美容外科開業医の独り言

美容医療とは人間愛!という信念で仕事をしている美容外科医のブログです。
レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。

美容外科・美容皮膚科は怖いとか、よく分からないなどと思っている人も多いはずです。しかし、女性の多くは美に対する興味をお持ちのはず。どんなものだか、ちょっとでも興味があれば読んでみて下さい。
時々マニアックに走りすぎて、こいつ何が言いたいんだと突っ込みたくなるかもしれませんが、お許し下さい。

皆さんは美しくなる権利があります。全ての人が美しくあるために、少しでもサポートできれば幸いです。

なお治療に関する相談などは、クリニックの公式サイトにて承っております。

みやた形成外科・皮ふクリニック

http://www.toracli.com

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先週金曜日はお休みを頂き、日本レーザー医学会に参加してきました。この学会は美容・形成外科関連だけではなく、内科や外科をはじめとした医師や工学系の研究者も参加する学会です。日本における医用レーザーの基礎の勉強をするにはぴったりの会と言えます(ただ内容によっては全くの門外漢になります)。

 

会場は慶應義塾大学日吉キャンパス。素晴らしい環境でした。

 

 

今回は初日に皮膚科形成外科系のシンポジウムがあったので、それを拝聴。高名な先生方の御講演でお勉強。そのなかで,親しくさせて頂いている神戸百年記念病院皮膚科 長濱通子先生のレーザー治療に関連するスキンケアや皮膚の基礎疾患に関わるお話しが興味深く、治療にばかり目を向けるのではなく、その元の皮膚の状態をしっかり観察すること、ケアすることの重要性を改めて認識しました。

 

その後はお昼の時間となったので、何気なくランチョンセミナーを拝聴。防衛医大防衛医学研究センターの佐藤俊一先生の「大規模災害・テロ対策とレーザー医学」という講演でした。私の母校でもあり、またテーマがレーザーとどう結びつくのか興味津々でしたが、その中で目からウロコの話しがいくつか。

佐藤先生はそんなつもりでお話しになったのではないですが、我々の分野で最近注目されているピコ秒レーザーに関わる非常に重要な示唆がありました。衝撃波による生体への作用に関して、うっすらと感じていたこと、疑問に思っていたことがかなりクリアになりました。ピコ秒レーザーを用いた若返り治療において、今回得た知見をもとに検討を進めていきたいと考えました。

 

翌日は学会の評議員会のお仕事をこなし、午後から羽田に移動し札幌へ。強風で引き返すかもとのアナウンスでしたが無事到着し、その日は美味しい和食を頂きました。

 

一緒に講演するすがわら皮膚科クリニックの菅原由香子先生と。

菅原先生は札幌医大皮膚科医局出身。私は一時期札幌医大形成外科に所属していましたので、重なる時期もあり、その話で盛り上がりました。

 

翌日はQスイッチレーザーとピコ秒レーザーについての講演をさせて頂きました。

この2つのレーザーはシミなどに対する治療器新旧のタイプですが、両者ともそれぞれ利点欠点があります。これらについて基礎から解説をしました。

休憩時間中は、昔色々と指導した先生方に再会し、楽しい時間を過ごしました。

 

講演が終わったら、慌ててJRに乗り込み、新千歳空港へ。相変わらず慌ただしい出張でした。

 

何だか出来事の羅列のブログ。。。。

 

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週末は韓国出張でした。2週連続です。

今回はソウル。

新しい注入剤のコンセプトを学ぶためです。

成分特性を利用して皮膚を様々に刺激・改善していくという注入手法で、数年前に台湾や韓国の医師の発表を聴いたことがあったのですが、日本ではその情報が全く手に入らず、また水光注射やエレクトロポレーション、PRPなど同様の治療があるため、あまり興味を引くものではありませんでした。

