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2011年12月13日(火)

上橋菜穂子「精霊の守り人」

テーマ:本(ファンタジー)

ようやく借り物の本を完全消化!!

貸してくださったSさん、ありがとうございましたっ!!

次は有名作家の時代小説、ぜひよろしくお願いします。



優しさ伝わるファンタジー。

それが「守り人シリーズ」です。





上橋菜穂子「精霊の守り人」)
精霊の守り人
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上橋 菜穂子
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凄腕の女用心棒と、

過酷な運命を背負った皇子の試練。





【ストーリー】

それは、女用心棒バルサが

あるきっかけで命の危機から第二皇子であるチャグムを

救ったことから始まったことだった。


その後、チャグムの母親から

彼を守るように依頼されたバルサ。

しかしそれは後々判明するチャグムの事実から

困難を極めるものとなるのであった…


はたして二人の運命はいかようになるのであろうか…





【感想】

本当に心暖まるファンタジーですね!!

そして争いごとも極力最小限に抑えられていて

人間描写メインの素敵な本です。



一時期、ファンタジーブームと言うものがありました。

そのときには国内・海外といろいろなファンタジーが出ましたが

海外のそれには結構きつい表現があるものがあって

私でも眉をひそめてしまうものがありました。

それに、あんまり行ってしまうのもなんですが…

長いんですよねぇ。



この本はその分、

割とコンパクトな部類に入ります。

一応、この本もシリーズものなんですけどね。

だけれども、この読みやすさですので

期待してもよさそうです。



この本での醍醐味は…

精霊の卵を宿し、追われる運命となった

チャグムと凄腕の用心棒、バルサの

成長の記録といっても過言ではないでしょう。



ちなみにこの用心棒、バルサは…

女性であります。

しかも三十路ですよ、み・そ・じ。

こう言うものの主人公は若者が多い中

異例の扱いですよね。



それ忘れちゃあいけない

過酷な運命を背負った少年、チャグムです。

彼は2度も、実の父親に命を狙われているのです。

だけれども運がよかったのか、命拾いしています。



本当に二人の運命は過酷です。

うまく逃げおおせられると思いきや

追っ手に捕まりあわや…になりますし。

でもそんなときのバルサがまさしく「勇猛」なんですよね。

こんなこと女性がやれ、といわれたって簡単にできませんよ。



しかもあえて怪我を負ってまでも

彼女はチャグムを守るんですよね。

その後のチャグムもすごいですよ。

まだあどけなさの残る少年なのに…しっかりしてますね。



それとこの物語には

もう一人忘れてはいけない、大事な人物がいます。

名前だけ聞くと「何だ…男か」と思うのですが…残念。

女性、それもおばあちゃんです。

その名はトロガイ、と言います。



彼女は本当にものすごいです。

追っ手を見事に翻弄してしまいますし、

その向上心もものすごいですし…

70越えているんです、このハイパーおばあちゃん。

それでいて飲兵衛さん。

ちょっとかわいらしいですね。



彼女の追っ手を翻弄する一幕は

彼女の豪快さを示すいい例です。

ぜひ、その世界を本の中で覗いて見てくださいね。

この本の中で一番会いたいのは実はこの人だったりします(笑)



旅が後半に行くにつれて、

「精霊の守り人」となったチャグムにも

変化が訪れます…

それがある意味、鍵になったりするんですよね。

100年に一度の出来事の。

そしてその卵を奪おうとするラルンガについても。



ここまで読みやすい本って

中々出会えないものです。

前にも勾玉シリーズを読んだけれども

読み易さではこちらに軍配が上がります。

それとどの年代の人でも楽しめるようになっていますし、

子どもだったらバルサのたくましさの中にある優しさ、

大人だったら星読の世界の闇の世界、

そして大人の世界の醜さ…



楽しみ方がいっぱいある本でした。

この本のほかにも結構冊数があるようなので

ご縁があったらぜひ読みたいです。





キノの旅のシリーズに触れていなかったら

いつの間にか結構本が出ていたと言う事実。

特に外伝的な学園キノなんか冊数増えているぞ!!

これも機会があったら読みます。

ヴァイオレンスなキノが好きなのです。




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2011年09月18日(日)

ニール・ハンコック「光の女王ロリーニ」

テーマ:本(ファンタジー)

あつーい

といっていられるのもわずかになりました。

明日は10度近く気温が下がってしまうようです。

私のデフォルト装備、半そで短パンも終わりになる(?)かも。



今回紹介するのは

続き物シリーズその2!

