F1中国GP。
今日はF1中国GPがあった。
2005年シーズンの最終戦。
最後のレースに期待したのは、
ミハエルの優勝と、
琢磨の上位フィニッシュ。
結果、
両方ともお話にならなかった。
琢磨はともかく、
ミハエルをもってしても、
集中力を切らした時には、
最低限の結果さえもついてこなかった。
レースをみながら、
気づいたら、
ずーっと自分の仕事に置き換えていた。
今年は不調だったとはいえ、
ミハエルが築いた黄金チームフェラーリはすばらしい。
サイボウグと言われるくらいに徹底したドライビングモードと、
それに対して高いモチベーションで共に戦ってきたスタッフ。
ミハエルは皇帝と呼ばれるが、
フェラーリもスペシャリスト集団と呼ばれる。
ピット作業から戦略からケータリングから、
何から何まで超一流。
F1ドライバーはシビアに生きている。
チームが自分のモチベーションの高さについてこれないなら、
それを望む他のチームへと移籍する。
何しろ全ドライバー共通して、
目標は世界一。
F1のここ数年の歴史と、
オレのこれからの生き方をオーバーラップさせながらの、
不思議なF1観戦になった。