しかし、この夏の国際学会IMCASで再度この話を個人的に聴く機会があり、ちょっと本腰入れて取り組もうと,今回勉強に行くことにしました。

到着日は業者さんやドクターと会食。

Le Comptoirという韓国フレンチ。

ミシュランガイドブックにも載っているそうで、美味しかったです。

 

さて、翌日はクリニックに訪問し、注入手技のレクチャー。その後は実技を見せて頂きお勉強でした。その他幾つかのクリニックを訪問し、実際の効果に関して質疑応答の時間を作ってもらいました。

 

 

今はまだ、あまり詳しくは書けません(中身のないブログでごめんなさい)が、とても有意義な出張でした。想像通りの理論・結果であり、可能性は広がります。安全性も高そうです。

早速テストしてみて効果を見てみたいと思います。

 

 

 

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先週末は、韓国出張でした。

新しいレーザー機器についての情報収集が目的です。

 

会社の工場などを見学するということで大邱市へ。

LCCのブサンエアーに搭乗しました。

成田から直行便を飛ばしており、有り難かったです。昔はソウル経由でKTX(高速鉄道)に乗って行ったので、かなり時間がかかった記憶があります。

 

飛行機は結構小さかったです。

 

LCCでも機内食まで!ご飯をブリトーで包むという「炭水化物の宝石箱」のような食事でした。

 

大邱市に到着後、工場へ直行。

 

NSON社。まだ製品を1種類だけ販売開始したばかりの新会社ですが、韓国上場企業の会長自らが長年の夢を叶えて立ち上げた会社とのこと。

設備は素晴らしかったです。サイノシュアやキャンデラといった一流レーザー企業よりも製造ラインは優れており、筐体の成形や基板の作成まで全て自社でおこなうようです。機器を見てびっくり。

 

機器はレーザー脱毛機器で,某社と機械的には全く同じ。韓国国内では某社より安いらしいですが、日本ではそうもいかず、これだけでの販売は難しそうです。

ただ、シークレットの開発中機器もあり、これは面白そう。

短期的にはまだまだの会社ですが、長期的には大きく成長する会社かもしれません。

会社の方々と、様々なディスカッションをしてあっという間に時間は過ぎていきました。

 

夜はCEOに地元レストラン「ATRIUM」でご馳走になりました。

イタリアトスカーナの高級ワイン!

 

折角なら韓国料理をとも思いましたが、大邱はあまりご飯が美味しくないようで、このお店がCEOのお気に入りとか。

 

翌日は早朝便で帰国。幸い、台風の影響もなくすんなり帰国できました。実質滞在18時間程度の海外出張でした。

折角なので大邱空港で朝ご飯にアワビ粥。アワビは倍量にしてもらいました。

 

 

こういった会社は、まだ小さいうちから様々なアドバイスや意見をして仲良くなっておくと、将来自らの診療に役に立つ時が来ることが多いものです。会社が大きくなって利害関係だけでお付き合いすると、こちらの希望に添って新しく開発してくれないし、ビジネスライクなドライな関係になります。小さな会社のうちから、苦労しているうちから親しくしていると、大きくなった時でも、トップが話を聞いてくれます。

そのぶん、最初は何のメリットもないですし、会社が大きくなる確率なんて低いものですが、上手くいった時には自分のしたい医療を実践する時の大事なパートナーになってくれるものです。お金の付き合いではなく、腹を割った付き合いというのは、今の自分自身の仕事を顧みると非常に有り難いと思います。

 

 

大きく成長する会社になってくれると良いな、と思った出張でした。

 

 

 

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先週末は大阪で開催された第26回日本形成外科学会基礎学術集会に参加してきました。

近畿大学形成外科の磯貝典孝教授が会長。

 

今回は「ピコ秒レーザー治療の基礎と新展開」というシンポジウムでの講演を依頼されて、数年ぶりに基礎学術集会に参加となりました。前回は2014年に長野で開催された時にレーザー系の研究の共同演者としての参加でしたので、3年ぶりです。

