こつこつ、しています(超雑読ブログ)

超少数派なスナッグをまといし
シネイド・オコナーの髪型にあこがれる
オトコオンナでございます。


テーマ:

昨日はいけずじまいでしたね。

今日は行ってきます。

買い出し1つ頼まれているのよ。

だから行ってきますとも!!

 

 

 

 

藤原審爾「怒りて猿よ山を揺すれ」
怒りて猿よ山を揺すれ

藤原 審爾 光文社 1977-10
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by ヨメレバ

 

 

【感想】

画像差し替え久しぶりだなー

ほとんど画像ありのものばかりだったので。

 

 

著者の作品はかつて

素晴らしいイケメン拳士が出てくる

作品を読んだことがあったので

久しぶりなのであります。

(その作品も割とマイナー)

 

 

この作品は…恐らくなのでありますが

明らかに猿と人間の対比を

しているんじゃないかしら。

 

 

猿はただただ、その山で糧を得るために

社会性を持つ動物として

ボス猿の地位を争ったり

餌場を守ったりしているだけ。

 

 

その一方で人間はというと…

自らの利権のために

山を開発しようとしたり、

はたまた動物施設を作ったりしようと

まあコロコロ意見が変わるわけですよ。

 

 

その滑稽さの象徴は倉蔵でしょう。

彼の頭は金しかありません。

彼は過去に想っていた女性から

手痛く振られる過去を持っていて

どうやらそれを根に持っているようです。

 

 

まあ、自分本位が原因なのですが

まったくもってそれに気づかないんですよ。

いますよね、そういう人。

 

 

他にもこっけいさの象徴が

猿が天然記念物に登録された弊害で

農作物に被害を受けた者たち。

 

 

実は作物を荒らすのは猿ではあるものの、

もう1つ、それを助長する存在として

野犬の存在もあるのです。

 

 

2件とも野犬が絡んでおり

子豚の被害に関しては犬のせいですが

欲とやり場のない思いをどうにかしようと

思う農民たちは「猿のせい」にするのです。

 

 

本当は「正しい生き物の距離を知る」ことを

しない人間の仕業なんですけれどもね。

まったく私を含め人間という生き物は

目先のことしか見やしない。

 

 

猿が己が生きるための戦いをする一方で

人間は、権威に取りつかれて

いかに自分さえよければ…ということばかり。

 

 

そして、一番まともそうに見える人も

猿の餌遣りから始まった

天然記念物の登録によって

メディアが集まったことにより、

天狗になっていくのです。

 

 

これを笑うこと、だれもできないでしょ?

だって誰しもが、やりがちなことばかりだから。

さすがに倉蔵クラスになると

えげつない代物だけどね。

 

 

基本的に救いのない作品ですが

二人だけ、救いのある人がいるのです。

ただ、そのうちの一人は純な心を持ったがゆえに

けがれ切ったこの世にはなじめずにいたのです。

 

 

彼は世界の汚れに残った

たった一つの良心のような例えなのかな。

それがある限り、まだ人は人でいられそうね。

 

 

ちょっと人物描写が醜い部分が多いので

きつく感じるかも。

 

 

 

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