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2012年05月16日(水)

高橋克彦「だましゑ歌麿」

テーマ:本(時代小説)

こんにちは。

なんだか今日はムシムシして嫌な天気です。

出かける用事があって自転車こいでいったら

へぱりそうになりました(笑)



さて、今回紹介する本ですが…

強奪品(笑)←借り物の本といいます。

シリーズの1巻目のようです。

と、言うか骨太の時代小説を読む自体

このブログでは希なことでしょう。





高橋克彦「だましゑ歌麿」 だましゑ歌麿

高橋 克彦 文藝春秋 2002-06
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所々に浮世絵が出てくるのが

非常に面白い作品でもあります。





【ストーリー】

それは有名な浮世絵作家、

喜多川歌麿の妻が殺害された事件から

始まった事柄であった。


彼の妻を殺した仕立て人は見つからず

結局うやむやとなってしまう。

が、それに疑問をもった一人の男が立ち向かうこととなる。

彼は仙波と言う男。


しかし、これらの事件は

のちにさまざまな事件をもたらし

ときに仙波にも危険が迫ることとなる。


果たしてその黒幕の正体とは

何者なのであろう…?





【感想】

これは本当に長くて、密度の濃い作品です。

ただし、長いことの欠点として

どうしても展開があまり進まない等の

冗長さ、と言う悪さはどうしても目に付いてしまいますが

投げ出す、にはいたりませんでした。



しかしながら

周辺人物のかっこいいこと。

そして歌麿と言う人物の面白いこと。

彼は妻こそ殺されたものの

とにかくその後の躍進がものすごいのです。

そして贅沢はご禁制と言う上のものを

嘲笑するかのごとくの絵も描きますし。



あれだけの大事があれば普通は

打ちひしがれてしまってもはや再起なんぞは

望めない傾向が強いのではありますが…

だけれどもやはり歌麿は違いますね!!

本当輝いていましたよ。



一方、男気あふれる

仙波も紹介しないとね。

彼はこの時代のお役人には実に似つかわしくない

まじめそのものな男です。

無論女の影なんかほぼない!

といっても過言ではないのです。



それは女性が出てくるときの

女性方の口ぶりから大体分かるでしょう。

女遊びが粋と呼ばれている時代なのに

それをしない人も珍しいものです。



そしてもう一人忘れていけないのが

仙波の片腕的存在の菊弥です。

彼は仙波が謹慎中に彼の足として

本当によい活躍をしてくれました。

まあ、まじめな彼ですのでたとえ謹慎を喰らっても

あきらめるわけがないのです。



この作品にはミステリーとしての側面もあります。

結構これは巧みに隠されていたりしますが

よく読んでみますとあの風刺の効いたビラを

撒ける人なんか限られてきてしまうんですよね…

ね?よく読んできた読者の皆様なら…



そして一連の事件の黒幕は…

これはヒントが提示されていますので

いわずもがなです。

ただし、衝撃ではありましたが。



長いのには目をつぶります。

それなりに人物描写で

読めるつくりになっていましたしね。



それでは、次の本へ行きますか。

Next is... 時代小説

時代小説2連続。

(めでたくないってば)





トクホの例のコーラ

高いから未だに試飲すらしていません!

オランジーナはカロリーが高いから没!




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2012年05月15日(火)

雨の中を自転車で。

テーマ:日常・雑記・コラム

今日は雨の中病院へ行きました。

さほど雨には濡れなかったのは良いものの、

雨降りの自転車は嫌いです。

あ、私は傘をさしながら自転車の運転なんか

絶対にしませんので

レインコートフル装備です。



今日はあるものを購入。

冠婚葬祭があった場合には

絶対に必要なものなので

購入しました。

で、ないと非常に印象が悪く映るので。

いくら私は荒くれそのものの風体でも

そういう席では節度はわきまえます。



今日の読書状況は

25%ほど読書完了。

ページ数は多いですが明日中には

記事上げが可能かな。



それにしても今日は雨の中

自転車を久しぶりにこぎました。

あんまりこぎたくはないですね!!



さて、今日は雑音なしで眠れるかな!!

2012年05月15日(火)

ジェーン・ギャスケル「アトランの女王3」

テーマ:本(ファンタジー)

今日も病院は無事に終わりました。

が、ついに恐怖の写真撮影になってしまいました。

あはー…恐れていたことがついに。

と、言うことで来週は…(´・ω・`) ショボーン



さて、今回紹介する本ですが、

これまた残念な結果となってしまいました。

せっかく前の2冊がよかっただけにねぇ





ジェーン・ギャスケル「アトランの女王3」
アトランの女王3

J・ギャスケル 東京創元社
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今思えば、表紙は手抜きなんですよね。

色が変わっただけ(笑)

そのせいでしょうかね、最後の巻がこうもダメなのは。





【ストーリー】

安寧の日々を送り続けられるかと思っていた

キーヤと二人の子供。

しかしながら彼らに待ち受けていたのは

またしても「茨の道」であった。


キーヤに待ち受けていたのは

彼女には身に覚えのない魔術と不義の罪。

彼女の皇后の座は剥奪され、

またもや流浪の旅へと身をやつす。


彼女はついぞ娼婦に身を落とす。

が、再び持ち前の行動力で

それを回避するが…





【感想】

この作品はちょっと失敗作品でしたね…

まあそれにしたってもあの最悪海外作品には

遠く及ばないですがね…

(かわいそうに、あの評価0作品まだ私のネタに…)



なぜこの作品が失敗であるかと言いますと

とにかく、つっこみどころが多い作品だから。

何と言うかね、構成に難があるんですよね。

突然吹っ飛んでいるという感じ。



例を挙げるのならば

ファンタジーの中にSFを融合しようとして

見事に失敗している場面があるのです。

そう、覚えている人は覚えているでしょう。

キーヤを陥れようとしていたマッドサイエンティストを。

あいつが再登場するわけなのです。



しかしながらこれは前巻から

気にはなっていたのですが

とにかくこのシーンのせいで作品がどうも

ギクシャクしてしまうんですよね。

無理してそういうのを入れる必要はなかったのでは

と正直思ってしまったり。

(でもそういっちゃうとアトランの存在意義は…になるから)



それと構成難は否めませんでした。

キーヤの二人の子供の行方が

どうもおかしいことになっているのです。

特に息子のナル。



はじめナルの描写を見たら

彼が割と出てくるのかな、と思っていたのですが…

ぜんぜん出てこないどころか、所在完全不明

一応後継者なんですよ~

少しは出さないのかなぁと思っていたら、

最後の最後まで彼は出てこないの!

かわいそうすぎます!!



それとこれまたつっこみどころ満載なのは

終盤のある「種族」にさらわれるところの描写。

これまたムダにSF要素が入っているから

どうにもなりません。

ため息をついたのは言うまでもなく。



何と言うか…

最後の巻に割くページ数が

足りなかったのかな、と思っています。

展開も急ですしね。

なんかちぐはぐしていてらしくないねぇ、と感じました。



この巻は読まないほうが賢明かなぁ。

あまり満足のいくものではありませんでした。



さて、次の本へと行きますか。

Next is... 時代小説。

あまり時代小説は縁がないので

他人から強奪(笑)した本は貴重です。

(正式に言えば借りてきたのです!!)





きちんと詳しく見てもらえれば

私の顎と雑音は治るのかな。

雑音があると左耳を下にして寝ないと

眠れないんだよね…




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