2013-08-08 17:25:30

近藤誠氏への批判⑥がん医療が専門外の医師が近藤理論に賛同してしまう理由

テーマ:近藤誠氏への反論
がん治療というのは他の医療行為と違う部分が結構有る
例えば

・抗がん剤は効果と副作用の発現する用量域が狭く、毒性が出ることを前提に使用する 薬剤である.
・腫瘍の縮小、症状緩和、延命効果が出る人と、毒性ばかり出て、かえって治療のマイナスになる人の差が激しい。
・抗がん剤の副作用が少し出ても耐えられない人もいれば、相当厳しい副作用が出ても治療を継続すること自体を一縷の希望としている人もいる。
・抗がん剤自体による治療関連死が1-2%もあること。
・しかもそれほどきびしい治療に耐えても、完治という意味では報われないことが多い

治らない病気は多いが、ここまで患者さんが負担を強いられる病気のジャンルはあまりない。
だからこそ世間一般のイメージは悪いのだが、がん治療が発展してきてもまだまだ不十分なのは言うまでもない。

さてこういう社会的背景をもとにジャーナリストの立花隆氏を始め、医療関係者でも近藤誠氏の主張に賛同するケースがある。
医学・医療に対するリテラシー(読み書き能力の事)が多少あると、世界中の医学論文から引用して自説を主張する近藤誠氏の言っていることはもっともなことだとつい思ってしまう。

がん治療医が氏に全体的に同意する例はほとんどないが(だからこそ極論とされるのだが)、がんが専門では無い医師の場合は、その主張が正しいと感じてしまう理由は何だろうか。

今の医学知識はあまりにも膨大でかつ、進歩が早いため、自分の専門外の医学に関しては十分に把握できなくなっている。あるいは把握できたとしても、きちんとした議論をする知識を持つことを意味するものでは無い。
確かに医師は専門用語知識と科学的思考方法というリテラシーは持っているため、専門外の医学を理解できる。
しかし、最適解を求めるための綿密な議論をおこなう専門家同士のやりとりにはついて行けないことが多い。
こういった場合、主張の根拠となる論文の出典がしっかりしているかどうかで、議論の根拠があるかを判断する事になる。

主観のみでは構成された主張は単なる感想で論文では無い。つまり医学論文というのは数十から百編以上にもおよぶ参考文献から引用されて作られる。

この構成がしっかりしていれば、論文としてはまともらしく見えるが、本当の意味で納得するためにはそこに引用された参考文献全てを読破して理解しておく必要がある。

もちろんその筋の専門家は引用された参考文献はもちろん、引用されなかった参考文献の内容もすでに知っているので、その論文の妥当性や立ち位置を把握することに問題はない。

ところが少し専門外の分野になると論文の主張することは理解できても、参考文献の吟味までは手に余るようになってくる(もちろんできなくは無いが時間確保が難しい)。

近藤誠氏は自分の主張に合致する参考文献のみを引用し、意に反した参考文献を無視する傾向がある。
さらには引用した文献の内容まで曲解して結論づけることもたびたびある。
参考:
近藤氏「抗がん剤は効かない」への反論II-⑤印象操作
http://ameblo.jp/miyazakigkkb/entry-10781527246.html
------文藝春秋2月号にはこのベクティビックスの審査議事録の内容についても記載がある。
ベクティビックスはがん細胞膜上のEGFRという上皮細胞増殖因子(細胞分裂促進させる)をブロックして効果発揮する。しかし検査法の不備のためかがん細胞上のEGFR発現がなくても効いてしまう。だからベクティビックスの使用可能かどうかを決めるのにその検査を必須としなくても良いのではと言う議論の所で「禅問答のようですが」と言う議事録の発言が出てくる。
それをとらえて近藤誠氏はそんな議論で認可されるのは腫瘍内科医と厚生労働省、製薬会社が結託しているからだという趣旨の記載がある。
審査会の腫瘍に対する効果はあると一致しているのに、EGFR発現の有無の確認を必須とするかどうかという学問的な整合性についての余談を
抗腫瘍効果そのものに疑問があると禅問答を仕掛けてうやむやにする
とすり替えて印象づける記載をしているのだ。------

近藤氏「抗がん剤は効かない」への反論II-④近藤氏のデマ
http://ameblo.jp/miyazakigkkb/entry-10780021777.html
-----手術不能、再発大腸がんの患者さんで二次三次治療まで行って効かなくなった患者さんを本人の意志とは無関係にベクティビックスを投与するかしないかの二つのグループに分けられました。
投与された患者群ではPFS(無増悪生存期間)の曲線を見ると腫瘍増大が多少抑制されたけどOS(全生存割合曲線)のグラフは両グループともほぼ一致しているのでベクティビックスは延命には効果なかったと文藝春秋2月号の近藤誠氏は主張しています。
(中略)
両群とも生き残っている患者さんの割合つまりOS(全生存期間)を曲線に示したところほぼ重なっているのがわかりますが、ベクティビックスを投与されなかった患者さんの76%は腫瘍増大後ベクティビックスを投与されているのです。
そのことに全く言及されていないどころか、投与してもしなくても延命と関係無しと言っているのがいかにひどい嘘がわかるでしょう。

