このように、過去問を頁の端等に記載するスタイルが今では、当たり前になっていますが、私が司法試験の勉強をしていた昔から、取り入れていた方法です。
 
自分で記載するより、もともと記載しているテキストを購入したほうが楽と考える人も多いと思います。
楽して合格できるなら、その方法が優れているいえます。
しかし、自分で過去問を分析して、その該当ページを読んで探す作業をすることが、本の読み込み、ひいては、読解力の養成につながるのです。
また、その作業をすることにより、どの部分が過去問に出題されていて、まだ出題されていないのか、実感でき、ひいては、それが合理的な勉強につながるのです。
 
以上の理由から、合格小教室では、徹底的に上記の作業をしてもらっています。
 
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