形成外科の中でも基礎系の研究を主体とする学会ですので、開業医には縁の遠い学会です。私が医師になって3〜4年目の第2回?から数回、当時研究していた細胞培養や細胞保存などについての研究を発表していましたが、当時は駆け出しの研究者、殆ど注目もされず、いつのまにか研究も止め、市中病院での勤務となり臨床に打ち込んだのでした。

そんな私が基礎学会のシンポジウムに演者指定でお声がけ頂いたのですから光栄なことです。

照射後皮膚の(顕微鏡での)組織所見なども提示しながら、自分でできる範囲の基礎的検討についてと作用機序の理論的考察を講演させて頂きました。

 

演者・座長の先生方と。

 

感謝状も頂きました。

 

 

ピコ秒レーザーはやはり世界のトレンド。レーザーで美容医療を実施している医師のうち、プロはほぼ導入し、最近はより広い層へと広がりつつあります。もちろんビジネス的には収益の柱となるものではなく,より良い治療が出来るための医師自身の良心であったり、こだわりであったりする機器です。しかし、様々な工夫をして、かつ企業側に開発の提案をすることによって徐々に美容的治療への活路も開かれつつあります。

実は今、それについてデータを取っている手法があり、今回の学会で少しだけ話をしましたがかなり反響がありました。来年には一般の患者様に治療を提供できるかなと考えています。

 

そして、この学会から帰ってきて,日曜日はヒアルロン酸注入剤のセミナー2つ。午前中は臨床指導のトレーナーをさせて頂いているG社のセミナーにて他のドクターに手技を指導させて頂きました。午後はA社の大規模セミナーを拝聴。海外と中継して御献体を用いた解剖レクチャーが目玉でした。

解剖レクチャーは海外の学会では最近多くなりましたが、何度見ても勉強になります。解剖というのは注入治療をする上で必須の知識なのです。これを国内でも実現したことは画期的だと思います。残念なことに画像が粗く、微妙な面も多々ありましたが、海外の学会に行くことの少ない日本人医師にとっては大きな意義のあるものだと思います。

形成外科医は交通事故や癌の手術などで様々な顔面の血管を直接見ることがあり、顔面血管については最も熟知している診療科です。それでも注入治療というのは細心の注意を必要とします。こんなオッサンになっても日々勉強。

 

 

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学術モニターを募集します。

予定を遙かに超える人数の方からご応募頂いたため一旦終了します。

たるみ治療機器ウルセラとヒアルロン酸等の注入剤併用治療に関するモニターです。

ウルセラを照射(眉下〜頸部)した直後にヒアルロン酸・レディエッセを注入します。皮膚、皮下筋膜の下垂・弛緩と骨の加齢性萎縮を同時に改善する手技の実際の映像を撮影する目的です。

 

頬正面からフェイスライン全体のたるみが中程度ある方を対象とします。当院受診歴のある40〜55歳までの女性が対象です。ここ数ヶ月注入治療やウルセラを実施した方は除外とさせて頂きます。結果が出せると客観的に判断される状態の方を優先します。

 

本来は総額で35〜40万円程度の治療になると思います。

学術モニターでの治療費は5万円。モニター施術当日に15万円(うち10万円は預かり金)をお支払い頂きます。1ヶ月後、2ヶ月後の経過観察来院を要しますが、最後の回に預かり金の10万円をお返しします。

学会発表、論文、著書など学術目的での治療風景(動画)やお顔の写真公開が可能な方が対象です。一般への公開は考えておりません。

治療は11月初旬〜中旬を考えております。

今回は3名と限定した人数での募集となります。

 

基本的にダウンタイムのない治療法です。ウルセラ施術は少し痛みを伴います。

 

ご希望の方はホームページ上の無料相談フォームにその旨御記載頂き、診察券番号とお名前もお知らせ下さい。

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先週末は日本抗加齢美容医療学会(MBF)で機器関連の講演をさせて頂きました。