ファンタジーのシリーズものって

相変わらず苦手なのです。





ニール・ハンコック「光の女王ロリーニ」

光の女王ロリーニ
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表紙に何気にカワウソ君がいます。

ちなみに蛇足ですがこの著者は海外だと

別のシリーズ物を数冊出しているんですよ





【ストーリー】

何とか闇の勢力にすべての鍵となる「箱」を

死守している光の者達。

しかしながら闇の勢力はなおも

光を脅かしていた。


そんな中最悪の出来事がついに起きてしまう。

それは闇をつかさどる姉のドリーニが

ロリーニの娘の精神を奪取してしまったからだ…





【感想】

ファンタジー特有の欠点、

展開があまり進まないという悪さが

フルに出てしまっているのがこの2巻目です。



いや、進んでいることは進んではいるのですが

どうも戦いに血沸き、肉踊る描写が少ないせいか

ちょっと退屈してしまうんですよね。

魔法も小人が多少使うことは使うんですけどね

描写がこれまたたいした描写にしていないと言う…



だけれども一応、大きな節目は迎えていることは

迎えているのです。

闇の勢力が一気に動き始めたり…

ひょんなことから死守していた「箱」を紛失してしまったり



これはあせることはあせるのですが

トンデモ3人組がなんとか頭を使って

取り戻してくれます。



しかし、言えることは相変わらず

カワウソは規律を乱す行為をしてしまいますし、

クマはクマで腹がよくすくようですし(笑)、

小人のブロコにいたってはしょっちゅう怒っています。

本当に凸凹と言う言葉がぴったりですぜ。



むしろ問題なのが

前者に出てくる闇の勢力だったり。

これは一番の痛手で

ロリーニの娘サイベルの精神が

姉のドリーニに掌握されてしまったのです。

幸いなことに完全に掌握されなかったのは

ましなことではありますが…



これで悲しむ人が1名いるのは…

わかってきますね。

そう、恋人のフェアリンゲイです。

実はこの巻では彼には報告はないのです。

知ったら心臓が止まるのではないでしょうか



何とか今のところは箱も無事取り返し

「光の輪」の面々は体制を保ってはいます。

でもこの本でも明記されているとおり、

不安材料がある種族もいますし…

(あの種族は何かと危なそうですよ)



ちょっとまだ目が離せそうもないです。





明日は別の場所でいけるのならば音ゲー練習。

もうラウワンは行かないです。

数ヶ月前はそんなにマナー悪くなかったのに。



【今聴いている曲】

Purtenance - Deep Blue Darkness


ミドルテンポのデスメタル。いわゆる

オールドスクール・デスメタルです。

初めての人はこっちのほうがとっつきやすいかも?




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2011年09月12日(月)

ニール・ハンコック「二人の魔法使い」

テーマ:本(ファンタジー)

曇っているのに気温が30度予報。

暑いのだけはどうしても我慢ならないです。



今の時期はぶりが非常においしいです。

ぶりかまがいいね。



さて、今回紹介する本は

ハヤカワ文庫FTの初期の本です。

だからか知名度はあまり高くはありません。

(魔法の国ザンスとかは知名度高いのにね)





ニール・ハンコック「二人の魔法使い」

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手の込んだ表紙付きです。

ファンタジーとしてはうれしい

読みやすさもあります。





【ストーリー】

世界の均衡は闇の勢力が

世界を征服しよう、と言うもくろみのせいで

崩壊しようとしていた。


そんな中、知らずにしてこの闇の勢力と

光との戦いに巻き込まれてしまったものがいた

彼らは小人と動物二匹。

そのうち小人には重要な「もの」を託したのであった。


しかしそれを託されたということは

闇の勢力に付けねらわれる、ということを

意味していた。


そして小人は

最悪の事態に巻き込まれることになる…





【感想】

この本は知られていないシリーズだろうなぁ。

おそらくだいぶ前に紹介した「アイルの書

シリーズばりに存在感はない本だと思います。

(某所読書数も軒並み一桁)



だけれどもすごくとっつきやすい本なので

この本が知られていないのは本当もったいないなぁ

とつくづく感じてしまいます。

主人公核の1人+2匹は小人を除いては

ある程度の段階を踏まないと呪文が使えないです。

(しかもその呪文の効能もいたって単純)



この物語は光と闇の戦いです。

事件の発端は闇のほうが

世界を支配しようとし始めたから。

そのせいで戦いが起こっていたのです。



実はこの小人(名前はブロコといいます。)は

ある重大な秘密を持つものゆえに

あるものを魔法使いに託されます。

しかしそれゆえに…



でもこの小人は運がいい奴ですよ。

闇の軍制に一時期とらわれるのですが

なんと!脱出してしまうのですから。



でもこれより面白いのは

クマとカワウソのほうです。

カワウソのほうが面白いかな。

どこか彼はそそっかしいから、

勝手な行動をして危険な目に遭っています。



クマのほうはといいますと…

まあクマらしいですよ。

人間の姿もクマらしいですし。

それでもって食生活も…食べすぎだよっ!

だけれども腕っぷしの強さもクマらしく。

(実は狼をその腕で倒したのは彼です)



ここに出てくる魔法使いたちは

まだそんなに魔法を使ったりはしません。

それとこう言う世界でも恋なんかがあったり。

一番若い賢者は実は光の勢力の娘と

恋愛中だったりするんですよ。

うーん、若いっていいことだね!!



少々長い本ではありますが

そんなに読みづらくはなく

いったんのめりこめれば楽な本ではあります。





ドラマニで高速8ビートが苦手だから

Sが出るまでSuzy黄やってろにするかな。

(後半から8分メインです。よってわたしはA止まり)




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