美容外科開業医の独り言

美容医療とは人間愛!という信念で仕事をしている美容外科医のブログです。
レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。

美容外科・美容皮膚科は怖いとか、よく分からないなどと思っている人も多いはずです。しかし、女性の多くは美に対する興味をお持ちのはず。どんなものだか、ちょっとでも興味があれば読んでみて下さい。
時々マニアックに走りすぎて、こいつ何が言いたいんだと突っ込みたくなるかもしれませんが、お許し下さい。

皆さんは美しくなる権利があります。全ての人が美しくあるために、少しでもサポートできれば幸いです。

なお治療に関する相談などは、クリニックの公式サイトにて承っております。

みやた形成外科・皮ふクリニック

http://www.toracli.com

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週末は日本臨床美容形成外科医会に参加してきました。

オランダでの開催。

 

ではなくて、長崎のハウステンボスでの開催でした。


初めて訪れたのですが、想像以上に規模が大きくて立派。ちょっとビックリしました。

ただし、あくまで勉強会です。日本全国から形成外科・美容外科開業医が集合。

 

私は機器によるたるみ治療について講演させて頂きました。機器治療の効果は外科的手技と比較すると劣るのは当然ですが、機器だからこそ得られる治療効果などもあります。それらについてお話しさせて頂きましたが、手術メインの先生にとってはちょっと物足りなかったかもしれません。。。。

 

ただ、時代は手術以外の手法にシフトしています。手術しないで結果を得ることができれば患者にとってこんなに良いことはありません。

もう一人の演者、いわきクリニックの岩城佳津美先生は注入剤(ヒアルロン酸など)によるたるみ治療についての講演でしたが、今後はこれら非外科的手技がますます大きく発展していくと思われます。

 

ただ、よく誤解を受けるのですが、機器治療こそが全てというような幻想を抱いているのではありません。

最近では機器だけで美容医療が全て完結するかのような意見を述べるドクターもいます。しかし少なくとも注入治療は実施をできるようにならないと良い結果は得られません。美容医療をするのであれば、機器だけしか出来ない医師はその資格さえないと思います。

そのうえ、形成外科医というのは、「外科医」です。

 

機器治療に始まり、注入、そして糸などのリフトへと患者さんと相談しながら、満足度や要求度に応じてステップバイステップで、よりアグレッシブな治療をおこなっていくことが最低でも必要となりますし、最後にはメスを用いた治療までこなせることこそが重要と考えています。

私自身、日々の診療では手術もおこなっています。もちろん手術メインのクリニックではないので、最初から手術をということはないのですが、求める結果が機器や注入剤では出せないものであるなら、やはりメスを使っての治療も選択肢として提案をしています。

もちろん患者さんが注入までは考えたくない、そういう希望をきちんと聞いて、対応できることこそが本当の美容医療であると思います。

機器だけでも駄目ですし、手術だけでも駄目です。もちろん注入だけでも駄目です。

医師の技量と患者の希望、要望、これらをバランス良くおこなえることこそが「美容医療」、そう「美容外科」だけ、「美容皮膚科」だけではないのです。

 

さてさて、ハウステンボスの夜はイルミネーションが綺麗でした。

懇親会はご高名な先生方とのフレンチ。

 

そして翌日。参加の皆さんはゴルフや観光に。しかし私は早朝にホテルをチェックアウトし、一人東京へ舞い戻り、「Qスイッチルビーレーザー」の基礎と臨床についてセミナーで講演をさせて頂きました。

なかなか休みが取れませんが、仕事が充実することは自分にとって最高のレクリエーションです。

 

 

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年末に向い、予約が大変混み合っております。新規の患者様は1月後半以降のご予約となります。また再診の患者様も年内予約の空きが大変少なくなっております。ご了承ください。

 

さて、

昨日は日本抗加齢美容医療学会MBF(メディカルビューティフォーラム)に参加、講演をしてきました。

今回の会長は若手のホープ あらおクリニックの荒尾直樹先生。

実は私、この学会の理事になっており、毎年講演や座長をしています。

テーマは美容医療のイロハとツボ。様々な企画が盛りだくさん。

 

私の出番はフィラー(ヒアルロン酸などの注入剤)シンポジウム。座長と講演の両方を依頼されました。他の講演者は神田美容外科の征矢野進一先生、イーストワン皮膚科・形成外科の池田欣生先生、いわきクリニックの岩城佳津美先生。注入剤の歴史から最新情報,最新コンセプトまで幅広く濃密な御講演とディスカッション、楽しませて頂きました。

