料理研究家・宮成なみのブログ 冷蔵庫の中の幸せ

  〜料理研究家の冷蔵庫の中身、透析のこと、料理のコツなど書いていきます。趣味は発酵食品作りとベランダ菜園。


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 透析って言うと、「キツい、苦しい、かわいそう」の3Kが揃っちゃってる大変な病気、と思われがちだけれど、闇が濃くなるほどに光は輝く。

嫌なことももちろんあるけど、良いこともあるのは事実。

私が透析しててよかったなって思う3つのことをまとめてみました。


その1 大学病院の先生や栄養士さんにいつでも質問できる

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普段話すことのできない大学病院の先生を捕まえて思う存分、質問できる。

もちろん、先生に忙しくないか、時間は大丈夫か確認してできるだけ手短に聞くけれど、治そう!社会復帰しよう!自立したい!と前向きな姿勢が見えると先生は結構ノリノリで質問に答えてくれる。

大学病院の先生捕まえて質問攻めなんて、透析してなかったら、絶対にありえないシュチュエーション。

意外と、常識と思われていることでも現場では、全く違うことはよくある。
教科書に載っていることが、実は現実と噛み合ってないなんてことはよくある。
透析にならなかったら知ることがなかった現実だ。



聞き方はこんな感じ。

本を読んで、チャレンジしてみて、自分で調べて、それでもなんか、しっくりこない…本と現実が違う気がする…と感じた時は、その資料を持って先生に聞く。

インターネットで検索した情報は、必ず真逆の理論もでてくるから、何が本当かわからなくなってくる。

そんな時に、治験も、診察もしてる大学病院の先生たちのリアルなアドバイスはものすごく参考になる。

看護婦さんたちも、少ない人数で忙しいはずなのに、検査結果を良くしようと努力しているところが見えると親身になって考えてくれる。すごく協力的になってくれる。

「こういうデーター探してるんだけど、なかなか見つからなくて」って世間話をしていると、後日、「言ってたデーターあったよ」って持ってきてくれたり、

年末年始など、イベントが続き、食生活が乱れがちな時は、前もって、食事改善がうまくいくようにまとめた資料を手作りして渡してくれる。

「今年の風邪は、喉にきて、熱が出ない分長引くから気をつけて」などの最新風邪トレンド情報をくれたりする。

確実に親兄弟に会うより、多くの時間を共に過ごす看護婦さんと先生たち。

本当に心強い味方だ。




その2 先輩たちのアドバイスが聞ける

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更衣室でのおしゃべりタイムは本当に有難い。

本来、私は結構、人見知りをする方なので、慣れるまでが大変だ。けれど、好意的な方が多いので、すんなり話せるようになった。

これは、結構、通っているクリニックによって差が大きいかもしれない。

私の通うクリニックは、透析歴20年、30年の猛者がたくさんいて、透析9年目の私なんて、全くもってヒヨッコだ。

長年、透析をやってきているからこそ知ってる裏ワザを惜しげもなく教えてくれる。
食事改善の秘訣もバンバン教えてくれる。

透析をしていて、なんでこうなるのかなぁ?と思う身体の仕組みや対処法は、ネットで検索しても、本を読んでもなかなか出てこない。

そんな時に、多くの患者さんたちと情報交換しあって、実践してる透析患者さんたちのアドバイスは、実生活に直結してるので、すごくわかりやすいし、取り入れやすい。

自分の身体でまさに人体実験して、でた答えを、多くの人たちと答え合わせしてるわけだから説得力がハンパない。

今日も、透析中に血圧が下がりそうになった時に常備しておくと便利なもの、を教えてもらった。思わずなるほどっ!!と唸ってしまった。理に適っていて、すぐに使える。透析がラクになる。これはまとめて紹介したいと思っている。

更衣室は、透析・腎臓病の食事改善のコツを学ぶ最高の学校だ。




その3 死ぬまで生きられる

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患者さんたちから、実生活に直結したコツを教えてもらい、自分の体調、検査結果に合わせて自分の身体で試してみる。

わからないところは調べて、先生に聞く。そしてまた自分で試すの繰り返し。
とても良い循環ができあがる。

ひとつ言えることは、この食事をしてたら大丈夫!って食はないということ。

一人ひとり顔も体型も体質も違う。データー結果も違う。進行のスピードも違う。
年齢によって、ライフスタイルも体力も、食べる量も違う。

だから、聞いたことを参考にして、自分の身体に合った方法を見つけていくのが大事だ。

ちょっとクセのある自動車の運転の仕方を覚える感じ。

しかし、いろんな人がいて、自分流のいろんな方法を持っていて、それが聞けて、取り入れてみることができるのは本当に幸せなことだも思う。


私たちは死ぬまで透析しなきゃいけないんじゃない。

透析がなかったら死んでた。
腎不全じゃなくて、心不全だったら、その場で死んでた。

私たちは、透析があるから死ぬまで生きられる。

命にタイムリミットがあるなんて、ボンヤリとしたイメージでしかなかった。

でも、透析になって命のタイムリミットが急にハッキリとした輪郭を持つようになった。


だから、生かされたこの人生を思いっきり、楽しみたいと思うんだ。



料理研究家  宮成なみ








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