こうなってくるとがん専門家以外はたとえ医学に通じていても、氏の主張がまともに見えてくるし、誤謬を指摘することが困難な理由がわかるだろう。-------

次回予告
・専門家を説得出来ない近藤理論の手法の問題
・近藤誠氏自身ががん関連学会内で活動しない理由(推測)
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コメント

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31 ■Re:Re:患者です

>Sho(がん治療の虚実)さん
7 患者さん 日本の医療は世界一ではありません。がんの評価ではアジア地区で後進国とWHOに評価付されています。

30 ■Re:Re:ウィッグで長く過ごすことの不憫さ

>Sho(がん治療の虚実)さん

治療医に訴えている人はいる。でも、仰るように、担当医に話すことがためらわれたり、言いにくいという声もあるようです。

話と違うので病院の「医療安全管理室」を通して担当医に訴えた人の話では、全く話にならなかったと感想。管理室の方も患者と病院の仲介の立場と自称しながらも、病院寄りで事なかれ主義的な態度がありありとわかった。

その後、転院。しかし転院先の担当医も「うちの患者にそんな人は一人もいない。普通は生える・戻る」の一転張り。「うちは投与のときにヒスロンという薬を服用させているので他とは違う」等、話がまともにできない。彼女も医者と医療にはもう何も期待していないという感想。

ちなみに最初の医師は女性だったとのこと。
女性でも医師になると女心なんてわからないものなのですねとも…

Sho先生の外見の問題を扱っている病院のURLから見たら、抗がん剤治療の辛かったことに女性は吐き気や身体的苦痛をさしおいて「脱毛」が1位になってました。これは女性ならではのことでしょう。

脱毛の問題は患者にとって重要。「生える・戻る」と言われ、一時的なことと前向きにのぞんだにも関わらず、結果はそうではなかったショックは正に女性にとっては「死」に匹敵するほどのものかもしれません。(多少の個人差はあるにしろ)

今までのように安易な考え方、説明ではいけない、「脱毛」に関しては今一度、医療者にも問題視する姿勢が必要ではないかと思います。
補助療法というものを勧めるなら。

だいたい2年がめどなのですね。長いですね。中にはこんなに長くかかるなら最初に説明してもらわないと困ると言っていた人もいます。

ただ、生える・戻るだけではやはり説明不十分でしょう。

それにしても、転院先の医師が言う、たぶんヒスロンHという薬だと思いますが、それを服用しながらだと脱毛のダメージが防げるなんてどこかの臨床試験であったのでしょうか?なら何故皆 それをやらないのか?これも真実性の薄いことですよね。

それから、最初の医師は髪の問題のは
アメリカで問題視されるようになってきていると
言っていたそうですが、本当でしょうか?アメリカで補助療法後の発毛の問題が明るみ化されてきているのでしょうか??

29 ■Re:どうして

>まるさん
良い質問です。以前記事にしたことはありますが、一般の方々には不思議に思える事象と言えるでしょう。
元々固形がんは例外を除いて抗がん剤も放射線でも根治できないとわかっていたので、切らなきゃ治らないというのが常識でした。
となると当然外科医の仕事となります。ところが癌が再発した場合は基本的に再手術は困難です。自分が手術した手前、責任持って治療を継続する必要があります。となると抗がん剤しかないのですが、あまり効かないし、昔は副作用対策が未発達だったため苦しむケースも多く、外科医としては及び腰でした。
近年新薬と臨床試験、副作用対策の発展、腫瘍縮小一点張りから腫瘍との共存という治療戦略の転換から抗がん剤のメリットがようやく認められるようになりました。手術分野の発展では無いため、当然内科医の領域のような気がしますが、上記のような経緯で癌というのは内科医が扱う疾患とは思われておらず(手術できない造血器腫瘍や手術の良い成績が出せない肺がん領域などの血液、呼吸器内科を除く)、ましてや抗がん剤などとんでもないという意識が内科医にはあります。
また日本では手術成績が良かったこともあり、固形がんの化学療法の研究が盛んでは無く、教えてくれる教育者自体が少ないということもあり、現在でも外科医が8割ぐらい抗がん剤治療を担当するしか無い状況となっています。もっとも、最近では学会が主体となって腫瘍内科医、がん薬物療法専門医が増えてきたため改善する気配はありますが。

28 ■Re:対決!