私自身は注入コンセプトとしてのボリュームアップ、靱帯への注入によるリフト効果、そして最近注目されているMalaris Muscleという眼瞼下の筋肉の引き上げによる若返り効果などを供覧しました。

当院では、海外のネットワークを通じて入手した情報をもとに世界最先端のコンセプトを導入して注入治療をおこなっています。膨らませ過ぎずに,より自然に顔を若返らせるための注入テクニックは今後ますます重要になっていくことでしょう。

 

出番も終わり、あとは他のドクターの講演を拝聴。

タイから来日されたWoraphong Manuskiatti先生のフラクショナルレーザーの講演では、座長の根岸圭先生から指名されて質疑応答、ついつい白熱してしまいマニアックになってしまいましたが、とても勉強になりましたし、良いアイデアを貰いました。

実は2週間前にバンコクへ講演に行った際、ドクターRungsimaとお会いして色々とディスカッションしたのですが、彼女のクリニックでもDr. Woraphongは勤務されており、同じ大学で教授・准教授の関係とか。

 

ほかにも大阪肛門科診療所の佐々木みのり先生から便秘に関する面白い講演を聞いたり、横浜クリニックの青木晃先生のワインとアンチエイジングの講演を聞いたりと、自身のフィールド以外の知識も吸収できて、大変楽しい会でした。

 

 

さて、今年もあと1ヶ月少々、講演活動も残り数回です。プレゼンは全て仕上がったし、講演日以外はゆっくりできそう?

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週末は福岡にて美容医療セミナー講演でした。
一つは上まぶたのたるみを手術無しで改善するプラズマ治療器プレクサー、もう一つは顔面の脂肪を減量させる輪郭注射の新成分lipofirmの結果報告です。

 

プレクサーは当院でも非常に人気のある治療機器になりました。今まで上まぶたのたるみは手術以外での改善は得られにくいものでした。フラクショナルレーザーや高周波など様々な方法が編み出されましたが、患者満足度が低く、結局は切開してたるみを取る方法にならざるを得ません。プレクサーによる皮膚の焼灼・引き締め効果は、もちろん手術結果に叶うものではありませんが、従来の非外科的治療では得られなかった結果を残せるようになりました。

約1週間のかさぶたが生じる期間がありますが、手術と異なり、腫れは軽度で、なにより傷跡が残りません。かさぶた自体もその大半が二重のライン内に隠れます。

2〜3回の治療にて結果を出していく方法です。

今まで得た臨床データなどをもとに理論を含めてお話しさせて頂きました。

また、新しい用途ですが、首などのイボ焼きにも非常に有効です。レーザーと比較して炎症が少なく、つまり赤みなどが軽度の経過で治療可能です。案外これは需要があります。

 

そして輪郭注射の新成分lipofirm。脂肪代謝を高め、かつ筋肉の収縮を促す成分が配合されています。頸部の引き締めに有効です。頸部の緩みなどがある場合に、従来の成分と同日に注入し、引き締めを図ります。腫れもなく,結果も出てきたので、これを紹介しました。

 

 

地方都市での小規模セミナー講演も今年はかなりの数をこなしました。どうしても企業色が強くなるのが欠点ですが、より詳細な内容を力説できるので,私は好んで話をしています。

さて、折角なので夜は美味しいものを。和食を食べた後、不健康にもラーメン。反省。。。。

 

 

 

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昨夜はいつも親しくさせて頂いている石川浩一先生のクロスクリニック銀座にて、国内承認ヒアルロン酸「レスチレン」群の製造販売会社ガルデルマ社主催のトレーナーズミーティングでした。

我が国におけるヒアルロン酸注入を安全におこなうための技術指導の勉強会です。全国で数名指定されたトレーナー資格を持つ医師が、新しい技術、コンセプトを学び普及させていくために海外の医師とテクニックシェアをしていきます。

 

 

注入剤は以前のように技術だけで良い結果を出せる訳ではなく、加齢に伴う顔貌の変化を理解し、解剖学的にどの部分へ注入すれば若々しく見えるのか、リフトアップできるのかを学ぶ必要があります。我々トレーナーはそれを習得し、美容医療に関わる多くの医師が安全に確実に良い結果を出せるように技術指導をしたり、講演活動、メディア活動をしています。

 

今回は台湾の高名な形成外科医 Dr. Peter Huangが来日し、我々に開発した注入法のコンセプトと治療のコツ、若手医師に指導するためのポイントなどを指導してくださいました。