今回のテーマは、「にほんにこだわる」。日本ならではのこだわりや日本人に適した治療、考え方などを講演してほしいという会長(野本真由美先生)のご意向でしたので、機器について世界と日本との違い、日本発のコンセプトやアイデア、世界の状況との食い違いなど諸々をお話しさせて頂きました。

世界的に見て、日本という国は美容医療の施術件数が世界第3位(米国、ブラジルに次ぐ)。そのなかで美容医療における機器治療の割合が高い国です(ダントツで世界第1位)。手術数を遙かに凌駕するだけではなく、注入などの施術数との比較でも世界に類を見ないほど機器の比率が高いのです。

そのため、日本で様々な機器が開発されそうなものですが、政府の規制によって、日本発の機器開発は非常に低調です。アジアで美容医療が盛んな国の中では最低レベルといっても過言ではありません。

産業として大きなチャンスが、目に見えるようなほどごろごろ転がっているのに、規制のために何もできない国、それが日本です。

機器を製造できないだけならまだしも、輸入も医師個人輸入というスタイルが殆どのため、ちょっとガラパゴス化しているような点もあります。

日本人医師は海外でのコミュニケーション・英語が苦手、です(私も含め)。そのため世界的に無名な治療機器であっても、様々な国内セミナー等を通じて宣伝されると、まるで世界標準かのように思い込んで導入、患者様にそのように説明、施術してしまうケースもあります。某国の医師がやって来て、某国では爆発的ヒットですなんて言われて信じると、実は誰も知らない。。。。ということも。私も最初のうちは結構騙されました。

この手のことを日本人医師が煽ることがあるので注意が必要です。色々な利益が絡むので、きちんと世界標準のビジョンを持って美容医療をしていきましょうという結論に至るお話をしました。

 

ただ、海外の医師は日本人医師ならではのこだわり、丁寧な施術を信頼してくれています。日本人のデータなら信じるというアジアのドクターも多いのです。

 

機器は自国で開発できなくとも、海外での開発、機器の改良に少しでも寄与できたらと、私自身は今も幾つかのメーカーとデータ取り、試験をおこなっています。

今とても良い結果を出している新しい治療機器もありますので、もうすぐ実際の診療にも取り入れる予定です。

 

 

 

 

 

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この3連休はオフィシャルな仕事はなく、家でのんびりしながら、某医学雑誌の対談記事の校正をしていました。たるみ治療に関してなのですが、その中でヒアルロン酸などの注入剤の入れすぎについて言及させて頂きました。

入れすぎは、too muchとかover filled syndromeなどと海外では称されています。海外では多量のヒアルロン酸を入れるのが流行のようになっていましたが、ここ1〜2年はこれを問題視するドクターも増えてきました。

私自身も講演のたびにこの手の話しをさせて頂いてます。

 

現在、日本ではヒアルロン酸を大量に入れて輪郭を整える事が徐々に浸透してきました。患者が加齢によって骨などが萎縮しているから、沢山入れなければいけないということです。診察をして、ボリュームを出す注入剤をあちこちにしっかり入れる。。。。

上手に入れると仕上がりは綺麗だとは思いますが、決まった入れ方で数年来繰り返していくと、どうしても見た目はtoo muchな状態になってしまいます。米国ではpillow faceとも言いますが、浮腫んだような,頬がぱんぱんに張った顔です。それをご本人がまた気づいていないのですから、厄介です。

 

この過量注入というのは、かなり以前から国際的な学会でも再三取り上げられていましたが、volumizing liftの概念が発展して、老化で萎縮した構造物を補う概念やそれを先導するコンセプトへの流れが強くなり、どちらかというとこの数年くらいは沢山入れることが正義という風潮になってしまいました。私のようなローカルな医師が発言してもこの流れは止まりませんが、やはり違和感を感じる医師も多いようです。少しずつ、異論を唱える意見が増えてきた気がします。