>ホワイトジャックさん
近藤誠氏との公開討論をしても良いのですが、たぶん話がかみ合わないと思います。
また高名ながん治療医とで無いと向こうとしてはメリットが無いでしょう。
またがん全般のことでの討論となるとたぶん当方は近藤誠氏に勝てないでしょう。こちらは消化器がん領域に限ると勝てる自信はあるのですが、最初から全臓器領域の抗がん剤の否定的な論文ばかりを収拾している氏に対抗できるほど暇な腫瘍内科医はいないと思うからです。むしろ討論会すべきは各種癌治療ガイドライン作成委員の方々でしょう。もちろんそれが実現されれば、氏に勝ち目は無いと思いますが、その理由は一旦中断しているシリーズではありますが近日中に記事にしたいと思います。
臨床試験に関しては昔と違って虚偽的なことは入り込む余地は少なくなっていますが、マーケティング的手法はかなり込み入ってきています。そのことの記事もいずれ書きたいと思います。

27 ■Re:ウィッグで長く過ごすことの不憫さ

>MilkyWayさん
肝腎のがん治療医に脱毛が回復しないことを訴えるケースは多くないのでしょうか?
だいたい2年がめどとされているので、治療担当医に直接訴えることが難しいとか、遠慮して言わないことが多いのかわかりませんが、患者さん側が主体的に訴えないと伝わらないでしょう。治療医が女性医師ならもう少し関心を持ってくれるかもしれませんが、今後もっと研究されるべき議題だと思います。

26 ■Re:説明不十分ていうか…

>Rさん
脱毛が完全に復活しないケースがそれなりにあるというのは、意外と知られていないのは事実です。これは術後補助化学療法自体の歴史が浅いことも一因でしょう。もっと患者さん側から声を上げる必要がありますが、このことについてはまた
別記事で取り上げたいと思います。

25 ■Re:治療する、治療しない

>QPmamaさん
詳しい治療状況の報告ありがとうございます。
抗がん剤治療でひどい目に遭ったという噂は広がりやすいですが、一方でメリットデメリットを天秤にかけて、治療を続けて自分で納得できる治療経過を報告してくれる人はあまり多くありません。
治療前の不安、治療中のとまどい、そしてその後の治療の副作用とがんの症状との折り合いの付け方などの具体的な感想は多くのこれから治療予定の患者さんにとても参考になると思います。

抗がん剤治療は快適な生活を守るためにあるのですから、体力を勘案して治療間隔を空けるのは極めて妥当な戦略だと思います。実際自分の患者さんにもそういった提案をしています。体力低下が最も副作用を増悪させ、抗がん剤治療のメリットを失わせるからです。
これからもどんどん自分の身体と主治医に相談して、その時点で最も適切な治療を進めていってください。

24 ■Re:抗がん剤について

>a passing girlさん
抗がん剤治療に対する期待が高すぎるとがっかりするし、期待していなければ予想外のメリットを感じられるということでしょう。
それともともと抗がん剤が効く効かないと言う言葉自体が最初にしっかり定義されていないことで語弊が生じている部分が大きいです。
抗がん剤治療で期待したいものから順に並べると①治癒、②腫瘍消失(しかし高率に再発)、③腫瘍縮小、④腫瘍縮小率は少ないけどがんと共存をはかって症状緩和という順番になります。①に近ければ抗がん剤の副作用が多少強くても患者さんは許容できますが、副作用が強い場合 ④に近いほどメリットが無くなってきます。
主作用と副作用を天秤にかけられるのは患者さん本人だけです。そして実際に治療してみてからでないとわからないのが実情でしょう。もちろんそういう戦略を事前にしっかり教育できていない点も病院側の大きな問題点でしょう。説明不十分というのは承知していますが、諸般の事情でどうにもならない部分も多いです。むしろ患者さん自身が事前に一番気になる所を主治医に説明を求めてほしいです。しかし今の時代だれでもネットで情報を得ることができるわけですから、患者さん本人ができることはたくさんあります。

23 ■Re:抗ガン剤は効かない…について

>akiraさん
もともと個人差の激しいがん患者さんに対して、不幸な結果になった例を挙げ、それを支持する研究論文のみを取り上げ、一律に抗がん剤はしない方が良いとか放置が良いとか断言すること自体に無理があります。
近藤誠氏の放置療法150人の例は放置しても問題のなかった患者さんだけが通い続けられたと言うことだけでしょう

22 ■どうして

日本は(日本だけかはわからないけど)、
抗がん剤治療を外科医がやるんですかね?

友達が治療したとき思いました。
本来なら抗がん剤て、内科医の担当じゃないかって?違うんでしょか?