 

Dr. Huangとは7〜8年前に韓国での某社の注入セミナーでお目にかかって以来のお付き合いで、台北で一緒に講演したりと様々な思い出があります。
 


台北での懐かしい写真。

 

 

Dr. Huangは実際にかなりの数の解剖をおこなって、顔のたるみに重要な影響を与える靱帯の構造や位置などを分析し、注入治療に活かしておられます。その貴重な知見を教えて頂き、それをもとに開発した注入テクニックの指導をして頂きました。


どこに注入するのかのマーキング風景。実際の注入は法規制もあるので日本人医師がおこないましたが、その結果は素晴らしく、簡単で安全な手法で効果を得るコツなどを理解しました。

 

このトレーナーズミーティングは自分の知識と技術を高めるだけが目的ではなく、様々なテクニックを広く国内に普及するためのものでもありますので、今後も積極的に参加していきたいと思います。
しかしさすがにバンコク帰り翌日なので、ちょっと疲れました。。。。

 

 

 

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週末はバンコクへの弾丸出張でした。機内2泊、現地1泊の強行スケジュール。

到着日は講演の打ち合わせとクリニック訪問など。タイの著名な皮膚科医Dr. Rungsimaのクリニックを見学させて頂きました。ISKY center。病院の一角にある非常に立派な施設でした。

今回の出張の目的は、部分痩身レーザーのスカルプシュアについて、日本人のデータ、私の考えた理論などを東南アジアのドクター、業者に講演することでした。この機器は既に世界で1000台を超える販売台数となり、その効果も実証されつつありますが、アジア人の結果に関する講演がまだ殆どなく、私自身は夏の台北での学会に次いでの海外講演です。

 

既にスカルプシュア使用経験のあるDr. Rungsimaとディスカッションをさせて頂き、各部位毎に使用方法や効果などについて話し合いました。機器の理論等、詳細な話をして有意義な時間を過ごしました。

 

そして翌日。ワークショップには東南アジア各国から医師や輸入代理店の業者さんが出席されました。

なんと名前入り!責任重大です。講演から実技のデモンストレーションまで、業者さんに手伝って頂きながらですが、私の一人舞台です。



恒例の女医さんとの写真撮影(笑)

 

スカルプシュアは部分痩身のレーザーですが、医師も含めてアジアではまだまだその効果に対する認識が不足しています。痩せるための機械ではありません。体重を減らしたり、いわゆるダイエットではないですし、ウエストなどの周径を何センチか減らそうとするためのものでもなく、ボディスタイルを良くする,形を良くする治療です。
欧米のように肥満率の高い国では、セルライトも多く、部分痩身機器でもはっきりと痩せるという印象を与える事が出来ます。しかしアジアは肥満率が低いので、痩せるというよりもスタイルを良くするボディスタイリングの機器として認識した方が良いのです。アジア共通の問題に対して、いかに医師と患者の両方を教育するかが重要な鍵となります。特に年齢とともに少し緩んだ皮膚を同時に引き締める「superficial lliposuction様効果」というのがスカルプシュアの特長であり、この点を強調して解説しました。アジアでの普及はこれからですが、私の友人である台湾のDr.Koも講演活動をしており、今後に期待です。

 

さて、タイは国王が逝去され、喪に服しています。参加者も

こんな服を着ていましたし、朝RUNしたらrunnnig for the kingと書かれたシャツを着ている人もいました。

 

国民に広く敬愛されていたことがよく分かります。

 

さてさて、折角ですのでグルメも。

somboonのプーパッポンカリー。定番の蟹と卵のカレーですが、やっぱり美味しかったです。

 

MangoTangのデザートも。


 

日曜の夜にはバンコクを発、本日月曜早朝に帰国し,診療しています。ちょっと疲れました。。。。

 

 

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先週の3日は名古屋で講演でした。

「開業医がおこなう美容皮膚レーザー治療」という題目で、当院でおこなっている各種のレーザー治療について概説しました。

 

シミ・ほくろからシワ、スキンケア、傷跡にいたるまで,現在ではレーザーによって様々な改善を得ることができます。

10数年前から盛んになった美容皮膚科的治療は,我々美容外科、形成外科領域においても大きなウェイトを占めるようになり、もはや外科的治療だけで仕事をすることが困難になってきました。患者さんの希望される施術内容も、手術よりも圧倒的に非手術手技が多くなり、当院における手術件数も減少の一途をたどっています。