 

当院では自然に若く見える、誰にも入れたとは気づかれないけど数歳若くなる、そんな注入治療をしています。原則ヒアルロン酸は1本だけ使用します。患者様と相談の上で、しっかり変化させる場合でも2〜3本までです。

 

そんなことを学術的にまた調べて、オフィシャルな形で世に問おうと連休中に色々と模索しましたが、論文がなかなか見つかりません。アジアの友人ドクターにメールなどしていたら、マレーシアのDr. Limからちょうど明日仕事で日本に行くよとの連絡が。彼はこの1年、入れすぎ状態over-filled syndromeについてあちこちで講演しています。

タイミング良く会う事が出来ました。

 

銀座のカフェにて。

 

彼の提唱するover-filled syndromeについて色々と討論し、またヒアルロン酸は靱帯を支えてリフトさせるべきか,はたまた別の構造物を支えて持ち上げるのが今後のトレンドになるのか等、情報交換しつつ,楽しい2時間を過ごしました。

 

 

私は、過剰注入を以前からtoo much状態と言っていましたが、Lim先生に倣ってover-filled syndromeと今後は称することにします。

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今回は専門医のことを少し書こうかなと思います。

私は日本形成外科学会の専門医です。1996年に取得したので、もう20年ほど保持していることになります。専門医でいるためには学会参加や発表、論文執筆など幾つかの義務が生じます。点数制度で,通常は学会に参加すれば維持できます。

しかし、この制度がもうすぐ大きく変わります(変わりました)。学会が認定する専門医ではなく、専門医認定機構という組織によって認定されることになります。形成外科だけではなく全科における変更です。

形成外科は、内科や外科などと同列の基本診療科という位置づけになり、これを取らないと更に細分化された領域の専門医(サブスペシャリティ)になれなくなるのです。美容外科はこの位置づけになろうとしており、決定されると形成外科専門医の取得が必須になります(まだ未定です)。面倒臭いですね。

 

学会認定で良いじゃないという意見もありますが、他国はどうでしょうか。

アメリカでは専門医のことをboardと言います。このboard協議会が認定します。学会専門医というのは「正式には」存在しないのです。インターン終了後、レジデントとなり、その後後期研修医であるフェローになります。そして専門医試験を受けるのです。

ちなみに最近のドラマで「コードブルー」があり、若い医師がフェロー:後期研修医として登場します。まさにあのような研修を沢山積み上げて専門医へとなるのです。ただ、米国では単なる研究員をフェローと言ったり、学会参加回数の多い会員をフェローと言うこともあるのですが、基本的に教育病院でのフェローになって数年勤務しないと専門医にはなれませんし、そのためには米国医師免許も必要です。

 

ややこしい話を書きましたが、やはり専門医というのは重みがあります。もちろん持っていないから駄目なのではないですが、専門医は「重み」でもあり、自身の技術知識に対する公的な裏付けです。

世にはサーマクール認定医とか、某クリニック指導医、訳の分からない学会専門医という肩書きが書かれた医師経歴があります。嘘を書いていない限り経歴詐称とは言えませんが、基本診療科たる形成外科の専門医とは全く別次元です。

だからこそ、この資格を大事にしていきたいなと思っています。しかし、開業医にとって、これを維持することが大変になってきたのも事実です。さて、いつまで保持できるか。。。。

 

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先週後半はクリニックをお休みして,日本美容外科学会(JSAPS)に参加してきました。

今回の会長は蘇春堂形成外科の野平久仁彦先生。札幌での開催でした。

 

