軟弱葉菜の話

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ほうれん草等の軟らかい傷みやすい葉っぱの野菜を『軟弱』と業界では呼んでいます。


その軟弱葉菜のシーズンになりました。

みやもと農園では、ほうれん草・小松菜・葉葱は露地とハウスの併用で、チンゲンサイ・水菜・春菊はハウスのみの栽培です。


先週、先々週と暖かい日が続いたので、どこも前進出荷で、今週は軒並み98円売りじゃないかな?


先日、新規就農仲間がぼやいていました。『葉大根を中央市場に出荷、初日45円で、仕方ないなと、翌日も出荷したら、5円』


袋代と段ボール代で終わりやね。



よく、野菜の新規就農は導入に軟弱葉菜が良いとアドバイスする傾向があります。

その理由


①出荷迄の初期費用が少ない。

②播種から出荷迄のサイクルが早く、運転資金が少なくて済む。


③ずらして栽培することで、何度も繰り返し栽培、そのことで技術の修得が早い。


④果菜類に比べ、栽培理論が平面的で理解しやすい。


⑤長距離輸送に向かず、地元消費が多いので、小さなロットでも戦い方はある。

等が考えられます。

しかし、落とし穴も存在するから、私は安易には勧めません。


その理由は


①ひとりの収穫~出荷準備の処理能力には、200袋くらいが限界(新規就農の場合)

②一定数量を継続的に栽培することは、意外に難しい。


③相場の変動が大きくて、契約であっても少なからず影響を受ける。


④同一作物を連続して栽培することで、土壌バランスが崩れ連作障害をおこしたり、害虫密度か高くなる。


⑤品質管理には保冷庫が必要。


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小松菜なんかを家庭菜園した経験のある方は、


あれくらいならと思いがちですが、


ところがどっこいだよ。
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