 

私自身は開業当初より非外科的手技を積極的に取り入れてきました。機器治療や注入治療、糸によるリフト等です。始めた頃は懐疑的意見も多く、学会でもなかなか認めて頂けない時期もありました。形成外科医は手術が一番と言い、皮膚科医は美容に対する関心が薄かったのです。

しかし時代の変遷とともに、世界的に非外科的な美容医療が主流となり、気がつけばグローバルに活動もするようになってきました。

早くからこのような考えで治療を始めたことで、幸いにもあちこちに呼んで頂く事が多くなり、苦手な英語での講演も年に数回おこなっています。情報を受け取るだけではなく発信していく、そんな美容医療の仕事が今は楽しくて仕方ありません。

大したキャリアのない市中の美容・形成外科医が、各地で医師向けに講演させて頂くことはとても有り難いことです。

 

もちろん私はレーザーだけおこなっている専門家ではありません。レーザーはあくまで美容医療をおこなう上での一つの手技に過ぎず、様々な機器・薬剤・注入材料を用いて、いかに若々しい顔貌を作るか、いかに患者さんの悩みを解消するかが基本です。その過程において様々な手技を用いる美容医療の専門家です。機器だけで治療が完成されることはなく、あらゆる手段、特には外科的手技も用いて患者満足度を高めていくことが美容外科医の仕事です。

そんな私を可愛がって下さっている大学教授や開業の諸先輩方と楽しいお酒を飲むのも地方出張の楽しみです。いつも沢山のことを教えて頂き感謝です。

今回は愛知医大形成外科教授の横尾和久先生、はせがわクリニックの長谷川隆先生、つかはらクリニックの塚原孝浩先生、西堀形成外科の西堀公治先生をはじめとした諸先生方、業者の方々と講演後に楽しい懇親会がありました。

櫃まぶしで有名な蓬萊軒での日本料理コース。こちらは鰻で有名なものの本来は日本料理屋ということで、とても美味しい料理の数々でした。

でも写真はやっぱり櫃まぶし。。。。

 

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先週日曜はレーザー会社のミーティング。新しいピコ秒レーザーに関しての現段階におけるアジアの現況報告、各国がどのように使用しているかなどを話し合う会合、Asian paramter meetingでした。

 

以前から何度か書いていますが、ピコ秒レーザーは現在世界の皮膚レーザー治療において最も注目されている機器であり、入れ墨に関してはその効果の高さは実証されています。そして最近ではシミ治療に関しても、その優位性が論文などで報告され始めてきました。

ただ、やはりシミにおいてはアジア人のデータが必須です。各国でどのような出力で使用しているのか、具体的な使用方法を発表し、全員で忌憚なく討論することによって、最適な答えを導き出そうという試みです。昨年に続き2回目。昨年と比べて、臨床データも蓄積され、かなり具体的な話しが進みました。

 

海外では韓国、台湾、オーストラリアからドクターが参加。日本からは、私の他に東海大学形成外科の河野太郎先生、クロスクリニック銀座の石川浩一先生というお馴染みのメンバー。レーザーと言えばこのお二人という日本を代表するドクターに挟まれるなか、私自身の経験や組織学的検討などを提示しました。

少人数だったので、ブロークンイングリッシュでもオッケー。かなり突っ込んだ話ができて良かったです。先日のアメリカでのレーザー医学会ではネイティブな人達に囲まれ、考えていることの半分も言えませんでしたので。

 

ミーティング終了後は懇親会。

 

ピコ秒レーザーは非常に高額な機器ですが、最近久々に出た新技術の一つです。レーザーを専門とする医師の多くが既に日本でも導入しています。肌のアンチエイジングには欠かせない機器になるでしょう。ただ、導入したからといって新しい治療適応が増えるわけではありません。当院で導入した脂肪融解レーザースカルプシュアのように,新しい技術で新患を増やすことができるようなビジネス的に秀でた機器ではありません。本当にレーザーが好き、工学的な事に興味がある、患者さんのためを思って、そして投資するだけの体力がある、これらが揃わないと導入をためらう機器です。

より良い治療が最新の技術で叶えられる、そして学問的にも面白いのですから、当院ではさらにもう1台、ピコ秒レーザーを今テスト中です。レーザー貧乏にならないよう、導入は慎重に考えます。

 

何はともあれ、楽しい会合でした。

 

 

