宮崎の弁護士による交通事故被害救済ブログ

本当は事故に遭う前の状況に戻してほしい。それが叶わないならば,せめて適切な賠償をしてほしい。そんな交通事故の被害者の方の想いに少しでも応えるため,宮崎の弁護士法人兒玉総合法律事務所の弁護士が,微力ながらもお役に立つ情報を伝えていくブログです。


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兒玉です。

最近は,あえて数多く寄せられる新規相談を極力抑えて,既に御依頼を受けている方の訴状や異議申立書の起案,文献調査,相手方保険会社との交渉,依頼人様との打合せで,奔走しています。

いつも思うのは,

やはり被害者単独での示談でまともな内容にはならない。

という事です。

示談書を見てみれば,一目瞭然です。

では,なぜ,あえて不利な示談をするのでしょうか?????

理由を聞くと,一番多いのは,『生活に困窮するので,すぐにお金が欲しい』ということです。
※もちろん,これ以外の理由もありますが,これは後日。

くどい位書いていますが,保険金はあなたの苦痛の代償でもらうものです。

目先のお金をもらうため,言いなりの低い水準で保険金をもらっても,急に体調がよくなるならよいですが,通常は,苦痛がすぐに消える事はありません。

示談は,魔法の薬にはならないのです。

しばらくは痛みや痺れ等の苦痛が続くのであれば,安易に示談することが如何に無意味が理解できるはずです。

示談する場合でも,総額にこだわりをもってください。

あなたの苦痛の引き換えに保険金は受け取るものです。


自分というかけがえのない存在を投げ売りしないことです。



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弁護士の兒玉です。

事故によって,体の何カ所も負傷した案件が当事務所でも非常に多くあります。

その場合,事故直後から御依頼を受けている場合は,状況を把握できるのですが,症状固定後や示談金提示後の相談の場合で,よくよくお話を伺うと,例えば3箇所しっかりと治療や検査をしてもらえばより適切な賠償金額が算定できるところ,足りない部分があるので,適切な賠償金額が算定できない事例が非常に多いです。

もちろん,可能な限り私はフォローしますが,後からの治療や検査となると,相手方保険会社も事故との因果関係を争ってきますし,検査そのものが保険適用されたとしても,被害者負担が一定割合で発生するため経済的にも厳しくなりますし,医療機関も追加の検査を嫌がるケースも多いのです。

要は,一番負傷の度合いが大きい部分ばかりにどうしても意識が集中するから,それ以外の二番目,三番目に重い負傷が軽視されてしまう事があるのです。

その結果,例えば,脳に外傷を負った⇒集中的に治療をした⇒一命をとりとめ,なんとか日常生活は送れるようになった⇒実は頚椎や腰椎の椎間板からの髄核の大きな圧排による神経根への圧迫があり,重い神経症状が出ていたが,治療や検査があまりされなかった結果,神経症状は軽度のものとして後遺傷害として認定されてしまった。

こんな事になったら,被害者としては適正に被害を評価されていない事になります。

患者として治療や検査を受ける場合,医療関係に詳しい人でない限り自分の症状をどう治療や検査をされるのがよいのか把握なんてできないですよね。
症状固定時期よりも前に相談や依頼をする事が重要だと私は常に言っておりますが,被害者の方にもたらされるメリットは非常に大きいのです。

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宮崎の弁護士、兒玉です。

交通事故の被害者の方からの相談で目立つのは、

示談した後に、新しく知った交通事故損害賠償の知識や専門家の意見を聞くことで、実はかなり不利な条件で示談をしていた事に気づきました。
もう一度示談をやり直したいのだけど。
。。


という趣旨の相談内容です。

示談書は、事故から症状固定までの苦しみや苦労と今後も続く痛みや苦しみを考慮して、慰謝料などの項目を数値化したものです。

相手方損害保険会社からの、示談の提示内容は、
自分の人生の一部分をいわば「映し出す」きわめて大切なものです。

相手方からの提示額の意味をしっかりと検討せずに、損保会社の言い分に押される形で示談するとすれば、
それは、自分自身の人生を大事にする気持ちを諦めてしまう事になりかねませんか?