ガン治療の延長でそのまま、やっちゃってますよね、外科医…

だからいろいろ問題も出てくるんじゃ…

やっぱり知識とかだって専門の内科医のほうが豊富なんじゃないですか?

すいません、素人です。

21 ■Re:対決!(追伸)

眠気眼でケータイから送ったものですので誤字脱字が多くご迷惑をお掛け致しています。
ディオバンの試験結果の部分で何が言いたいかは抗癌剤の患者の追跡調査は他の病気に比べて非常にハードルが高く困難であるとと言うことです。そこにメーカー優位の何らかのバイアスが入る事は否めないと思うと言うことです。
薬品メーカーに置いて1つの抗癌剤の認可が下りるかどうかはオリンピック並みの大イベントであり企業サイドはどのような手を使ってでも優位に事を進めるのは営利企業としては当然です。

20 ■対決!

Sho先生なら近藤理論を崩すことが出来る出来る数少ない専門家だと思います。
アンチ近藤のわたしとしては是非に公開討論を見たいものですが先生の方から宣戦布告出来ないものでしょうか?
週刊誌などは面白い企画として取り上げると思います。
私は今、癌の専門医が金儲けの手段として最も簡単な方法は抗がん剤治療を否定する本を出版することだと思います。
本を出してから少し売れるとすぐにセカンドオピニオンの金額を癌研などと同じレベルに引き上げてその上高額で確率が宝クジより低い免疫治療やわざわざわざ保険外で高価なサプリを買わせると言った具合に金儲けのシステムが出来上がるわけです。
特に高齢者には本を出版している専門医は光り輝いて見えるわけです。
それが希望の光に映りますが実はお金の反射なんですが誰も気が付きません。
確かにエビデンスは医療行為の全ての根幹になります。
しかし、先般のディオバンの試験結果が虚偽報告が明らかになりましたがデータ収集のハードルの抗がん剤ならばもっとメーカーの操作の可能性が高いのではないかと疑念が生まれるのは当然ですね。
TSー1などは当初米国では思うような効果が認められなかった訳ですが日本の試験とこれほど差が出る事も疑問視されます。
人種によって違いがあるのかどうかは分かりませんがエビデンスの精度や信頼性をどうするかから考えないとがん治療に置けるEBMの前提が崩れますね。
このような状況を利用しているのが癌ビジネスで名声やお金を得ようとするヤクザ癌専門医なのです。
しかし、今、患者の立場ではエビデンスを信じるしか方法が無いのはSho先生に賛同します。
早く安心出来るがん治療の確立がなされ悪徳ブラックジャック先生が消える事を切望しています。

19 ■ウィッグで長く過ごすことの不憫さ(追記)

抗がん剤後の発毛の問題は皮膚科の先生がたの悩めるところでもあると思います。

みんな皮膚科へ行けばなんとかなると希望をもって最初は訪れますが、皮膚科でも正直、抗がん剤が原因なら手のうちようがないというのが答えでしょう。

抗がん剤後の発毛に関する対応策は結局いまのところないということです。

なら、治療前に医師がしっかり説明しなくていけないことのはずです。

標準治療だからって何が何でもやらなきゃいけない治療ではいんですから。

SHO先生の仰るとおり、補助療法の抗がん剤はせいぜい効いても10%くらいです。

たかだか、10%程度効くかどうかもわからない治療でその後の人生を全てウィッグで過ごさなければならなくなる可能性もあるなんてあまりにも代償が大きすぎると考える患者は多いかもしれませんよ。

18 ■ウィッグで長く過ごすことの不憫さ

抗がん剤治療のあと、髪が戻らずに本当に
悩んでいる人は希少価値ほどの数ではなく、
普通にいます。きっと。

たぶん その後の人生をずっとウィッグで…と
いうくらい元に戻ってない人も。

医療者はウィッグで過ごせるならいいじゃないと
思うのでしょうか?

精神的苦痛のことを考えないのでしょうか?

①会社へ行けない
→ずっと、ウィッグでいるとまず、会社で問題が出てきます。同じ髪、いつも寝癖もつかず髪型、長さも変わらないとみんな気づきはじめ、噂になります。
② ウィッグは消耗品です。何年かおきに買い換えないといけませんが、今利用している髪の長さより短いものに買い替えていかねばならない→いつかできる髪型がなくなる→会社を退職→また就活?
③ウィッグを買い替えるごとに職場をかえなくちゃいけない?
④会社に全部話す?→でもそれができないと言う人が多いです。(精神的苦痛も大きいですから)
⑤特別オーダーで同じ髪型のウィッグを注文し続ける?破格のお金もかかるし、ずっと髪型が変わらないのもやっぱり変です。
⑥他、身体的・精神的に与える苦痛は大きく、
ずっと頭に何かものをのせてないといけない生活で頭痛、めまいなどを訴えている人もいます。

考えてみて下さい。帽子だってずっとかぶってたら脱いですっきりしたくなりませんか?
汗かいたり、頭がかゆくなったり不快ですよね。
ウィッグはずっと頭をしめつけ、ずれないかなど
知らず知らずのうちにでもいつも緊張し、過度の神経を張り巡らせて過ごさねばなりません。
そのストレスや、想像つきますか?