そして今日はシンガポールから、今流行りの美白サプリメント「クリスタルトマト」の会社の社長が来訪。当院でも最近売れ行き良好。飲むと確かに白くなるし、ナチュラルSPFという表現をされているように日焼けのダメージが少なくもなるのです。作用機序など色々ディスカッションしましたが、まだ不明の部分も多く、引き続きデータを提供頂くこととなりました。

 

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前回の続き。

日本美容外科学会2日目です。

まずは朝からシンポジウムを拝聴。老化の真実というテーマで、顔面の加齢による変化を解剖や画像などから検討する内容でした。

国際医療福祉大学三田病院放射線科の奥田逸子先生の表情筋に関する画像で捉えた知見はいつ見ても新しい発見があり、今回もとても勉強になりましたし、新しいアイデアも見つかりました。最近直接お話しさせて頂く機会も何度かあり、今後も色々と御教授頂けそうです。他にも東京医科歯科大の解剖学、秋田恵一先生のMalaris muscleという下眼瞼周囲の筋肉に関する知見、表情筋と側頭筋群の関連性、これは今流行りのヒアルロン酸でのリフトアップにおいてキーポイントにつながる内容でした。今まで少しモヤモヤしていたものがすかっと晴れたような、自分自身の中で「見えてきたもの」がありました。なぜヒアルロン酸をポイントに極少量注入したら引き上がるのか、明確なビジョンを持つことができるようになりました。ボリュームとして顔を作る手法と異なり、正しい位置に注入しないとリフトアップ効果は短期しか得られません。線維状構造や靱帯、特定部位の連続性など,今回のシンポジウムを聞いてかなりクリアになりました。また自分流の注入方法に磨きをかけていきたいと思います。

もちろん,機器によるリフトアップ効果に重要なポイントも、経験的に分かっていたものの理論的裏付けが取れましたので、これも大きな収穫です。

 

やはり解剖は重要だと再認識。頂いた知見をもとに自身の知識を組み合わせると様々なアイデアが生まれます。そういった意味でも学会というのは有り難いです。

 

そしてお昼はピコ秒レーザーのセミナーでの座長。講演された元町形成外科の橋田直久先生と東海大学形成外科の河野太郎先生と一緒に。橋田先生とはおそらく20年来のお付き合い。レーザーを古くから知る形成外科医のお一人です。

 

そして午後からは国際美容外科学会へ数時間だけ参加。しかし会場は閑散としてました。海外のドクターは京都観光の方が忙しかったようです(笑)

知り合いのドクターが参加しているはずなのに、一度も会場で見かけませんでした。。。。

 

 

そして、最後は機器のセッションでの一般演題口演。プラズマを利用した機器プレクサーによる上まぶたのたるみ治療の成績を発表しました。このプレクサー、患者様の評判が良く、ダウンタイム(1週間のかさぶた)を要するものの、かなりの方が治療をお受けになっています。

 

翌日も学会参加の計画で京都の宿を取ったのですが、ちょっと予約状況が大変なことになっているので、宿泊だけして朝一番の新幹線で帰京。診療となりました。

折角なので,京都の美味しいものを堪能。

 

松茸や柚子鍋、豆腐。

 

何だか中身のないブログになってしまいました。。。。

 

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先週末のレーザー医学会 in 旭川に続いて、日本美容外科学会が京都で開催されましたので参加してきました。毎年のことですが、沢山の講演をさせて頂きました。

前日は評議員会。美容外科業界のトップの先生方や大学の教授などが並ぶ中での出席なので、ただ聞き役のみ。。。。

その後は学会長主催の招宴です。歌手のJoiaさんと(って、実は美容外科医でかつプロの歌手という才色兼備なドクターです)。

 

翌日、学会初日。会場はみやこめっせ。平安神宮のすぐそば。

 

 

今回は国際美容外科学会と同時開催。海外のドクターも沢山参加されていました。

 

国際美容外科学会参加証

 

まず朝一番でパネルディスカッションの講演。機器治療について理論を理解して満足いく結果を出し、かつ理論からリスクを導き、それを避ける工夫についてお話しさせて頂きました。今回の学会のテーマがより良い結果を出すための知恵と工夫だったので、それに合わせた演題です。

小幡医院の小幡有史先生、クロスクリニックの石川浩一先生、昭和大学形成外科の清水祐紀先生とご一緒に講演させて頂きました。

肝心の討論の時間は、こういうセッションでは珍しく本題から離れたところで時間がかかり、何となく不完全燃焼。まとまりなく終わりました。他の演者ともう少し核心に触れた討論をしたかったですが、これもまた学会。自分自身の力不足でした。