相手方損保からの提示額は、被害者の方にとっては、いわば、【自分という人間自身への評価】 です。

生活に困っているからという理由で,充分とは到底言えない示談金をもらって、より大切なものを見失うことがないようにして欲しいです。
後遺障害が残るような事故の場合,目先の僅かな保険金を受け取って短期間はしのげても,結局,後遺障害は何年も影響が出るのですから,やはり保険金額が総額でいくらになるのかが遥かに重要です。

自分の人生は誰かが代わりに歩んでくれることはないのです。












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弁護士の兒玉です。

この10月から11月にかけても御依頼案件が4~5件無事に終えられそうです。

私の事務所のように、はっきりと自分の立ち位置を決めて勝負をすると、地域で目立つ存在になります。なにせ、受任する事件の分野を絞りに絞っていますし、とにかく目立つらしいです。

目立てば当然、それを快く思わない人もたくさん出てきます。
誹謗中傷からやっかみまで。

客観的根拠もない批判など本当にため息がでますし、哀しいというか寂しくなりますね。
そんな事をして何が楽しいのですか?と。

さて、本題に入ります。

ほぼ毎日相談や打合せはあります。

涙を流して自分の想いを語ってくださる方は決して少なくありません。

先生を信じているから

という言葉は実はとっても重い。心にずしりときます。

お客様の事で頭が一杯で苦しい時もありますが、無事解決に至る際は、自分の事のように嬉しくなります。

いろいろ迷ったけども先生でよかった

その言葉で、毎日つらい事や嫌な事があっても、なんとか前を向けるのですね。

信じてくれている方のために頑張ればいい。

そうシンプルに考えています。



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弁護士の兒玉です。

相談でよくあるものの、最上位にくるのが、

今月で治療を打ち切りにするといわれたんですけど。。。

というものです。

治療を打ちきりとは、正確には、事故にあった際、加害者側の保険会社が治療費を負担しているところ、その負担をしなくなる=健保などで自己負担で治療したければ治療してください。

という事です。

通常、症状固定、つまり、これ以上治療しても治癒の見込みがない状態になった事をもって保険会社による治療費の支払いは停止されるのが、原則です。

言葉の定義として、本来、症状固定は主治医の意見が最優先されるのですが、保険会社にはそんなことおかまいなしに、もういいだろと一方的に保険金の支給を停止するところもあります。
病院も保険会社が支払わないなら、本人から医療費を支払ってもらう事になりますが、とりはぐれる事が怖いので、保険会社の言い分に応じる事が多いとみうけられます。

ちなみに、保険会社でも症状固定について、医師の意見を尊重する会社もあるので、本当に加害者側の保険会社がどこであるかで、被害者の方の生活も変わるという大きな問題があります。
また、同じ保険会社でも担当者によって対応がまちまちなのも事実です。

いずれにせよ、事故を経験していない人間が勝手に判断するなと言いたいですね。





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こんばんは、宮崎の弁護士の兒玉です。

最近、よく弁護士さんの選び方が分からないという質問が多いのですが、

まず、弁護士のみならず、他人に何かを依頼する場合について、

リアルもネットも含めて、他人の評価はあてにならない

という事だけは真実です。

自分の目で見て話して確かめる事をおすすめします。
少なくとも交通事故については無料相談を実施している弁護士は非常に多いです。
相談料は気にかける必要はほとんどないですね。

私も、様々な評価を受けます。
宮崎ではもともとメディアに積極的に出ていた事もあり、非常に目立っており、どういう意図があるのか不明ですが、様々な誹謗中傷雄や妨害を受ける事もあります。
相手方からしても、「うっとうしい」存在でしょう。

評価には、良い評価もあれば、悪い評価もあります。

良くない評価にも、悪意をもっているのでしょうか、明らかに事実と異なる問題点の指摘をする方もいます。私自身は、一定のレベルまでは無視しています。

逆に、的確に問題点を指摘してくださる方の指摘は、業務の改善につながる事もあります。

たとえば、わかりにくい説明があったという指摘があった場合、その部分の言い方を研究したり、言葉の説明を文書にしたりして、渡すようにしたりしています。
解決までの時間が分からないから不安ですという場合、目安の時間とそこからのズレの幅などは分かる範囲で数値化してお伝えします。※もちろん、相手方のいる案件で時間軸に絶対という事はありませんからあくまで精度を高くした目安ですが。