前日、札幌に入り、評議員会という私の苦手な会議に出席。

日本美容外科学会は、今では基本診療科たる形成外科の中の一分野という原則で動いており、厚労省の方針によって、大きな波に飲み込まれつつあります。そのため、大学の先生方の意見がやや強くなってきて、開業医が主たる「美容外科医の集団」にとっては、ちょっと窮屈でもあり、アイデンティティが確立できなくなりつつあります。大学主導で動くのが学会のような「組織」では妥当ですが、美容外科という開業医主体で発展してきた「学問」は希有です。この良さが消えないといいなと思います。まあ、私のような機器・注入主体の医師にとっては、どちらが大きな力を持っても辛い、むしろ大学系の先生の方が歩調を合わせやすいかもしれませんが。。。。

 

 

さて、今回の学会でのお仕事はランチョンセミナーでの講演として、部分痩身機器スカルプシュアーの臨床アップデート。それ以外に一般演題の座長と別日のランチョンセミナーの座長。

 

スカルプシュアーは当院で変わらぬ人気治療です。痩せるというよりも形状を整える、彫刻のような治療です。更年期脂肪の除去、「若い頃の体型を復活させる治療」としてアジアでのコンセプトの確立の経緯をお話ししました。最近は他の治療機器に関しても、意見を同じくするドクターが増えて有り難い限りです。部分痩身は患者様にはまだまだ良く理解されていない分野ですが、コンセプトの浸透とともにその満足度も上がるものと考えています。

一般演題(機器系治療)の座長では,少し時間オーバーして上手く仕切れなかったのですが、逆に言えば濃いディスカッションができたかなと思っています。

 

他にも腋臭治療機器と再生医療(幹細胞関連)のランチョンセミナー座長をさせて頂きました。腋臭は当院では今では取り扱わない分野ですが、ビューホットというなかなか面白い機械のご発表。再生医療は、幹細胞由来薬剤による肌治療のご発表。

幹細胞系は今後伸びてくる分野ですが、今はまだ安全性の面での検討が遅れており、新しいものが良いものであるかのような曖昧な根拠で突き進んでいる製品もあります。今回発表された製品は既に長期使用されており、その中では安全と言えるでしょう。もちろん100%ということが言えない分野ですが,危険だと疑われるものは排除する必要があります。それをきちんと仕分けしながら、でも再生医療という未来ある分野は常にアンテナを張っていく必要があります。実際に米国でも再生医療関連の製品は幾つも登場しており、それらの会社のビジネスは急激な伸びを見せています。FDA(米国食品医薬品局)認可も取り始めており、よく分からないから放置できる分野ではなくなってきました。これからのトレンドであることは間違いありません。

 

他に、今回の学会では映像を用いたセッションが沢山。眼瞼下垂をはじめとした様々な手術の第一人者のビデオを見ながら解説を聞けるという,非常に興味深い会でした。もちろん当院も手術をしておりますので、今後の診療に役立つ情報でした。

 

 

さて、夜はドクター仲間との楽しい飲み会。

初日は有名寿司屋での女子会に参加。

なぜかおっさん一人馴染んでます。

 

さらに翌日、美味しい和食を。

 

 

食べ過ぎた後は、翌日早朝にRUN。

学会期間では日中に出歩く暇はないため走って観光。

とは言っても、実は昔札幌にマンション買って住んでました。

 

20年ほど前に勤務した札幌医大も見てきました。

 

 

 

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ちょっとブログサボり気味です。。。。

週末は講演や出張などがなく、のんびりしたいところでしたが、今週後半から日本美容外科学会が開催されるため、その講演準備や来月の日本形成外科学会基礎学術集会シンポジウム、日本抗加齢美容医療学会(MBF)での講演のプレゼン作成等でバタバタしてしまいました。そろそろ仕事のないリフレッシュできる日を増やさなければいけないお年頃ですが、業界への貢献が少しでもできればと思い、お仕事に励んでいます。

 

さて、今朝の朝日新聞で,業者の逮捕が報じられました(詳細はこちら)。

厚生労働省が承認していない海外製の医療機器を販売、リースしていた,消耗品の部品もリユースできるようにしていたとのことです。実際に健康被害も出ているようです。

 