ちなみに私の話した内容は他院などで生じたトラブルの理由と医学的な理論から導き出される回避方法、そして特に超音波HIFU治療機器のウルセラにおける音響インピーダンスを考慮したトラブルの発生回避です。ちょっと専門的になりますが、ウルセラの治療時に塗布するジェルの厚みなどによってダメージの発生する深さは異なり、皮膚へのトラブルも様々となります。理論から導き出されるリスクマネージメントは非常に有意義なのです。今回はちょっと討論できなかったので、次回機会があればきちんと話をしようと思います。

 

 

その後はお昼のランチョンセミナー。またもや石川先生と共演。脂肪融解レーザーについてコンセプトや臨床結果などを講演させて頂きました。

 

ほかにも午前中には悪性腫瘍などの鑑別のためのダーモスコピー(特殊な拡大鏡)による診断のお話しを聞いたり、国際美容外科学会に参加したりと、バタバタと過ごしました。

 

そして夜は美容外科医の集まり。菊乃井での開催です。

 

 

楽しい会話と美味しい食事。

 

2日目の報告はまた次回。

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先週金曜から今週火曜まで、日本レーザー医学会、日本美容外科学会に参加のため休診させて頂きました。患者様にはご迷惑をおかけしました。

レーザー等を用いた美容医療を主たる仕事としている関係上、これらの学会で最新の情報や他分野の新しい知識を得るため、毎年参加をしています。そのうえ、この2つの学会で評議員をさせて頂いておりますので、会議などもあり、毎年この時期は休診日が生じ、申し訳ありません。

 

さて、日本レーザー医学会が先週末に北海道の旭川で開催されました。

 

皮膚科形成外科関連の発表が幾つかあったので、それを拝聴。そして翌日はレーザー関連の機器承認に関するシンポジウム。各科の現状と、承認機関の状況など、医師側だけでなく機構側からも参加発表があるという産学合同シンポジウムですので、非常に勉強になりました。

我々美容医療の世界は、厚生労働省から認可された機器を使うよりも未承認の機器を使うことの方が圧倒的に多いのです。この承認というのが非常に大変で、お金もかかります。癌などの患者数が絶対的に多い領域と異なり、美容領域では機器の販売など数十台規模ですから、諸費用・臨床データを作る手間などを考えるとほぼ不可能なのです。

 

そのような状況下で政府の方ではインターネットのホームページをはじめ様々な規制が検討されています。未承認の機器は医療機関から情報を提供することが原則不可能という話もあります(機器の名前や効果効能も)。どこまで規制されるのか、美容外科学会でも討論がありましたが、承認システムがどう変更されるか、どこまで美容医療機器が承認されるようになるのかというのは非常に重要です。

 

諸外国では医療機器として販売されているものが日本のエステで使用されている例があります。未承認機器では医療機器かどうか国内では誰も断言できないからです。

結果、医療機関では使っていると表立って言えなくて,エステは広告までできる、これは「??」です。

今回のシンポジウムで機構側から呈示されたこととして、レーザーの承認は、昔々の基準でレーザー「メス」という位置づけでしたが、これを緩和し(既に決定済み)、さらに機構側との相談をもっと容易なものにするようです。

 

今回のシンポジウムで踏み込んだ話しが出たことは喜ぶべき事です。もちろん美容医療だけの話しではないですし、まだまだ低レベルでの進展ですが、世界的に見て圧倒的に遅れている日本の承認システムにも少し光が見えてきたかもしれません。もちろん、そのようなことが整ってから規制をするべきなんですが。。。。今厳しい規制をしたら我々の業界は全て焼け野原です。

 

さて、地方都市開催の学会での楽しみは食事。

お昼は旭川ラーメンの名店、蜂屋へ。

 

そして夜は以前北海道で勤務していた時の部下、田村明美先生と楽しい食事会。

 

すき焼きの三光舎。味噌ベースのすき焼きです。

 

田村先生は研修医終了後すぐに私の下で働いたので、実に様々なことを基本から教えた思い出があります。今では立派な旭川の名医。ちょうどクリニック移転でバタバタだったようですが、駆けつけてくれました(田村先生のブログはこちら)。旭川で美容医療をお受けになりたい方は是非こちらへ。私自身が最も長く指導したドクターですので。

 

 

 

色々と昔話に花を咲かせた夜でした。

 

 

 

 

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