日々問題点をどうやったら改善できるのかという点では常に気を遣っています。

率直に言って私は100人が100人に良い評価をされようとも思いません。
これはどの弁護士、いや、人間であれば皆そうだと考えます。

無理難題を言ったり、時間がもともとかかる事案で解決を急かすような人も私の事務所で御依頼を受ける事はないです。
また、弁護士に依頼する目的が賠償金の大幅な増額を希望の方で、弁護士費用で増加分が大きく吸収されてしまうような損害額の方の場合、かえって依頼を受けるとその方の意向に沿わない事が明らかなので御依頼を受けることはありません。

実際にあった例ではないですが、たとえば、後遺障害等級に不満だが3ヶ月で解決してほしいという相談があったとしても、私は相談の時点でお断りします。
弁護士費用がいくらになるのか決まったら依頼したいという相談があっても、示談金額が決まらない段階で費用など確定できるわけがありませんから当然お断りします。

自分の意に沿わない事を言われると不快に思う人もいるでしょうが、できないことはできないとはっきりいいます。

あなたが評価しなくてとも自分は目の前の依頼人の方に評価されればそれでよい

そして、現実問題として多くの依頼者の方が事務所にいらしてくださる、それが私への評価です。


というスタンスです。

それでもやはり、他人の情報が気になるという方にアドバイスを。

情報の信用性というのは、一般論として、

①発信者が特定されているか、②その人が発信しているのが確実か、③その人自体が信用できる人なのか(その人自身の来歴や、背景に利害関係があるのかないのか)、

の3つでまず大きく判断ができます。匿名など論外です。
その上で、法律問題の場合

④実際に依頼した人なのか
⑤その人の抱えていた問題と自分が相談したい問題に類似性があるか

で判断してください。類似性がない問題、たとえば、土地問題と交通事故の民事問題を一緒に論じる事はできません。

自分の目で見て確かめて自分の意思で決める事です。

私自身も自分の目で見て自分で考えずに決断して、大きな失敗をしたことが人生で何度もあります。

これは、人生を価値ある生き方にするためにも必要な知恵かもしれません。










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南九州宮崎の兒玉です。

今日は、いつもとちがって、テクニカルな事から離れて記事を書きます。

私は、依頼者の方には、自分が詐病であるならば、ともかく、事実として苦しいならば、

医師に遠慮せずに自分の痛みや苦しみを事実として伝え続けること

が重要と伝えています。

なぜか医師が神様のような存在なのか、高圧的だからなのか判明しないですが、何も言えない人が多いのです。
医師はボランティアで患者の皆様を診ている訳ではないのです。
何ら後ろめたさを感じる必要はありません。

自覚症状を適切に伝えていないと、後遺障害等級も認定が困難になることが多いのです。

さて、話を少し変えます。

事故に遭われた方によく言われるのは、

今後どうすればよいか不安です。

という質問です。

事故にあうという事は、一人で向き合うにはつらい経験です。
家族でもいいし、恋人でもいいです。
支えてくれる人に感謝し、大事にしてくださいね。
不安は少しでも小さくなるはずです。

事故の被害にあった場合に、絶対と言っていいほどやってはいけないことがあります。

それは、

自分一人で事故の被害について判断し、誰にも聞かずに示談を焦って行ってしまうこと

です。

人は不安を強く抱えている時、正常な判断は厳しいです。












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こんにちは。弁護士の兒玉です。
既往症(きおうしょう)って言葉ご存じですか。
既往症とは、既にあった症状 程度の簡単な理解でよいです。

既往症がある方が、事故の被害に遭うと
既往症があるので、その自覚症状は事故との因果関係はない
なんて加害者側保険会社も加害者側代理人の弁護士もおきまりのように言います。