他にもまだまだたくさん問題は出てきます。

大阪にある皮膚科で抗がん剤後、髪の悩みがある人に対して考えてるような治療をしてるところがありました。他の皮膚科でも、やはり抗がん剤後、髪の問題で普通にたくさん相談に来ると言ってます。

なぜ、かんじんの治療を施す立場の医師が髪の問題を知らないのでしょう?無神経なのでしょう?
これはどうでもいいこととしてすまされるものではありません。外見のことだけで済まされる問題ではないんです。
きちんと問題視して早急に対応していってほしいです。

17 ■説明不十分ていうか…

知らないんじゃないの?医者自体が…って思う。

私も 補助療法の抗がん剤、ものすごい執拗に勧められて、断りきれなくなってうけた結果、体がおかしい!!一気に20年は歳とった感覚。

生理も戻らない。髪も同じです。
ウィッグ、とれません。来年になったら4年です。

若年性乳がん。

私、女として生きてる意味あるの?って聞きたい。
女性として生きる楽しみ全部奪われた。
がんじゃなくて治療で。
ひどい。

こんなことになって悔しくてがんのこと勉強した。
補助療法なんて正直必要のない治療だと思う。
正に損してる人のほうが多いと思う。
そういうふうに書いてる医者の本読んだ。

医者自体が髪が戻らなくて苦しんでる人がいることとかきっと知らない。
だから こんなひどいことして、平気な顔でいれるんだよ。

かえせ!!私の体!!髪!!ぜんぶ。
元にもどせ!!


って、言いたい!!

16 ■治療する、治療しない

私も大腸癌ステージⅣです。
残念ながら、3種目の化学療法も終盤にきていていわゆる緩和ケアに入りつつある患者です。

主治医は体力の低下を心配し治療間隔を開けましょうと提案してきた段階です。
私もこの冬の寒さを乗り切る体力が心配で治療間隔を開ける事に依存はありません。

でも、まだ出来る治療は受けるつもりです。
もしかして体力が少しは戻ってくるかもしれない。
もしかして副作用が思ったより軽いかもしれない。

毎週病院で治療を受ける。
これを柱に日常生活で自分の出来る活動を続ける。

もし治療を受けずにいたなら、もちろん無治療による癌の進行にともなる痛みがでてくるでしょう。
癌の診断を受けた2年前も癌の部位は触る事も出来ないほど痛かったのだから、進行する癌はもっともっと私を苦しめていることだろうと思う。

もっともそれより早く腸閉塞で死ぬ目にあったであろうと思う。
つまり手術は必然性があった。

初め無治療を望んだ私に主治医は化学療法に対する考え方を説明してくれた。
生存率10%でももしかして抗がん剤が効けば確実に延命できる。
1年2年と延命するうちに次の認可役が使えるようになる。
まったく別の治療法も出てくるかもしれない。

そう説明してくれた医師の説明に自分でも調べて学んだ。
子供たちの希望もあって延命治療としての化学療法を受けることにした。

私には抗がん剤はどれも効きました。
あれから2年です。
できる抵抗はしたと思う。
無治療を選ばなくてよかった。
今少しづつ終わりに向かっているのはわかっていますが、無治療だったら自分が今どの地点に立ってるかもわからず医学的な見地の意見も行けず、ただただ痛みにのた打ち回ってるのだろうと容易に想像できます。

人生が終わるのは承知していますが、痛み苦しんで死んでいくのが怖いです。
普段の生活では、つきまとう吐き気には少々こまっていますがそれでもまだ動ける自分に満足しています。
ただ痛みが恐ろしいです。

こういう事にも早くから相談できる医師と定期的に逢うだけでも心が落ち着きます。

15 ■抗がん剤について

「抗がん剤は効かない」 というと、全く効かないということを言っているのではなく、思うほど効かないと言っているのでは?