医療機器は厚生労働省の管理下に置かれており、通常は承認と言って、様々な臨床テストをおこない,安全データを蓄積提出してやっと認可が下ります。これにかかる莫大な時間、高額な費用は美容医療にとって大きなネックです。通常の医療と異なりアップデートが激しく、また市場規模が極端に小さいため、現在の規制下では許認可を得ることが非現実的で、世界標準にほど遠い状況になってしまいます。

これを解消するために医師の個人輸入が認められています。美容だけではなくいわゆるマイナーな領域、患者数の少ないもので医療行為として必要であれば、都度医師側が国にお伺いを立てて輸入するのです。機械だけではなく薬品も同じです。我々の分野ですと、数年前まではボトックス、ヒアルロン酸も未承認で、輸入のたびに書類を国に提出していました。

ただ、業者さんの努力もあり、ヒアルロン酸やボトックスは承認されました(莫大な費用の元はなかなか取れないようです)。そしてレーザー脱毛(正式には減毛)の機器も承認が取れました。

今後は少し市場規模の大きな分野なら美容医療でも承認されていくことになるでしょう。もちろんマイナーな分野では業者さんも機械が売れるかどうか賭けみたいになりますので、医師個人輸入も上手く併用しながら我々医師は治療にあたることになるでしょう。

 

今回の件は、そのような制度の面倒さ、高額な医療機器の仕組みに風穴を開けようと、輸入車販売で実績を上げた会社が経営多角化の一つとして手を出した末の逮捕です。

医療機器は高額で、消耗品の再使用は安全管理上も許されません。確かに我々医師側からも少し高いなと思うことはありますが、やはり患者の安全性を考えると、再使用するべきではありません。ビジネスでもあり医療でもあるからです。

自動車ビジネスと同じ訳にはいきません。医療に関わる法律というものの重さを知らないがために起こった事件です。

 

そして実は、日本の美容医療機器の価格は諸外国と比較して非常に安いのです。業者が派手に宣伝できないぶん経費がかからないということもありますが、安いです。ピコ秒レーザーなんて半額(逆に薬剤は高いようです)。

海外で講演すると、私なんてスモークたかれて登場!という演出受けたことあります。芸能人も来場します。たぶん化粧品ビジネスと同じ感覚なんでしょう。それがグローバルには普通なのです。美容ですから。そのぶん機器価格に上乗せされます。

「医療」の枠が厳しいのが日本であり、良い部分もありますが旧態依然とした部分もあります。

 

業者(輸入代行)さんは案外真面目に安く提供してくれています。それを高いと感じてレンタルサービスなんて考えたのは、法を無視すれば分かりますが、個人輸入ではなくなります。そして未承認機は医師側が処分する時でさえも国内では転売は不可です。海外での中古品を個人輸入するなら、たぶん大丈夫かと。

 

じゃあ、高額にして、そのかわり全製品承認を取れ!なんて声も上がりそうですが、それをすると、たぶん諸外国の倍以上の価格になりそうですし、業者の倒産が相次ぎます。

美容医療の分野は、内科や外科などと比較するとあまりに市場規模が小さいです。しかし、承認にかかる費用が高い、かつ世界でも稀なほど手続が煩雑なのが現状です。承認手続は、安全と言えば聞こえは良いですが、小さな分野にとっては不可能とも言えるほど厳しいです。

これを改善しない限りは、美容医療分野に疎い企業の参入はまたあるでしょう。複雑な法規制に目を背ければ,ビジネスチャンスが沢山あるように見えるのですから。

この手の問題、根本では果たして誰が悪いのか、いつも色々思います。

でもまあ、私のような一開業医の意見なんて誰も聞いてくれませんので,ブログでぼやくだけです。

 

*TV等の取材お問い合わせが相次いでおりますが、予約が一杯であること、学会の準備等もあり、本日は全くお時間が取れません。本日は対応できませんので、ご了承ください。

 

 

 

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