2010-12-22 16:07:51

近藤誠氏の「抗がん剤は効かない」に対する反論③

テーマ:近藤誠氏への反論
・胃がん術後に免疫製剤「クレスチン」の生存率向上の論文は有名医学雑誌に載ったがその後インチキが暴かれ、見向きもされなくなった。

反論: このクレスチン(原料はカワラタケというキノコからの抽出物)は確かに大変な売り上げでしたが、その後効果無しと判明し単独使用は認可取り消しとなったスキャンダルがありました。
その使用の背景には既に治療法がないと言って見捨てるのは忍びなく、効果は不明ながら弱った胃がん患者さんに希望を持たせる必要があったのでしょう。そしてクレスチンは副作用がほとんどでないので臨床医が処方しやすかったという事実があります。
そのこと自体は擁護するつもりはありませんが、こういったデータ操作による不正を防ぐため今では臨床試験は開始時から登録しないと論文として医学雑誌には載せなくなってきています。
このクレスチンの事例はずいぶん古く、今では学会では話題にも挙がりません。
これをもって現代の抗がん剤が無効だという議論の材料にするには不適切と考えます。
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