新しいフラクショナル炭酸ガスレーザー
昨日の続きです。
日本抗加齢美容医療学会では、昨日書いたフォーラムなどの他、再生医療についてのフォーラムもありました。座長は私の大学同期である水野先生(順天堂大形成外科教授)でした。再生医療の分野で形成外科ではトップの地位を築いている優秀なドクターです。
再生医療の新しい知見を、札幌医大皮膚科の小野先生や、渋谷美容外科の松田先生、聖心美容外科の鎌倉先生という今の日本のトッププレゼンテーターから伺いました。勉強になりました。
そして、今回の学会長、クロスクリニックの石川先生の自らの体を使って証明したダイエットの講演は非常に面白かったです。ウルトラアクセントやACボディ、ゼルティックを使った痩身、実証されていました。
さて、学会でのもう一つの目的は新しいレーザーの詳細について実機を見ながら説明してもらうことでした。出る、出ると噂されていて、やっと先月国内お披露目となったのですが、実際にきちんと見てみたくて、今回業者さんにお願いしておいたのです。
このレーザー、フラクショナル炭酸ガスレーザーなのですが、ビームの出し方が独特であり、浅く広げたビームと深く絞ったビームを同じエリアに照射できます( fusion mode)。ブリッジセラピーでいうところのdeepとactiveを同時・瞬時に実施できます。ただ、皮膚へのダメージを最小にするためか、広く浅くの部分がリング状の照射面であり、深く照射される部分と重なり合わないので、これが良いのかどうか、検討が必要です。
その特殊な機能はともかく、浅く広げたり、深く絞ったりは自由自在、そして通常の炭酸ガスレーザーのように使えたり、アブレージョンできたり、ほくろ取りに細かい設定ができたりと、これ1台で従来の炭酸ガスレーザーの機能とフラクショナルレーザーの機能全てをカバーできます。今までのレーザーはハンドピースを変えなければ機能を切り替えすることができませんでしたが、この新型はタッチパネルの設定変更だけで簡単に変えられます。レーザーの常識からいうとなぜ?というところなのですが、どうも制御システムがハンドピースではなく本体の部分に組み込まれているからのようです。これが可能となると、相当繊細な制御システムのはずです。話をよくよく聞くと、開発者が私の好きな某社のレーザーシステムを開発したグループとのこと、納得です。
いずれにせよ今までの炭酸ガスレーザーにはない機能を備えており、ほくろの治療だけではなく、にきび跡や傷跡の治療に関して従来よりも良い結果が得られる可能性が高いと思います。
フラクショナルとアブレージョン、これを同時に実施することは、今まで当院でもレーザーを2台使用して何とかしていただけに、1台の機器でこれらをより精密にコントロールし、fusion modeまで重ねて強力にできるということは期待大なのです。そしてこれを世界最大のレーザー会社が満を持して販売するというのですから、いい加減な話しではなく、今までのフラクショナル炭酸ガスレーザーの市場は様変わりするのかもしれません。
新型車が登場する直前のようなものなので、今は別の欲しい機械をちょっと我慢。これが登場してから比較吟味しないといけないかなと考えています。

本体はスマートです。

これがハンドピース。レーザーの専門家から見るとあり得ない!どうしてここからフラクショナルレーザーが?という最高の作りです。
もうこれ以上進歩はないのか、考えられるのは、あとはレーザーのパワーを上げた機種で熱影響少なく深く作用させるというモードを持った機器くらいでしょうか。これについても登場するはずなので、だんだんフラクショナル炭酸ガスレーザーも方向性が絞られてきたのかもしれません。
話題の新型車の試乗をしたような、そんな気分でした。
日本抗加齢美容医療学会では、昨日書いたフォーラムなどの他、再生医療についてのフォーラムもありました。座長は私の大学同期である水野先生(順天堂大形成外科教授)でした。再生医療の分野で形成外科ではトップの地位を築いている優秀なドクターです。
再生医療の新しい知見を、札幌医大皮膚科の小野先生や、渋谷美容外科の松田先生、聖心美容外科の鎌倉先生という今の日本のトッププレゼンテーターから伺いました。勉強になりました。
そして、今回の学会長、クロスクリニックの石川先生の自らの体を使って証明したダイエットの講演は非常に面白かったです。ウルトラアクセントやACボディ、ゼルティックを使った痩身、実証されていました。
さて、学会でのもう一つの目的は新しいレーザーの詳細について実機を見ながら説明してもらうことでした。出る、出ると噂されていて、やっと先月国内お披露目となったのですが、実際にきちんと見てみたくて、今回業者さんにお願いしておいたのです。
このレーザー、フラクショナル炭酸ガスレーザーなのですが、ビームの出し方が独特であり、浅く広げたビームと深く絞ったビームを同じエリアに照射できます( fusion mode)。ブリッジセラピーでいうところのdeepとactiveを同時・瞬時に実施できます。ただ、皮膚へのダメージを最小にするためか、広く浅くの部分がリング状の照射面であり、深く照射される部分と重なり合わないので、これが良いのかどうか、検討が必要です。
その特殊な機能はともかく、浅く広げたり、深く絞ったりは自由自在、そして通常の炭酸ガスレーザーのように使えたり、アブレージョンできたり、ほくろ取りに細かい設定ができたりと、これ1台で従来の炭酸ガスレーザーの機能とフラクショナルレーザーの機能全てをカバーできます。今までのレーザーはハンドピースを変えなければ機能を切り替えすることができませんでしたが、この新型はタッチパネルの設定変更だけで簡単に変えられます。レーザーの常識からいうとなぜ?というところなのですが、どうも制御システムがハンドピースではなく本体の部分に組み込まれているからのようです。これが可能となると、相当繊細な制御システムのはずです。話をよくよく聞くと、開発者が私の好きな某社のレーザーシステムを開発したグループとのこと、納得です。
いずれにせよ今までの炭酸ガスレーザーにはない機能を備えており、ほくろの治療だけではなく、にきび跡や傷跡の治療に関して従来よりも良い結果が得られる可能性が高いと思います。
フラクショナルとアブレージョン、これを同時に実施することは、今まで当院でもレーザーを2台使用して何とかしていただけに、1台の機器でこれらをより精密にコントロールし、fusion modeまで重ねて強力にできるということは期待大なのです。そしてこれを世界最大のレーザー会社が満を持して販売するというのですから、いい加減な話しではなく、今までのフラクショナル炭酸ガスレーザーの市場は様変わりするのかもしれません。
新型車が登場する直前のようなものなので、今は別の欲しい機械をちょっと我慢。これが登場してから比較吟味しないといけないかなと考えています。

本体はスマートです。

これがハンドピース。レーザーの専門家から見るとあり得ない!どうしてここからフラクショナルレーザーが?という最高の作りです。
もうこれ以上進歩はないのか、考えられるのは、あとはレーザーのパワーを上げた機種で熱影響少なく深く作用させるというモードを持った機器くらいでしょうか。これについても登場するはずなので、だんだんフラクショナル炭酸ガスレーザーも方向性が絞られてきたのかもしれません。
話題の新型車の試乗をしたような、そんな気分でした。

こういう書き方をするとゴレンジャー
みたいですね(古!)ちなみに名前の色は私の皆さんへのイメージ。残る色は私?それとも会長だった石川先生?
の第一人者、韓国美容外科学会の重鎮でもあるLim先生も講演されました。堪能な日本語でPPPの基礎と臨床をご発表されていました。やはりPRPと併用同時治療が良好とのこと(当院でも推奨している手技です)。