しかし、そもそも、因果関係は、事故がなければ症状が生じたといえるか
という問いに対して結論を決めるものです。
だから、既往症があっても、事故の影響で事故前と異なる明らかな変化が生じれば、それは、事故との因果関係はあると言えるのです。
既往症は、損害の発生にどの程度影響したのか
という損害額を決める場合の論点です。
よく素因(そいん)と呼ばれる問題です。

既往症があるから云々で保険会社や相手方代理人の主張に圧倒されている方。
あせったあげくに不本意な和解などしないようにしてください。
既往症があるからといって後遺障害の認定手続をあきらめた人もたくさんいます。
自分のために自分を大事にしてくださいね。




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南九州宮崎で交通事故被害救済に奔走しているコダマです。

よくある質問ですが,深く考えさせられる内容のものを紹介します。

重い後遺障害が残って,お金をたくさんもらっても全然嬉しくない。
毎日辛いからお金を使う楽しみもないです。
賠償金を多く獲得する事がそんなに大事なのでしょうか。

お答えします。

消費税が10パーセントに上がりますし,それ以上の税率になってもおかしくありません・
また,どんどん人が不要な業務が増えています。
働く場所もどんどんなくなっています。
社会保障って言っても,財源が尽きたらおしまいです。

楽しい時間を過ごす権利も失って,次に,生活にも困って。

せめて,きちんと自分の気持ちを相手にしっかりと伝えましょう。
私の仕事は,被害者の気持ちを相手に伝える事も大きな仕事です。

黙っていては忘れ去られてしまいます。
保険会社にとっては,何百何千ある事件の1つです。
すんなり示談書にサインしてもらえれば,それで終わりです。
悲しいですがそれが現実です。


そこに思い入れは通常ありません。
もちろん,まっとうな保険会社の担当者もいますが私はそうでない人の方が多いと経験上は判断しています。

機械的に処理されても感じるものがないなら,それはその人の人生観です。
そうでない人が一歩前に踏み出すのでしょう。
私がいつもご支援さしあげている方は自分を大事になさっています。

そういった人達だからサポートしたいのです。
宮崎市内だけでも100人以上いる弁護士の中から私の事務所に連絡を入れてくださる方々には本当に感謝の気持ちです。
ほぼ毎日御依頼があります。受付も大変です。
スタッフも私も1日10~15名の被害者の方の既にお引き受けしている案件に取り組みます。
私の事務所に来られる方の思いを感じ取る事が大事。
そうすることで,私もどんなに辛くて嫌な思いを医師や加害者側保険会社や弁護士から受けたとしても何とか前を向いていけるのです。






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南九州宮崎で交通事故被害者「のみ」の救済に日々奔走している兒玉です。

未だに誤解があるので、きちんと書いておきます。

たとえば、宮崎では、平成25年でも1万人以上の被害者が出てきており、亡くなった方も50人以上います。

でも、やはり交通事故で長期通院や重大事故でも弁護士を依頼する人はまだまだ少ないです。

交通事故の場合、弁護士がついただけで脊髄反射で医師が被害者に対して拒否反応を起こすほど、まだまだ法の知識が浸透していないのが地方の悲しさですね。
宮崎はまだまだ未開の地です。医師がそもそも交通事故に弁護士が介入するという事になれていません。

ところで、もう語るのもいやになるくらいですが、未だにかかってきますからね。

死亡事故って弁護士さんにお願いしてもそんなに上がらないんですよね?

という質問。

確かに、後遺障害の残る案件と異なり、争点が絞られる事は多いですが、結論から言えば

誰に教わったか知りませんが、きちんと専門家に聞いてください。
死亡事故でも弁護士が介入すればまともな弁護士なら賠償金額は上がります。

という事です。

死亡による慰謝料請求なども一定の基準はありますが、年齢や死亡に至る経緯などでも変わるのですし、葬儀にかかる諸雑費だってかなりの金額になることもあり、いい加減な解決などできません。

亡くなった方がもし生きていたらどういった解決なら納得するだろうという事を遺族の方はきちんと考えて欲しいのです。
遺族の方は、固有の慰謝料請求は別にして、亡くなった方が、その人が生きていれば請求したかったはずの権利を相続しているのです。

その意味を理解してほしいのです。