菊池秀行「血闘士」
テーマ:本(バイオレンス)久しぶりのバイオレンスもの。
このなんともいえない雰囲気は
好きであります。
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優秀なガードマンは
酔いどれなんだよ。
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【感想】
一応中篇、って言う感じかな。
全部で6つの作品が収められています。
面白いのは「黒衣婦人」や「高貴なる野獣」かな。
ただ、黒衣婦人は
真相のところで若干の
フェティッシュかつエログロが混在しますので
ちょっと苦手な人には読むのがつらく感じてしまうかも。
そしてラストは「寂しさ」すら漂わせてくれます。
そう、依頼人は本能に逆らうことができずに
果てていったのですから…
ある意味、人間の本能って
時に一線を越えてしまう(滅多にいないけど)と
取り返しのつかないことになりますね。
特にあの「欲」に関してはね。
それで狂ってしまい、行方が知れなくなった人が
いましたからね…
そして最後の「高貴なる野獣」は
八見賀の元妻、小夜子が出てきます。
そう、以来は彼女の夫のボディガード、
さらに追加でもう一つあります。
これは、ガードマンとはちょっと趣は
異なる要素もありますが…
ある意味素敵な工作でしたね。
そしてそれが決まったときの爽快感…
でも八見賀はさすが酔いどれながらも
男でしたね。
あくまでも仕事の男でしたから。
ぁ、バイオレンスでハードボイルドですが
その手のムフフな絡みは実は作品中
1回しかありません。
なりかけてはいるものもありますが、
それは八見賀自身が拒否しています。
この手のなんともいえない
エログロ混在の雰囲気は
嫌いじゃないのよねぇ。
(一応私はこれでも女ですが)
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