リスクもあるのでそれを考えると効くと安易に言ってしまうのは危険だと言っているのだと思ってる、私は(。・ε・。)発がん性物質でもあるので、今あるがんに多少効いたとしても、またがんになるリスクも確実に増える…

何度も書くけど、効く人もいるし効かない人もいるし、ずっと使ってると効かなくなるし…それが現実。

抗がん剤が認可される基準も10人に試験して、2人の腫瘍にじゃっかんでも縮小がみられればそれは効くとして認可されるという話もあちこちで聞くしΣ(・ω・;|||

思うほど効かない。だから安易に使われすぎるのはどうか、と唱えている医者なら近藤氏の他にもいるよ(。・ε・。)

今までの臨床試験を正しく読み取れば、せいぜい効くのは4%弱くらいって言って、今の抗がん剤の使われ方に注意を促してるお医者もいる。

効いた人が、近藤医師をはじめとして彼らの意見に反発するのは当然だし、またひどい目にあった人は効かないという意見にひきよせられるのも当然だし(。・ε・。)

がん患者としては何もしないでいるのが不安というのも当然だし(。・ε・。)

でも がん治療には必ずリスクもついてくる。
慎重にならなければいけない。
誰かが言ってたけど近藤医師やその他の医師の反対意見は、抗がん剤への注意勧告にはなるでしょ(`・ω・´)

SHOさんは「ちゃんと説明してる」医師なのかもしれないけどさ、実際のところ説明不十分という問題はかなりあるからね(`・ω・´)そこはこれから見直されていかなければならないことのひとつだと思ってる(`ε´)

14 ■抗ガン剤は効かない…について

私は近藤氏の理論には前から疑問を抱いていました。

固形癌には抗ガン剤は効かないと言われていますが、
私は昨年大腸癌ステージ4で肝臓に転移し13cmの腫瘍がありましたが、folfox+アービタックスで半年治療し、手術ですべて除去できました。

残念ながら、10カ月後、肝臓にまた腫瘍ができて再度治療中ではありますが、抗ガン剤なくしては、癌患者の将来はないと思います。

近藤氏の理論はあまりに極端過ぎて、癌にかかったら、もい死ぬのを待つしかないのかと、希望がなくなります。
解決策が、ただ放置というのは、どうなのでしょうか。

13 ■Re:読むといらいらするのです・・。

>通りすがりの麻酔科医さん
学会では全くと言って良いほど近藤誠氏のことは話題に挙がっていません。学会という土俵以外の事に関しては全く期待できないでしょう。もともと近藤誠氏以外の民間療法の主催者も無数にいますしね。

12 ■Re:Re:読むといらいらするのです・・。

>a passing girl(さん

私はコメントに「間違い」とは記載していません。
主張が科学的じゃない、と言っているんです。
仮説があるなら、大いに結構です。
ただ、その仮説を証明するにはきちんとした手続きが必要です。
その手続きを踏んでいないのが問題なんです。

例えば、極端な例を挙げれば、
サイコロを振ったら3回連続で1だった。
だからこのサイコロは1が出やすい。
これを科学的に証明するにはどうすればよいでしょうか。
もしかしたら重心がずれているかもしれない、もしかしたら磁気を帯びていて金属の台との作用があるかもしれない。
それを証明してもいい。
もしくは100回サイコロを振って実際に1が出やすいかどうか統計的に調べてもいいです。

科学はこうやって証明して、それを一般の図書ではなく、科学誌に投稿して、ようやく認められるんです。
科学誌は古いものは100年以上続いています。
科学誌に投稿されずに認められた理論はありません。

科学誌というものは何を書いても載るわけではありません。
出された論文を審査する専門家が何人かで時間をかけて論文の正しさと重要性を審査するんです。
そして掲載されます。
それで終わりではありません。
科学誌といえど、雑誌なので、世界中の専門家の目に触れます。
「我々のデータと違う」「この実験手法がおかしい」と思う学者がいれば、その雑誌にそれを主張する論文を載せることができます。

そうやって長い間「科学的な」議論を進めてようやく認められていくものなのです。

近藤氏はその手続きを省いて、一般の図書にエッセイを書いているようなものなのです。
彼の主張を科学誌に載せようと投稿したとしたら、審査の段階で落とされるでしょう。
なぜならデータが不足していたり、きちんとした統計に基づいていないからです。

それでも頑張って議論の曖昧さを補完して、ぜひ投稿してほしいと思います。そして、世界中の科学者と議論してほしいと思うのです。

11 ■方法論が非難されているんですよ

a passing girlさん

単なる山勘で正しい答えを出す人だっています。近藤氏の言っていることが正しい可能性だってあります。

しかし、山勘で正しくても、それは意味がありません。なぜなら、次に同じように山勘で言ったことは正しい保障が全くないからです。

ガリレオが正しいのは、周囲に反対したからではありません。周囲の反対を押し切ってでも、科学的方法論を適用したからです。

乳がんの温存療法も同じです。医者の言うことは間違っていたかも知れません。しかし、間違っているかどうかの判断も、科学的方法論をもって証明しなくてはならないのです。

近藤氏はもしかしたら結果的には正しいかも知れません。しかし、今の近藤氏のやり方は、科学的方法論を用いていないので、正しいことが証明されません。そして、証明されない方法は、恐くてまともな医者は使えません。

近藤氏が行なうべきは、自分の主張を科学的方法論を用いて証明することです。そうして初めて、普通の医者が近藤氏の主張に賛同してくれます。

今のままでは、山勘で主張しているのと同じ扱いなのです。そして、山勘での主張を信じて従ってくれるまともな医者がいないのも当然なのです。

10 ■Re:読むといらいらするのです・・。

>通りすがりの麻酔科医さん

え? 近藤氏の言っていることは100%間違いと確定しているのかな?
今の医学だって、言っちゃえば発展途上であるし、がんに対しても確定できる説はないんじゃなかったっけ??(。・ε・。)

別に近藤氏を推奨するわけじゃないけど、間違っているって確定はないんじゃないの?がんもどき説だって、ほんとのとこどうなのか?なんてまだわかんないんじゃ…

その昔、地動説を唱えたガリレオ(?だっけ…)も天動説の時代には非難・罵倒されたと聞いてる…でも、時がたってみれば実は地動説が正解だった…乳がんの温存療法だって、昔はハルステッド法とかいう全摘が正しいとされてたけど、温存でも生存率が変わらないって説が出てきたとき、それまで全摘を信奉していた外科医たちはこぞって批判を唱えたという話も良く聞くけど…

発展途上にある医療・医学だって時とともにいろいろ形を変えていくんじゃないのかな…
今の時点では今の治療が推奨されているってだけで。

まだ 確定的なものがない、がんに対して、全てが間違ってるなんて簡単には言えないんじゃないですか?(`・ω・´)

素人意見だけど、私は そう思ってる。
近藤氏の意見を全て許容できるというとそうではないけど、全てが間違いと言ってしまうのも、ヤバイ…気がするなぁ(。・ε・。)

9 ■読むといらいらするのです・・。

医師が近藤誠氏の著書を読むとそういう感想を持つ人が多いのではないでしょうか。
抗癌剤を否定する側、推奨する側、という議論があったとしても全く問題はない。むしろ互いの主張の過程を吟味して患者さんに提示する機会があれば、患者さんにとってよりよい選択ができるかもしれない。
問題なのは、その議論以前に近藤誠氏の主張が都合のいいデータだけを引用したり全く科学的に認められない自己理論に基づいていることです。
つまり本の内容そのものがいい加減なことです。
彼も言いたいことがあるなら、学会誌に投稿すればいいんです。査読は通らないでしょうからLetters to the editorとして。そして議論すればいい。47つの主張があるなら一つ一つ。
どんな科学雑誌でも誌上の議論はあります。
そこでデータを出し合って意見を交換すればいいんです。
学会もあれだけ著書が売れて賞までもらっている人を放置しておいていいのか、そろそろ公開質問状を出すなり何か動いてもいいのではないかと思います。
それと、慶応大学は近藤氏に聞き取りなどしないのでしょうか。国内であれば、ああ、あの人ね、で終わるかもしれません。
でももし、慶応の講師の著書として英訳でもされたら、研究施設としての慶応大学の評価は下がるでしょう。
もう少し科学的な議論をしてくれ、と大学の教授陣は思わないのでしょうか・・。

・・と、いきなりコメントしてすみません。
近藤氏のことで検索していてたどり着きました。
ブログ勉強になります。

8 ■Re:患者です

>あたまさん
ご報告ありがとうございます。医療不信が根底にあるのは確かです。
それと治療に対する期待感がどうしても大きくなるため、うまくいかなかったときの落胆も激しいことも一因となります。
治療が成功しない患者さんも一定割合で出てくるのは避けられませんから、こういった患者さん全員に理解してもらう事は困難です。
しかし、少なくとも治療前からの偏った先入観は是正していくことが大事と思っています。

7 ■患者です

乳がんの治療を4月に終了させ、6月から仕事復帰しています。53歳主婦です。
手術、抗がん剤、放射線、ホルモン剤、全ておこないました。
全て終わった後で、近藤さん安保さんの存在をしりました。
治療前に知り合いにならなくてよかったと思ってます。
がん患者は心がくじけています。家族はあわててます。だますのは簡単です。
全ての治療を済ませた現在、体調良好。後悔は全くありません。

近藤さんの言い分を信じる人は、根深い医療不信があるように感じます。

どっちみち、人は必ず死ぬのだから、家族の納得のいく方法で、と思って治療しました。

病院のスタッフの皆様に感謝しています。
再発ももちろんあり、と思っています。
それでも、日本人に生まれてよかったと思っています。
日本の医療は世界一だということを知らない人が多すぎます。

6 ■Re:抗がん剤治療やってみたけれど・・・

>linaさん
治療が芳しくない結果と言うことで、残念だったことだと思います。
がん治療のジレンマはやってみないとどうなるのかわからず、さりとてやって後悔する方はある程度の比率で出てくる事が避けられないことです。自分が治療を担当した患者さんも良かったり、悪かったり。これだけではたまたまそうだったのかと言うことしかわかりません。
将来の患者さんのことを考えて臨床試験に参加してもらうことで、より良い治療へ発展させる使命が医療側にはありますが、当の一患者さんにとっては意味がないと思えることでしょう。
こういった場合、自分が受け持った患者さんへの対応は以下のようになります。
・運不運であるいは必然の結果、現状のようになったとしても、過去には戻れない。となると今からできることを探して工夫することを探す
・探す努力をしていけば、制限された状況でも希望をつなげる手がかりを見つけるチャンスは増える
・うまく行くとは限らなくても、少しでも物事が前に進めば、気持ちは多少楽になってくる

などでしょうか
最終的にはご自身で答えを出すしかありませんが、希望は持ち続けられるようにしていただきたいと思います。

5 ■抗がん剤治療やってみたけれど・・・

3年以上経過した卵巣がんの再発治療に抗がん剤治療をやってみたけれど、
ダグラス窩腫瘍症状の軽減もなく、腫瘍マーカーは上昇の一途、副作用が激しかったです。
副作用が軽いと言われるジェムザールだったんですけど、軽くはなかったですね。
初回治療から数年が経過し、薬剤もTC療法しかやっていなかったため、抗がん剤治療は有効かもしれない。と言われていましたが、効果がありませんでした。
入院治療で多額のお金を使ってしまい、今後のホスピス入院の費用がなくなってしまいました。
やらなければよかった。
患者の気持ちです。

4 ■Re:私もそう思う。

>a passing girlさん
>やってみなくちゃ わからない…
そう言っても命がかかっているので、なるべく
確度の高い情報を知りたいと言うのが人情でしょう。

3 ■Re:化学療法ってそれほど有効?

>lucaさん
化学療法の第一目標は副作用対策という考え方がまだ浸透していない場合は、治療がマイナスになった患者さんの不利益が大きくなると思います。それと治療の意味を患者さん自身がよく理解できていない、医療側がしっかり教育していないときにも期待外れになる事が多くなります。
また抗がん剤治療は一回限りのオールオアナッシングで判断するものだという誤解がまだ多いようです。
標準治療を推進するのは大事だとは思いますが、患者教育が軽視されたままだと弊害も大きくなりますね。
参考
抗がん剤拒否の理由⑮医師は標準治療を押しつけるが、その意味解釈を省く
http://ameblo.jp/miyazakigkkb/entry-11175877785.html

2 ■私もそう思う。

lucaさんの言うとおりと思う。

それに、抗がん剤が効くか効かないかって
議論する自体が変だよね。

今 現実におこっていることが事実なわけで。
一目瞭然ってこと?
lucaさんの言うとおり、効果が出る人もいれば、
そうでない人もたくさんいる。

やってみなくちゃ わからない…

それが抗がん剤でしょ?
それが事実でしょ?
それが、今現在の抗がん剤の力でしょ?

毒性もなく 体になんら影響もないなら
誰でもやっといたほうがいいかもしれないどね。
そうはいかないんだから(。・ε・。)

患者はかけにでるしかない。
そういうことでしょ?

近藤氏の言ってることにあてはまる人もいる。
正にそうだよ。

本人が判断して、本人が決断するのがいいと
私もそれにつきると思う(`・ω・´)

ただ、近藤氏の挑発するような
表現は誤解をうけやすいし、やめたほうが
いいのかもね。

そんな難しい議論をならべたててわざわざ
批判することでもないょ。

抗がん剤で「こんなはずじゃなかった」って
結果になってるかわいそうな患者だって事実
いっぱいいるんだから。

1 ■化学療法ってそれほど有効?

●腫瘍の縮小、症状緩和、延命効果が出る人と、毒性ばかり出て、かえって治療のマイナスになる人の差が激しい。

このマイナスになる人が少なくないからではないでしょうか?

抗がん剤の副作用が少しでも嫌な人は、抗がん剤をやりたくはないし、ここで、近藤先生もこう言っているのだから、やめておくか!
という人もいるのだと思います。
患者本人が抗がん剤治療をやりたいと思っているのに、周りの家族などが、近藤氏の本を読んで、止めさせてしまうのは問題ですが、本人の意思で止めたいと思っている人に、近藤氏の言っていることは、全部が本当じゃないよ!と言って、治療を続けさせようとするのも、問題だと思います。
本人が判断して、本人が決断すればいいことですよね。
近藤氏の言っていることに当てはまる患者さんもいるので。

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